※NPCの年齢は基本的に物語開始時点(=2025年4月初旬)での年齢です。
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「《黄昏》を滅ぼすこと。それが貴方たちの使命よ」
黄昏殲滅機関《A.A.A》の総長であり、八雲財閥の令嬢でもある女性です。病に伏している祖父に代わり、今は財閥の実質的な会長としての役割をこなしています。
その手腕は見事の一言であり、彼女に反対する一派をも黙らせてしまう程で、八雲財閥は今もなお成長を続けています。同時に研究者でもあり、対《黄昏》の技術開発にも深く携わっており、現在の対黄昏特化の武装の基礎は彼女が作ったものです。
財閥の統括者、研究者としては厳しい面を見せることも多い彼女ですが、一方で慣れた相手には気さくな一面を見せることもあります。自分の開発した技術を用いる《担い手》たちには特にその傾向が強く、やや過度なスキンシップを取ろうとすることもあります。
「いつか必ず、僕の技術を皆さんの役に立ててみせますよ」
《A.A.A》に所属する年若い技術者です。大学在学中から《A.A.A》の研究施設に顔を出していたようで、2025年の春に有名大学を卒業した後すぐに機関へと所属することになりました。明晰な頭脳を持ち、日本でも有数の工業系大学を卒業しているため、八雲総長からもその将来を嘱望されています。
八雲総長に並ぶ程の才能を持っていると言われていますが、やや気の弱い所があり、彼の意見は周囲に埋もれてしまうこともしばしばあります。また単なる研究者として以上の憧れを八雲総長に持っているらしく、彼女の言うことであれば多少の無茶でも進んで実行しようとしてしまいます。とはいえ人柄は優しく、上記の点以外は非常に優秀であるため、機関内での評価は決して低くありません。
「足手まといにならないのなら、何だっていいわ」
《A.A.A》に属する担い手の少女です。まだ年若い少女ですが担い手としての実力は本物です。
クールな性格で、人との交流をあまり好まず(というよりも得意とせず)、《A.A.A》にまだ担い手が少ないことも相俟って任務にも単独で出ることが殆どです。そんな無茶が利くのは、彼女が八雲総長の妹であるからのようで、総長にだけは頭が上がらず、過剰なスキンシップにも抵抗し辛いようです。
機関の担い手であることはあくまで裏の顔であり、表向きは光ヶ峰学園に通うごく普通の女生徒です。尤も、そこでも基本的な性格に変わりはないようで、放課後に友人と遊ぶといったことは多くありません。とはいえ、人付き合いが悪いだけで人当たりは悪くなく、学園内の友人たちとは良好な関係を保っています。