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技能 Edit

 東京SWでは、全キャラクターが「前衛」として活躍できるようにメイン技能としてファイター、グラップラー、フェンサー、シューター技能のいずれかを取得必須とします。また、それに際して技能の性能に変化があったり、舞台に合わせて設定が変わったりします。
 以下にその詳細を記載しますので参考にしてください。

メイン技能 Edit

 以下の4種の技能の内、いずれか1つをメイン技能として設定します。メイン技能として選択した技能に応じて、通常のSW2.0にはない効果を得ることが出来ます。複数を取得したとしてもメインとして設定出来るのはひとつであり、メイン技能を変更することは出来ません。

ファイター技能 メイン技能効果:HP+10 Edit

 重く強力な武器や《霊装》を装備し、黄昏の魔物たちに立ち向かうための技能です。他の担い手たちよりも率先して前に立ち、彼らを一撃で瀕死にするほどの攻撃を放ったり、逆に魔物たちの攻撃から仲間を守ることに長けています。
 設定上どの技能にも通じることではありますが、別記の〈自立可動式戦闘支援システム〉による補助を受けて身体能力を強化することで、普通の人間では考えられないくらい容易く重量級の魔剣を操ったり、密度の高い霊装を纏うことが可能です。

グラップラー技能 メイン技能効果:物理の追加ダメージ+1 Edit

 大きな武器を扱うことなく、己の手足と最低限の魔剣や霊装のみで戦う事に長けたスペシャリストです。システム上は手数の多さで敵を圧倒しながらも、投げなどの搦め手に《カウンター》といった特技も習得する攻撃偏重型の前衛といったところです。
 グラップラー技能においても〈自立可動式戦闘支援システム〉の恩恵に与っており、硬い鱗や鎧を攻撃しても手足が痛みにくかったり、巨大な魔物でさえも投げ飛ばすことが可能となります。反面、防御力に優れた霊装を纏うことには向かず、反撃を受ければ容易く危機に陥ってしまうという危険性をも孕んでいます。

フェンサー技能 メイン技能効果:回避力+1 Edit

 ファイター技能と同様剣などの武器を持って戦いますが、こちらは重量級の魔剣を扱うことは極めて困難になります。代わりに威力が低いながらも敵の弱点を正確に突くことに優れており、爆発力はファイターやグラップラー技能にも優ることもあります。
 こちらも〈自立可動式戦闘支援システム〉の影響によって身体能力が強化され、敵を翻弄する素早い動きが可能となり、戦闘中であっても敵の弱点を見抜く動体視力をも得ることが出来ます。グラップラー技能と同じく、堅固な霊装は装備出来ませんが、上記2つの技能に比べてシステムへの負荷が軽く、他の技能と組み合わせやすいことも大きな特徴と言えるでしょう。

シューター技能 特殊効果:《射手の体術》取得、命中力+1 Edit

 上記3つの技能と違い、シューター技能は弓や投げナイフ、銃といった飛び道具を操ることに長けた技能です。弓による高威力の攻撃や、手数に頼った攻めや搦め手を得意とする投擲武器、霊力を込めた弾丸を発射することで敵の防御もろともダメージを与える銃など、構成によって大きく特徴が変化します。
 他の技能と同じく〈自立可動式戦闘支援システム〉の補佐によって乱戦の中でも敵を正確に捉えるための視力や身体技能が備わります。装備できる霊装の制限はファイターと同じで、素早い射手として動くことも出来れば、防御を固めて固定砲台のような役割を果たすことも可能です。

サブ技能 Edit

 東京SWでは、上記4つの戦士系技能以外はすべてサブ技能に分類されます。とはいえ、経験点テーブルは通常通りです。
 サブ技能はメイン技能以上に設定の変化があるため、以下を読み、キャラクターの特徴を出すような技能選択の参考にしてください。

ソーサラー技能 Edit

 何も無い所から炎を出したり、霊力の刃を放って敵を攻撃し、あるいは霊力で敵を痺れさせて動きを鈍らせるフィクションの世界でしばしば見られる"魔法"を扱う技能が、ソーサラー技能です。元々の霊力を扱う才能に加えて、〈自立可動式戦闘支援システム〉の補助によってより正確に、強力な魔法が扱えるようになります。ソーサラー技能によって行使される魔法は、「真語魔法」と呼ばれます。
 SW2.0では魔法文明語が自動的に習得されましたが、東京SWにおいては特殊な言語は存在しません。そのため、ソーサラー技能を取得しても魔法文明語の読み書きが出来るようになることはありません。尤も、魔法の行使に際しては発声は必須であることは変わらず、複雑な身振りをする必要があるため、一部霊装を着用している場合はペナルティを受けてしまうのは変わりません。

コンジャラー技能 Edit

 ソーサラー技能と同じく、霊力を利用して魔法を扱う技能です。ただし、魔法の性質は大きく異なり、自分や仲間を強化したり、魔法生物を作り出して使役するなど、特殊なものが揃っています。東京SWにおいては、黄昏の影響を受ける以外にアンデッドという種族の概念が存在しないため、【クリエイト・アンデッド】や【リザレクション】を始めとした死者に纏わる魔法は使用不可能になります。その代替として別途魔法を用意しますので、別頁に記載する使用不可能の魔法や、オリジナル魔法を参照してください。
 コンジャラー技能で扱う魔法は「操霊魔法」という総称で呼ばれ、行使には発声や動作が必要で、装備している霊装によってはペナルティが発生します。魔法生物の作成に際して、「この素材って存在するの……?」という疑問が生じた場合は、GMに相談してください。

プリースト技能 Edit

 仲間の傷を癒やしたり、毒や呪いを取り除いたりと、支援に特化した魔法を扱う技能がプリースト技能です。しかし、東京SWの世界にはSW2.0と違って明確な神は存在しません。〈自立可動式戦闘支援システム〉の補佐によって感覚を極限まで研ぎ澄ますことで、自然界の万物に宿った不思議な力を感じ取り、それを顕現させるのが東京SWにおける「神聖魔法」です。魔法の行使に発声は必要ですが、こちらは霊装に制限はありません。
 神が存在しないことで問題になるのが特殊神聖魔法ですが、東京SWにおいてはいずれの特殊神聖魔法も存在しません。いくつかの候補をオリジナル魔法で用意するためプリースト技能がレベル4/7/10/13になった時にひとつずつ選択し習得してください(13レベルに到達することはないと思いますが)。


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