Table of Contents |
「宿命ってのは、そう簡単に棄てられるもんじゃァないんだよ」
エレディア大三角州のエルフの集落を治めるエルフの男性です。
エルフの割には体格はがっちりとしており、豊富に筋肉を蓄えた大男です。
顔や体には無数の傷跡があり、彼が歴戦の勇士であることを伺わせます。
見た目とは裏腹に人情に厚く、義理堅い性格ですが、《血の禊事件》以降、フェンディルやロシレッタの者たちに対しては慎重な姿勢を見せています。
「この大地で、勝手な真似は許さないわ」
エレディア大三角州のエルフの集落に住む少女です。
エルフらしい淡い金色の髪に澄んだ翠色の瞳を持ち、体格も細身です。
一見融通の効かない性格に思えますが、根は素直で歳相応の少女です。
弓術に長け、17歳という若さながら年長者たちに混ざって近隣の蛮族たちとの戦いにも出撃しています。
「――この世界こそ、至上の遊戯盤。そうは思わんか?」
近年になって、フェンディル王国付近でその存在が確認されたドレイクです。
非常に好戦的かつ野心的な性格で、別の地方より軍勢と共にザルツ地方へとやって来て、瞬く間にバルバロスの顎を中心とした蛮族の領域を席巻したとされています。
また、人族の生み出す技や技術、知識に非常に大きな興味を持っており、それを己の物とする為に時折積極的に人族の世界への侵攻を企てているとの噂も存在します。尤も、彼にとっては技や知識の蒐集も、世界で発生するどんな戦いでさえも、盤上で繰り広げられる遊戯のようなもののようです。
「…………」
PCたちが冒険者活動の最中で出逢う謎に包まれた少女です。
鮮明な赤色の髪を持ちますが、その色のイメージに反して物静かで、控えめな性格です。