種族は「人間」もしくは「ナイトメア(異人)」で作成してください。生まれは「冒険者」以外から自由に選択してください。
また能力値の決定はアルケミスト・ワークスのポイント割り振り作成を使用します。その際、ポイントの上限は「0」ではなく「50」とします。
初期経験点は合計で「13,000」、マナマテリアル(略称MM=ガメル相当のもの)は「15,000」、ソウルポイント(略称SP=名誉点相当のもの)は「100」とします。
また東京SWでは経験点1000ごとに1回成長判定を行いますので、作成時に成長10回分をゲームルーム2にて振り、キャラクターシートへ反映させておいてください。
基本的に経験点をどのように割り振るかは自由ですが、「メイン技能(Wiki/舞台設定/技能参照)」は必ず5にしてください。
当キャンペーンでは冒険者レベルの上昇を遅らせ、サブ技能に回す経験点を多く取る方針を立てています。
そのため、フリーセッションのレギュレーションとは冒険者レベル上昇のタイミングが異なる為、ここに目安を記しておきます。
これはあくまで目安であり、これに従わないからどうといったことはありませんが、パーティ内の戦力差があまり広がらぬように相談を交えつつレベルをアップさせていってください。
GMはこの表を元に敵の魔物レベルや各種能力値を設定していきます。
冒険者レベル5 | 経験点16500以下 |
冒険者レベル6 | 経験点23500以下 |
冒険者レベル7 | 経験点30500以下 |
冒険者レベル8 | 経験点40500以下 |
冒険者レベル9 | 経験点53000以下 |
冒険者レベル10 | 経験点68000以下 |
冒険者レベル11 | 経験点87000以下 |
冒険者レベル12 | 経験点110000以下 |
冒険者レベル13 | 経験点137000以下 |
東京で流通している通貨単位は、現実と同じく「円」です。
では、ガメルや名誉点の扱いはどうなるのかという疑問が湧いて来るでしょう。
東京SWにおいては、ガメルは「マナマテリアル(MM)」に置き換えられます。ゲームシステム上必要な武器や防具、アイテムの取引はこれを対価に行われます。名誉点は「ソウルポイント(SP)」に置き換えられ、これを消費することで武器の専用化や秘伝の習得を行います。世界設定におけるより詳しい説明は、別頁を参照してください。
また、生活費等の日常生活に必要な出費はまったく別の扱いとし、システム上での要求はGMからはしません。ロールプレイに合わせて、自由に行ってください。
アイテムに「ポーション類」と指定されているアイテムを使用する場合、戦闘用アイテムに準備されているものであれば、補助動作で使用することが出来ます。同じ座標もしくは同じ乱戦エリア内に存在するキャラクターであれば、他人に対しても補助動作で使用可能です。補助動作と主動作の双方でポーションを使用することも出来ますが、補助動作で飲めるポーションは1ラウンドに1本のみです。
また、ポーション類の回復量に影響する「レンジャー技能レベル」はすべて「冒険者レベル」に置き換えます。
このルールによって、戦闘特技《ポーションマスター》が意味をなさなくなってしまいます。そのため、《ポーションマスター》の効果を以下のものに変更します。
《ポーションマスター》 | |||
---|---|---|---|
習得 | レンジャー技能レベル9 | 使用 | - |
概要 | ポーション類の効果+3、戦闘用アイテム一枠につきポーションを追加で1個準備可能 | ||
効果 | 「ポーション類」と指定されているアイテムの回復量を+3します。 さらに、戦闘用アイテムにポーション類を準備する際、一枠につきポーションを追加で1個用意することが可能になります(例:戦闘用アイテム欄1枠に魔晶石5点とヒーリングポーションを入れる)。 |
通常のルールでは魔法の行使判定は使用する技能の魔力を基準値としますが、東京SWにおいては行使判定は「冒険者レベル+知力B」を基準値とします。
行使判定の達成値を上昇させる効果はもちろんのこと、魔力を上昇させる効果も通常通り適用されます。ただし魔法によるダメージ算出や《魔力撃》等における魔力は、通常通り「任意の魔法使い技能レベル+知力B」を基準値とすることに注意してください。