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20120901C_0

ルナティア > 「……よく来たわね、GM。頼み事があるの、聞いていって」 (09/01-20:59:45)
GM : 俺今からGMという仕事なんだ。 (09/01-21:00:02)
GM : たれー。 (09/01-21:00:42)
アラン > 「ようシャルロット。遊びに行きたいのは山々だが、何か仕事があるんだってよ」 (09/01-21:00:46)
フェリシア > 「こんにちは、ヤンファさん。……よろしい、予定通りの時刻ですね」 (09/01-21:00:46)
GM : NPC欄がたりなーい(迫真) (09/01-21:00:49)
ヤンファ : 安定のフェリシア (09/01-21:00:55)
GM : ヤンファどんだけフェリシアに好かれてんだよ。 (09/01-21:00:56)
フェリシア > 「こんにちは、ソルティアさん。……よろしい、予定通りの時刻ですね」 (09/01-21:00:57)
シャルロット : 迫真www (09/01-21:00:57)
GM : まあ入れ替わりで行けるから大丈夫だ。 (09/01-21:01:07)
ソルティア : 僕も好かれてます (09/01-21:01:09)
シャルロット : 今日は戦闘無いものと (09/01-21:01:22)
ルナティア > 「……よく来たわね、エリカ。頼み事があるの、聞いていって」 (09/01-21:01:28)
GM : ないです。 (09/01-21:01:29)
ソルティア : ですよね (09/01-21:01:37)
エリカ : え、ちょっと何よこわい>ルナティア (09/01-21:01:38)
GM : エリカちゃんなにげにルナティアに好かれてますね。 (09/01-21:01:39)
ソルティア : いろんな意味で好かれてるね (09/01-21:01:56)
GM : ご飯おごって、とかだよ。 (09/01-21:01:58)
ヤンファ : るな「公都でパッド買ってきて」 (09/01-21:02:03)
シャルロット : 猫かいたい、とかじゃない (09/01-21:02:06)
エリカ : 自分で買え!!1 (09/01-21:02:13)
ソルティア : PAD神 (09/01-21:02:16)
エリカ : まあ飯くらいいいけど…… (09/01-21:02:21)
GM : わあい。>飯 (09/01-21:02:28)
GM : よし、じゃあ更新状況を言うがいい。戦闘はないけど。 (09/01-21:02:35)
シャルロット : ありません(何 (09/01-21:02:46)
ヤンファ : なんもかわってないな (09/01-21:03:00)
エリカ : 戦闘ないからって特に成長させてません (09/01-21:03:03)
ヤンファ : あ、腕輪つけとこ。戦闘ないけど忘れないうちに。 (09/01-21:03:32)
ソルティア : ロイスがちょっと変わりました。 (09/01-21:03:33)
GM : うむ、ロイスは見た。 (09/01-21:03:42)
GM : よし、じゃあよさそやな。よろしくお願いします。 (09/01-21:03:51)
シャルロット : ん・・・? (09/01-21:03:53)
GM : どうした。 (09/01-21:03:56)
シャルロット : あ、所持金だけ治し忘れてた。直しとくから続けてどうぞ (09/01-21:04:08)
GM : おk. (09/01-21:04:14)
ヤンファ : よろしくおねがいします (09/01-21:04:18)
ソルティア : 成長はしてない。 変更点は使われる事がなかったインドミ二つを一つにしたくらい、、 (09/01-21:04:20)
ソルティア : 宜しくお願いします。 (09/01-21:04:24)
エリカ : ロイスも全体的に保留中。 (09/01-21:04:54)
GM : では始めよう。 (09/01-21:05:19)
エリカ : よろしくお願いします (09/01-21:05:24)
GM :


第三部 「虚ろの輪音編」


(09/01-21:05:30)
GM :


第三部 序話 「始動-虚ろなる世界-」

送られていたのは、ごく普通の日常。
何の変哲もない、彼らにとっては"当たり前"の日々。
誰もが与えられる幸福を、何の不満もなく受け入れている、小さな諍いさえ存在し得ない平和な世界。

そんな中に出現した"異物"。
それは、今まで誰かの為に必死に力を振るっていた私たちに他ならなくて、私たちはただ、呆然と立ち尽くす。

世界は、私の意志とは無関係に変わっていく。
――新しい世界で、私たちは"世界の敵"だった。


(09/01-21:05:43)
GM : 一足先にユリウスと剣を交えた部屋から出たソルティアは、休憩場所を探して来た道を引き返していた。 (09/01-21:06:44)
GM : その内に、フェリシアやアイゼルらと分かれた場所まで到達する。 (09/01-21:06:58)
#フェリシア : 「……ソルティアさん?」 いち早くそれに気付いたフェリシアが、ソルティアの元へと駆けてくる。 (09/01-21:07:24)
#フェリシア : 彼女たちの周りには、多数の魔動機の残骸。 (09/01-21:07:37)
ソルティア : 「 あぁ、フェリシアさん。 … ここまで戻ってきてしまいましたか。 」 休憩できそうな場所はなかったみたいだな。。 (09/01-21:07:48)
GM : 「……お一人ですか?」 (09/01-21:08:23)
#フェリシア : こっちだ。 (09/01-21:08:40)
ソルティア : 「 えぇ。 」 とこくり頷き。 「 あぁ、ご心配なく。 戦闘は終わって、皆無事です。 」 と生死だけは伝えておく。 (09/01-21:09:18)
#アイゼル : 「その様子だと、全て滞りなく済んだという訳では無さそうね」 (09/01-21:09:28)
#フェリシア : 「……そうですか」 胸を撫で下ろし。 「お疲れ様です。……此処から戻るのは、合流してからにしましょうか」 (09/01-21:09:58)
ソルティア : 「 はい。 皇帝陛下との対決には勝ちましたが … 」 隠す必要もあるまい。 戦闘とその後の経緯を話しておこう。 (09/01-21:10:11)
#ラーエル : 「……そっか。この変な胸騒ぎは、そのせいかな」 (09/01-21:10:41)
ソルティア : 「 … 幸い、と言うべきか、ここにいる皆さんも影響は無いようですね。 」<胸騒ぎ(だけ) (09/01-21:11:16)
#ザガート : 「ともあれ、幸いにして我々は全員今の所無事のようだ。まずは休める場所を探すべきだろう」 (09/01-21:11:16)
ソルティア : 「 えぇ、僕もそこを探してきたんですが … 探しているうちにここまで戻ってきてしまったようで。 」 と周囲を見回す。>ザガート。 (09/01-21:11:52)
#アイゼル : 「前みたいに、ヴァルクレア城の傍にあった“塔”に近付けば無事では済まないかも知れないけれど」 (09/01-21:11:53)
#フェリシア : 「休息ならば、楽園区画まで戻って探してみましょう。……確か、休める場所もあったはずです」 (09/01-21:12:23)
ソルティア : 「 … 難儀ですね。 そこに行く必要性があるかもしれないんですが … 」 こめかみをぐりぐりしてため息。<塔に近づいたらやばい (09/01-21:12:31)
ソルティア : 「 そうしましょう。 場所が見つかったら、皆を呼びに行きますから。 」>フェリシア。 (09/01-21:13:04)
#ラーエル : 「……何にせよ、休んでからが良さそうだね。僕らが探して来るよ。ソルティアさんは、この辺りで待ってて」 (09/01-21:13:38)
ソルティア : 「 ありがとうございます。 やはり遺跡はどうも慣れなくて … 」 所詮はレンジャーだからな。>ラーエル。 (09/01-21:14:02)
#ラーエル : 僕もレンジャーだったけど! (09/01-21:14:18)
#アイゼル : 「仕方ないわね。ラーエル、行くわよ」 (09/01-21:14:43)
ソルティア : だ、大丈夫、レベル高ければ! (09/01-21:14:52)
#ラーエル : 「あ、うん」 (09/01-21:14:55)
#ザガート : 「では、我々はこの辺りで待たせてもらうとしようか」 (09/01-21:15:14)
GM :   (09/01-21:15:31)
GM :   (09/01-21:15:32)
GM : しばらくして、アイゼルとラーエルが途中で見た“楽園区画”の一角に、休息に適した部屋を発見する。 (09/01-21:16:13)
GM : 発見する、といっても一般に開放されているような区画だ。訪問者たちが軽く休憩を取る為の場所もある。 (09/01-21:16:40)
GM : 君たちが集合したのは、そんな一室。部屋の雰囲気だけは、いやに落ち着いている。 (09/01-21:17:03)
#フェリシア : 「……マグダレーナ様、シャルロット様、エリカさんにソルティアさんに、ヤンファも、無事で何よりです」 改めて。 (09/01-21:17:38)
ヤンファ : 「そっちこそなァ」 (09/01-21:18:00)
ソルティア : 「 ありがとうございます。 フェリシアさん達も、無事でよかった。 」 (09/01-21:18:09)
#アラン : 「……一人忘れられてる事に突っ込む気にもなんねェ」 はっ、と冗談らしく笑いつつ。 (09/01-21:18:14)
#マグダレーナ : 「フェリシアこそ、無事で良かった。……本当に」 (09/01-21:18:27)
エリカ : 「……」 俯いて黙りこくっている。 (09/01-21:18:31)
シャルロット : 「はは……まあ、無事は無事……ですよね」 一応健在だし (09/01-21:18:41)
#ユリウス : 「…………」 ユリウスはマグダレーナに肩を貸されながら、未だに言葉を殆ど発さない。 (09/01-21:19:02)
ヤンファ : 「……つってもまァ、このままなら無事って」 (09/01-21:19:16)
ヤンファ : 切れた (09/01-21:19:27)
#フェリシア : 「……皆さんがこうして生きている。今はそれだけで十分でしょう」 >シャル (09/01-21:19:41)
ヤンファ : 「……つってもまァ、このまま無事って言うのも微妙な状況だ」 (09/01-21:19:41)
ヤンファ : 「休息入れつつ、次のことも考えなきゃいけねえなァ」 (09/01-21:20:06)
#アイゼル : 「このままでは無事では居られないというのなら、それを打破する手段を考えるだけよ」 (09/01-21:20:22)
ソルティア : 「 そうですね … まずは街の様子を伺いたいところですね。 具体的にどんな状況になってるのか … 」 (09/01-21:20:38)
ヤンファ : 「あァ」 (09/01-21:20:46)
シャルロット : 「とにかく、状況を確かめないといけません。……あまり、私たちに有利とは言えない状態になってしまいました」 (09/01-21:20:54)
#ラーエル : 「……街の様子。此処からなら、公都もすぐだし、まずは公都の状況からかな」 (09/01-21:21:02)
#アラン : 「その前にゆっくりと休ませてもらわねェとやべェけどな」 エリカを近くの椅子に座らせよう。 (09/01-21:21:35)
ソルティア : 「 えぇ。 といっても、それを確認してどうなるのか、と言われると困りますが … 」 頭を掻いて (09/01-21:21:53)
ヤンファ : 「危険かどうかも解らねえ。まずはアラン、俺……そうだな、ラーエルもだ。三人でさっと上の様子を伺ってくるか」 (09/01-21:21:54)
エリカ : 「……」 促されるままに座り込み。 (09/01-21:21:59)
#マグダレーナ : 「……元々、不利な状況と言えば不利な状況だ。そう悲観的になることも無い……と信じよう」 (09/01-21:22:14)
ヤンファ : 「確認しても仕方ないつっても……気になること、あるだろ」>ソルティア (09/01-21:22:32)
シャルロット : 「3人で平気ですか? というより、斥候を3人全員出してしまうのもよくない――のでは」 (09/01-21:22:37)
#ラーエル : 「ん、僕は勿論構わないよ」 (09/01-21:22:50)
ソルティア : 「 今大事なのは気力ですからね。 抗う気持ちを無くしたらいけませんよ。 」 こくり頷き。>マグ様。 (09/01-21:22:58)
#アイゼル : 「……」 じろっ。>シャル (09/01-21:23:06)
シャルロット : あいぜるってせっこうだっけー!?(覚えてない (09/01-21:23:20)
ソルティア : 「 色々と、ね。 身の安全の方は気にしてはいませんが … 」 身の安全は、だが。>ヤンファ。 (09/01-21:23:23)
ヤンファ : 「他にもちゃんと安心できるヤツならいるって」 お前も聞き耳できるだろ>シャル (09/01-21:23:31)
#ザガート : 「確かに、何をするにも気力は必要、か」 (09/01-21:23:39)
エリカ : すかうと9です。<あいぜるさん (09/01-21:23:47)
ソルティア : 「 はは … アイゼルさんも斥候ですし、僕やシャルロットさんも狩人としての技術はありますしね。 」>シャルロット。 (09/01-21:24:00)
ソルティア : 「 抗う事を止めたら、ベアトリスさん … いえ、アレクサンドリアの思惑通りと言っても過言ではありませんからね。 」>ザガート。 (09/01-21:24:43)
ヤンファ : 「それに、そんな時間をかけるつもりはねえ」 三人なら本当にささっと、だ (09/01-21:24:43)
シャルロット : 「そうですか……ン」 むしろついていきたいような気分ではあったけれど。 (09/01-21:24:47)
シャルロット : 「判りました。それでは、宜しくお願いします」 3人に頭を下げて頼む (09/01-21:25:08)
ヤンファ : 「アラン、行けるか?」 そっちの返事はなかったが (09/01-21:25:26)
ソルティア : 「 一応、無理はせずに。 街全体が彼女の監視下に置かれていても不思議はありませんからね。 」>調査組。 (09/01-21:25:37)
#アラン : 「……あんなのが“聖女”だなんて、片腹痛いぜまったくよ」 (09/01-21:25:48)
#アラン : 「あァ、悪い。問題ないぜ」 (09/01-21:25:59)
ヤンファ : 「……ま、その辺は何ともな」 聖女云々 (09/01-21:26:10)
シャルロット : 「妨害なんかは無いとは思いますけど。私たちに“今を見せ付ける”という配慮でしょうし」 今こんな状況なのは (09/01-21:26:33)
ヤンファ : 「っし、行こうぜ。シャル、ソルティア、フェリシア。頼んだぜ」  (09/01-21:26:37)
ソルティア : 「 ある側面から見れば、“聖女”に変わりは無い、とも言えますがねぇ … 」 (09/01-21:26:42)
ヤンファ : <主にエリカのこと (09/01-21:26:52)
ソルティア : 「 はい。 そちらも気をつけて。 」>ヤンファ。 (09/01-21:27:00)
#マグダレーナ : 「……さ、ユリウス。私たちは少し休ませて貰おう」 (09/01-21:27:07)
シャルロット : 「問題ありませんよ。……気をつけて」 (09/01-21:27:12)
#フェリシア : 「ええ、くれぐれも気をつけて」 (09/01-21:27:14)
ヤンファ : 「………」 去り際にユリウスの顔色もちらりと伺い、出て行った (09/01-21:27:30)
#ユリウス : 「……ああ」 そんなみんなのやり取りをぼうっと眺めつつ、マグダレーナに促されるままに腰を掛けた。 (09/01-21:27:41)
ソルティア : 「 でしょうね。 ま、精々彼女の作った世界を見せてもらうとしましょう。 」 ふてぶてしい、と言ってもいい態度で床に座り込んで。>シャルロット。 (09/01-21:27:55)
ヤンファ : てな感じで。再び来るなら探索は地の文で済ませるぐらいか? (09/01-21:28:00)
シャルロット : そんなかんじかな (09/01-21:28:18)
#ラーエル : 一通り見てくる→戻る→みんなで出る。 (09/01-21:28:28)
#ラーエル : こんな感じかな。 (09/01-21:28:31)
ソルティア : うむ (09/01-21:28:32)
ヤンファ : うん (09/01-21:28:33)
シャルロット : おk (09/01-21:28:35)
GM : ヤンファ、アラン、ラーエルの3人で行くときは (09/01-21:28:44)
GM : どのくらいまで様子を見る? (09/01-21:28:49)
ヤンファ : えーと、とりあえず街の人たちの様子、城周辺などの様子 (09/01-21:29:25)
ヤンファ : まあセコいけどアイテムとか食料の店周辺の様子とかも。消耗はリアルにしてるだろうし (09/01-21:29:56)
GM : では。 (09/01-21:30:24)
GM :   (09/01-21:30:26)
GM :   (09/01-21:30:27)
ヤンファ : んで、気になるモニカとアカシャの居場所も (09/01-21:30:27)
GM : 3人が辿り着いた公都の様子は、天候や植物を除いていつもと何ら変わらなかった。 (09/01-21:30:55)
GM : 建造物の様子が変わっている訳でもなく、多くの人々が外に出歩き、言葉を交わし、笑い合い、通りは賑わっている。 (09/01-21:31:06)
GM : ひとつ違った点をあげるとするならば、 (09/01-21:32:03)
GM : ヤンファが消耗した備品を購入しようととある露店に向かった時、その店主が露骨に君たちを煙たがっているような素振りを見せた事だろうか。 (09/01-21:32:47)
GM : それからと言うもの、往来を行く人々の視線が、刺さるようなそれに変わっている事に気付く。 (09/01-21:33:51)
ヤンファ : 「………」 違和感、というより。俺達が浮いている、のか (09/01-21:34:19)
GM : モニカとアカシャだが、エリカとソルティアの家を訪問しても、彼女たちは出て来なかった。 (09/01-21:34:48)
#ラーエル : 「……嫌な感じ」 (09/01-21:35:00)
#アラン : 「露骨に避けられてんなァ……」 (09/01-21:35:35)
ヤンファ : 「……なんだろうなァ。意図的な何かを感じるぜ」 (09/01-21:35:39)
ヤンファ : 「………」 不在、か?いや……そんな筈は (09/01-21:36:06)
#アラン : 「そりゃ意図的なんだろ」 (09/01-21:36:16)
ヤンファ : 気配はないか(一応聞き耳 (09/01-21:36:44)
2D6 → 1 + 2 + (14) = 17
#ラーエル : 無い。 (09/01-21:36:50)
ヤンファ : 把握 (09/01-21:36:59)
#ラーエル : 「……目的の子たちも居ないみたいだけど、どうする?」 (09/01-21:37:25)
ヤンファ : 「胸クソ悪ィなァ」 意図的とか  「……不在、か。とりあえず切り上げにしようぜ。あんま下の連中を待たせても不安煽るだろうよ」 (09/01-21:37:57)
#アラン : 「あいよ。……ま、こんなとこに長居したくねェしな。さっさと戻ろうぜ」 (09/01-21:38:26)
ヤンファ : 「おォよ」 (09/01-21:38:34)
GM : ということで、他に何も無ければ戻るわよ。 (09/01-21:38:38)
ヤンファ : 何か調べたいことあるか>他3人 (09/01-21:38:49)
ソルティア : 特に無いぞ (09/01-21:39:03)
シャルロット : 特には (09/01-21:39:11)
エリカ : ないです (09/01-21:39:39)
ヤンファ : では戻ります (09/01-21:39:45)
GM :   (09/01-21:39:51)
GM :   (09/01-21:39:52)
GM : ヤンファら3人が報告に戻り、一通りの休息を取った後、君たちは《響の楽園》を後にする。 (09/01-21:41:13)
GM : そこに広がる世界は、つい数時間前とはまったくその様相を変えてしまっていた。 BGM:http://www.nicovideo.jp/watch/sm15814509 (09/01-21:41:25)
GM : 大地に咲き乱れるのは灰白の花〈ヴァニタス〉。幻想的で美しく、何処か空恐ろしい雰囲気を醸しだしていた。 (09/01-21:41:35)
GM : 〈ヴァニタス〉だけではない。周囲に生える普通の樹々などの他の植物も、灰色に発光していた。 (09/01-21:41:44)
GM : そしてそれらを灰色たらしめているのは、空から振る無数の“灰色の雪”だった。 (09/01-21:41:55)
GM : 雪のように降り積もる事は無く、物に触れれば溶けるように消えていく。――内部から、それを侵蝕する為に。 (09/01-21:42:06)
#アラン : 「――と、まァそんな状況だ」 (09/01-21:42:23)
#マグダレーナ : 「……雪、か? ……こんな所で降るとは」 (09/01-21:42:49)
シャルロット : 「そうですか。……いまひとつ良く判らないということが良く判りました」 情けなく笑いながら (09/01-21:42:53)
ヤンファ : 「……雪、っつって良いのかねェ」 (09/01-21:43:11)
ソルティア : 「 … 薄気味の悪い事です。 」 吐き捨てるように言う。 その暗い怒りの顔は今まで誰も見たことがないような表情だろう。 (09/01-21:43:11)
#ザガート : 「どうやら、雪では無いようだがね」 手に触れても冷たさはまったく無い。 (09/01-21:43:17)
#アイゼル : 「自分の目で確かめるしかなさそうね」 >シャル (09/01-21:43:46)
ソルティア : 「 ヴァニタスのような、音 … 虚音とでも言いましょうか。 それが形を取ったものなのでしょうか。 」>ザガート。 (09/01-21:43:59)
ヤンファ : 「……まァ、あの二人が居なかったのが気になるが」 エリカの様子をちらりと見やり (09/01-21:43:59)
エリカ : 「なに、これ……」 自分を抱くようにして、僅かに震えている。 (09/01-21:44:02)
#ラーエル : 「全然冷たくないし、積もる様子もないし……そもそもザルツじゃ雪なんて降るものじゃないよ」 (09/01-21:44:10)
#フェリシア : 「……報告にもありましたね。〈ヴァニタス〉は可視化した〈弔鐘〉の残滓が溜まったもの、と」 (09/01-21:44:48)
ソルティア : 「 … 出来れば、一度会いたかったですけどね。 それでもやる事は変わりませんから。 」 小さな笑みを作って。>ヤンファ。 (09/01-21:44:48)
ヤンファ : 「店行ってもモノ買える雰囲気じゃァねえし、今あるモンでなんとかしねえとなァ」  「悪ィな、期待に添えなくてよ」 >ソル (09/01-21:45:27)
ソルティア : 「 ヤンファさんのせいではありませんよ。 」 僅かに顔を伏せ、左右に振る。 (09/01-21:45:56)
#フェリシア : 「必要最低限の物はまだ飛空船に残っているから、しばらくは何とかなるはずだけど……」 (09/01-21:46:08)
シャルロット : 「…………」 腕を組んで、これからを思案する (09/01-21:46:09)
#アラン : 「……街、直接見なくていいのか」 >エリカ、ソルティア、シャルロット (09/01-21:46:43)
#マグダレーナ : 「……飛空船、か。ランベルト教授たちはご無事だろうか」 (09/01-21:47:17)
エリカ : 「……私、は」 会いたい。けど、会うのが、怖い。 (09/01-21:47:28)
ヤンファ : 「……そういやァ」 あっちは大丈夫なのか気になるな (09/01-21:47:43)
ソルティア : 「 結果は同じでしょうが … そうですね、見ていきましょう。 どんな風に世界が変わってしまったか、しっかりと確認しておきたいですから。 」>アラン。 (09/01-21:47:44)
シャルロット : 「概ね、わかりましたので。今は時間も惜しい。アランさんたちの報告で十分です」 (09/01-21:47:55)
ヤンファ : 「……動かないと不安なら動けばいいし、動けないと思うなら此処にいるといい」 どちらがいいというものではない>エリカ (09/01-21:48:53)
ヤンファ : 此処っていうか俺らと、か (09/01-21:49:03)
#アラン : 「……つっても、急いで何をするって話でもあんだよな」 >シャル (09/01-21:49:05)
ヤンファ : そういえばギルたちの様子見てなかったな (09/01-21:49:31)
シャルロット : 「一先ず、誰が影響を受け誰が影響を受けていないのか。協力を願える人物がいるかを探します」 (09/01-21:49:34)
#マグダレーナ : 「教授たちも、最終的には公都まで戻って来ていたはずだな。……フェリシア、そちらの様子を当たってくれるか?」 (09/01-21:49:46)
ヤンファ : 「そうだな。一人でも味方が欲しい」 (09/01-21:49:48)
ソルティア : 「 ……… 」 どう声をかけていいか分からず、それでも気持ちを伝えようと肩を軽く叩く。>エリカ。 (09/01-21:49:59)
#フェリシア : 「畏まりました」 (09/01-21:50:17)
ヤンファ : 「俺らだけの人数だけだと行動範囲に限りがある。まずは情報収集の幅、行動の幅を広げるか」 (09/01-21:50:24)
シャルロット : 「それと、私たちの命令系統がどこまで生きているのか。兵は使えないでしょうが、敵対されるとも思いたくありませんので」 (09/01-21:50:31)
#アイゼル : 「……協力を頼める人間、ね」 (09/01-21:50:32)
エリカ : 「……」 触れた肩は震えている。>ソルティア (09/01-21:50:37)
#ラーエル : 「そういえば……イーヴさんも途中までは一緒に居たんだよね」 >居た人たち (09/01-21:51:14)
ヤンファ : 「あの街のヤツらの反応を見る限り、“侵された”ヤツらは俺らを煙たがるらしい」 (09/01-21:51:29)
ヤンファ : 「変な罠じゃなけりゃァ、普通にリアクションとってくれるヤツは正気……だと思うんだがな」 (09/01-21:51:53)
ソルティア : 「 バルトロメウスさんにも会いたい所ですが … 帝都はさすがに遠いですからね。 」<協力できる人 (09/01-21:51:54)
#アラン : 「行くなら、付き合ってやる。どうしたいか、素直に言ってみろ」 >エリカ (09/01-21:52:27)
シャルロット : 「そうですね……ですが、恐らくバルトロメウスさんやランベルトさんも、影響下にあるかと……思いますよ」 >ソル (09/01-21:52:43)
ソルティア : 「 … エリカちゃん … 」 小さく首を横に振り。 「 … 頑張ろう … なんて、気休めみたいな事は言えないけど … 」 言葉を捜して少し口を閉ざす。 (09/01-21:52:51)
ヤンファ : 「………」 エリカには言葉をやれない。支えるのは俺らだが、決めるのは彼女だ (09/01-21:53:34)
ソルティア : 「 ですかね … それでも、一応確認はしておきたいところです。 一番影響を受けて無さそうな方というと、そのお二方辺りですから … 」>シャルロット。 (09/01-21:53:40)
シャルロット : 「……」 エリカの顔をチラッと伺い、あまり余裕の無い表情を浮かべてすぐ視線をきった (09/01-21:54:01)
シャルロット : 「いえ。イーヴさんは無事だと思います。探し出したほうがいいとおもいます」 (09/01-21:54:26)
エリカ : 「……私、」 行くのは怖い、でも、もしかしたらと。 「…………行き、ます。私も」 (09/01-21:54:36)
#ラーエル : 「……まぁ、僕が無事でイーヴさんが無事じゃない訳ないしね」 (09/01-21:54:49)
ソルティア : 「 … でも、その。 … 僕らは、エリカちゃんの味方で、仲間で、友達だから。 一緒にいれる … それは、忘れないで。 」 このくらいの事しか言えぬ。>エリカ。 (09/01-21:54:51)
ヤンファ : 「……オーケィ」 返事がはっきりしてるならそれでいい (09/01-21:55:04)
#アラン : 「なら、決まりだ」 ぽん、とエリカの頭に手を置いて。 (09/01-21:55:09)
シャルロット : 「理由はわからないですが――以前の、最後に行われた会議を覚えていますか?」 (09/01-21:55:26)
#アラン : 「フェリ公が教授を探してみる、俺とエリカとソルティアは、モニカちゃんとアカシャちゃんを探しに、ってとこか」 (09/01-21:55:35)
エリカ : 「……」 ソルティアの言葉には、何か返すこともなく。 (09/01-21:55:38)
ヤンファ : 「連絡は……取れんのかコレ」 そういえば、というように魔道通信機取り出し (09/01-21:55:42)
ソルティア : 「 そうですね … まずはイーヴさんを探して、と言うところですか。 」>シャルロット。 (09/01-21:55:44)
#マグダレーナ : 「最後の会議というと……」 (09/01-21:55:48)
ソルティア : 「 ギルさんにも一度会いに行ってみたいと思いますが … 門前払いにはならないでしょうしね、さすがに。 」>アラン。 (09/01-21:56:18)
シャルロット : 「私たちがカエルレウス様……観測者のところへと発つ前です。――体調不良を起こしていたのは誰か、というところですが」 (09/01-21:56:26)
#フェリシア : 「ええ、不測の事態に備えて、一人か二人は付いて来て欲しい所だけれど」 とアランに答える。 (09/01-21:56:45)
#アラン : 「そう願いたいもんだな」 >門前払い (09/01-21:56:59)
#マグダレーナ : 「……ああ」 確かにそういう話があった。>シャル (09/01-21:57:27)
ソルティア : 「 … 教授とバルトロメウスさんは、確か身体に違和感を覚えていた、と言っていましたね。 」>シャルロット。 (09/01-21:57:45)
ヤンファ : 「……ふむ」 顎に手を当て  「大体は帝国の人間だったか、体調不良」 (09/01-21:58:03)
シャルロット : 「なので……ランベルトさんを探しに行くのであれば、少し警戒しておいて間違いは無いと思います」 念のため、と後押しして >ふぇりしあ (09/01-21:58:28)
ソルティア : 「 逆にここにいる面子やイーヴさんは無事なようでしたね。 」 本当はジェラルドやベアトリス、黒騎士もそうだったのだが今は言うまい。 (09/01-21:58:40)
#フェリシア : 「……了解しました。留意しておきます」 >シャル (09/01-21:59:14)
ソルティア : そういえばユリウスはここについてきてるでいいんだよね?>GM (09/01-21:59:41)
#フェリシア : いるよー。 (09/01-21:59:46)
シャルロット : まぐねえがつれてきてるわ (09/01-21:59:51)
ヤンファ : 「で、コレで連絡取れんのか」 魔道通信機のストラップを持ってぷらぷらさせ (09/01-21:59:51)
ソルティア : すっかり影が薄くなっちまって。 (09/01-21:59:54)
#フェリシア : 丁度何か言おうか迷ってたけどこの場面で言う事でもないかな、と。 (09/01-21:59:59)
ヤンファ : 誰かにかけよう。シャルにTELL (09/01-22:00:09)
エリカ : 私と一緒にずーんとしてるよきっと。 (09/01-22:00:11)
シャルロット : とぅるるるる (09/01-22:00:23)
#アラン : prrrr (09/01-22:00:27)
ソルティア : 「 … 一応、アカシャにかけてみましょうか。 」 エリカがモニカにかけた時は通じなかったが。>ヤンファ。 (09/01-22:00:30)
ヤンファ : 普通に鳴る? (09/01-22:00:35)
#アラン : シャルの通信機は普通に反応を示す。 (09/01-22:00:36)
ヤンファ : 「お、普通に通じたか」 (09/01-22:00:44)
シャルロット : 「……使えるみたいですね」 (09/01-22:00:45)
ヤンファ : 「……何のお陰か、って考えると何か癪だがな」 (09/01-22:01:03)
#マグダレーナ : 「通信機が繋がるのならば、こちらも手早く済みそうだな」 後でやっておこう。 (09/01-22:01:40)
ヤンファ : 「ま、通信は使えるらしいな。状況が解ったヤツらからシャルの通信に連絡入れてくれ」 (09/01-22:01:45)
ソルティア : 「 ま、技術は技術と割り切って考えるしか … 」 はは、と苦笑して。 (09/01-22:01:53)
ヤンファ : <各自分かれる奴ら (09/01-22:01:54)
ソルティア : 「 了解です。 」<シャルへ電話 (09/01-22:02:23)
#マグダレーナ : 「ああ、分かった」 (09/01-22:02:30)
#アイゼル : 「……で? 教授と貴方たちの妹を探しに行くのは分かったけど、他はどうするのよ」 (09/01-22:02:56)
ヤンファ : 主に俺とシャルだよね (09/01-22:03:30)
#マグダレーナ : 「私は、ハウルへ連絡を試みてみよう。通信機が繋がるのならば、彼とも話が出来るはずだ」 (09/01-22:03:35)
シャルロット : 「……私は、とりあえず確かな場所に陣取って安全なところを確保しておきましょう」 ユリウスもどうしようもないしな (09/01-22:03:37)
ソルティア : 「 アイゼルさんやラーエルさんは、イーヴさんを探して欲しいんですが … 居場所は分かりそうですかね? 」 (09/01-22:03:40)
#マグダレーナ : 「……先程シャルロットが言った事を考えれば、彼が無事である可能性もある」 マグダレーナ様は彼が別に体調不良出なかったことを知ってます。 (09/01-22:04:07)
ソルティア : バルクマンは体調不良うんぬんの前に出番も台詞もなかったもんね。 (09/01-22:04:35)
#ラーエル : 「……正直、当てもないね」 (09/01-22:04:41)
シャルロット : 「そうですか。……協力者は多いほうがいい。それに、もし影響を受けて居ないなら立場が危ういかもしれません」 (09/01-22:04:53)
ヤンファ : 「地下じゃ休むに休めねェしなァ」 (09/01-22:04:55)
#ザガート : 「……しかし」 (09/01-22:05:46)
#ザガート : 「フェリシア女史、この辺りは普段は〈守りの剣〉の影響下か?」 (09/01-22:06:16)
ヤンファ : 「………」 (09/01-22:06:26)
ソルティア : 「 ……… 」 (09/01-22:06:30)
ヤンファ : 「……嘘だろ」 (09/01-22:06:49)
#フェリシア : 「え……?」 言われてふと思い出したように考えて。 「……この辺りは、そうですね。剣の効果範囲内の端といったところのはずです」 (09/01-22:07:08)
シャルロット : 「ン……?」 おや、ザカートさんが普通に居るわね (09/01-22:07:16)
ソルティア : 「 守りの剣の効果が … ? いえ、蛮族もこれの影響下にあるのなら、確かに守りの剣は必要ありませんが … 」 (09/01-22:07:16)
#ザガート : 「〈守りの剣〉など、もう必要も無いという意志表示か……あるいは別の狙いか」 (09/01-22:07:43)
ソルティア : 「 守りの剣自体が失われた、或いは持っていかれた、機能を停止させられた … いずれにせよ、一度確認しておきたいですね。 」 (09/01-22:08:31)
ヤンファ : 「……むしろ、どうやって〈守りの剣〉を無力化したんだ」 持ってったのか (09/01-22:08:34)
ソルティア : 「 マグダレーナ様、守りの剣の所在地はご存知で? 」 (09/01-22:09:05)
#アイゼル : 「これだけの人を操る方が、〈守りの剣〉を無力化させるより余程難しいと思うけれど」 >ヤンファ (09/01-22:09:23)
#マグダレーナ : 「ああ、公都内部にある者ならば」 (09/01-22:09:33)
#マグダレーナ : 物。 (09/01-22:09:37)
ヤンファ : 「まァ、それもそうだが……」 >アイゼル (09/01-22:09:55)
シャルロット : 「……今、それを見に行けるか判らないですが」 守りの剣 (09/01-22:10:11)
#ユリウス : 「…………〈守りの剣〉が必要ない、というのはその通りだろう」 (09/01-22:10:16)
ソルティア : 「 申し訳ありませんが、そちらの確認も願えますか? 」 あまり一般市民が知っていい情報ではなかろうし、と言う事態が収束した後への判断。 (09/01-22:10:21)
ソルティア : >マグ様。 (09/01-22:10:26)
ヤンファ : 「………ン?」 ユリウスが口を開いた (09/01-22:10:31)
#マグダレーナ : 「……分かった。シャルロットの言うように、今確認ができるかは分からないが――……ユリウス?」 (09/01-22:10:49)
ソルティア : 「 身にいけないようでしたら、その時は諦めるしか … ん? 陛下、何か? 」 ユリウスが口を開いたぞ。 (09/01-22:10:53)
ソルティア : 身に→見に (09/01-22:11:01)
#ユリウス : 「……元々、レーゼルドーン大陸の蛮族も《虚音》の影響下にあった。……《虚音》の影響がより広範囲に行き渡り、近づいただけでほぼすべての者が侵されるというのならば、結界など不要だ」 (09/01-22:11:57)
#ユリウス : 「……君たちも、何度も見、戦ったはずだろう。……《虚音》に侵された蛮族たちと」 (09/01-22:12:27)
エリカ : 「……」 (09/01-22:12:34)
ソルティア : 「 … 下手をすれば、ヴィルフリート様ですら侵される状態でしたからね。 それが更に強化された今となっては、なおさら … 」 (09/01-22:12:53)
シャルロット : 「ええ。私の力が及ぶ蛮族に、何度も。あれらが総てそうだったんですね」 (09/01-22:13:02)
#ユリウス : 「……ああ、そうだ。彼らの動きは、すべて私たちが掌握していた……。……〈クルルラガン〉が、誰の報告でも行方不明だったのも、私たちが仕組んだ事だ」 (09/01-22:14:03)
ソルティア : 「 … しかし、そう思うと僕らが《虚音》の影響を受けないのは全く不思議ですね。 」 シャルロットについては何となく納得がいくが。 (09/01-22:14:07)
シャルロット : 「……」 ユリウスに色々喋ってもらいたいが、大丈夫だろうか (09/01-22:14:12)
#アラン : 「……話すんなら、もっと落ち着いた状況にしてくれや」 (09/01-22:14:25)
ヤンファ : 「………」 《虚音》の結界があればそれ以下のモンなんて必要ない、ってか (09/01-22:14:29)
#アラン : 「こんなとこで話されても、落ち着いて考えられやしねェよ」 (09/01-22:14:40)
ヤンファ : 「……そうだなァ」 (09/01-22:14:44)
シャルロット : 「……それも、そうですね。ええと」 立ち回りが決まってないのは私とヤンファか。 (09/01-22:14:59)
ソルティア : 「 でしょうね。 僕らが陛下と相対するまでは、陛下達が仕組んだ事なのでしょう? 」 確認の意味も込めて尋ねる。>ユリウス。 (09/01-22:15:00)
#マグダレーナ : 「……そうだな。まずは、私たちの状況を落ち着ける所から始めなければ」 (09/01-22:15:06)
#マグダレーナ : せやな。>しゃるやんふぁ (09/01-22:15:10)
ヤンファ : 「とりあえず、腰を落ち着かせれそうな場所は俺とシャルで探すか」 (09/01-22:15:19)
#ユリウス : 「……ああ」 ソルティアに力なく頷いて。 (09/01-22:15:23)
シャルロット : 「いえ。ヤンファさんはフェリシアさんについてあげてください」 (09/01-22:15:34)
ヤンファ : 「あン? お前はどうすんだよ」 (09/01-22:15:48)
シャルロット : 「私がお姉様と一緒に、ユリウスを連れて安全な場所を探してみます」 (09/01-22:16:12)
ヤンファ : 「………」 言ったらきかない、というのもあるが  「……オーケィ、いい子にしてるんだぜ」 考えがあるのだろうと口出しはしなかった (09/01-22:17:28)
ソルティア : 「 バルクマンさんへの連絡は … すぐに出来ますか。 守りの剣の確認はどうしましょう? 」 確認を防がれるかどうかの確認も込みで(ややこしい >シャルロット。 (09/01-22:17:30)
ヤンファ : 「〈守りの剣〉は後で俺が見とく。そんな重要視される状況じゃァねえし後回しだ」 (09/01-22:18:08)
シャルロット : 「守りの剣は、捨て置いて問題ないでしょう。今重要視すべき要素ではありません」 (09/01-22:18:11)
ソルティア : 「 はい、分かりました。 」 こくり頷き。>ヤンシャル。 (09/01-22:18:42)
#ザガート : 「そうだな。……まぁ、内部に居る状態で急に発動でもされれば困ったものだが、それでも被害は私一人だ」 (09/01-22:18:48)
ソルティア : 「 その時は、ザガートさんを担いで退去ですかねぇ。 」 ちょっと冗談っぽく。 (09/01-22:19:22)
シャルロット : 「とりあえず灰色の雪が収まるまでは多分大丈夫でしょう」 苦笑して >ザガート (09/01-22:19:34)
#マグダレーナ : 「では、シャルロットは私と一緒にユリウスと。ラーエルとアイゼルも、こちらを手伝ってもらえるだろうか」 とはいっても多少別行動になるかもしれないけど。 (09/01-22:19:34)
ヤンファ : 「いい場所、確保できたら先に連絡してくれ。そこで全員落ち合うぞ」 >シャル達 (09/01-22:20:00)
#ザガート : 「魔術でも唱えられる隙があれば逃げられるのだがね」 ワープ系の魔法で。 (09/01-22:20:05)
#ザガート : 「では、この雪が降り止んだ後は街には近付かぬようにしておこう」 冗談らしくそるしゃるに答えた。 (09/01-22:20:28)
シャルロット : 「ええ。全員が休める場所を探してみましょう」 >ヤンファ (09/01-22:20:29)
#ラーエル : 「分かりました、お手伝いさせていただきます」 (09/01-22:20:40)
#アイゼル : 「……ま、特に他にすぐ出来る事も思い付かないし、それでいいわね」 (09/01-22:21:00)
GM : では、それぞれ場面を分割して処理するとしよう。 (09/01-22:21:19)
エリカ : はい。 (09/01-22:21:24)
ソルティア : ザガートには軽く笑って応えつつ。 (09/01-22:21:28)
ヤンファ : おう (09/01-22:21:29)
GM : フェリシア、ヤンファ組→教授探し エリカ、ソルティア、アラン組→妹探し シャル、マグ様その他組→居場所探し (09/01-22:21:59)
ソルティア : おk (09/01-22:22:20)
シャルロット : おk (09/01-22:22:21)
ヤンファ : おk (09/01-22:22:23)
GM : シャルロットはこの3つ終わった後にゆっくりそれぞれ何かしたいことあるー? ってきいてその処理に映るけど (09/01-22:22:26)
GM : 今の内にやっておきたい! っていうのはある? (09/01-22:22:31)
シャルロット : 今、今か。 (09/01-22:22:40)
GM : この後ひとまずの拠点には移動するので。 (09/01-22:22:43)
ヤンファ : 今はないな (09/01-22:22:56)
シャルロット : いや、今っていう話なら特に無いな。腰を下ろす場所が欲しい (09/01-22:23:02)
エリカ : なない。 (09/01-22:23:04)
GM : オーケー。では3番目は地の文で済ませちゃうわ。 (09/01-22:23:17)
GM : 地の文っていうか、合流後? (09/01-22:23:26)
GM : 最初はヤンファ組みから行こう。 (09/01-22:23:38)
GM :   (09/01-22:23:48)
GM :   (09/01-22:23:50)
GM : 一度分かれた君たちは、それぞれの役割を果たす為に動き出す。 (09/01-22:24:18)
GM : ヤンファとフェリシアは、ランベルト・ロートシルト教授の様子を確認すべく、公都内へと足を運ぶ。 (09/01-22:24:40)
#フェリシア : 「……ひとまずは、別邸かしら」 (09/01-22:24:49)
ヤンファ : 「だなァ……あんまりいい予感はしねえが」 (09/01-22:25:05)
ヤンファ : 「………」 むしろ、今は他の組で動いてる面々が気になるが (09/01-22:25:33)
#フェリシア : 「いらっしゃらなかったら、通信機を使ってみるとしましょう。……正直、今の状況で必要以上に通信機を使いたくなくって」 (09/01-22:25:34)
ヤンファ : 「……ま、お前は特に、な」 以前操られてしまったこともあるだろう (09/01-22:26:19)
#フェリシア : 「……ええ、勝手な事だけど、今操られていなくて本当に良かったと思うわ」 (09/01-22:26:56)
ヤンファ : 「……そう、だな」 改めて想い直し (09/01-22:27:28)
ヤンファ : 「こうやって俺らが抗ってる一方で」 (09/01-22:27:41)
ヤンファ : 「何も知らされず、日常を演じなければいけない……そんなの俺だって嫌だぜ」 (09/01-22:28:01)
#フェリシア : 「……本当に。……モニカさんとアカシャさん、無事だといいんだけど」 (09/01-22:28:52)
GM : そんな会話をしている内に、君たちは旧市街にあるロートシルト邸までやってくる。 (09/01-22:29:22)
ヤンファ : 「下手に希望を持てない、ってのが悔しいなァ」 (09/01-22:29:25)
ヤンファ : 「っと、此処だったな」 (09/01-22:29:34)
GM : 以前訪れた時と同じように、庭には大きめの魔動機が鎮座している。 (09/01-22:29:38)
ヤンファ : 「………」 念のため、気配を探る。演出でもいいがとりあえず題す振っておこう (09/01-22:30:14)
2D6 → 1 + 5 + (14) = 20
#フェリシア : 「……何て声を掛けたらいいのかも分からない。ずっと前にシャルロット様に相談されたことを、今度は私が悩んでしまうなんて、情けない限りだわ」 (09/01-22:30:24)
#フェリシア : 家の中からは、生活音らしきものが聞こえる。 (09/01-22:30:43)
ヤンファ : 「エリカだって戦ってきた。もう一人の戦士になったんだ」 (09/01-22:31:24)
ヤンファ : 「皆、全員で支えあうが……答えを出すのは自分だ」 (09/01-22:31:44)
ヤンファ : 「下手に口出すより、見守ってやった方がいいと思うぜ」 (09/01-22:32:15)
GM : 「……難しいものね」 (09/01-22:32:58)
#フェリシア : おっとこっち。 (09/01-22:33:03)
ヤンファ : 「……簡単に他人が答え出すモンじゃァねえしな。ま、居るみたいだ。いこうぜ」 (09/01-22:33:28)
#フェリシア : 「ええ、行きましょうか」 (09/01-22:33:45)
GM : ロートシルト邸のドアノッカーを叩けば (09/01-22:34:05)
ヤンファ : 「………」 エリカだけに関してなら気になることが一つあるが、と思いつつノック (09/01-22:34:14)
GM : 中からぱたぱたと足音が聞こえて、扉が開かれる。 (09/01-22:34:16)
#アンネリース : 「どちら様でしょう――……か」 (09/01-22:34:42)
ヤンファ : 「よ、元気だったかアンネちゃん」 ぴっと二本指立てて挨拶。いつも通りに (09/01-22:35:13)
#アンネリース : 扉を開ききって、君たちの姿を見た途端、その表情が曇る。 (09/01-22:35:18)
ヤンファ : 「――……」 その表情は不安か、傀儡か。日常を演じつつ様子を探る (09/01-22:35:54)
#アンネリース : 「……何か用?」 その挨拶には答えず、小さな声で。 (09/01-22:35:55)
ヤンファ : 「(ハズレ、か)」 そのリアクションを悟りつつ  「いやァ、親父さん共々世話になったんでなァ」 (09/01-22:36:40)
ヤンファ : 「ちっと挨拶に来たんだが、不在か?」 (09/01-22:36:56)
#アンネリース : 「……」 そう言われると、逃げるように家の中へ引っ込んでいって。 (09/01-22:37:34)
GM : 少しすると、足音が増えて戻って来る。 (09/01-22:37:44)
ヤンファ : 「……ハズれってトコかねェ」 フェリシアに耳打ち (09/01-22:38:04)
#エドゥアルト : 「……何だ、アンタか」 面倒臭そうに後頭部を掻きながら、玄関口まで出てくる。 (09/01-22:38:11)
#フェリシア : 「……期待出来そうにないわね」 (09/01-22:38:18)
#ランベルト : 「……君たちか」 (09/01-22:38:31)
#フェリシア : 「……ランベルト教授、ご無事で何よりです」 頭を下げて挨拶する。 (09/01-22:39:12)
ヤンファ : 「あァ、ご無沙汰、って程でもねえが」 ついこの前だし (09/01-22:39:13)
#アンネリース : 「……」 アンネリースはエドゥアルトの後ろに隠れるように様子を伺っている。 (09/01-22:39:32)
#ランベルト : 「……ああ、ありがとう」 歯切れ悪くそう答えて。 「……君たちは、あまり良い状態とは言えないようだが」 (09/01-22:40:36)
ヤンファ : 「えーと」 そういや何も考えてなかったな、と思いつつ  「ン?」 (09/01-22:40:56)
ヤンファ : 「良い状態じゃない、ってのは?」 (09/01-22:41:04)
#エドゥアルト : 「……オイオイ、何言ってんだよ。言わなくても分かるだろ、“異端者”さんたちよ」 (09/01-22:41:56)
#フェリシア : 「……異端者?」 (09/01-22:42:35)
ヤンファ : 「異端者……――」 俺達のことか (09/01-22:42:42)
#アンネリース : 「……女神様の事、信じてないんでしょ」 (09/01-22:43:03)
#ランベルト : 「この街の様子は、君たちももう見ただろう」 (09/01-22:43:43)
ヤンファ : 「………成程な」 小さく呟き、自分で納得したように (09/01-22:43:45)
#ランベルト : 「この街で女神様を信仰していないのは、君たちを除いて他には居ない」 (09/01-22:44:12)
#ランベルト : 「……君たちには世話になっている。悪い事は言わない。早い内に帰依するといい」 (09/01-22:44:43)
ヤンファ : 「………」 あの女が、信仰を集める、だの言っていた。おそらくそれが関係してるといったところか (09/01-22:44:45)
ヤンファ : 「……はッ」 (09/01-22:45:07)
#エドゥアルト : 「あの女神さんのお陰で俺もこうしてぐうたら楽に生活出来てんだ。女神さまさまだぜ」 (09/01-22:45:23)
#エドゥアルト : 「アンタも、そういう生活が良いって言ってたじゃねェか」 (09/01-22:45:37)
ヤンファ : 「だなァ。確かにそういうのは嫌いじゃァねえ」 (09/01-22:45:54)
#エドゥアルト : 「なら、さっさとこっちに来いよ。楽なもんだぜ?」 (09/01-22:46:55)
ヤンファ : 「簡単に言ってくれるなァ」 (09/01-22:47:10)
ヤンファ : 「俺には護るモンだって、信じてるモンだってある」 (09/01-22:47:30)
ヤンファ : 「それを裏切ってまで、ラクしたいとは思わないぜ」 (09/01-22:47:54)
ヤンファ : 「それを裏切ったら、それは“俺”じゃァなくなるんでな」 (09/01-22:48:12)
#エドゥアルト : 「……そうかよ。なら、もうアンタたちと話す事なんざねェ。さっさと行きやがれ」 (09/01-22:48:23)
ヤンファ : 「あァ、気分悪くさせたな」 (09/01-22:48:36)
ヤンファ : 「行くぜ、フェリシア」 (09/01-22:48:43)
#ランベルト : 「……エドゥアルトの言葉は悪いが、今の君たちには私たちは協力出来ない」 (09/01-22:49:07)
#フェリシア : 「……そうね、行きましょうか」 (09/01-22:49:14)
#フェリシア : 「ご迷惑をお掛けしました。失礼します」 一礼。 (09/01-22:49:29)
ヤンファ : 「協力出来ない、ってのは女神の縛りだろ」 (09/01-22:49:38)
ヤンファ : 「自分の意志でもなんでもねえモノ、こっちから願い下げだ」 (09/01-22:49:49)
ヤンファ : 「じゃァな。そのうちまた来るかもよ」 そう言って踵を返した (09/01-22:50:06)
#アンネリース : 「……」 そんな言葉に恨みがましそうな目を向けて。 (09/01-22:50:17)
GM : ばたん、と強く扉が閉められる。 (09/01-22:50:30)
#フェリシア : 「シャルロット様の予想通り……駄目だったみたいね」 (09/01-22:50:53)
ヤンファ : 「……やれやれ。今まで世話んなってただけあって、ツラいモンだな」 ああは言ったが、それも演技の一つだ (09/01-22:51:13)
#フェリシア : 「飛空船の設備を増設したり、あるいはもう少し大きな飛空船を融通してもらえれば……と思ったんだけど」 (09/01-22:51:29)
#フェリシア : 「……ええ、全く。……こんなのが幸せだなんて、ふざけてるわ」 (09/01-22:51:47)
ヤンファ : 「……が、収穫はゼロじゃァない」 (09/01-22:52:01)
ヤンファ : 「異端者、だとよ」 収穫というかなんと言うか (09/01-22:52:13)
#フェリシア : 「ええ、彼らは揃って“女神”を信仰しているみたいね」 (09/01-22:52:34)
#フェリシア : 「そして、それを崇拝していない私たちは“異端者”と……」 (09/01-22:52:54)
ヤンファ : 「ベアトリスが言ってた。『信仰が沢山集まった』、だとかなァ」 (09/01-22:52:58)
#フェリシア : 「《虚音》で人々を操って、彼女を信仰させ……それによって神としての力を揮えるように、か」 (09/01-22:53:52)
ヤンファ : 「信仰そのものが媒体になってる、ってトコか」 (09/01-22:54:26)
ヤンファ : 「……厄介なモンだ。あの時みてえにお前の通信機壊して治るってモンじゃァねえ」 (09/01-22:54:48)
#フェリシア : 「彼ら自身の心を取り戻す他には、どうにも出来なさそうね」 (09/01-22:55:10)
#フェリシア : 「……ともかく、それについてはみんなで集まった後にした方が良さそうだわ。今後に繋がる手掛かりには成りうるはずよ」 (09/01-22:55:28)
ヤンファ : 「あァ。連絡入れとくぜ」 ぴぽぱぽ。通信は省略して次のシーンでいいな (09/01-22:55:55)
#フェリシア : おーけー。 (09/01-22:56:02)
GM : では次は妹探し組行くぜ。 (09/01-22:56:09)
エリカ : はい。 (09/01-22:56:18)
GM :   (09/01-22:56:22)
GM :   (09/01-22:56:23)
GM : エリカ、ソルティア、アランの3人は皆と分かれた後、ヤンファたち二人とは別に公都へ入った。 (09/01-22:56:59)
GM : 二人の妹は家には不在だったということで、何処へ行くか……と頭を悩ませているところだ。 (09/01-22:57:17)
#アラン : 「……さて、家じゃないとなると、何処か思いつくとこはあるか?」 (09/01-22:57:30)
ソルティア : 「 神殿 … ですかね。 アカシャが行くような所というと。 」 (09/01-22:58:00)
エリカ : 「……私も、それくらいしか思いつく場所は」 (09/01-22:58:16)
#アラン : 「神殿か。なら、そっから当たってみるか」 (09/01-22:58:37)
ソルティア : 「 多分、もうライフォス神殿ではなくなっているんでしょうが、ね。 」 皮肉気に笑い。 (09/01-22:58:44)
エリカ : 「……」 微妙な表情しつつ。頷き。 (09/01-22:59:36)
GM : モニカやアカシャが通っていたのは、旧市街のライフォス神殿だ。 (09/01-22:59:46)
GM : 二人が行く場所としてまず思いついたそこへ向かう。 (09/01-22:59:58)
ソルティア : 「 えぇ、行きましょう。 」 先頭に立って進もう。 (09/01-23:00:04)
GM : 辿り着いた神殿の前には、多くの人々が集っていた。 (09/01-23:00:12)
GM : いつもと殆ど変わらない様子だが……神殿の前には礼拝者と思しき人々もいれば、神殿前の広場で何かしらの建造作業を行なっている者たちも居た。 (09/01-23:01:08)
#アラン : 「……賑わってんなァ」 (09/01-23:01:20)
ソルティア : 「 元々人の多い神殿ではありましたが … 普段以上ですね、これは。 」 (09/01-23:01:49)
エリカ : 「……」 視線を泳がせて、見知った姿を探す。 (09/01-23:01:50)
GM : 人々はそれぞれ楽しそうに会話しながら作業に従事したり、礼拝の為に神殿へ入る行列に並んでいる。 (09/01-23:02:03)
GM : その行列の中には、モニカやアカシャの姿は見当たらない。 (09/01-23:02:18)
ソルティア : 「 … いませんね。 ここじゃなかったんでしょうか … 」 辺りを見回して。 (09/01-23:02:43)
#アラン : 「これが全員ライフォスを拝みに来てるってんなら万々歳なんだが、どうもそうとは思えねェな」 (09/01-23:02:48)
GM : 二人がきょろきょろと辺りを見回していると、ソルティアの懐で通信機が音を立てる。 (09/01-23:03:13)
ソルティア : 「 全くです。 … おや? 」 通信機が鳴った。 (09/01-23:03:27)
エリカ : 「……」 中の様子は伺えないだろうか。 (09/01-23:03:28)
GM : 人だかりで見えないね。>エリカ (09/01-23:03:42)
ソルティア : 「 ちょっとすみません。 … もしもし? 」 通信機を取り出して応答しよう。 (09/01-23:03:49)
#アカシャ(通信) : 「……もしもし、義兄さん?」 通信機から聞こえて来たのは、聞き慣れたアカシャの声だ。 (09/01-23:04:15)
ソルティア : 「 ……… あぁ、アカシャか。 どうしたんだい? 」 出来る限り平静を装って対応する。 (09/01-23:04:43)
#アカシャ(通信) : 「……今、何処に居るんですか?」 (09/01-23:05:08)
エリカ : 「……」 神殿の中も確認したいが、この行列に並ぶ気にもなれない。 (09/01-23:05:12)
#アラン : 「通信が掛かって来るってこたァ……神殿内じゃなさそうだな」 (09/01-23:05:31)
ソルティア : 「 神殿の前だよ。 凄い人だかりになってるけど … 」 何神殿かは言わず。 (09/01-23:05:36)
エリカ : 「……? アカシャちゃん?」 通信、向こうからかかってきたのか。 (09/01-23:05:58)
#アカシャ(通信) : 「そうですか。礼拝ですか?」 (09/01-23:06:04)
ソルティア : 「 いや、アカシャがこっちにいるかもって思ってね。 」 (09/01-23:06:27)
#アカシャ(通信) : 「……そうでしたか。私は今、モニカと一緒に〈宵の明星亭〉に居ます。最近ギルさんやエルシオーネさんに、お料理を教えて貰っていて」 (09/01-23:07:08)
#アカシャ(通信) : 「エリカさんも一緒、なんですよね」 (09/01-23:07:26)
ソルティア : 「 あぁ、〈宵の明星亭〉にいたのか。 」 と頷き。 「 エリカちゃん? あぁ、一緒にいるよ。 」 (09/01-23:08:11)
#アカシャ(通信) : 「……じゃあ、来て貰えますか? 私も義兄さんと会いたいですし、モニカもエリカさんに会いたがっていますから」 (09/01-23:08:45)
ソルティア : 「 ……… あぁ、分かった。 今はアランさんもいるから、一緒に行くよ。 」 (09/01-23:09:19)
#アカシャ(通信) : 「分かりました。待ってます」 (09/01-23:09:29)
GM : そう言うと、通信はぷつっと切れる。 (09/01-23:10:10)
ソルティア : 「 ……… 」 通話の切れた通信機を眺めて。 (09/01-23:10:26)
エリカ : 「あの……アカシャちゃんは、なんて……?」 (09/01-23:10:39)
#アラン : 「〈宵の明星亭〉ねェ……」 (09/01-23:10:50)
ソルティア : 「 … モニカちゃんと一緒に〈宵の明星亭〉にいる。 会いたいから来てくれ、ってさ。 」>エリカ。 (09/01-23:11:21)
#アラン : 「ギルのとっつぁんとエルシオーネの様子も見たいトコだったし、丁度いいっちゃ丁度いいか」 (09/01-23:11:44)
エリカ : 「……モニカも、一緒に……」  「……そっか。お菓子作り、教えてもらってるって言ってたし……」 (09/01-23:11:59)
ソルティア : 「 えぇ。 あちらから連絡があったのは、幸いですね … 」>アラン。 (09/01-23:12:08)
エリカ : 「……それじゃ、すぐ、向かいましょう」 (09/01-23:12:35)
ソルティア : 「 … ん、行こう。 」 (09/01-23:12:46)
#アラン : 「……ああ、そうだな」 ソルティアの言葉には少し歯切れ悪く言って。 「分かった。行こうぜ」 (09/01-23:12:58)
GM : では、〈宵の明星亭〉まで移動でいいかな。 (09/01-23:13:17)
ソルティア : よいよ (09/01-23:13:25)
エリカ : いいです。 (09/01-23:13:41)
GM : 久しぶりの公都、《中枢道》を通りながら、公都を縦断するように新市街へと向かっていく。 (09/01-23:13:54)
GM : かつては毎日のように通っていた〈宵の明星亭〉も、今となっては少し懐かしい。 (09/01-23:14:10)
GM : 入り口には、「本日休業」の札。 (09/01-23:14:23)
#アラン : 「……あん? 珍しい、っつか初めて見た気がするぜ、こんな札」 (09/01-23:14:51)
エリカ : 「休業中……?」 (09/01-23:15:01)
ソルティア : 「 ……… 」 少し躊躇いつつも、入り口の扉をノックしよう。 (09/01-23:15:02)
#エルシオーネ : 「どうぞ」 中からは、久しぶりに聞く抑揚の薄い声。 (09/01-23:15:27)
ソルティア : 「 … 失礼します。 」 扉を開けて、宿の中へ。 (09/01-23:15:47)
GM : 店内の様子は、通っていた頃と何一つ変わっていない。 (09/01-23:16:02)
エリカ : 「……」 ソルティアに続く。 (09/01-23:16:20)
GM : 休業中の札がある為当然だが、中には客は居らず、カウンターの方へギルとエルシオーネ、そしてモニカとアカシャの姿があるくらいだ。 (09/01-23:16:41)
#ギル : 「エリカちゃんに青年、久しぶりだね」 (09/01-23:16:58)
#エルシオーネ : 「マスター、露骨にアランさんを省くのは止めてあげてください」 (09/01-23:17:26)
ソルティア : 「 … お久しぶりです、ギルさん、エルシオーネさん。 」 礼儀正しくお辞儀をして。 「 それに、モニカちゃんに … アカシャ。 」 (09/01-23:17:28)
#エルシオーネ : 「お久しぶりです、皆さん」 (09/01-23:17:33)
#アラン : 「ああ、久しぶりだな」 4人の様子を鋭い目で眺める。 (09/01-23:17:52)
エリカ : 「あ……モニカ……皆……」 (09/01-23:17:56)
#モニカ : 「……あ」 作業の手を止めて、エリカたちの方を見て。 (09/01-23:18:09)
#アカシャ : 「義兄さん……」 (09/01-23:18:14)
ソルティア : 「 ……… 」 大声を上げそうになるのを抑えて。 「 … 元気だったかい、アカシャ? 」 静かに声をかける。 (09/01-23:19:15)
#ギル : 「……なんというか、しばらく見ない内に逞しくなったというか」 (09/01-23:19:18)
エリカ : 「……」 何を言おうかと、少し逡巡し。 「……た、ただいま、モニカ」 (09/01-23:19:56)
#アカシャ : 「元気な訳……ないじゃないですか」 モニカと同じく作業の手を止めて、俯きがちに。 (09/01-23:20:14)
ソルティア : 「 … 色々、ありましたから。 」 寂しいのか悲しいのか辛いのか、どこか陰のある小さな笑みで応える。>ギル。 (09/01-23:20:16)
#モニカ : 「……うん、姉さん」 沈んだ声で、エリカの声に答える。 (09/01-23:20:36)
ソルティア : 「 … そうか。 そうだね … ごめん、アカシャ。 」 こちらも少し俯いて。 (09/01-23:21:01)
#エルシオーネ : 「お二人とも、エリカさんとソルティアさんにすごく会いたがっていたんですよ」 (09/01-23:21:01)
#ギル : 「ほら二人とも、感動の再会の抱擁だ!」 かつてのように、ギルは冗談らしくモニカとアカシャにいって。 (09/01-23:21:54)
#モニカ : 「……ん」 少し逡巡しながらも、立ち上がる。 (09/01-23:22:27)
エリカ : 「モニカ……ごめん、寂しかった?」 (09/01-23:22:37)
#アカシャ : 「……少しくらいなら、怒られませんよね」 アカシャもモニカと同じように立ち上がって。 (09/01-23:22:50)
#モニカ : 「……寂しかったに、決まってるじゃない……」 (09/01-23:23:14)
#アカシャ : 「……私たちには、家族は義兄さんたちしか居ないのに……」 (09/01-23:23:34)
ソルティア : 「 … アカ、シャ … 」 何と応えればいいのか分からず、その場に立ち尽くして。 (09/01-23:23:56)
#モニカ : 「ずっと一人っきりにして……っ!」 俯いて涙を零しながら、少しずつ近付いていって。 (09/01-23:24:10)
エリカ : 「……ごめん、ほんとに、ごめん」 (09/01-23:24:40)
#アカシャ : 「……ずっと、ずっと寂しかったんですから……!」 (09/01-23:25:04)
GM : そこまで言い終えると、感極まったようにだっ、と二人の元へと駆けて来る。 (09/01-23:25:31)
ソルティア : 「 … ごめんな … 」 その場に片膝をついて、軽く両手を広げる。 (09/01-23:25:40)
#アラン : 「――……」 (09/01-23:25:50)
#アラン : 「ソルティア! 避けろ!」 突然、黙って見ていたアランが叫び、エリカを突き飛ばす。 (09/01-23:26:15)
エリカ : 「モニカ……!」 モニカを抱き寄せられるように、両手広げようと、 「っ、きゃ…!?」 (09/01-23:26:39)
ソルティア : 「 … っ 」 完全に避けはしない。 急所だけは避けるようにしてアカシャを受け止めようとする。 (09/01-23:27:10)
GM : ――ず、と人の肉体に刃物が突き刺さる不快な音が2つ。 (09/01-23:27:26)
#アラン : 「……っづ……!」 エリカを突き飛ばして、代わりにそこに立っていたアランの腹部には、深々とナイフが突き刺さっている。 (09/01-23:27:58)
GM : それを避ける事なく受け止めたソルティアの身体にも、だ。 (09/01-23:28:14)
エリカ : 「っアランさん、何、を――」 急に突き飛ばされて、慌ててアランの方へを向き直り。 (09/01-23:28:38)
ソルティア : 「 ……… ッ 」 呻きと痛みを堪え、そのまま飛び込んできたアカシャを抱きとめる。 (09/01-23:28:41)
#ギル : 「……ちょっとちょっと二人共! 何してるの! 危ないでしょ!」 (09/01-23:28:54)
#アカシャ : 「……寂しいに決まってるじゃないですか。……唯一の家族が、女神様を信じていないなんて」 (09/01-23:29:16)
ソルティア : 「 ギルさん! … いいんです、僕は。 」 首を横に振り。 (09/01-23:29:26)
#モニカ : 「……そうよ。……二人共、酷いじゃない。あれだけわたしたちを励ましておいて、二人は異端者なんて」 (09/01-23:29:54)
エリカ : 「―――」 思考が止まった。呆けている。脳が理解を拒否している。 (09/01-23:29:55)
#アラン : 「……違ェ、ソルティア……。とっつぁんが心配してんのは……」 (09/01-23:30:13)
エリカ : 「なに、これ」  「なに、いってるの」 (09/01-23:30:23)
ソルティア : 「 … そうだね。 ごめんな、アカシャ。 」 口の端から血を流しながら、アカシャの背中をぽんと軽く叩き。 (09/01-23:30:37)
#エルシオーネ : 「……モニカさん、アカシャさん、危ないですよ。……ほら、お二人に対する気持ちはわかりますけど、そんな事をしたら、どんな報復を受けるかわかりません」 (09/01-23:30:54)
ソルティア : 「 ……… 」 アランの言葉に、ギルとエルシオーネに顔を向ける。 (09/01-23:31:02)
ソルティア : 「 … 撃たないんですね、ギルさん。 」 (09/01-23:31:36)
#アカシャ : 「……謝るくらいなら、女神様に帰依してください」 (09/01-23:31:43)
ソルティア : 「 それは出来ないよ、アカシャ。 」 小さく、それでも明確に答える。 (09/01-23:32:10)
#モニカ : 「……姉さんもだよ。……お母さんが居ないわたしたちの拠り所は、女神様しかないのに」 (09/01-23:32:20)
#ギル : 「……店の中で騒ぎは起こしたくないからね」 >ソル (09/01-23:32:51)
#ギル : 「青年たちが何かするってんなら、話は別だけどさ」 (09/01-23:33:00)
ソルティア : 「 … えぇ。 僕も、ここで争いたくはありません。 ましてや、相手が貴方方なら … 」>ギル。 (09/01-23:33:23)
#モニカ : 「……ほら、姉さん、悩んでるくらいなら楽になろう? わたしだって、姉さんに酷い事なんてしたくないよ」 (09/01-23:34:03)
エリカ : 「……」 何これ。なにこれ。なんなの、これ。 (09/01-23:34:10)
#ギル : 「……その言葉が聞けるのは嬉しい、が、出来れば同志として聞きたかったかな」 (09/01-23:34:40)
ソルティア : 「 … すみません、ギルさん。 」 謝罪の言葉に意味がないと分かっていても、こんな言葉しか出てこないのだ。 (09/01-23:35:10)
#アラン : 「……ったく……人を馬鹿にすんのもいい加減にしやがれよ……」 語気に怒気を含ませながら、ゆっくりと立ち上がって。 (09/01-23:35:23)
エリカ : 「モニ、カ……? ねえ、冗談、でしょ? 嘘、よね。ねえ、そう言って」 (09/01-23:35:37)
#モニカ : 「冗談? 冗談なのは姉さんの方でしょ? 私たちがこうして幸せに暮らせて来たのは、女神様のお陰なんだよ?」 (09/01-23:36:14)
エリカ : 「―――」 (09/01-23:36:51)
ソルティア : 「 アランさん、怪我は … ぐっ 」 刺さったままの刃の傷みに小さな呻きを漏らして。 (09/01-23:37:40)
#モニカ : 「わたしの身体がこうして治ったのだって、今までお母さんがいなくなってからも普通に暮らせて来たのも、全部女神様のお陰」 (09/01-23:38:08)
#モニカ : 「だから、ね?」 諭すようにエリカに言葉を投げかけ続けて。 (09/01-23:38:24)
#アラン : 「……エリカ、耳貸すんじゃねェぞ」 (09/01-23:38:36)
#アラン : 「……平気だ」 力を込めて、ソルティアと自分に治癒を施して。 (09/01-23:39:02)
#アラン : 「……この程度の痛み、お前らに比べりゃ痛くも痒くもねェ」 (09/01-23:39:29)
ソルティア : 「 … ありがとうございます。 」 治癒に合わせてアカシャの手を掴み、そっと自分の身体から刃を抜かさせる。 (09/01-23:39:43)
#アカシャ : 「……離してください、義兄さん」 (09/01-23:39:59)
#アカシャ : 「義兄さんがそのまま異端者であり続けるなら……義兄さんは、私たちの敵です」 (09/01-23:40:33)
ソルティア : 「 ……… あぁ、そうだね、アカシャ。 ごめんな。 」 最後に一度だけ後頭部に手を寄せ、アカシャの頭を抱きしめる。 「 … それでも、行かなきゃ。 行かなきゃ、いけないんだ。 」 (09/01-23:42:08)
#アカシャ : 「…………」 抱きしめられても無表情なままで。 (09/01-23:42:51)
ソルティア : 「 ありがとう。 ごめん。 愛してる。 … アカシャ。 身体に、気をつけて。 」 それだけ言って、抱きしめていた腕を緩めてアカシャを解放する。 (09/01-23:42:53)
#アラン : 「……エリカ」 呆けているエリカの手を引いて (09/01-23:43:14)
ソルティア : 「 ギルさん、エルシオーネさん。 これが、多分、最後です … どうか二人を、お願いします … 」 小さく頭を下げて。 (09/01-23:43:58)
エリカ : 「……あ」 手を引かれるけど、視線は、モニカへ向いたまま。 (09/01-23:44:23)
#エルシオーネ : 「お二人も、無駄に命を散らす前に、こちらへ来てください。モニカさんとアカシャさんの為にも」 (09/01-23:44:35)
#アラン : 「……必ず取り戻してやる」 噛み締めるようにそう言って、モニカを見る事がないようにその頭を抱き寄せた。 (09/01-23:45:16)
#ギル : 「ああ、二人の事は任せておいてくれていいよ」 (09/01-23:45:41)
#フェリシア : 「……邪魔したな、とっつぁん」 (09/01-23:46:00)
#フェリシア : 痛恨。 (09/01-23:46:04)
ソルティア : 「 … ありがとうございます。 エルシオーネさんも、お体には気をつけて。 ギルさんを、あまり苛めてあげないでください。 」 酷く、酷く寂しげな笑みを浮かべて、それでも肯定の言葉は返さず。>エルシオーネ。 (09/01-23:46:08)
ソルティア : 俺のログには何もないよ (09/01-23:46:14)
#アラン : 「……邪魔したな、とっつぁん」 (09/01-23:46:21)
エリカ : 「、っ……アラン、さ……」 (09/01-23:46:45)
#アラン : 「行こうぜ、ソルティア、エリカ」 (09/01-23:46:49)
#エルシオーネ : 「マスターを苛めるのは私の趣味ですから、それは譲れません」 (09/01-23:47:09)
#ギル : 「……はは。それじゃあね、3人とも」 (09/01-23:47:25)
ソルティア : 「 ありがとうございます。 ありがとう、ございます … すみません。 行きます。 」 最後にギルに深く頭を下げて、アランに頷いて四人に背を向ける。 (09/01-23:47:33)
#アラン : そのままエリカを連れて、店の外へと出ていこう。 (09/01-23:48:12)
エリカ : 「っ、……」 そのまま連れだされよう。 (09/01-23:48:27)
ソルティア : 「 … 元気で。 」 振り返る事無く、扉を開ける瞬間呟いて、そのまま宿を出て行く。 (09/01-23:48:59)
#アラン : 「…………」 店外へ出たアランは、強く灰色の粉の降る空を睨むように見上げる。 (09/01-23:49:20)
エリカ : 「……なんなん、ですか」 (09/01-23:50:21)
ソルティア : 「 ……… 」 無言で顔を伏せて。 (09/01-23:50:40)
#アラン : 「……」 その言葉には答えられず。 (09/01-23:50:59)
エリカ : 「全部……全部女神様のおかげって……そうじゃない……っ、今まで、ずっと、二人で、やってきたのに」 (09/01-23:51:24)
ソルティア : 「 … そうだよ、エリカちゃん。 こんなはずじゃないんだ。 この世界は … 」 (09/01-23:52:15)
#アラン : 「……ああ、そうだ。お前たちは、お前たち自身の力で、今まで必死にやってきたんだ」 (09/01-23:53:17)
ソルティア : 「 変えてしまった … 全部、全部だっ … 僕達がやってきた事! 僕達が生きてきた事ッ! 全部全部無くされたッッ! 」 俯いたまま拳を震わせ、血を吐くように叫ぶ。 (09/01-23:53:29)
#アラン : 「それをこんなふざけた形に歪めるなんてのは、絶対に間違ってる」 (09/01-23:53:38)
エリカ : 「私……私達が、ずっと頑張ってきたこと、どこいっちゃったんですか。なんで、皆、なんで……っ」 (09/01-23:53:55)
#アラン : 「……いいや、全部じゃねェ」 二人を否定するように首を横に振って。 (09/01-23:54:38)
#アラン : 「……まだ、俺たちが居る」 (09/01-23:54:44)
#アラン : 「これまで必死こいて生きて、戦って、泥塗れになりながら此処まで来た俺たちの心は、まだ此処に残ってる」 (09/01-23:55:24)
ソルティア : 「 … えぇ。 」 握っていた拳を開いて自分の頭を掴み、ばさりと前髪を後ろに流す。 (09/01-23:55:30)
#アラン : 「……だから、取り戻しに行こうぜ、俺たちの世界」 (09/01-23:55:39)
エリカ : 「……アラン、さん……」 (09/01-23:56:04)
ソルティア : 「 取り戻しますよ。 絶対に。 絶対に … これだけは、誰にも譲れない。 僕の、僕らだけのものです。 」 キッ、と鋭い目で灰色の空を見上げて。 (09/01-23:56:44)
#アラン : 「そういうこった」 ソルティアの答えに多少無理にふっと笑って頷くと、エリカの肩に手を置いて。 「戻ろうぜ、アイツらの所によ」 (09/01-23:57:47)
エリカ : 「……」 ず、と。鼻すすり。 こく、と頷き。 (09/01-23:58:33)
ソルティア : 「 ん。 」 少し表情を和らげて、エリカに笑いかける。 (09/01-23:59:02)
#アラン : 「っし! ……待ってやがれよ、女神さんよ」 もう一度強く、北西の方角を睨みつけて、足を進め始めた。 (09/01-23:59:32)
ソルティア : 「 無くされた分の思いは、投げつけてやりませんとね。 」 アランとエリカの後ろについて。 (09/02-00:00:20)
#アラン : 「おうよ、やってやろうぜ」 後ろを振り向いて、ソルティアに拳をつきだして。 (09/02-00:01:01)
ソルティア : 「 えぇ。 」 その拳に拳を合わせる。 (09/02-00:01:44)
GM :   (09/02-00:01:49)
GM :   (09/02-00:01:51)
GM : 一方、残されたシャルロットたちは、周囲を散策しながら、休むのに適した場所を探していた。 (09/02-00:02:54)
GM : その間にマグダレーナはバルクマンへと連絡を試みる。 (09/02-00:03:05)
GM : バルクマンは予想通りに無事だったようで、異変を察し、人の殆ど居なくなったインミスティの近くで、イーヴと共に行動方針を考えていた所だったようだ。 (09/02-00:04:31)
GM : それぞれのすることを終えて合流した君たちは、乗ってきた飛空船へと乗り込み、レーゼルドーン大陸へと向かう。 (09/02-00:05:00)
GM : ――そうして、数時間後。 (09/02-00:05:22)
#バルクマン : 「お待ちしておりました、姫様」 (09/02-00:06:21)
GM : 君たちは、インミスティの外れにある簡易兵舎のひとつへとやってきていた。 (09/02-00:06:41)
GM : そこでは、バルクマンが君たちを迎え入れる態勢を整えて待っていた。 (09/02-00:06:53)
ソルティア : 「 お久しぶりです、バルクマンさん。 」 礼儀正しく挨拶。 まぁ多分お久しぶりだろう、直接会うのは。 (09/02-00:07:19)
#マグダレーナ : 「無事で何よりだ」 (09/02-00:07:26)
シャルロット : 「ご無事で――」 と言うのが正しいのか一瞬困って 「なによりです」 (09/02-00:07:31)
#イーヴ : 「……どうやら、尋常ならざる事態に陥ったようだな」 眼鏡のブリッジを持ち上げながら (09/02-00:07:48)
#イーヴ : 「ともあれ、無事の再会を喜ぶとしよう」 (09/02-00:07:53)
エリカ : 「……」 ぺこり、と。無言で頭下げ。 (09/02-00:08:01)
シャルロット : この二人だけかな、ここにいるのは (09/02-00:08:04)
ヤンファ : 「よォ、活躍してたみてェだなァ」 バルクマン久しぶりじゃん (09/02-00:08:05)
#イーヴ : 二人だけだな。 (09/02-00:08:10)
ヤンファ : 「そっちさんも、無事で何よりだ」 識者は多いと助かる、とイーヴに (09/02-00:08:35)
#バルクマン : 「……本心と違う事を言うな」 じろっ。>ヤンファ (09/02-00:08:37)
ソルティア : 「 イーヴさんも。 この状況で会えるとさすがにほっとしますね。 」 数時間前の激昂が無かったように。 (09/02-00:08:38)
シャルロット : 「状況の説明から入りましょう」 と、二人に今までの経緯を話す。それから、他のみんなに何が会ったか教えてもらいたいのだけどいいかな >GM (09/02-00:08:53)
#アイゼル : 「そうね。頼もしくないとは言えないわ」 (09/02-00:08:54)
ヤンファ : 「なんのことだかなァ」 カッカッカ (09/02-00:09:00)
#ラーエル : いいよー。 (09/02-00:09:02)
#ラーエル : 「久しぶりだね、イーヴさん」 (09/02-00:09:09)
#イーヴ : 「ああ、君たちも壮健そうで何よりだ」 (09/02-00:09:23)
ヤンファ : 「……ホント、今更ながら奇妙なモンだな」 《黄金戦役》の面々がこうやって顔を合わして、ザガードまでいるってのも (09/02-00:10:01)
#ザガート : 「そちらの騎士殿は初めまして。経緯は後で話すとして、こうして場を準備してくれていた事には感謝する」 (09/02-00:10:03)
#バルクマン : 「礼には及ばん。ただ、護っている事しか出来なかったのだからな」 事態を止められた訳じゃあない。 (09/02-00:10:39)
#アラン : 「……ま、とりあえず紹介と経緯からだわな」 (09/02-00:11:05)
シャルロット : 「そうですね……」 その辺はぱぱっとすませてしまっていいのだろうか >紹介敬意 (09/02-00:11:23)
ソルティア : 「 一気に事態が進行しましたからね。 状況の共有も兼ねて、一つずつ整理していきましょうか。 」 (09/02-00:11:31)
#フェリシア : 「そうね。ハウル殿、落ち着いて話を出来る場へ案内してもらえますか?」 (09/02-00:11:38)
#フェリシア : ぱぱっと住むよ。 (09/02-00:11:42)
#バルクマン : 「分かった。ではこちらへ」 (09/02-00:12:23)
ソルティア : ×状況 ○情報 だった。 (09/02-00:12:37)
GM : ということで。 (09/02-00:12:47)
GM : 兵舎内の会議室に集合した全員は、これまでの状況と公都で起きた出来事をまずは話した、でいいかな。 (09/02-00:13:15)
シャルロット : かくかくしかじかあれあれうまうま (09/02-00:13:18)
シャルロット : OK (09/02-00:13:24)
ソルティア : おkです。 アカシャとお別れしてきたとかそういうプライベートなとこはともかく。 (09/02-00:13:37)
#マグダレーナ : 「……成程」 (09/02-00:13:41)
シャルロット : ああ、ユリウスについてはオブラートに包んで話をしよう。 (09/02-00:13:42)
#マグダレーナ : 「次に考えるべきは、我々の行動だが……」 (09/02-00:14:17)
ヤンファ : 「予想以上に、っつーより、味方と思えるのは此処にいるだけらしいなァ」 (09/02-00:14:24)
エリカ : 説明は任せました。 (09/02-00:14:28)
#イーヴ : 「残念ながらそのようだ」 (09/02-00:14:39)
ソルティア : 「 最終目的となるのは、浮かび上がった海底遺跡にいるベア … アレクサンドリアでしょうが。 」 腕を組んで。 (09/02-00:15:09)
シャルロット : 「後、一人ご協力いただける方が」 なんて呟いて (09/02-00:15:27)
シャルロット : 多分彼は平気な顔をしていることだろう (09/02-00:15:41)
#アラン : 「……ま、本物の〈胡弓〉……いや、〈弔鐘〉か。その力が発動したのなら、当然の事だ」 >ここにいる奴ら以外全員侵されてる (09/02-00:15:42)
#ラーエル : 「ヴィルフリートさん?」 >シャル (09/02-00:16:01)
#フェリシア : 「今のままで近づけるとはとても思えませんね……」 >ソルティア (09/02-00:16:12)
シャルロット : 「ええ。無事であれば、何かの形でご協力いただけるのではないかと」 (09/02-00:16:32)
#ユリウス : 「…………」 (09/02-00:16:34)
エリカ : 「……どうして」 ふと、疑問が思い浮かんで。 (09/02-00:16:35)
ソルティア : 「 えぇ … となると、各地の封印であるあの塔、と言う事になるのでしょうが … 」 そっちもきつそうだな。>フェリシア。 (09/02-00:16:45)
#ザガート : 「……どうかしたのか?」 >エリカ (09/02-00:16:59)
シャルロット : 「……エリカさん?」 (09/02-00:17:02)
エリカ : 「どうして、私達、平気なんでしょう」 (09/02-00:17:06)
ヤンファ : 「………」 (09/02-00:17:17)
ヤンファ : 「まァ、シャルは解る」 (09/02-00:17:28)
#バルクマン : 「……む。それは、確かに」 腕を組んで難しそうな顔をする。 (09/02-00:17:29)
ソルティア : 「 そうですよね … シャルロットさんはまだ分かりますが、他の皆が何故か、と言うのは … 」 (09/02-00:17:38)
#アラン : 「――……」 (09/02-00:17:38)
シャルロット : 「あの、判られても困るというか……」 当たり前に話されると困る (09/02-00:17:55)
#アラン : 「シャルロット、姫サン、ユリウスに俺が平気な理由は分かる」 (09/02-00:18:07)
シャルロット : 「判るんですか!?」 (09/02-00:18:20)
#アラン : 「むしろ何でお前が分かってねえんだよ」 (09/02-00:18:32)
ヤンファ : 「――……」 さらりと自分を含めたか (09/02-00:18:35)
ソルティア : 「 前のお三方は家系の関係ですか? 」>アラン。 (09/02-00:18:38)
ヤンファ : 「イエイツ、そして……クラウゼ」 (09/02-00:18:49)
#アラン : 「――いいや」 ソルティアに首を横に振り。 「全員、だ」 (09/02-00:18:54)
エリカ : 「……はじめの三人は解りますけど……」 >アラン 「……?」 全員? (09/02-00:19:07)
ヤンファ : 「名前はアランであってんのか」 (09/02-00:19:14)
ソルティア : 「 全員 … と言う事は、アランさん、も? 」 首をかしげて (09/02-00:19:16)
#ユリウス : 「…………」 その言葉に、僅かに顔を上げ。 (09/02-00:19:19)
シャルロット : 「い、いえ……そんな理由で影響が無い、と言い切っていいのかと」 (09/02-00:19:22)
シャルロット : 「……?」 どういうことだろう (09/02-00:19:29)
ヤンファ : 「一々、普通は知らない情報まで知ってやがって結構引っかかってたんだがな」 (09/02-00:20:00)
#アラン : 「……」 ヤンファにも首を横に振る。 (09/02-00:20:04)
#アラン : 「この際だ。まとめて言っちまうぜ」 (09/02-00:20:16)
シャルロット : 「は、はい」 居住まいを正してアランへと身体を向ける (09/02-00:20:39)
#アラン : 「――セフィリア神聖王国の聖戦士(パラディン)、マリウス・ベレスフォード。それが俺の本当の名前だ」 (09/02-00:21:15)
シャルロット : 「―――……? はい?」 なんだって? (09/02-00:21:41)
ソルティア : 「 … セフィリア! と言う事は、アレクサンドリアの“本体”が封じられている … 」 (09/02-00:21:51)
#アラン : 「そして……セフィリアに移り住む前の名は、マリウス・クラウゼだ」 (09/02-00:21:55)
#フェリシア : 「……は?」 (09/02-00:22:04)
エリカ : 「…………」  「え……?」 (09/02-00:22:10)
#マグダレーナ : 「……マリウス・クラウゼ?」 (09/02-00:22:15)
シャルロット : 「それって……」 呆然としてアランの顔を見やる (09/02-00:22:31)
ヤンファ : 「――……」 どことなく驚きは少ない。予想してなかったワケじゃないが、突拍子すぎて口に出せなかった (09/02-00:22:34)
ソルティア : 「 クラウゼ、と言う事は、陛下の家系 … ん? 」 首をかしげて (09/02-00:22:34)
#ユリウス : 「…………」 (09/02-00:22:35)
エリカ : 「それって……確か、亡くなったっていう……」 ちらりと、ユリウスの方見て (09/02-00:22:49)
ソルティア : 「 ……… 」 くるっとユリウスへ顔を向けて。 (09/02-00:22:51)
ヤンファ : 「……そうだな。ユリウスの……流されたと言われた、弟」 (09/02-00:22:55)
#アラン : 「そうだ。そこで馬鹿面晒してるユリウス・クラウゼの弟だよ」 (09/02-00:23:17)
#ユリウス : 「……何故、こんな所に居る」 (09/02-00:23:31)
#アラン : 「……アンタ、アレクサンドリアにも言われてたよな。自分の力を過信しすぎて、眼が曇ってるってよ」 (09/02-00:24:10)
#アラン : 「アイツの言う事にゃ賛同できねェが、アレだけは的を射てると思うぜ」 (09/02-00:24:22)
#アラン : 「アンタの用意した監視の目なんざ、とうの昔に全部ぶっ潰してるっての」 物理的にではなく。 (09/02-00:25:43)
#ユリウス : 「…………」 (09/02-00:26:03)
#アラン : 「……ま、今は細かい経緯はいいだろ」 (09/02-00:26:11)
#アラン : 「俺はセフィリアの聖戦士として、喪失した〈弔鐘〉の行方を追ってこのザルツ地方へ来ていた」 (09/02-00:26:35)
ヤンファ : 「ま、兄弟話は追々ってトコだな」 (09/02-00:26:44)
#アラン : 「今まで黙ってて悪かったな。嘘はつきたくねェんだが、職務上仕方ない部分もあった訳だ」 (09/02-00:27:29)
#アラン : 「こうなっちまったらセフィリアの体面も何もあったもんじゃねェし、ぶっちゃけちまったけどよ」 (09/02-00:27:50)
ヤンファ : 「そんなモン追ってきてホイホイ言えるワケねえだろ。気にすんな」 (09/02-00:28:00)
ソルティア : 「 ま、まぁ、確かに話されても困りましたね … 」 (09/02-00:28:01)
#フェリシア : 「……信じられない……」 これがセフィリアのパラディンで尚且つユリウスの弟なんて。 (09/02-00:28:14)
エリカ : 「……」 正直リアクションのとり方に困っている。 (09/02-00:28:17)
シャルロット : 「セフィリアの聖騎士なら、まあ、仕方の無いこと、ですよね」 >うそでした (09/02-00:28:31)
#アイゼル : 「それはともかく、大事なのはそこじゃないでしょ?」 (09/02-00:28:32)
#マグダレーナ : 「……あ、ああ、そうだな」 (09/02-00:28:53)
#マグダレーナ : 「何故、侵されていないのか、だったな」 (09/02-00:29:07)
ヤンファ : 「………」 まあ呆気にとられるわな、アレの弟だし (09/02-00:29:13)
#バルクマン : 「……では、姫様たち4名については置いておくとして」 (09/02-00:29:59)
ソルティア : 「 あ、アランさんの理由も、家系という事でしたね … いや、マリウスさん … 様 … ? 」 意外と動揺しているようだ。 (09/02-00:30:00)
シャルロット : 「立場的には、私と似たような……ああいえ。私とも違いますよね」 >アラン (09/02-00:30:07)
#バルクマン : 「何故、我々が無事なのか、か」 (09/02-00:30:11)
#アラン : 「今まで通り、“アラン”でいいぜ? 堅苦しくなくて個人的にゃこっちのが気に入ってるくらいだ」 (09/02-00:30:30)
ヤンファ : 「ま、嫌がらせだよなァ逆に」 (09/02-00:30:51)
#アラン : 「いやァ……俺ァもう完全にクラウゼとの関係は絶ってるようなもんだからなァ」 >シャル (09/02-00:30:56)
ヤンファ : 「その4人以外、一応共通点はあるみたいだなァ」 面々を見て (09/02-00:31:13)
ソルティア : 「 わ、分かりました、アランさん。 」 こくこく (09/02-00:31:16)
シャルロット : 「この際、仲良く兄弟でお話なりをすればいいですのに……」 まあ、それはさておき、だ (09/02-00:31:26)
ソルティア : 「 共通点 … ですか? 」 首を傾げて (09/02-00:31:44)
エリカ : 「……?」 (09/02-00:32:03)
#アラン : 「後でな」 手をひらひら。>シャル (09/02-00:32:06)
シャルロット : 「うーん……?」 (09/02-00:32:06)
#ラーエル : 「……共通点、っていうと?」 (09/02-00:32:14)
ヤンファ : 「関係あるか知らねえが……此処にいる人間ユリウス以外、帝国のモンじゃねえ」 (09/02-00:32:17)
ソルティア : 「 僕の出身はレーゼルドーンですね。 詳しい地名までは分かりませんが … 」 (09/02-00:33:00)
ヤンファ : 「公国軍で何らかの職についた奴か、部外者ってトコか」 (09/02-00:33:06)
#ザガート : 「彼ら4名以外の者が平気な理由が、ひとつとも限らないが……」 (09/02-00:33:32)
ヤンファ : 「ま、アイゼル達は元々帝国側だろうが……暫くあっちには行ってなかっだろ」 (09/02-00:33:44)
#ユリウス : 「………………いや」 (09/02-00:33:49)
シャルロット : 「それは……逆に、ダーレスブルグにも影響が出ているのに理由がつかなくありませんか?」 (09/02-00:34:14)
#ユリウス : 「……君たちの一部が平気な理由には、ひとつ思い当たるものがある」 (09/02-00:34:17)
ヤンファ : 「ン?」 (09/02-00:34:20)
#ユリウス : 「……そうだ。……今の君の説明では、その点の説明が付かない」 (09/02-00:34:40)
ヤンファ : 「……それもそうだな」 (09/02-00:34:50)
#ユリウス : 「……《虚音》に侵されない人間の分類は、基本的には2つだ」 (09/02-00:35:15)
#アラン : 「……へェ?」 (09/02-00:35:26)
#ユリウス : 「……まずは、先程言った血筋」 (09/02-00:35:50)
#ユリウス : 「……イエイツとクラウゼの血を継ぐ者は、自ら望まない限り、アレに心を蝕まれる事は無い」 (09/02-00:36:15)
シャルロット : 「……」 それは、そうかもしれないとは思っていたけれど (09/02-00:36:50)
#ユリウス : 「そしてもうひとつ……これはベアトリス――いや、アレクサンドリアから聞いただけのこと故、正しいのかは分からないが……」 (09/02-00:36:56)
#ユリウス : 「……極端に恵まれた才能と強い意志、所謂“英雄の資質”を持っているような者は、完全ではないにせよ、《虚音》に耐性を持つらしい」 (09/02-00:37:45)
エリカ : 「……」 ちらちら。アイゼルとかラーエルとか見た。 (09/02-00:38:28)
ソルティア : 「 ……… はぁ。 」 よくわかんない顔。 (09/02-00:38:30)
シャルロット : 「……」 ちらり、と周りを見回して 「傑出した才能などはわからなくもないですが、それなら他にも無事な者がいてもおかしくないのでは?」 街、全滅らしいけれど (09/02-00:39:03)
ヤンファ : 「………なんつーか」 (09/02-00:39:04)
エリカ : 「それで、納得できる人はいますけど……」 (09/02-00:39:25)
ヤンファ : 「結構アバウト過ぎねえか」 いや無事だからいいけど (09/02-00:39:31)
#ユリウス : 「……それで無事なのは、本当に一握りの人間らしい。今のルキスラやザルツには、予想外に多かったようだが」 (09/02-00:39:56)
ソルティア : 「 英雄の資質と言われましても、と言う感じなんですが … 」 自分が英雄? 嘘だろー、と言う顔 (09/02-00:40:08)
シャルロット : 「それも、都合よく4人、私たちパーティーメンバーが平気だったりするものですかね……」 (09/02-00:40:36)
#フェリシア : 「……正直、全員とは考えがたいですね」 (09/02-00:40:48)
ヤンファ : 「ンー」 (09/02-00:41:00)
#フェリシア : 「《黄金戦役》を乗り越えたアイゼルさんやラーエルさん、イーヴさんならわかりますが……」 (09/02-00:41:09)
ヤンファ : 「別に、最初ッから持ってたとは限らないんじゃァねえの?」 (09/02-00:41:14)
エリカ : 「……流石に、自分がそうだとは」 到底思えない。 (09/02-00:41:38)
#ラーエル : 「まぁ確かに、最初っからは持ってなかっただろうけど」 自分の昔の姿を思い出すと絶対違う。 (09/02-00:41:58)
ヤンファ : 「………」 っつーか、ザガードは……いや、蛮族側の英雄と思えばそれでいいのか (09/02-00:42:28)
ソルティア : 「 … まぁ、軍属の頃と比べれば段違いの実力になってはいますが … 」 (09/02-00:42:27)
#ザガート : 「……ふむ、私も正直英雄でも何でもないのだが。ヴィルフリートが無事だった事を考えると、信憑性は0でもない、か」 (09/02-00:42:47)
#バルクマン : 「……となると」 (09/02-00:43:00)
エリカ : 「……フェリシアさんが言ったような人たちは、解りますけど……」 ちょっとね。 (09/02-00:43:02)
#バルクマン : 「……クラウゼとイエイツの血を継ぐ方々と、彼ら《黄金戦役》に関わりのある4名を除いた者たちについて考察すべきか」 (09/02-00:43:43)
#マグダレーナ : 「……フェリシアにハウル、ヤンファにエリカにソルティアか」 (09/02-00:44:12)
エリカ : 「……英雄の、該当者がいないとは思わないですけど」 (09/02-00:44:20)
シャルロット : 「そう、ですね……」 低く唸って、腕を組む (09/02-00:44:24)
#アラン : 「全員が英雄って言われたら鼻で笑うレベルだよなァ」 (09/02-00:44:44)
ソルティア : 「 ヤンファさんは、イエイツの血が扱うファランダレス、それに対応したヴァイケリオンの使い手、と派生して考えれば分からなくもない気はしますね。 」 (09/02-00:44:45)
エリカ : 「アストラムの全員が平気っていうのは、何か、できすぎてるような……」 (09/02-00:44:56)
ヤンファ : 「俺は……そうだなァ。ソルティアの言う通り、シャンリークの血が多少あるかもしれねえが」 (09/02-00:45:14)
#イーヴ : 「その5名に共通する事を考えてみようか」 (09/02-00:45:23)
シャルロット : 「あー……」 んー、と唸る。ひっかかるような、かからないような (09/02-00:45:38)
#イーヴ : 「シャンリークの血を考慮するのならば、君はさておくとして、だ」 (09/02-00:45:41)
#ラーエル : 「何か思いついたの?」 >シャル (09/02-00:45:55)
ソルティア : 「 僕は出自も知れぬ身ですし、そもそも人間ですらありませんし … 」 ナイトメアって事はここにいる全員が知ってるだろうし。 (09/02-00:46:00)
シャルロット : 「い、いえ。良く判らないので……イーヴさん、続きお願いします」 (09/02-00:46:22)
#アイゼル : 「私も人間ではないし、ノスフェラトゥすら居るのよ。種族の問題ではないでしょう」 (09/02-00:46:24)
ヤンファ : 「……今回の件に関わった、ってだけだと例外がいるしなァ」 バルトとか様子見に言ってないけど調子悪くしてたし (09/02-00:46:26)
#イーヴ : 「君たちの事は、君たち自身が一番よく知っているだろう」 (09/02-00:46:47)
#イーヴ : 「ゆっくりと思い出してみたまえ。これまで君たちが歩んできた道を」 (09/02-00:47:00)
#イーヴ : 「その中に、今名前を挙げた者に共通する何かは無いか」 (09/02-00:47:16)
エリカ : 「シャルロットの奇跡……は、受けてない人も、いますよね」 あのなんとかうぇぽんとかのことだよ。 (09/02-00:47:19)
#アラン : バルクマンは受けてません。。 (09/02-00:47:30)
ソルティア : 「 … 僕とエリカちゃんだと、ベアト … アレクサンドリアと普段接する機会が多かった、と言うくらいの覚えはありますが。 」 (09/02-00:47:31)
ヤンファ : 「………」 出会ったのは《宵の明星亭》、そこから小さな仕事をこなして… (09/02-00:47:47)
シャルロット : 「共通する、こと……?」 (09/02-00:48:09)
#アラン : 「それは理由にはならないだろうな。……アレクサンドリアがこの状況で、わざわざ侵せるはずの人間を残しておく理由もねェ」 (09/02-00:48:20)
#アラン : 「モニカちゃんやアカシャちゃんの様子を見る限り、アレクサンドリアとの接触は耐性が付く理由にゃならねえぜ」 (09/02-00:48:51)
ソルティア : 「 ファランダレスの影響を受けた、と言うのも違う気がしますし … 」 バルクマンが(ry (09/02-00:48:58)
#フェリシア : 「……うーん……」 (09/02-00:49:08)
ヤンファ : 「出会い、《呪音事変》、ヴァルクレア城攻略作戦……現在。俺らが全て共通を持つ可能性があるのは何処だ」 (09/02-00:49:21)
エリカ : 「……さっきも言いましたけど、全員、アストラムの所属ですよね」  「……だからどう、って言われると、困りますけど」 (09/02-00:49:58)
#イーヴ : 「出来事だけではない、ソルティアが言ったように人の可能性もあれば、物が原因である可能性もある」 (09/02-00:50:04)
#アラン : 「ああ、そうなるな」 >エリカ (09/02-00:50:14)
ヤンファ : 「なら、軍属か?」 (09/02-00:50:17)
ヤンファ : 「つっても、なァ」 (09/02-00:50:27)
シャルロット : 「……あ」 (09/02-00:50:30)
シャルロット : 「ン?」 おや、と首を傾げ (09/02-00:50:47)
エリカ : 「……」 何変な挙動してるんだろう。>シャル (09/02-00:51:05)
#マグダレーナ : 「軍属……ではないだろうな」 他は皆侵されてるし。 「手掛かりは《アストラム》か……ん?」 (09/02-00:51:10)
シャルロット : チラ、とバルクマンを見る。襟元とか (09/02-00:51:15)
#バルクマン : 「……む」 釣られて自分の襟元を見る。そこには赤色に輝く宝石の填められたあの“印”があるはずだ。 (09/02-00:52:01)
#フェリシア : 「……あ……」 同じくフェリシアも、胸元を確認してみる。 (09/02-00:52:20)
シャルロット : 「――」 やっぱり持っていた。 (09/02-00:52:21)
ソルティア : 「 … それは、マグダレーナ様から拝領した? 」 こちらも自分の襟元に目を向け。 (09/02-00:52:28)
エリカ : 「……?」 つられて、自分も身に着けているそれに視線を。 (09/02-00:52:49)
#マグダレーナ : 「……そうか……」 (09/02-00:53:01)
シャルロット : 「お姉様。アレ、一体何でできているんです?」 (09/02-00:53:07)
#マグダレーナ : 「……」 シャルロットに頷いて。 (09/02-00:53:18)
#マグダレーナ : 「……この宝石の中には、私の――イエイツの血が含まれている」 (09/02-00:54:28)
シャルロット : 「――はい?」 噴きそうになった (09/02-00:54:46)
ソルティア : 「 血 … それは純粋に血液、と言う意味で … ? 」 (09/02-00:55:01)
#マグダレーナ : 「父から伝えられていたんだ。……自分の本当に信頼の出来る者が出来たら、そうして作ったものを使いなさいって。……まだ、10にも満たない頃に聞いたおまじないだったかな」 (09/02-00:55:14)
シャルロット : 「……そうだったのですか」 そんな話があったとは (09/02-00:55:48)
ヤンファ : 「へェ……」 これ戦ってる時に外れたらやばかったんじゃねえの (09/02-00:55:50)
エリカ : 「……じゃあ、もしかしてこれのお陰で……?」 (09/02-00:56:12)
#マグダレーナ : 「……少し気恥ずかしかったから、あの時は黙っておいたんだが」 (09/02-00:56:47)
ソルティア : 「 … 家系が、すなわち血を表すのであれば、これほど虚音避けになるものもありませんね。 」 (09/02-00:56:50)
#アラン : 「……こいつが、ねェ」 アランも自分の身につけた星辰徽章をつまんで。 (09/02-00:57:15)
シャルロット : 「……」 そうか。父が。なんとなく、自分の親と認識できないが故に、複雑そうにバッジを眺めて (09/02-00:57:57)
#マグダレーナ : 「まさかこんな形で役に立つとは、あまり思っていなかったが……コレのお陰だとすると、正しい選択だったようだ」 (09/02-00:58:39)
ヤンファ : 「ふゥん……そこまでに強いものなんだな、血ってのは」 (09/02-00:59:08)
シャルロット : 「理由は掴めましたね……案外判り易くて安心しました」 (09/02-00:59:12)
#フェリシア : 「……そうですね」 (09/02-00:59:36)
ヤンファ : 「っつーか、それなら戦ってる時にコレが外されないようにしねえとなァ」 (09/02-00:59:59)
#アイゼル : 「それじゃ、解決したところで次かしら?」 (09/02-00:59:59)
ソルティア : 「 ありがたい話です。 これが無ければ、今頃は … 」 ここまで言って口を閉ざした。 (09/02-01:00:06)
エリカ : 「……」 つまり。これが今後の生命線、ということ、だろうか。 (09/02-01:00:13)
#アラン : 「接着剤で頭に貼り付けといてやろうか」 >ヤンファ (09/02-01:00:15)
ヤンファ : 「次、っつーと行動だな」 (09/02-01:00:20)
シャルロット : 「と、いっても……侵食が完了した人に渡しても手遅れでしょうから、新たに増やしても使用がなさそうですね」 (09/02-01:00:27)
ヤンファ : 「お前の奪って効果倍にするわ」 お前クラウゼだからいいだろ>アラン (09/02-01:00:38)
シャルロット : あくまで予防措置っぽいしな (09/02-01:00:41)
#マグダレーナ : 「ああ。用意にも時間が掛かってしまう。現実的ではないだろう」 >シャル (09/02-01:01:04)
ソルティア : 「 そうですね。 一度はずしてみれば分かりますが、試す気にもなれませんね。 」>シャル。 (09/02-01:01:16)
#アラン : 「キャーヤメテー。で、これからの行動か」  (09/02-01:01:19)
#バルクマン : 「……何をふざけている」 >ヤンファ、アラン (09/02-01:01:38)
ヤンファ : 「ま、さっきちょいと話に出たが、直接本拠地ってワケにもいかなさそうだなァ」 (09/02-01:01:45)
#ザガート : 「まず無理、だろうな」 (09/02-01:01:55)
ヤンファ : 「絶対アイツ老けるの早いよなァ」 ヒソヒソ>アラン (09/02-01:02:04)
#アラン : 「相変わらず頭かってェなァ」 >バルクマン 「むしろもう老けてるわアレ」 (09/02-01:02:16)
#フェリシア : 「……こほん」 >馬鹿二人 (09/02-01:02:30)
ヤンファ : 「はい」 真面目に話します (09/02-01:02:37)
エリカ : 「…………」 (09/02-01:02:38)
#ザガート : 「となると、近づける手段を模索しなければならないが」 (09/02-01:02:47)
ソルティア : 「 空に浮かんでいるだけならいいんですが、恐らく《虚音》の影響も強いでしょうしね … 」 (09/02-01:02:50)
ヤンファ : 「で、俺らがベアトリスらと対峙した時だが」 (09/02-01:02:59)
シャルロット : 「本丸が難しいなら、先ずは周辺から陥落させましょう」 と提案する (09/02-01:03:07)
ヤンファ : 「どうもある三箇所から力を集めてたらしい」 (09/02-01:03:11)
#フェリシア : 「……《虚音》の影響……ヤンファ」 さっき公都で話していた話、と。 (09/02-01:03:13)
ソルティア : 「 飛空船で近づいて撃ち落されないか、と言う心配もありますし。 」 (09/02-01:03:20)
#イーヴ : 「どうやら、シャルロット殿下も同じ結論に至ったようだな」 (09/02-01:03:37)
ヤンファ : 「あァ」 フェリシアに頷き (09/02-01:03:39)
ヤンファ : 「俺とフェリシア……まァソルティアたちも言われたと思うが」 (09/02-01:03:57)
ソルティア : 「 それぞれの封印のある場所 … ヴァルクレア城、公都、帝都の三つでしたっけ。 」 遺跡のある場所とニアイコールならそんな感じだろう。<周辺の三箇所 (09/02-01:04:14)
エリカ : 「3つの、中継塔……」 (09/02-01:04:20)
ヤンファ : 「どうも侵されてる奴らは“女神様”とやらを信仰してる」 (09/02-01:04:20)
シャルロット : 「ええ。あれら3つを押さえている人物を叩きます。場所は、もうわかっているのですから」 (09/02-01:04:56)
ソルティア : 「 … えぇ … そのよう、ですね。 」 途端に苦虫を噛み潰したような顔になって。<“女神様”信仰。 (09/02-01:05:07)
ヤンファ : 「シャル、エリカ、ソルティア、ユリウス、姫さん……覚えてるか。あの時ベアトリスが言ってた言葉」 (09/02-01:05:09)
シャルロット : 仮にもぬけの殻のようなら、その時は痕跡を調べればいい (09/02-01:05:15)
ヤンファ : 「『信仰が集まった』って言ってただろ」 (09/02-01:05:23)
#アラン : 「たりめーだ。忘れられねェよ」 (09/02-01:05:25)
ヤンファ : アラン抜けてた (09/02-01:05:30)
#ユリウス : アランは今日忘れられる日。 (09/02-01:05:41)
ヤンファ : 入れといてくれ (09/02-01:05:43)
シャルロット : 「……」 ヤンファに頷いてかえす (09/02-01:05:46)
#ユリウス : 「……ああ、確かにそう言っていた」 (09/02-01:05:47)
ソルティア : 「 忘れるはずが。 」 頷いて。<言葉 (09/02-01:05:49)
シャルロット : 多分、ヤンファの言いたいことは判っている。先を促そう (09/02-01:06:21)
ヤンファ : 「フェリシアと言ってたんだがな。恐らくだが、これまでのやり口を考えると……“信仰”が媒体になってる」 (09/02-01:06:25)
ソルティア : 「 “女神様”への信仰が、…アレクサンドリアを“神”にしている、と言うところでしょうか。 」 (09/02-01:07:08)
ヤンファ : 「そんなトコだと思う。っつーことは、それを掻き集めた場所……さっき言ってた中継点だな」 (09/02-01:07:42)
#アラン : 「知っての通り、神ってのはその信仰に比例して力を強めるもんだ」 (09/02-01:07:42)
ヤンファ : 「あァ。その力を弱めるなら、それを掻き集めた場所を潰していけばいいんじゃァねえか」 (09/02-01:08:40)
#アイゼル : 「……成程ね」 (09/02-01:08:48)
#ユリウス : 「……ひとつ、訂正しよう」 (09/02-01:09:05)
シャルロット : 「そして、その信仰状態からの解放にも繋がるかもしれない」 (09/02-01:09:05)
ソルティア : 「 祠を壊していくようなものですね。 」 小神の消費MP増えちゃうぜ。 (09/02-01:09:07)
ヤンファ : 「ン、訂正……?」 (09/02-01:09:18)
#ユリウス : 「……順序が逆だ。やるべき事は変わらないが」 (09/02-01:09:39)
ソルティア : 「 … ? 逆、と言うと、まず信仰を失わせてから、と … ? 」 (09/02-01:10:19)
#ユリウス : 「……アレクサンドリアは、3つの《中継塔》を統べて、それらを介して《虚音》を周辺域に発している」 (09/02-01:10:30)
#ユリウス : 「そして、《虚人》たちによって彼女を信仰させ、その信仰を彼女自身の元へ集めている」 (09/02-01:11:02)
#ユリウス : 「……これまで私が見てきた事から考えて、そう考えた方が辻褄が合うはずだ」 (09/02-01:11:19)
ヤンファ : 「……成程」 そういうことか (09/02-01:11:19)
シャルロット : 「なるほど」 ぎゃくとはそういうことか (09/02-01:11:27)
#ユリウス : 「……君たちが戦った蛮族たちは、尽く《虚音》に侵されていただろう」 (09/02-01:11:42)
#ユリウス : 「……その経緯を、話そう」 (09/02-01:11:51)
エリカ : 「……」 (09/02-01:12:00)
ヤンファ : 「………」 (09/02-01:12:05)
シャルロット : 「はい」 辛いだろうが、彼の意思だ。耳を傾けて待つ (09/02-01:12:16)
ソルティア : 「 ……… 」 頷いて。 (09/02-01:12:31)
#ユリウス : 「……アレクサンドリアは、次代の〈胡弓〉の《担い手》にそれを託す為、私の前に現れた、と言った」 (09/02-01:12:48)
#ユリウス : 「……そして、セフィリアと3つの遺跡……4つの封印を開く事でその力を解放し、承継の儀は成るのだ、と」 (09/02-01:13:27)
#ユリウス : 「……正確には、封印は5つ。……鍵の《担い手》などには力は降りて来なかったが」 自嘲するように。 (09/02-01:14:17)
#ユリウス : 「……私の前に現れたアレクサンドリアは、まず私を〈リベラリオン〉の《担い手》として覚醒させた。……元々、私に適性があったのは確かのようで、それ自体は滞り無く行ったよ」 (09/02-01:15:04)
#ユリウス : 「そして、私はまず《調の神殿》の封印を解放した」 (09/02-01:15:47)
#ユリウス : 「それによって、彼女は力の一部を取り戻したのだろう。……それから、〈胡弓〉――いや、〈弔鐘〉と呼ぼう。その力の一端を使えるようになった」 (09/02-01:16:22)
#ユリウス : 「……ごく一部の限られた者を操る事が出来るようになった彼女は、それからいくらかの人間を操りながら、私と共にルキスラを導いていった」 (09/02-01:17:07)
#ユリウス : ごく一部っていうのは、直接目の前で力を発揮したら侵される、とかそんな程度だと思ってください。 (09/02-01:17:32)
ヤンファ : ギアスみたいなもんね。把握 (09/02-01:17:48)
#ユリウス : 「……それから、様々な事があったのだが、今は蛮族の話だけに留めておくとしよう」 すべて話すと長すぎる、と。 (09/02-01:18:04)
シャルロット : 「……」 頷く。もとより、蛮族のところは気になっていたんだ (09/02-01:18:23)
#ユリウス : 「……レーゼルドーンの蛮族たちを侵す事が出来たのは、《蒼き北伐》の後だ」 (09/02-01:18:28)
エリカ : 「……」 (09/02-01:18:54)
#ユリウス : 「……君たちも見ただろう3つ目の《中継塔》。……名を《ドラゴンズ・ジャベリン》という」 (09/02-01:18:58)
#ユリウス : 「……《蒼き北伐》の最後に、アレを建てた」 (09/02-01:19:11)
#ユリウス : 「……建てたのは、最後に送られた調査隊。……君たちの父、オトフリート・イエイツが率いていた部隊だ」 (09/02-01:19:33)
#ユリウス : 「彼らを送り出す前、密かにアレクサンドリアは部隊の者たちを《虚音》に侵していた」 (09/02-01:20:04)
シャルロット : 「……父が?」 それを立てた、というのが信じられない (09/02-01:20:08)
ヤンファ : 「ってことは……」 エリカの父もそれに含まれるじゃないか (09/02-01:20:41)
#ユリウス : 「……」 シャルロットに首を横に振り。 「……オトフリート殿は、計画の障害になる事から、そこで殺害が図られただけだ。体よく本軍から引き離した上で、ね」 (09/02-01:20:57)
#マグダレーナ : 「…………」 (09/02-01:21:16)
#マグダレーナ : 「……そして、《虚人》たちによってまずは父を殺害し、残りの者たちで《ドラゴンズ・ジャベリン》を建てたのか?」 (09/02-01:21:50)
#ユリウス : 「……元々、その基礎となる建物は存在していた。……後は、送り出した部隊の者たちに細工をさせるくらいで良かった、というのが本当の所だが」 (09/02-01:22:36)
ヤンファ : 「………」 予定外のことでも起きたか (09/02-01:23:36)
#ユリウス : 「そして、建設された《ドラゴンズ・ジャベリン》からは私たちの計画通り《虚音》が発されるようになった」 (09/02-01:24:01)
エリカ : 「……」 ぐ、と。拳握り。 (09/02-01:25:06)
#ユリウス : 「……アレクサンドリアの力が完全ではなかったから、その影響はまだ今に比べればずっと弱いものだったようだが」 (09/02-01:25:17)
ヤンファ : 「………」 腑に落ちないことがいくつかある。といった表情だ (09/02-01:25:39)
#ユリウス : 「それでも、レーゼルドーン南部を時間を掛けて侵していく事は容易い事だった」 (09/02-01:25:40)
#ユリウス : 「それから1年も掛からぬ内に、《ドラゴンズ・ジャベリン》の近辺から霧の街辺りまでの蛮族は操る事が出来るようになった。そういう経緯だ」 (09/02-01:26:46)
ヤンファ : 「……なァ」 (09/02-01:27:49)
#アラン : 「……ってこたァ、それから先の蛮族軍の動きは全部お前らが掌握してたってことか」 (09/02-01:27:57)
#ユリウス : 「……ああ」 とアランに頷いて。 「……何だ?」 >ヤンファ (09/02-01:28:09)
ヤンファ : 「その時、操られてた部隊の奴らは死んだのか?」 殺す必要があったのか、という意味を含めて (09/02-01:28:41)
#ユリウス : 「……我々の計画を周囲に悟られない為に、帰還はさせなかった。……道半ばで部隊は全滅した、というのが一番自然だった」 (09/02-01:29:55)
#ユリウス : 「……だが、部隊の全員が命を落とした訳ではない」 (09/02-01:30:06)
ヤンファ : 「……何?」 (09/02-01:30:15)
#ユリウス : 「……一人だけ、《虚人》と化して生き残った者が居る」 (09/02-01:30:28)
シャルロット : 「だ、誰ですか?」 思わず聞いてしまった (09/02-01:30:41)
ソルティア : 「 … それは 」 (09/02-01:30:49)
エリカ : 「……生き、残り?」 (09/02-01:31:05)
ヤンファ : 「ンなこと出来るのかよ……」 (09/02-01:31:09)
ソルティア : 「 ……… 」 ちらっとエリカを見て。 (09/02-01:31:17)
シャルロット : 「まさか」 はっとして息を呑む (09/02-01:31:33)
#ユリウス : 「…………ドゥラージュを見ただろう。……彼女の力は、死者さえも《虚人》と化して利用することが出来る」 (09/02-01:31:45)
#ユリウス : 「…………」 ユリウスも、逡巡しながらエリカへと視線を向けた。 (09/02-01:32:00)
#アラン : 「…………」 (09/02-01:32:07)
ヤンファ : 「……不自然に思ってた点がある」 エリカが持っているであろう形見に視線をやり (09/02-01:32:30)
エリカ : 「……」 知らず、ペンダントを握り。 (09/02-01:33:12)
ヤンファ : 「ベアトリス……もといアレクサンドリアは、何で“ソレ”を渡した?」 経緯からしてどこか納得がいかないんだ (09/02-01:33:15)
#ユリウス : 「……それは、私にも分からない」 (09/02-01:33:50)
ヤンファ : 「………気にしすぎか」 ただの虚ろな慈愛かもしれない (09/02-01:34:25)
#ユリウス : 「……だが、その理由はともかく……君たちの予想は、正しい」 (09/02-01:34:53)
ソルティア : 「 … アレクサンドリアのいつもすぐ傍にいた、あの黒騎士 … 」 (09/02-01:35:31)
#ユリウス : 「――アロイス・ケイ。……彼は、“黒き騎士”として、その後私たちの護衛として活動してきた」 (09/02-01:35:44)
シャルロット : 「こんなところに――」 いただなんて (09/02-01:36:27)
ソルティア : 「 … 少し違和感を覚えていました。 霧の街に再突入した時、敵に接近されたエリカちゃんを真っ先に助けたのは … 」 (09/02-01:36:49)
#アラン : 「…………ため息も出ねェな」 (09/02-01:37:21)
エリカ : 「……なんで」 (09/02-01:37:26)
ヤンファ : 「――……」 最低じゃねえか (09/02-01:38:03)
エリカ : 「なんで、こんな……」 父が生きていたという嬉しさなど、感じられるはずもなく。 (09/02-01:38:18)
エリカ : 「私達が、何したって言うのよ……」 (09/02-01:40:22)
ヤンファ : 「………」 エリカも、妹も、あまつさえその父親も…… (09/02-01:40:52)
ソルティア : 「 ……… 」 (09/02-01:41:09)
#アラン : 「……何にせよ、経緯は分かった」 (09/02-01:42:06)
#アラン : 「……これから俺たちがするべき事もな」 (09/02-01:42:16)
ヤンファ : 「……あァ」 静かに頷き (09/02-01:42:40)
#アラン : 「……隊長さんよ、これからの方針を宣言してくれや」 (09/02-01:43:09)
ソルティア : 「 ……… 」 両手を組んだままシャルロットを見る。 (09/02-01:43:30)
シャルロット : 「……」 ソルに視線を返して (09/02-01:44:25)
シャルロット : 「先ず、ドラゴンズ・ジャベリンを抑えに行きましょう」 (09/02-01:46:47)
ヤンファ : 「おォよ」 エリカにこれ以上悲しい目を負わせるわけにはいかない (09/02-01:47:06)
#アラン : 「任せとけ」 (09/02-01:47:20)
ソルティア : 「 了解です、隊長。 」 (09/02-01:47:21)
シャルロット : 「その後の状況次第ですが……そこからデュークダムピラー、インペリアルセンダーと抑えに行きます」 (09/02-01:47:24)
#フェリシア : 「……そうですね。人々が操られている以上、市民を巻き込む可能性が一番少ない場所から当たるべきでしょう」 (09/02-01:47:48)
#マグダレーナ : 「それによって、少しでも多くの者の洗脳が解かれれば……と願いたいところだ」 (09/02-01:48:07)
#マグダレーナ : 「……だが、エリカには考える時間がもっと必要だろう」 (09/02-01:48:25)
ヤンファ : 「……」 エリカの様子を見  (09/02-01:49:03)
#マグダレーナ : 「今日は、休息も兼ねて、各自ゆっくりと休む事にしよう」 (09/02-01:49:06)
シャルロット : 「……とりあえず、目標は決まりました」 猶予としては、一晩が限度かな >GM (09/02-01:49:07)
ソルティア : 「 … 立て続けですからね。 」 エリカを気遣うように見て。 (09/02-01:49:12)
エリカ : 「……」 (09/02-01:49:13)
#マグダレーナ : そうね。一晩くらい。 (09/02-01:49:15)
ヤンファ : 「エリカ」 声を掛け (09/02-01:49:24)
シャルロット : 「明日……向かいます。今日はゆっくり休んで、英気を養ってください」 (09/02-01:49:36)
エリカ : 「……」 顔上げて、ヤンファの方を。 (09/02-01:49:53)
ヤンファ : 「生きてる。モニカちゃんも、エリカも……そして親父も」 (09/02-01:50:27)
ヤンファ : 「生きてるんだ。終わったわけじゃァない」 (09/02-01:50:42)
ヤンファ : 「どうか、諦めないでくれ」 (09/02-01:50:50)
ヤンファ : 「俺から言えるのは、それだけだ」 (09/02-01:51:14)
ソルティア : 「 … 今は、辛いです。 それでも、これを乗り越えれば … 本当に、平穏な時間が手に入るはずですから。 」 エリカに頷いて。 (09/02-01:51:36)
エリカ : 「…………はい」 返事は、少し心もとない声音だったが。 (09/02-01:51:36)
#マグダレーナ : 「……飛空船の問題もある。全員で向かう事になる訳ではないだろうし、難しいなら、無理に前線へ出なくてもいい」 (09/02-01:52:18)
ソルティア : 「 月並みな言葉で申し訳ないけど … 頑張ろう。 後、もう少しだけ。 」 さっきのうっかり敬語になっちゃったから変換よろ (09/02-01:52:21)
#マグダレーナ : 「……今は、ひとまずゆっくりと考えてくれ」 (09/02-01:52:35)
エリカ : 「……はい」 (09/02-01:52:46)
#マグダレーナ : 「――では、この場は解散としよう」 (09/02-01:53:00)
#マグダレーナ : 「各自、一晩と短い間ではあるが、英気を養ってくれ」 (09/02-01:53:09)
ヤンファ : 「了解」 (09/02-01:53:10)
GM : 一同は各々に返事をして、席を立つ。 (09/02-01:53:25)
GM : さて……此処からは個別に話したい相手とかとの会話になる。 (09/02-01:55:05)
ヤンファ : はあい (09/02-01:55:15)
ソルティア : はーい (09/02-01:55:41)
エリカ : はい。 (09/02-01:55:48)
シャルロット : うむ (09/02-01:55:56)
ヤンファ : ユリウスと話したいけど、何を話そうって感じだ (09/02-01:55:59)
GM : 時間の都合上、今日は一人一場面をやったら中断といこう。 (09/02-01:56:09)
ソルティア : うちもそんな感じではある。<ゆりーと話そう (09/02-01:56:18)
GM : 最終的には全部やるが、最初に離しておきたい相手とかを選んで言ってくれ。 (09/02-01:56:20)
ヤンファ : 早いもん勝ちってことで俺はユリウスルートを選ぼう (09/02-01:57:08)
ヤンファ : 適当に繋いどくからその間に考えればいいんじゃないか>各自 (09/02-01:57:27)
GM : タイマン? (09/02-01:57:37)
シャルロット : おk (09/02-01:57:38)
ヤンファ : んー、じゃあタイマンで。 (09/02-01:57:59)
シャルロット : 一緒に行く人が居たらいってもいいかもね (09/02-01:58:01)
シャルロット : おkファイト (09/02-01:58:06)
エリカ : (考え中) (09/02-01:58:08)
GM : タイマンオーケー。 (09/02-01:58:11)
ソルティア : 怠慢ふぁい (09/02-01:58:16)
GM :   (09/02-01:58:17)
GM :   (09/02-01:58:18)
GM : 解散した後、ヤンファは一人、ユリウスの部屋を訪れた。 (09/02-01:58:37)
ヤンファ : 一応扉の前で、ノック (09/02-01:58:53)
#ユリウス : 「……空いている」 中からは、相変わらず沈んだ声が返ってくる。 (09/02-01:59:10)
ヤンファ : 「入るぜ」 無作法に入ってくる。最早相手がどんな立場かなんて忘れたように (09/02-01:59:43)
ヤンファ : 「はッ、相変わらずざまあねえ表情だな」 (09/02-02:00:20)
#ユリウス : 「…………」 それを咎めるでもなく、窓際の椅子に座って灰色の“音”の降る外を眺めている (09/02-02:00:23)
#ユリウス : 「……ああ、そうだろうな」 (09/02-02:00:33)
ヤンファ : 「そんな顔じゃァ、もう誰も皇帝となんて思わないだろうなァ」 (09/02-02:01:29)
#ユリウス : 「……この世界では、その地位も、意味を持たないだろう」 (09/02-02:01:47)
ヤンファ : 「あァ、やっぱりな」 その言葉に肩を竦め (09/02-02:02:04)
ヤンファ : 「諦めてやがる」 (09/02-02:02:15)
#ユリウス : 「……」 諦めている、という言葉にそちらへ向けかけていた視線を再び逸らす。 (09/02-02:02:54)
ヤンファ : 「今、お前がどんな気持ちかは解らねえがなァ」 (09/02-02:04:15)
ヤンファ : 「俺も、シャルも、エリカも、結果的にお前に色々奪われたんだぜ」 (09/02-02:05:23)
#ユリウス : 「……ああ。……君たちだけではない。……私は、多くのものを奪ってきた。それこそ、数え切れない程に」 うつむいたまま両手のひらを見て。 (09/02-02:05:57)
ヤンファ : 「潰れそうか。その犠牲の数々が、全て利用されていただけに過ぎないと」 (09/02-02:06:57)
ヤンファ : 「ただの、虚ろだったと、な」 (09/02-02:07:04)
#ユリウス : 「…………とてつもなく空虚な気分だ。……諦念すら、抱いているのかも分からない」 (09/02-02:08:06)
ヤンファ : 「だろうな。その顔じゃァ、諦めてないなんて言っても誰も信じやしねえ」 (09/02-02:08:38)
#ユリウス : 「……君は、私を笑いに来たのか」 (09/02-02:09:10)
ヤンファ : 「そうかもな」 肩竦め  「だが、とりあえず訊きたいことがあるから来た」 (09/02-02:10:25)
#ユリウス : 「……訊きたい事?」 (09/02-02:11:07)
ヤンファ : 「お前、これからどうするんだ、ってな」 (09/02-02:11:43)
ヤンファ : 「俺らはさっきの作戦通り、これから動いていくことになる」 (09/02-02:11:58)
ヤンファ : 「で、お前は一人諦めてお留守番か?」 (09/02-02:12:08)
#ユリウス : 「……分からない。……自分がどうしたいのかも、どうすべきなのかも、何もかも」 (09/02-02:12:36)
#ユリウス : 「……私こそ《虚人》なのかも知れないな」 (09/02-02:12:48)
ヤンファ : 「あァ。お前がクラウゼの血なんて引いてなかったら」 (09/02-02:13:28)
ヤンファ : 「お前は確実に他の奴らに混ざってただろうよ」 (09/02-02:13:45)
#ユリウス : 「……そうだろうな。……じきに、私も本当に《虚音》に侵されてしまうのかも知れないが」 (09/02-02:14:43)
ヤンファ : 「それを望むのか。ユリウス・クラウゼ」 (09/02-02:15:06)
#ユリウス : 「…………」 首を横に振る。 「……分からないんだ。……私が踏み躙った者たちが、何を望むのか」 (09/02-02:16:14)
ヤンファ : 「――っ、ハハハハッ!」 その言葉に、思わず笑いが出る (09/02-02:17:05)
#ユリウス : 「…………」 嘲るような笑いにも、反応を示さない。 (09/02-02:17:55)
ヤンファ : 「てめェ、本当に目が曇ってやがるな」 (09/02-02:18:02)
ヤンファ : 「踏み躙られた俺達が、今諦めてないことが見えてないのか」 (09/02-02:18:44)
#ユリウス : 「……それは……」 (09/02-02:19:26)
ヤンファ : 「一番踏み躙られたエリカは、確かに今俯いてる」 (09/02-02:19:48)
ヤンファ : 「でもなァ、アレでもずっとずっと、揉みくちゃにされながら歩いてきたんだよ」 (09/02-02:20:18)
ヤンファ : 「俺らはなァ、てめェらに何度も挫折やら苦行強いられてきたんだよ。そう、何度もな」 (09/02-02:20:36)
ヤンファ : 「それを何だ。てめェは一回折られてそんなになってんのか」 (09/02-02:21:10)
#ユリウス : 「…………」 (09/02-02:21:45)
#ユリウス : 「……君たちは、強いな」 (09/02-02:22:21)
ヤンファ : 「あァ。そんで、てめェは弱い」 (09/02-02:22:47)
#ユリウス : 「……ああ、そうだな」 (09/02-02:23:17)
ヤンファ : 「それを自覚しろ、ユリウス・クラウゼ」 (09/02-02:23:25)
ヤンファ : 「自分の弱さを知ってからだ。お前も生きてる。終わってなんかない」 (09/02-02:23:44)
ヤンファ : 「まずはその自分の手を眺めること止めて、周りを見てみることだな。お前の周りの奴らをよ」 (09/02-02:24:24)
#ユリウス : 「……周囲の、人間か」 (09/02-02:24:38)
ヤンファ : 「そんなことしてこなかっただろ、てめェは」 (09/02-02:24:52)
#ユリウス : 「……そうだな。……私は、今まで自分しか見ていなかった」 (09/02-02:24:55)
#ユリウス : 「……君の言葉、心に置いておく」 (09/02-02:26:02)
ヤンファ : 「そうかィ」 ならいい  「案外、自分を見てくれてる人もいるモンだぜ」 (09/02-02:26:44)
#ユリウス : 「……ああ」 その言葉には、静かに頷いた。 (09/02-02:27:07)
ヤンファ : 「ま、俺もまだやることあるんでなァ。これで失礼する」   「……あァ、そうそう」 (09/02-02:27:47)
ヤンファ : 踵を返そうとしたところを振り向き (09/02-02:27:56)
#ユリウス : 「……n?」 (09/02-02:28:15)
#ユリウス : nが一個足りなかった。 (09/02-02:28:20)
ヤンファ : 「俺の立場もお前の立場も関係なく、もう“ユリウス”って呼ばせて貰うぜ」 (09/02-02:29:35)
ヤンファ : 「変な遠慮は要らねえ。てめェも気に食わないことがあったら気兼ねなく言えや」 (09/02-02:30:08)
#ユリウス : 「……。……ああ、構わない」 予想外の台詞に一瞬呆けるが、素直に頷く。 (09/02-02:30:23)
ヤンファ : 俺も周りにいる、という意味合いを残し、そのまま去っていった (09/02-02:30:47)
#ユリウス : 「――……」 ヤンファの姿を見送った後、窓の外をもう一度眺めてから、ゆっくりと立ち上がった。 (09/02-02:31:18)
#ユリウス : 「……周囲の人間、か」 つぶやきながら、扉の方へと身体を向けて。 (09/02-02:37:52)
#ユリウス : その扉へと手を掛けて、ゆっくりと開いた。 (09/02-02:38:45)
ソルティア : 「 … あ 」 扉を開けた先には、剣を一本下げて首に青い鳥のついたネックレスをつけた、ラフな格好のソルティアがいる。 (09/02-02:39:58)
#ユリウス : 「……君も来たのか」 (09/02-02:40:31)
#ユリウス : 「……訊きたい事でもあったか?」 (09/02-02:40:55)
ソルティア : 「 あ、えぇ … 先ほど、ヤンファさんがここから出て行くのを見まして。 」 (09/02-02:41:10)
#ユリウス : 「……そうか」 (09/02-02:41:43)
ソルティア : 「 今回の出来事に関しては、特には。 」 と首を振り。 「 … まぁ、恨み言の一つくらいは言っておこうかと思ってましたがね。 」 肩を竦める。 (09/02-02:42:04)
#ユリウス : 「……私に言いたい事など、数え切れぬ程にあるだろう。……いくらでも言うといい」 (09/02-02:42:37)
ソルティア : 「 言いたい事、ですか。 そうですね … 少しは元気が出ましたか? 」 (09/02-02:43:25)
#ユリウス : 「……あの瞬間に比べれば、な」 (09/02-02:43:54)
ソルティア : 「 それはいい事です。 この状況ですから、今は少しでも人手が欲しい。 まともに動けるのに蹲られていては困りますからね。 」 (09/02-02:44:33)
#ユリウス : 「……まだ、君たちのようには行かないがな。……私は、これ程までに弱い人間のようだ」 (09/02-02:45:41)
ソルティア : 「 弱い事は罪ではありませんから。 責められはしませんよ。 僕自身、よくもここまで立ち上がっていられると思いますから。 」 (09/02-02:47:14)
#ユリウス : 「……私は、それ以外にも糾弾されるべき事をたくさん引き起こして来たのだ。……君たちとは、違うさ」 (09/02-02:48:06)
ソルティア : 「 あ、今ちょっとイラッと来ました。 」 (09/02-02:49:01)
#ユリウス : 「……そうか、済まない」 (09/02-02:50:08)
ソルティア : 「 違う事を言い訳にされちゃあ困りますよ。 それで済まされる話じゃないんですから。 こちとら今回の事態のせいで愛すべき義妹にお腹ぶっ刺されてきてんですから。 」 腕を組んで。 (09/02-02:51:17)
#ユリウス : 「……そういう意味ではない。……私は、弱い事だけでなく、責められるべき理由があると言っただけだ」 (09/02-02:53:03)
ソルティア : 「 … 今回責められるべきは弱い事ではなく、立ち上がらない事でしょう。 」 (09/02-02:54:23)
#ユリウス : 「…………」 (09/02-02:54:55)
ソルティア : 「 貴方が元凶、とまでは言いませんが、今回の事態を引き起こした張本人ではあるでしょう。 だからこそ本来、事態を収拾する為にもっとも動かなければならないのは貴方なのではないですか? 」 (09/02-02:56:07)
ソルティア : 「 … とまぁこういうと、僕が他人ばかりを責める嫌な奴になってしまいますがね。 」 軽く笑ってひらりと手を振る。 (09/02-02:56:37)
#ユリウス : 「……ああ、そう、なのだろうな」 そんな事は、最初から分かり切っている事だ。 (09/02-02:56:53)
ソルティア : 「 なのだろうな、なんて曖昧な言い方してちゃ気力も出ませんよ。 そうなんだ、と言い切ってください。 」 (09/02-02:57:30)
ソルティア : 「 肝を据えてください、どっしりとね。 … ここまで堕ちたんだ。 もう怖いものなどありはしませんよ? 」 (09/02-02:58:39)
#ユリウス : 「…………」 静かに目を瞑ってから、ゆっくりと目を開く。 「――……そう言い切る為には、まだ少し、話さなければならない相手が居るだろう」 (09/02-02:58:53)
ソルティア : 「 … そうですね。 一番話さなければならない相手は、僕ではないでしょう。 」 と外を見て。 (09/02-02:59:29)
#ユリウス : 「済まない。……君への謝罪と回答は、もう少し後にさせてもらう」 (09/02-03:00:34)
ソルティア : 「 謝罪はいりません。 その代わり、事が済んだら少々無理を言わせてもらうので、そのつもりで。 」 冗談半分本気半分でそう言って笑う。 (09/02-03:01:39)
#ユリウス : 「……ああ」 まだ、明確な意志が持てた訳ではない。その先の言葉は口に出さず。  (09/02-03:02:39)
#ユリウス : 「……では、失礼する」 (09/02-03:02:49)
ソルティア : 「 … あぁ、それと。 」 ふと思い出したように付け加える。 「 いい男の条件は、見栄を張れる事、意地を張れる事、格好をつけられる事、らしいですよ。 頑張ってくださいね。 」 軽く手を振って見送る。 (09/02-03:03:08)
#ユリウス : 「……いいや、私は悪い男で構わない」 冗談か本気か、そう返して廊下を歩いて行った。 (09/02-03:04:25)
GM :   (09/02-03:04:46)
GM : 兵舎の周りにも、絶え間なく灰色の音は降り注いでいる。 (09/02-03:05:14)
GM : 気温は決して低くはないが、相変わらず、不安を煽り、薄ら寒さを想起させるような光景だ。 (09/02-03:05:38)
#ユリウス : 「…………」 そんな中に、一人の少女と話をする為に、ユリウスはやってきた。 (09/02-03:06:01)
エリカ : 「……」 そんな中、ぼんやりと、その光景を眺めている。 (09/02-03:06:45)
#ユリウス : 「……此処に居たか」 どう言葉を掛けるべきか、それに迷って、外に居る事は気付いていたのだが、そんな言葉を口にした。 (09/02-03:07:33)
エリカ : 「―――」 はっとして、声の聞こえた方を向き。 「…………何か、用、ですか」 (09/02-03:08:31)
#ユリウス : 「……ああ」 小さく頷いて。 「……君の言葉が聞きたかった。嘘偽りのない……私が踏み躙った者の言葉を」 (09/02-03:10:11)
エリカ : 「……今更、そんなこと聞いてどうするんですか」  「言ったところで、貴方の考えは変わらない。……そう自分で言ってたじゃないですか」 (09/02-03:13:09)
#ユリウス : 「……ああ。私は確かにそう言った。……だからこそ、だ」 (09/02-03:13:47)
エリカ : 「……だからこそ?」 (09/02-03:15:01)
#ユリウス : 「……私がどんな想いを胸に歩んできたのか。それをもう一度、思い出したい」 (09/02-03:15:55)
#ユリウス : 「……その為にはきっと、君のような者の言葉が必要だ」 (09/02-03:16:25)
エリカ : 「……勝手なこと、言うんですね。散々いろんなもの奪い取っておいて、こっちが何言っても聞き入れなくて、そのくせ今更そんなこと!」 (09/02-03:18:46)
#ユリウス : 「……そうだな」 否定もせず、その言葉をただ受け入れる。 (09/02-03:19:22)
エリカ : 「ええ、でもいいですよ。そう言うなら好きなだけ言わせて貰います」 (09/02-03:19:32)
#ユリウス : 「ああ、聞かせてくれ」 真っ直ぐとエリカへ視線を向けて。 (09/02-03:20:04)
エリカ : 「まず最初に言っておきます。……私は、貴方が大嫌いです。最初に……〈北伐〉の後、ダーレスブルグで貴方が演説したときからずっと!」 (09/02-03:21:01)
#ユリウス : 「……」 (09/02-03:21:46)
エリカ : 「私はっ……、私達家族は、父が死んだと聞かされて、悲しかった。家族皆、泣いてた。私も、妹も、お母さんも!」 (09/02-03:22:30)
#ユリウス : 「ああ」 その独白を、一語一句聞き逃す事の無いように耳を傾ける。 (09/02-03:24:06)
エリカ : 「……貴方は、あの時の演説で、北伐に行って死んだ人が、どれだけ凄いことをしたかって、そんな風に言って、英雄に祭りあげてた。……でも私達はそんなこと望んでない。私たちは、お父さんたちが無事に帰ってくればそれでよかったのに」 (09/02-03:26:09)
エリカ : 「でも皆、貴方の演説に煽られて、同調して……、私は、それが許せなかった。北伐なんて、戦争なんて、悲しいことがあるだけで、いいことなんてないのに。……それから、貴方はずっと私の中で大嘘つきの詐欺師よ」 (09/02-03:28:14)
エリカ : 「……でも、貴方が、別の側面から見れば、正しいことはしていたんだと……そう、認めて、我慢はしてた。私一人がどうこう言ったって、仕方ないのもあるし」 (09/02-03:30:34)
エリカ : 「――だっていうのに!」 (09/02-03:30:52)
エリカ : 「蓋を開けてみれば、それこそ本当に貴方が殺したのも同じじゃない! ただの自作自演じゃない!」 (09/02-03:32:19)
エリカ : 「……実際のところは、ホントは生きてた。でも、そんなの慰めになんかならない、操り人形にされて、ずっといいように使われてたなんて」 (09/02-03:33:54)
エリカ : 「……お父さんが死んだって聞かされて、皆悲しかったけど、それでも頑張って持ち直そうとしたわ」 (09/02-03:36:36)
エリカ : 「でも、母さんは過労と心労で倒れて、死んじゃったわ。それからは妹と二人」 (09/02-03:37:38)
エリカ : 「妹は持病で苦しくて、私は妹を養うために馬車馬みたいに働くことになった」 (09/02-03:38:59)
エリカ : 「……ねえ、私が、妹が、お母さんが、お父さんが、一体何したっていうの?」 (09/02-03:39:17)
エリカ : 「貴方が。貴方がこんなこと始めなきゃ、私の家族はこんなことにならなかった! 世界だってこんなふうにならなかった!」 (09/02-03:40:46)
#ユリウス : 「――ああ、そうだな」 (09/02-03:42:13)
#ユリウス : 「何もかも、君の言う通りだ」 (09/02-03:42:28)
#ユリウス : 「……ありがとう。君のお陰で、確かめる事が出来た」 (09/02-03:43:04)
エリカ : 「……」 (09/02-03:43:30)
エリカ : ざ、と。ユリウスの目の前まで歩み寄り。 (09/02-03:43:50)
エリカ : 「―――ッ!!」 右拳をユリウスの顔に叩きこむ。 (09/02-03:45:03)
#ユリウス : 「ッ……!」 それを避ける素振りすら見せず、まともに喰らって少しよろける。 (09/02-03:45:40)
エリカ : 「―――!!」 さらに、左拳でもう一度。 (09/02-03:46:01)
#ユリウス : 「……っ……!」 (09/02-03:46:25)
エリカ : 「っ……はあ、はあ……」 殴った拳が、酷く痛む。 (09/02-03:47:03)
#ユリウス : 「……重い、な」 (09/02-03:47:22)
エリカ : 「……こんなものじゃ、ないわよ。いくら殺したって、殺し足りないくらい」 (09/02-03:47:40)
#ユリウス : 「……ああ」 (09/02-03:48:06)
#ユリウス : 「……だが、それでも君はそうしない。それが、君の強さなんだろう」 (09/02-03:49:17)
エリカ : 「……貴方を殺したって、死んだ人が帰ってきたり、しない」 (09/02-03:49:44)
#ユリウス : 「ああ。謝罪を重ねても、私が死しても、彼らは戻って来はしない」 (09/02-03:50:49)
#ユリウス : 「だから、私は信念を胸に、歩み続けよう」 (09/02-03:51:54)
エリカ : 「……それに、皇帝陛下は、生きて、やらなきゃいけないこと、沢山あるはずじゃないですか」 (09/02-03:51:57)
#ユリウス : 「……その通りだ。私には、まだ為すべき事が山程ある」 (09/02-03:52:19)
#ユリウス : 「私には、人々を導く責務がある。……偽りの幸福でなく、彼らが本当の幸福を享受出来るように」 (09/02-03:53:44)
エリカ : 「……それもありますけど」 (09/02-03:54:21)
#ユリウス : 「理不尽にそれを奪われる者たちを、少しでも少なく出来るように。……それが、私が最初に抱いた信念だったはずだ」 (09/02-03:54:28)
エリカ : 「もう少し……ちゃんと、家族のこと、大事にするべきだと思います」 (09/02-03:56:06)
#ユリウス : 「……家族、か」 (09/02-03:56:26)
#ユリウス : 「……そうだな。それも、私には残っていた」 (09/02-03:56:47)
エリカ : 「そう、ですよ……」 (09/02-03:57:26)
#ユリウス : 「重ねて、感謝する。……そして、君がこれ以上家族を失わぬよう、皆が不幸にならぬよう、私は持てる力を全て注ぐと、此処に誓おう」 (09/02-03:59:05)
エリカ : 「あの人だって、多分……貴方のこと、心配してると、思います」 (09/02-03:59:15)
#ユリウス : 「……そうだといいな」 (09/02-04:00:01)
エリカ : 「……やめてください、感謝なんて。……貴方は、貴方のやること、やってくれれば、それでいいです」 (09/02-04:00:22)
#ユリウス : 「……そうか。……分かった。これ以上は、謝罪も感謝も、口にすまい」 (09/02-04:01:00)
エリカ : 「……」 (09/02-04:01:56)
#ユリウス : 「……あまり、長く外には居ない方がいい。頃合いを見て、中へ戻るといい」 (09/02-04:03:09)
#ユリウス : そう言って、ユリウスは踵を返す。 (09/02-04:03:25)
エリカ : 「……解ってます」 (09/02-04:03:29)
エリカ : そう言いつつ。視線をユリウスから外し。 (09/02-04:04:14)
#ユリウス : 「――……」 しっかりと大地を踏みしめながら歩くユリウスの目には、強い光が宿っていた。 (09/02-04:04:43)
エリカ : また、はじめと同じように、ダーレスブルグの方へと、視線を。 (09/02-04:05:10)
GM : 風景は、変わらない。けれど、皆の心は少しずつ、前を向き始めていた。 (09/02-04:06:15)
GM :   (09/02-04:06:17)
GM : ――遡って、時刻はその少し前。 (09/02-04:06:41)
GM : 兵舎から、ほんの少し距離を置いた場所。 (09/02-04:08:27)
GM : 周囲は何処も静かだが、この辺りは、一際大きな静寂に包まれていた。 (09/02-04:09:27)
シャルロット : 「――……」 何となく装備を外す気になれなくて、武装したままの姿でその外れまで訪れていた。 (09/02-04:10:44)
シャルロット : 誰かを誘うように、ゆったりとした足取りでそこまでやってくると、雪のようなソレを見上げて立ち止まる (09/02-04:11:07)
#アラン : 「――お嬢さん、美人の一人歩きは危ないぜ?」 冗談めかして言いながら、シャルロットに応じるように現れる。 (09/02-04:12:03)
シャルロット : 「……」 くるん、と。満足いく場所までたどり着いたことを認めて、きびすを返す (09/02-04:12:05)
シャルロット : 「いえいえ。腕利きのナイトがお傍付きしていくれていますから。――いえ、プリンス、でしたっけ?」 なんて、茶化すように笑って言う (09/02-04:13:00)
#アラン : 「お前のナイトはヤンファだろうが」 肩を竦めて。 「それに、俺ァ今はプリンスでもねェよ」 (09/02-04:13:41)
シャルロット : 「尤もです」 ナイトについても、プリンスについても。素直に頷く (09/02-04:14:13)
#アラン : 「で、どんな話だ? お前の事だ。面白い話を期待してるぜ?」 (09/02-04:14:47)
シャルロット : 「んー……色々話したいことはあるのですが、面白くないほうから片付けていきましょう」 (09/02-04:15:23)
#アラン : 「面白くない話もあんのか……」 げんなりした顔で。 (09/02-04:15:55)
シャルロット : 「アレクサンドリア、ですが。……彼女の目的、何か思い当たることはありませんか?」 そういう立場の人間なら、こっちのしらないことも知ってそうだ。少し、聞いてみたかった質問を投げかける (09/02-04:16:57)
#アラン : 「……アイツの目的、か」 (09/02-04:17:37)
#アラン : 「シンプルに考えるなら、復讐だろうよ。自分を陥れたクラウゼとイエイツに対する、な」 (09/02-04:18:06)
#アラン : 「……けど、俺にはどうもそうは思い切れねェ」 (09/02-04:18:27)
シャルロット : 「復讐、なのであれば……もっと違うことをしていたでしょう」 (09/02-04:18:35)
シャルロット : 「私たちが見てきた“ベアトリス”という顔もまた、ある種の真実の顔なのだと思っています」 アランの疑問を肯定するように (09/02-04:19:28)
#アラン : 「……だろうな。嘘じゃ、あそこまでは出来ねえよ」 あそこまでの演技か、奉仕か、そこには言及せず。 (09/02-04:20:59)
シャルロット : 「……そうなると、彼女が語った目的……平和の実現ですか。あそこへと至った過程と、動機を掴みたい」 (09/02-04:21:57)
#アラン : 「アイツがそうなった理由、ねェ……」 (09/02-04:23:03)
シャルロット : 「ただ判然と、“アレクサンドリアを認められないから、倒す”では、私たちは勝てないと思っています」 (09/02-04:23:05)
シャルロット : 「だから、はっきりと彼女に突っ返してやらなければなりません。そんなのは、認めない、と」 ぎゅう、と拳を握る。 (09/02-04:23:47)
#アラン : 「アイツの事情までも、全部理解した上ではっ倒す、か」 (09/02-04:24:13)
シャルロット : 「確かな理由をもって、です。切っ先は研ぎ澄まさなければ、ね」 (09/02-04:24:36)
シャルロット : 「……そういうわけです。アランさん、結局こういう間柄になってしまいましたが、折角ですし最後まで私と悪巧みをしませんか?」 (09/02-04:25:16)
#アラン : 「奴をぶん殴る理由なら、これ以上ないくらいにあるんだが――あん?」 (09/02-04:25:28)
シャルロット : 「いえ、事ここに至っては小細工不要だと思いますが……アランさんも何か気付いたら教えて欲しいな、と」 (09/02-04:26:24)
シャルロット : 「ヤツをぶん殴る理由?」 (09/02-04:27:30)
#アラン : 「えらく難しい注文をしてくれるもんだなオイ」 (09/02-04:27:46)
#アラン : 「アレクサンドリアの野郎をぶん殴る理由だよ。俺としちゃ、大事なモンを踏み躙られただけでも十分過ぎるくらいだ」 (09/02-04:28:26)
シャルロット : 「目端の利くアランさんぐらいしか、こういう立ち回りはお願いできないな、と。ヤンファさんは私と同じでガチンコ正面対決ですし」 にがわらいして (09/02-04:28:28)
#アラン : 「……ま、気付くような事がありゃァな。本人に尋ねるのが、一番手っ取り早そうだが」 (09/02-04:29:24)
シャルロット : 「ン――兄弟、なんですよね。実感が沸きませんが」 よくよく考えれば顔も似ている (09/02-04:29:28)
#アラン : 「ユリウスとは、正真正銘の、な」 アレクサンドリアは、正直事実確認なんて自分じゃできっこない。  (09/02-04:30:46)
シャルロット : 「面白くない話はそんなところで置いておいて……」 彼女の思惑については、まあそういう考えをしていると話しておきたかっただけなので適当に切り上げる (09/02-04:31:38)
シャルロット : 「あの戦いについてきたのは、そういうことだったんですね」 なんて、納得した顔をする (09/02-04:32:05)
#アラン : 「一発くらいはぶん殴っとこうと思ってなァ」 (09/02-04:32:28)
シャルロット : 「気は済みました?」 >一発ぐらい (09/02-04:32:47)
#アラン : 「微妙だ。ま、代わりにお前が平手打ちしてくれたし――俺が手を出すまでも無さそうだ」 自分たちがやってきた兵舎の方へと顔を向けて。 (09/02-04:33:35)
シャルロット : 「……なんだかんだで、お人よしばかりですね、ウチの隊」 同じく兵舎を見て (09/02-04:34:05)
#アラン : 「隊長に影響されたんだろうよ」 (09/02-04:34:31)
シャルロット : 「私はあまり良い方向に性格は変わらなかったように思いますよ?」 表に出てから (09/02-04:35:04)
#アラン : 「ンなこたねェよ。より多面的に、人の事を見られるようになったと思うぜ」 (09/02-04:35:52)
シャルロット : 「……そうですか? 一応、お褒めの言葉としていただきます」 (09/02-04:36:15)
#アラン : 「一応ってなんだよ一応って。なんだかんだ、人のことは考えてる。お人好しな所は、最初から変わってねェしな」 (09/02-04:37:00)
シャルロット : 「実際、ユリウスのことはほっといて私のメンタルケアが欲しいぐらいですしね」 冗談交じりに肩をすくめる。目元には疲労の色が濃い (09/02-04:37:16)
#アラン : 「俺でいいならいくらでもしてやるが、ヤンファの奴に怒られそうだしな。アイツに頼んだらいいんじゃねェのか」 (09/02-04:37:45)
#アラン : 「隊長殿の為なら、一日くらい代わりに働いてやるぜ?」 (09/02-04:38:19)
シャルロット : 「正面切って頼むのも気恥ずかしいもので。……それはそうと、ユリウスは立ち直れると思いますか?」 ユリウス、と呼び捨ててしまってからもう戻しにくくなってしまった (09/02-04:38:35)
#アラン : 「……ん、あー……」 若干何とも言い難い顔になって。 「立ち直るさ。間違いなくな」 (09/02-04:39:49)
シャルロット : 一日くらい変わりに、と言う言葉には、優秀な部下がいると楽が出来ます、なんて軽口で返しておく (09/02-04:40:02)
シャルロット : 「……何か引っかかるご返事ですが」 怪訝に返す。 (09/02-04:40:21)
#アラン : 「……いや、そう信じてる理由が恥ずかしいっつーかなんつーか」 (09/02-04:40:34)
シャルロット : 「聞かせてください。恥ずかしいことなんか投げ出して赤裸々にいきましょう」 (09/02-04:41:00)
#アラン : 「……約束してんだよ。セフィリアに渡る前に」 (09/02-04:41:18)
シャルロット : 「やくそく」 耳にした言葉を、そのまま反復する (09/02-04:41:42)
#アラン : 「ユリウスは“何があっても、皇帝として帝国を正しく導いて、政争が済んだら、必ず俺を迎えに来る”。俺は、“それを信じて待ってる”ってな」 (09/02-04:42:30)
シャルロット : 「……」 そんな風に約束を交わす風景を、鮮やかに脳裏に描けた (09/02-04:43:28)
#アラン : 「……ガキの頃の約束だが、俺は今まで、それを頼りにセフィリアで過ごして来た」 (09/02-04:43:39)
#アラン : 「……まったく知らねェ土地だったが、不自由は一つも無かった」 (09/02-04:43:55)
#アラン : 「ユリウスがあの手この手で手を回して、俺がセフィリアできちんと暮らせるようにしててくれたからな。……その代わり、絶対にザルツへは渡らせてもらえなかったが」 (09/02-04:44:45)
シャルロット : 「なんていうか、不器用なお兄さんですね」 (09/02-04:45:05)
#アラン : 「ああ、昔っからそうだ。何でもこなす割に、肝心な所が駄目だ」 (09/02-04:45:41)
シャルロット : 「それで、不器用に頑張る兄を見ていられなくてどやしつけに来てしまった、と」 (09/02-04:46:17)
#アラン : 「〈弔鐘〉の調査に来たのはマジだけどな。結構苦労したんだぜ? ユリウスの過保護なくらいの監視の目を全部買収したりなんだりするの」 (09/02-04:47:14)
シャルロット : 「……何と言うか。アランさんも大概ですよね」 色々やってる (09/02-04:49:13)
シャルロット : 「でも、人の事は棚に上げてはいけないと思います」 (09/02-04:49:36)
#アラン : 「そりゃ聖戦士様だからな。荷物運びから蛮族退治までなんでもござれだぜ」 (09/02-04:49:46)
#アラン : 「……あん?」 (09/02-04:49:54)
シャルロット : 「アランさんも大事なところが抜けています」 まったく、とため息を吐いて (09/02-04:50:18)
#アラン : 「……抜けてるって言葉はお前にだけは言われたくないが」 (09/02-04:51:06)
シャルロット : 「お兄さんが心配で仕方ないなら、直接前に出て一発殴って言ってやればよかったんですよ。“お前はなにをやってるんだ”って」 (09/02-04:51:28)
#アラン : 「……ま、そうだったかもな」 (09/02-04:53:11)
シャルロット : 「兎に角周りで色んなことをして、調べて、支えてなんて面倒なことはいいんです。そこに居るぞってことを示して、安心させてあげれば、人は戦えるんですよ」 (09/02-04:53:17)
#アラン : 「傍に居る事の心強さ、か」 (09/02-04:54:12)
シャルロット : 「多分、ユリウスは独りだったから、ベアトリスなんて存在が傍に取り入れられてしまったんです」 (09/02-04:54:44)
シャルロット : 「……今からでも遅くありません。俺は傍にいるぞって、言葉にして伝えてきてあげてください」 (09/02-04:55:19)
#アラン : 「……だろうな」 沈痛な面持ちになって。 (09/02-04:55:39)
#アラン : 「……ああ、そうだな。……あの馬鹿兄貴に、言って来てやるか」 (09/02-04:56:05)
#アラン : 「“お前を待ってる弟は此処に居るぞ”ってな」 (09/02-04:56:16)
シャルロット : 「はい、そうですよ」 嬉しそうに笑って (09/02-04:56:19)
シャルロット : 「ええ、そうです。いつまで待たせるんだって、苦情申し立てです」 (09/02-04:56:41)
#アラン : 「……ほらな。やっぱりこうして、お前は人の事を考えてるんだ」 (09/02-04:58:04)
#アラン : 「誰かが欲してる言葉を与えられる。……そいつは、すげえ才能だと思うぜ」 (09/02-04:58:23)
シャルロット : 「私はそんな……思ったことを口にしているだけです」 と、手をふって。アランに歩み寄る (09/02-04:58:45)
#アラン : 「思った事がそれなのが、才能なんだよ。……ン?」 (09/02-04:59:16)
シャルロット : 「兄想いのけなげな弟に贈り物です。――あなたの手から、“戦う力”を渡してあげてください」 そっと、預かっていたリベラリオンをアランへと渡す (09/02-04:59:59)
#アラン : 「〈リベラリオン〉……」 (09/02-05:00:37)
シャルロット : 「この剣の主は私ではありません。持つべき者が持つ剣です」 (09/02-05:01:07)
#アラン : 「――ああ、分かった。責任を持って、兄貴に渡して来るぜ」 (09/02-05:02:07)
シャルロット : 「それと、私の言葉を伝えていただけますか?」 (09/02-05:02:52)
#アラン : 「おうよ」 (09/02-05:03:06)
シャルロット : 「リターンマッチならいつでもどうぞ」 ぐ、っと握りこぶしを見せて、無邪気に笑ってみせる (09/02-05:03:24)
#アラン : 「流石にそれにゃ応じなさそうだが……」 苦笑して。 「ま、伝えとくぜ」 (09/02-05:04:16)
シャルロット : 「負けっぱなしでおわるような方でもないとおもっていましたが」 おや?と首を傾げて (09/02-05:04:39)
#アラン : 「お前との勝負は負けでもいいだろ。アイツにとってもっと大事な戦いは、他にあるはずだ」 (09/02-05:05:20)
シャルロット : 「ま、私からの発破はこんなものでしょう。後は、皆が勝手に支えてくれます。ユリウスの持つカリスマは私なんて及びも突きませんからね」 (09/02-05:05:30)
#アラン : 「なっさけねえカリスマだな」 >みんなに支えられる。 (09/02-05:06:02)
シャルロット : 「それもそうでした」 なるほど、と手をうつ >他にある (09/02-05:06:03)
#アラン : 「……ま、サンキューな。正直、話しに行くか迷ってたんだが、お前のお陰で踏ん切りついたぜ」 (09/02-05:06:21)
シャルロット : 「王族だから一人で何でも出来るなんて、幻想ですよ?」 (09/02-05:06:23)
#アラン : 「そりゃ知ってる。お前も姫サンもユリウスも俺も、一人じゃ大した事は出来ねえからな」 (09/02-05:07:05)
シャルロット : 「いえいえ。私は話したいことを話しただけですから。感謝の言葉より、お兄さんとの会話に言葉を費やしてください」 (09/02-05:07:23)
#アラン : 「男同士にゃそう多くの言葉は要らないもんだ。余り物でも十分だぜ」 (09/02-05:08:09)
シャルロット : 「男の子の会話って、良く判りません」 それには苦笑して、そんなものかと頷いて返す (09/02-05:08:42)
#アラン : 「そんなもんだ」 にっと笑って返して。 「さて、んじゃァユリウスの所に行ってくるとするか」 (09/02-05:09:18)
シャルロット : 「――はい。いってらっしゃい」 こちらも微笑み、柔らかく手を振って見送ろう (09/02-05:09:54)
#アラン : 「お前も、ゆっくり出来る内にヤンファとじっくり話しとけよ?」 そう言って、肩越しに手をひらひらと振りながら兵舎の方へと戻っていく。 (09/02-05:10:16)
GM :   (09/02-05:10:57)
GM :   (09/02-05:10:58)
GM : ……ということで、今日はここまでで中断です。 (09/02-05:11:10)
ソルティア : お疲れ様でしたい (09/02-05:11:23)
シャルロット : ハイ(寝ぼけまなこ (09/02-05:11:29)
GM : ユリウスとアランの会話はNPCだけで済むので、今日の夜辺りにでも余裕があれば一人で書いておくので気が向いたら見てください。 (09/02-05:11:36)
シャルロット : はーお (09/02-05:11:51)
GM : 来週は多分時間全部をこの1日の会話に使います。 (09/02-05:11:51)
エリカ : おちゅかれさまです (09/02-05:11:58)
ソルティア : あいおー (09/02-05:12:00)
GM : 3部で頑張っていけるようにみんな頑張って話してくだちい。 (09/02-05:12:02)
シャルロット : BBSに (09/02-05:12:16)
GM : 今日は解散していいよ! (09/02-05:12:17)
ヤンファ : 全員と話したいです先生 (09/02-05:12:19)
シャルロット : また希望をまとめなおしたほうがいいですか (09/02-05:12:22)
ソルティア : 頑張れ >やんふぁ (09/02-05:12:27)
ヤンファ : 個人間でいいんじゃない? (09/02-05:12:33)
GM : 隙を見て少しずつでも進めておくといいよ!>ヤンファ (09/02-05:12:35)
GM : 変化があるならかえておいてー。>シャル (09/02-05:12:47)
シャルロット : はーい (09/02-05:12:53)
シャルロット : じゃあ限界なのでおちます (09/02-05:12:59)
ヤンファ : おつかれー (09/02-05:13:04)
GM : あいあい (09/02-05:13:06)
GM : お疲れ様でした。 (09/02-05:13:08)
シャルロット : おつかれさまれす (09/02-05:13:11)
エリカ : さささっと私も撤退 (09/02-05:13:14)
ルナティア > 「……もう行くの? そう。……またね、シャルロット (09/02-05:13:15)
ヤンファ : お疲れ様っしたァ! (09/02-05:13:17)
エリカ : おつかれさまでした (09/02-05:13:24)
ソルティア : うちも落ちますの。 何かあったらBBSなりなんなりで連絡するのでー (09/02-05:13:24)
マグダレーナ > 「ありがとう、ヤンファ。君のお陰で随分と助かったよ。また宜しく頼む」 (09/02-05:13:24)
アラン > 「オイオイ、もう帰っちまうのかエリカよォ。仕方ねェ、次の機会にゃまた色々付き合ってくれよ」 (09/02-05:13:26)
ソルティア : お疲れ様でした! (09/02-05:13:30)
フェリシア > 「お疲れ様でした、ソルティアさん。次もあなたの活躍に期待させていただきますね」 (09/02-05:13:33)
マグダレーナ > 「ありがとう、GM。君のお陰で随分と助かったよ。また宜しく頼む」 (09/02-05:13:40)
アラン > 「ようヤンファ。遊びに行きたいのは山々だが、何か仕事があるんだってよ」 (09/02-21:14:45)
フェリシア > 「こんにちは、ソルティアさん。……よろしい、予定通りの時刻ですね」 (09/02-21:14:51)
ヤンファ : 兵舎内にある休憩所っぽいところでいいか (09/02-21:16:22)
ソルティア : そうやね (09/02-21:16:30)
ヤンファ :   (09/02-21:16:50)
ヤンファ :   (09/02-21:16:53)
ヤンファ : ソルティアがユリウスの元を訪れてから少し。君は兵舎の中、テーブルがいくつか並べられた休憩所へ足をふらりと運んだ。 (09/02-21:17:46)
ヤンファ : そこには、一つの席を占領しているヤンファの姿があった。 (09/02-21:18:19)
ヤンファ : 「………」 後ろ頭で手を組み、椅子の背凭れに重心を乗せて天井をぼーっと眺めている (09/02-21:19:11)
ソルティア : 「 … おや、ヤンファさん。 」 剣一本と青い鳥のペンダントを付けたラフな格好で兵舎をうろついていたようだ。 (09/02-21:19:14)
ヤンファ : 「……ン、よォ」 気が付いたようで、そちらを見 (09/02-21:19:41)
ヤンファ : 「なんだァ、お前もさっきユリウスの部屋に向かってたみてえだが。何かあったのかァ?」 (09/02-21:20:01)
ソルティア : 「 むしろ、ヤンファさんが陛下のところへ行ったのを見たから僕も行ったんですよ。 今頃陛下はエリカちゃんのところでしょうね。 」 と据わっているヤンファに近づく。 (09/02-21:20:40)
ソルティア : 座っている、だ。 (09/02-21:20:47)
ヤンファ : 「なんだ、俺がユリウスの野郎をボコってるとでも思って心配したかァ?」 カッカッカと笑いながら、お前も座れよ、と顎で示す (09/02-21:21:31)
ソルティア : 「 いえ。 」 首を横に振り。 「 どちらかと言うと、エリカちゃんが陛下に掴みかかってないか心配するところですよ。 」 小さく笑って、促されたように席に座る。 (09/02-21:22:19)
ヤンファ : 「エリカがなァ……アイツ、かなり落ち込んでただろうし。ユリウスが変に刺激してなきゃァ良いが」 大丈夫かねえ (09/02-21:23:17)
ソルティア : 「 … いっそ刺激してくれた方がいいかもしれませんね。 ある意味では、僕らでは出来ない事ですから。 」 窓の外を見やって。 (09/02-21:24:08)
ヤンファ : 「……ま、確かにな。良くも悪くも、立場が違いすぎる」 (09/02-21:24:40)
ヤンファ : 「俺もシャルも、あの野郎に親を奪われた……が、エリカはある意味それより重かったし、な」 同じように外を見て (09/02-21:25:13)
ソルティア : 「 家族がバラバラになった原因、と言っても過言ではありませんから … 」 (09/02-21:25:36)
ヤンファ : 「まさか、あんな形で自分の親が生きてて……しかもあっち側に加担させられてた。普通に生きようとしてた少女が負うような運命じゃァねえよ」 (09/02-21:27:36)
ヤンファ : 「流石に、胸くそ悪すぎてなァ。何が女神様だ。何回殴っても気が済まなそうだぜ」 (09/02-21:28:35)
ソルティア : 「 経験を積んで、強くなったのは確かですが … それでも、根本的な部分と言うのは変えがたいですから。 」<普通少女エリカ (09/02-21:28:53)
ソルティア : 「 僕も、怒りを覚えているのは確かですがね … 殴るのは一発くらいで済まそうかとも思いますよ。 」 戦闘はともかく。 (09/02-21:29:52)
ヤンファ : 「……だなァ」   「お前は……あっちの女の分もあるだろうし、な」 あっちの女=ルナティア (09/02-21:30:43)
ソルティア : 「 まぁ、そうですが … やはり恩人でもありますからね。 アレクサンドリア、と言うよりはベアトリスさん、と言うべきですが。 」 僅かに顔を伏せて。 (09/02-21:31:46)
ヤンファ : 「その恩すら、利用するためのモンだった……例えそうだったとしてもお前はまだそんなことを言えるのか?」 (09/02-21:33:01)
ソルティア : 「 … その恩が無ければ、恐らく僕はここにいる事すらありませんでしたからね。 」 (09/02-21:34:32)
ヤンファ : 「……じゃ、どうすんだ。このまま事が進んでしまうのを見届けるってワケでもねえだろォ」 恩人を潰すのか、受け入れるのか、それとも別の道を選ぶのか (09/02-21:36:21)
ソルティア : 「 当然です。 今回の事態は収束させますよ。 その為の一発ですからね? 」 (09/02-21:37:06)
ヤンファ : 「………ふゥん」 迷いはない、か (09/02-21:38:31)
ソルティア : 「 お人形の世界で生きるつもりはありませんからね。 … それを全く分かっていないベアトリスさんでは無いでしょうし、ね。 」 あえてベアトリス、と言う名前を使う。 (09/02-21:39:25)
ヤンファ : 「ま、十中八九、此処に集結した奴らがそんな結末望んでないことなんかお見通しだろォな」 その上で待ってるとか言ってるんだろう (09/02-21:40:15)
ソルティア : 「 えぇ。 後は彼女に僕らの手が届くうちにケリをつけなければいけません。 」 神としての位階が上がると何をやっても太刀打ち出来なくなる可能性もあるしな。 (09/02-21:42:03)
ヤンファ : 「その為にはまず三箇所……か」 それぞれの面々を思い出し (09/02-21:42:54)
ヤンファ : 「……あの、エリカの親父って言われてる黒い騎士」 (09/02-21:43:36)
ソルティア : 「 黒騎士、エリカちゃんのお父さんであるアロイスさん。 次にルナティア。 そして … 」 最後は言葉を切り、ヤンファを見る。 (09/02-21:43:58)
ヤンファ : 「……公国騎士長、ジェラルド」 (09/02-21:44:55)
ヤンファ : 「……ま、一番ツラいのはシャルだろうけどな」 (09/02-21:45:25)
ソルティア : 「 … こう尋ねるのは失礼かもしれませんが … 大丈夫なのですか? 」 気遣わしげな視線を向ける。 (09/02-21:45:29)
ヤンファ : 「俺にとっても親みたいなモンだが、それに刃を向けるってのは中々」 (09/02-21:46:12)
ヤンファ : 「……だが、そんなの俺やシャルだけじゃァねえんだよ」 (09/02-21:46:31)
ヤンファ : 「お前だって、エリカだって。自分と家族だったりそれに近い存在に刃を向けなきゃいけねえ」 (09/02-21:46:55)
ソルティア : 「 … そうですね。 刃を向けられたりもしますし。 」 苦笑、と言うには寂しげな笑みを浮かべて。 (09/02-21:47:21)
ヤンファ : 「それを超えなきゃ、俺らの未来なんて在り得ない」 (09/02-21:47:35)
ヤンファ : 「別に、殺しにいくワケじゃァねえだろう」 自分に言い聞かせるように  「まだ、チャンスは残されてる筈なんだよ」 (09/02-21:47:59)
ソルティア : 「 そりゃそうですよ。 ルナに関して言えば、力づくでも取り戻すつもりですしね? 」 (09/02-21:48:42)
ヤンファ : 「エリカの親父だって、ルナティアだって、ジェラルドのオッサンだって…………ベアトリスだって」 (09/02-21:48:59)
ソルティア : 「 えぇ。 … 楽観的かもしれませんが、希望はあると思いますしね。 」 (09/02-21:49:33)
ヤンファ : 「ユリウスも、ああなっちまったが。俺らの元にこうして居るんだ。やれることは、絶対にある」 (09/02-21:49:45)
ヤンファ : 「……それが上手くシャルの前で言えたらいいんだがなァ」 (09/02-21:50:30)
ソルティア : 「 … と言っても、今やるべきは休息を取る事ですが。 今のうちにテンションあげすぎると後が大変ですよ? 」 はは、と軽く笑う。 (09/02-21:50:43)
ヤンファ : 「オイオイ、こんなクールな顔してる奴のどこがテンション上がってるんだよ」 くくっと笑い (09/02-21:51:16)
ソルティア : 「 おや、大勢の妹君を持つヤンファさんでも意中のお姫様には口下手になってしまいますか? 」 (09/02-21:51:25)
ヤンファ : 「るっせェ。案外デリケートなんだよアレでも」 (09/02-21:52:29)
ソルティア : 「 そうですね … もしかすると、エリカちゃんの次くらいにショックを受けているかもしれませんね。 」<シャルロット (09/02-21:53:04)
ヤンファ : 「順位なんざどうでもいい。ショック受けねえ筈がねえだろ。アレも自分の親だぞ」 (09/02-21:53:35)
ヤンファ : 「俺だって……あの時はショックだったんだからな」 (09/02-21:53:51)
ソルティア : 「 っと、これは失礼。 」 と口を押さえ。<順位なんていい (09/02-21:54:06)
ソルティア : 「 まぁ … 僕もまさか、ジェラルドさんが加担してるとは思いませんでしたしね。 」 (09/02-21:54:32)
ヤンファ : 「最初は何か、あんまり好きになれなかったんだ。でも、事件を解決する上で偶に声掛けてもらったりして、支えてもらった」 (09/02-21:55:13)
ヤンファ : 「それなのに裏切られて、俺がショックを受けてる。シャルが受けてない筈ねえよ」 (09/02-21:56:03)
ヤンファ : 「………」 何となくむしゃくしゃして煙草を取り出し、火を点ける (09/02-21:56:36)
ソルティア : 「 … そうですね。 シャルロットさんにも、かける言葉に迷いますね。 下手に励ますと、また無理をしそうですから … 」 (09/02-21:57:09)
ヤンファ : 「……ま、何とかする」 すぱー、と煙を吐き (09/02-21:58:16)
ソルティア : 「 えぇ。 冗談抜きで、今一番良い言葉をかけられるのは、ヤンファさんでしょうからね。 」 (09/02-21:58:53)
ヤンファ : 「……お前が言うとからかってるようにしか思えねェんだが」 はっ、と苦笑し  「でもまァ、そうだな。約束もした」 (09/02-21:59:39)
ヤンファ : 「お前こそ、しっかりやれよ。こんな形で戦うことになるとは思ってなかったが、それでも目的は変わらないだろ」 ルナティア (09/02-22:00:18)
ソルティア : 「 いえ、そんな事は。 はっきり言って、ヤンファさんはシャルロットさんの一番近くに居て、一番信頼を受けている存在ですよ。 」 (09/02-22:00:26)
ヤンファ : 「あァ、そいつは素直に受け取っとく。ありがとよ」 そう言ってもらえるとありがたい (09/02-22:01:01)
ソルティア : 「 何、やってみせますよ。 先ほども言いましたが、力づくでも貰っていきます。 」<ルナティア。 (09/02-22:01:12)
ヤンファ : 「くく、肝据わったなァ」 ちょっと前にエリカからケツ蹴られてた時と大違いだ (09/02-22:02:00)
ソルティア : 「 … 僕が言っても無理をさせるだけの言葉でも、貴方が言えば彼女の力になります。 僕が保障しますよ。 頑張ってきてください。 」 小さく笑い。<シャルロットについて (09/02-22:02:14)
ソルティア : 「 状況が状況ですからね。 もう迷いも何も吹っ飛びましたよ。 … あぁ、アカシャを引き取ると決めた時を思い出しますね。 」 昔を懐かしむように宙を眺めて。 (09/02-22:02:54)
ヤンファ : 「へいへい。言われんでもやったる、ってな」 煙草の火をテーブル灰皿に押し付けてジュッと消し、立ち上がる (09/02-22:03:04)
ヤンファ : 「なら上等、だな」 ふっ、と笑い (09/02-22:03:49)
ソルティア : 「 もう行きますか? 」 立ち上がったヤンファを見て。 (09/02-22:04:18)
ヤンファ : 「あァ、さっきのでちょっと自信もらえたっつーか、改めて思い直せたわ。あんがとよ」 <信頼されてるよ、とか (09/02-22:05:01)
ソルティア : 「 それは何よりです。 」 穏やかな笑みを浮かべて。 いつも通り、というには状況のせいか目つきが鋭く思えるが。 (09/02-22:06:05)
ヤンファ : 「落ち着ける状況じゃ、コレが最後だしな。他のやつとも話しておきたい」 (09/02-22:06:37)
ソルティア : 「 えぇ。 夜はまだ長いですから、皆とじっくり話してから行くといいですよ。 」 本命のところにな。 (09/02-22:07:15)
ヤンファ : 「おうよ。そんじゃ、また後でなァ」 そう言って、その休憩所を後にした (09/02-22:07:44)
ソルティア : 「 僕はもう少しここで休んでいきますから。 また後で。 」 薄く赤い光を放つ剣を抱え込んで。 (鞘付きだが (09/02-22:08:11)
ヤンファ :   (09/02-22:08:28)
ヤンファ :   (09/02-22:08:30)
ヤンファ : まあこんなところで!だらっと話しただけだけど! (09/02-22:08:40)
ソルティア : それでいいんじゃまいか (09/02-22:08:58)
ソルティア : 何とか励ませたようでよかった (09/02-22:09:24)
ヤンファ : おう (09/02-22:09:41)
ヤンファ : ではてったーい! (09/02-22:09:45)
マグダレーナ > 「ありがとう、ヤンファ。君のお陰で随分と助かったよ。また宜しく頼む」 (09/02-22:09:46)
ソルティア : てったーい (09/02-22:09:52)
アラン > 「オイオイ、もう帰っちまうのかソルティアよォ。仕方ねェ、次の機会にゃまた色々付き合ってくれよ」 (09/02-22:09:54)
ルナティア > 「……よく来たわね、GM。頼み事があるの、聞いていって」 (09/08-19:12:41)
GM : またですか。 (09/08-19:12:47)
GM :   (09/08-19:13:28)
GM :   (09/08-19:13:29)
GM : 皆が一時的に利用している兵舎の一角にある部屋の扉の前に立つ金髪の男が一人。 (09/08-19:13:42)
GM : それは、《アストラム》の一員であり、セフィリア神聖王国の聖戦士としての身分、そしてユリウス・クラウゼの実弟である事を明かしたアランだった。 (09/08-19:13:57)
GM : アランは片手の甲で軽く扉を2度ノックする。 (09/08-19:14:09)
GM : 「空いている」 (09/08-19:14:19)
GM : 中から帰って来たのは、はっきりとした男の声。 (09/08-19:14:27)
GM : しっかりと聞いてみれば、何処か自分と似ているような声にむず痒い感覚を覚えながら、アランは扉に手を掛ける。 (09/08-19:14:43)
#アラン : 「入るぜ」 (09/08-19:14:53)
#ユリウス : 「……マリウス――いや、アランか」 (09/08-19:15:05)
GM : ユリウスは、窓の近くに立っていた。振り向いて、アランへと顔を向ける。 (09/08-19:15:15)
#アラン : 「一応、今もマリウスとして任についてんだがな」 姓は違うが、と付け足して。 「まァ、マリウス・クラウゼに戻るのはアンタが約束を果たしてからだ」 (09/08-19:15:25)
#ユリウス : 「……ああ、そうだな」 (09/08-19:15:35)
GM : ユリウスが確かな決意を持って頷くのを見ると、アランは近くの椅子へと腰掛け、足を組む。 (09/08-19:15:44)
#アラン : 「いつの間にやら、随分と男前になったじゃねェか」 (09/08-19:15:55)
GM : エリカに殴られ、赤く腫れ掛けているユリウスの頬を見ながら、アランが笑って言う。 (09/08-19:16:05)
#ユリウス : 「……これだけで済むとは思っていなかったが、な」 ユリウスも同じく、口元にふっと笑みを浮かべて答える。 (09/08-19:16:19)
#アラン : 「そりゃそうだ。どんな理由があったって、アンタがした事は変わらねえ。多くの人間から幸せを奪ったんだ。アンタを殺したいと思う奴はごまんといるだろうよ」 (09/08-19:16:30)
#アラン : 「エリカはその典型だ。アンタを憎む気持ちは並大抵のモンじゃねェだろう」 (09/08-19:16:41)
#ユリウス : 「……だろうな。彼女にも言われた。どれだけ殺しても殺し足りないくらいだと」 (09/08-19:16:54)
#アラン : 「だが、エリカはそれをしなかった。それはアイツの強さだ。普段は自信が無さそうな面ばっかしてるし、見てると不安にさせられる事だって多いが、アイツは本当はそんだけ辛い選択を選べるようなすげえ奴なんだよ」 (09/08-19:17:06)
#ユリウス : 「……その上、叱咤までされたよ。彼女は知っているんだな。家族の絆というものを」 (09/08-19:17:21)
#アラン : 「そういうこった。だからこそ、俺はアイツにこれ以上家族を失わせたくない。ただ普通に身近な相手と一緒に過ごしたい、そんな当たり前の幸せを守る為に俺たち聖戦士は居るんだ」 (09/08-19:17:34)
#ユリウス : 「……私の目的も、そうだったな。この期に及んでようやく、昔の気持ちを思い出した。己の為に己の心を殺し、父と兄を殺し、お前と離れると決意した時の気持ちを」 (09/08-19:17:47)
#アラン : 「……はっ、結構結構。分かってんなら俺から殴るのは勘弁しといてやるぜ。本当は一発ぶん殴ってやろうかと思ってたんだけどな」 (09/08-19:17:58)
#アラン : 「……」 ふぅ、とアランは一呼吸を置いて。 「……俺は一日たりとも忘れてなんか居ないぜ。アンタと約束した時の事」 (09/08-19:18:10)
#アラン : 「クソ忙しい時期で、アンタの周囲には敵ばっかの時期だったってのに、わざわざ時間作って遠くの港にまで来やがってよ」 (09/08-19:18:22)
#アラン : 「……不安そうに怯える俺の頭を撫でて、言ったよな。『……必ず迎えに行く。私たちが家族として普通に暮らせる帝国を作り上げた上で』って」 (09/08-19:18:34)
#ユリウス : 「その先は、『だからそんな不安そうな顔をせず、私が笑顔でお前を迎えに行けるように、笑顔で待っていてくれ』だったな」 (09/08-19:18:46)
#アラン : 「……ああ」 目を閉じて、昔を懐かしむように微笑む。 「それが、俺の支えだった」 (09/08-19:18:58)
#アラン : 「アンタが手を回して、生活は不自由ないようにしてくれたが、それでも10くらいのガキにとって、全く知らない土地は不安で一杯だった。辛い事だって数えられないくらいあったんだ」 (09/08-19:19:10)
#アラン : 「それでも俺は逃げなかった。兄貴の誓いを支えにして、自分の誓いを全うする為に」 (09/08-19:19:22)
#ユリウス : 「……お前の誓い、か。……懐かしいな、『僕は兄さんを信じて待ってる。その間に、兄さんみたいに少しでも多くの人をたすけられるように』」 (09/08-19:19:37)
#アラン : 「……そこまではっきり思い出されると恥ずかしいモンがあるな」 (09/08-19:19:49)
#ユリウス : 「私にとっては、ようやく思い出せた大事なものだからな」 (09/08-19:20:00)
#ユリウス : 「お前はその誓いを護って聖戦士となり、今此処に立っているんだな」 (09/08-19:20:11)
#アラン : 「そうだ。だから、アンタだけ約束を果たさねえ、なんて許さねえからな。アンタを待ってる弟は、此処に居る。他の人間だって、ユリウス・クラウゼ陛下を待ってんだ」 (09/08-19:20:26)
#アラン : 「アンタは確かに多くの人間から幸せを奪った。だが同時に、多くの人間に幸せを与えて来た。それは俺が保証してやる」 (09/08-19:20:39)
#ユリウス : 「……ああ。必ず果たしてみせる。私が積み重ねて来た人々の想いを無駄にはしない。――ありがとう、マリウス」 (09/08-19:20:51)
#アラン : 「どういたしまして、ってな」 照れ臭そうにしながら立ち上がると、アランはユリウスへ近付き、一振りの剣を差し出す。 (09/08-19:21:01)
#アラン : 「ウチの隊長殿からだ。俺の手から渡してやってくれ、ってよ」 (09/08-19:21:11)
#ユリウス : 「〈リベラリオン〉……」 ユリウスはその剣をじっと見つめながら、少しの間考え、手を伸ばす。 (09/08-19:21:24)
#ユリウス : 「――確かに、受け取った。誓いの為に、この剣を振るい続けよう」 ぐ、と掴んだ手に力が入る。 (09/08-19:21:35)
#アラン : 「ああ」 その様子を見てアランはしっかりと頷いて、剣から手を放す。 「それと、隊長殿から伝言だ。『リターンマッチならいつでもどうぞ』だってよ」 (09/08-19:21:48)
#ユリウス : 「……ふふ、実に彼女らしい。そうだな。……では勝負の方法を変えて、どちらがしっかりと護るべき人々を護れるか、で再戦を申し込むとでもしようか」 冗談らしくそう言って、〈リベラリオン〉を腰へと下げる。 (09/08-19:22:05)
#アラン : 「それでアイツに勝つのは相当厳しいと思うがな。なにせウチの隊長だ。ま、頑張れよ」 (09/08-19:22:16)
#ユリウス : 「彼女の得意分野で勝ってこそ、彼女も私を認めてくれるというものだろう」 (09/08-19:22:28)
#アラン : 「……既にそれなりに認めてる気もするが、まぁいいだろ。……用も済んだ、俺はそろそろ行くぜ」 (09/08-19:22:45)
#ユリウス : 「ああ、ありがとう。無理はしないようにな」 (09/08-19:22:57)
#アラン : 「アンタの方こそな。しばらくは、裏方に回れよ」 言い終えると、背を向けてひらりと手を振りながら退出する。 (09/08-19:23:10)
#ユリウス : 「……」 その背中を静かに見送って。 「……見抜かれていたか。〈ファランダレス〉に比べれば随分と軽いものだが……」 呟きながら、腰元の剣を見る。 (09/08-19:23:24)
#ユリウス : 「……そうだな。しばらくはマリウスの言う通り、皆の支援に回るとしよう」 (09/08-19:23:34)
#ユリウス : 「だが、真に必要となった時には――」 ユリウスは〈リベラリオン〉の柄に手を掛け、ゆっくりと引き抜き、眼前に構える。 (09/08-19:23:42)
#ユリウス : その黒き刀身には、ユリウスの双眸と同じく、今までとは違うよりはっきりとした輝きが宿っていた。 (09/08-19:24:05)
GM :   (09/08-19:24:10)
GM :   (09/08-19:24:11)
マグダレーナ > 「ありがとう、GM。君のお陰で随分と助かったよ。また宜しく頼む」 (09/08-19:24:13)
フェリシア > 「こんにちは、GMさん。……よろしい、予定通りの時刻ですね」 (09/08-21:02:31)
GM : ええ……下のは誤退室ですとも。 (09/08-21:02:46)
アラン > 「ようソルティア。遊びに行きたいのは山々だが、何か仕事があるんだってよ」 (09/08-21:03:05)
アラン > 「ようシャルロット。遊びに行きたいのは山々だが、何か仕事があるんだってよ」 (09/08-21:03:07)
ソルティア : ワンチャーンス (09/08-21:03:15)
マグダレーナ > ヤンファか、良い所に来てくれた。丁度、君に頼みたい事があったんだ」 (09/08-21:03:24)
ヤンファ : ちょっとうがいしてくる (09/08-21:03:31)
シャルロット : 麻雀用語だと思う程度に病期> ソル (09/08-21:03:33)
マグダレーナ > エリカか、良い所に来てくれた。丁度、君に頼みたい事があったんだ」 (09/08-21:03:35)
GM : ヤンファがフェリシアの呪いから解放された。 (09/08-21:03:38)
GM : いてら。 (09/08-21:03:39)
エリカ : 今日はマグ様多いですね (09/08-21:03:49)
ソルティア : どういうことなの。。>しゃるろった (09/08-21:04:03)
GM : これから出番が少なくなることを予感してるんだよ。 (09/08-21:04:17)
GM : よし、じゃあチャンファが返ってくる前に今日やりたい会話を適当にリストアップしていくんだ。>みんな (09/08-21:04:33)
GM : 優先度順にな。 (09/08-21:04:36)
シャルロット : 場にはいが3枚既に見えていて、あと1枚しかないことをワンチャンスというのだ (09/08-21:04:43)
ソルティア : なるほどなー。 俺麻雀しらへんから、、>しゃる (09/08-21:05:04)
エリカ : 私はゆりーぶん殴ったしあとはアランさんとかかな…… (09/08-21:05:31)
ソルティア : えーと、マグダレーナ様とばったり出会って妹談義、アランとぼちぼち意気込みを語る、くらいかな。 (09/08-21:05:33)
エリカ : お兄ちゃん殴っちゃったてへぺろ☆って (09/08-21:05:50)
GM : うふふ、おっけー☆ やな。 (09/08-21:06:05)
シャルロット : ンー
1.ファランダレス
2.ユリウス対話
(PC対話除く
(09/08-21:06:09)
ソルティア : で、エリカちゃんと話した後のアランと話したらそのままエリカちゃんの所へ行きそうなう (09/08-21:06:16)
シャルロット : PC間は悩ましいところなのだが。 (09/08-21:06:18)
ソルティア : ソル的にはシャルロットはヤンファに丸投げなのでシャルから来ない限り行かないと思ふ (09/08-21:06:45)
ヤンファ : ふう (09/08-21:07:05)
ソルティア : おかがい (09/08-21:07:10)
GM : チャンファもリストアップするがいい。 (09/08-21:07:14)
ヤンファ : ふむ (09/08-21:07:19)
ヤンファ : 今日は会話回なん? (09/08-21:07:26)
GM : 会話しかないよ。 (09/08-21:07:33)
ソルティア : 会話回だすな (09/08-21:07:45)
ヤンファ : 話すことなくても全員と話しておきたかったが、今週消化できなかったからなあ (09/08-21:08:11)
エリカ : せや。 (09/08-21:08:12)
ヤンファ : アランは他に任せて (09/08-21:08:37)
ソルティア : まぁ、最悪来週までに各自で話しておけばいいんじゃないかな (09/08-21:08:40)
GM : せやな。来週は水曜俺まるまる一日空きだ。事前に言っておいてくれれば問題なく開けられる。 (09/08-21:09:00)
ヤンファ : いや、来週は親と話しこむから俺が余裕ないんだ (09/08-21:09:20)
ヤンファ : マグ様も削ろう(けしけし (09/08-21:09:42)
ソルティア : なるほど、、 それは仕方ないな (09/08-21:10:04)
ヤンファ : ああでも喋ったことないんだよな… (09/08-21:10:04)
ソルティア : じゃあ出来るだけヤンファに譲ろう。 うちは基本夜は開いてるしな。 (09/08-21:10:26)
GM : (ご飯を確保してきた。 (09/08-21:10:49)
エリカ : (体育座りして待機中 (09/08-21:10:59)
ヤンファ : とりあえずNPCはフェリシア、マグ様 (09/08-21:11:06)
シャルロット : 私も今週はあいている。 (09/08-21:11:14)
GM : 出てきた順。
・ソル
 マグダレーナ、アラン
・エリカ
 アラン
・シャル
 ファランダレス、ユリウス
・ヤンファ
 フェリシア、マグ様
(09/08-21:11:31)
エリカ : &⌒゜ (09/08-21:11:38)
ソルティア : 多分うちの順番。
①マグ様と話す
②アランと話す(エリカがアランと話した後)
③エリカと話す
(09/08-21:11:38)
シャルロット : 会話機会って、もう次がない? (09/08-21:11:40)
GM : じゃあPC同士で先にやっとくかっていうのがあれば先に頼むわ。>ヤンファ (09/08-21:11:44)
GM : 一応ゆっくり会話に時間取るのは (09/08-21:11:52)
ソルティア : エリカちゃん石投げちゃダメよ>< (09/08-21:11:52)
ヤンファ : シャルがPCと喋る感じじゃなさそうだしどうしようってところ。 (09/08-21:11:55)
GM : 最終話の手前の話で入れる。 (09/08-21:12:00)
エリカ : はい……<石投げんな (09/08-21:12:04)
GM : ただその時には一部NPCが居ない可能性もあるから (09/08-21:12:18)
シャルロット : ンー・・・…ヤンファとの会話、どうしようか悩むのだよな (09/08-21:12:20)
GM : 注意してね☆っていう。 (09/08-21:12:23)
GM : PCは確実に居る。 (09/08-21:12:29)
ソルティア : バルクマンがいないの? (09/08-21:12:39)
GM : アイツは主人公だよ。 (09/08-21:12:49)
ソルティア : なん、、だと、、 (09/08-21:13:02)
ヤンファ : 悩んでるならまた今度にしよう (09/08-21:13:04)
ヤンファ : 月火なら (09/08-21:13:10)
ヤンファ : 空いてるから (09/08-21:13:17)
エリカ : 話したいNPCは機会が無くならないうちに話しておけよ!(泣きながらジェラルドの方を見つつ (09/08-21:13:23)
GM : ><) (09/08-21:13:38)
シャルロット : いや、私は脳内で構築が住んでるんだけど (09/08-21:13:41)
ソルティア : エリカちゃんジェラルドと話せなかったもんね。。 (09/08-21:13:42)
シャルロット : グググ。 (09/08-21:13:58)
GM : じゃあ (09/08-21:14:21)
GM : 俺ご飯食べてるから (09/08-21:14:25)
GM : その間にやる順番決めといて! (09/08-21:14:29)
ソルティア : おk (09/08-21:14:34)
GM : PC同士の会話すぐには無さそうだからそれでいく。 (09/08-21:14:39)
シャルロット : 良し、ヤンファ対話しとこうか。最後のほうに。おk? (09/08-21:14:50)
ソルティア : うちは順番は決まってるから、シャルとヤンファ待ちかな (09/08-21:14:50)
ヤンファ : うん (09/08-21:15:09)
シャルロット : 良し。あと、ユリウスが立ち直ってから会話がしたかったので、真っ先にしたいです。 (09/08-21:15:45)
ヤンファ : おk (09/08-21:15:52)
ソルティア : シャルユリからか (09/08-21:16:02)
GM : ユリウスまっしぐら。 (09/08-21:16:04)
シャルロット : ヤンファとの前にファランダレスが来れば、後は順番お任せします。 (09/08-21:16:10)
ソルティア : じゃあその次にマグ様との会話を入れてもらおうかな。 ヤンファはマグ様といつ話したい? (09/08-21:16:19)
GM : エリカ:(私もアランさん以外とも考えないと暇になる……) (09/08-21:16:52)
ヤンファ : 順序的にフェリシアと先に話すだろうから (09/08-21:17:05)
ヤンファ : マグ様は後でいいよ (09/08-21:17:10)
エリカ : ヒント:どうせ他の人がやる回数は変わらない>GM (09/08-21:17:30)
ソルティア : じゃあヤンフェリ→ソルマグ→ヤンマグ? (09/08-21:17:31)
GM : 見てる時間長くなるぞ!>えりちゃん (09/08-21:17:46)
GM : 体感的に! (09/08-21:17:52)
ソルティア : ぱっと見た感じだと、その後エリアラ→ソルアラ→エリソル→シャルファラ→ソルシャル、かな? (09/08-21:18:24)
エリカ : まあアラン以外だとソルティアと話すのは確定してるし (09/08-21:18:24)
エリカ : 他だとどうだろうな…… (09/08-21:18:29)
ヤンファ : ゲシュってきた (09/08-21:18:44)
GM : そんな感じかー。 (09/08-21:18:46)
ソルティア : ゲシュペンストったか (09/08-21:19:02)
シャルロット : しゃるゆりをあたまにいれてくれると (09/08-21:19:17)
ヤンファ : 俺もちょっと最初のシャルユリのときに (09/08-21:19:27)
ソルティア : 勿論そのつもりだ >シャル (09/08-21:19:45)
エリカ : @
シャルユリ → エリアラ → ソルアラ → エリソル → シャルファラ→ソルシャル
(09/08-21:19:48)
ヤンファ : ご飯買ってくる。寝てたから何もないわ (09/08-21:19:48)
GM : 最後ソルシャルじゃなくてシャルヤンじゃね? (09/08-21:20:05)
GM : ソルシャルも話すなら無論それで構わないが。 (09/08-21:20:19)
ソルティア : ヤンシャルでしたごめんなさい
シャルユリ→ヤンフェリ→ソルマグ→ヤンマグ→エリアラ→ソルアラ→エリソル→シャルファラ→ヤンシャル
(09/08-21:20:28)
ヤンファ : 記述的に見当たらなかったね (09/08-21:20:30)
エリカ : よくも騙したァー!>そるてぃあ (09/08-21:20:41)
GM : すごい勢いで (09/08-21:20:49)
GM : 多忙だな。>俺 (09/08-21:20:53)
GM : 人気者は辛いは (09/08-21:20:56)
ソルティア : ごめんなさい>< (09/08-21:20:56)
ヤンファ : この (09/08-21:21:03)
ヤンファ : 誰もいないだろうから (09/08-21:21:06)
ソルティア : PC会話がソルエリとヤンシャルしかないからな。。>GM (09/08-21:21:10)
ヤンファ : 選んだ感が (09/08-21:21:10)
ヤンファ : ひしひしとするフェリシア (09/08-21:21:16)
GM : 君は優しいな。。>ヤンファ (09/08-21:21:23)
GM : まあPC会話の本領発揮は (09/08-21:21:33)
GM : 最終話手前さ。 (09/08-21:21:36)
ソルティア : 大丈夫、バルクマンはその考慮すらされない。 (09/08-21:21:37)
GM : でもそこでも一部NPCでしゃばるけど。 (09/08-21:21:41)
ヤンファ : おう (09/08-21:21:45)
GM : カレーあとちょっと。 (09/08-21:21:59)
ソルティア : でもマグ様とバルクマンが今後の方針について軽く話してるとこに赴くのも悪くないな。。 (09/08-21:22:24)
GM : 食い終わった片付けて来る。シャルユリ待機しておいてくれ。場所考えつつ。 (09/08-21:22:27)
ソルティア : かたづけてら (09/08-21:22:36)
シャルロット : はーあい (09/08-21:22:52)
GM : 戻った。 (09/08-21:23:34)
GM : ユリウスは部屋に居ると思うが、他の場所の希望があれば。 (09/08-21:23:42)
ソルティア : おかえら (09/08-21:23:52)
シャルロット : いや、そこでいいっすよ。固執だっけね (09/08-21:23:52)
GM : 固執だな。 (09/08-21:24:02)
GM : 良ければ行こうか。 (09/08-21:24:19)
シャルロット : じゃあそこでおねがいしゃす。元気になってないユリウスとは話す気がなかったんだ (09/08-21:24:25)
GM : ナレーションは任せよう。入る所からならば。 (09/08-21:24:32)
GM :   (09/08-21:24:33)
GM :   (09/08-21:24:34)
シャルロット : アランを見送った後。武装を外しファランダレスだけを身に着けた私服になってぶらついていた。 (09/08-21:25:30)
シャルロット : そうしていると、去っていくアランの姿を再び見る。その手に手渡した剣がない事を見、その足をユリウスの部屋へと向けた (09/08-21:26:34)
シャルロット :   (09/08-21:26:36)
シャルロット : コンコン、とユリウスの部屋をノックして在室を確認する声をあげよう (09/08-21:26:56)
#ユリウス : 「空いている。入るといい」 (09/08-21:27:10)
シャルロット : 「失礼します。……見違えましたね」 きい、とゆっくりドアを開いて中へと踏み入る (09/08-21:27:42)
#ユリウス : 「……ああ、君たちのお陰でな」 腰には先ほどまでは存在しなかった剣が掛かっている。 (09/08-21:28:38)
シャルロット : 「……その様子でしたら、もう大丈夫そうですね」 ふぅ、と気を抜いた息を吐いて (09/08-21:29:47)
#ユリウス : 「心配を掛けた。……本来ならば、恨み言を言われる立場のはずなのだが」 (09/08-21:30:38)
シャルロット : 「いくつかユリウス――ん、んん。ユリウスからお伺いしたいことが」 呼び捨てでいいか? いいか。というちょっとした戸惑いを飲み込んで言う  (09/08-21:30:40)
#ユリウス : 「ああ、私に答えられる事ならば。かけ給え」 そう言って、テーブルを挟んだ椅子を勧める。 (09/08-21:31:33)
シャルロット : 「いえ。……私の父に関しては、私よりもマグダレーナお姉様へ頭をお下げください。私は……あまり父を父と思えなくて」 困ったような苦笑で手を振る >恨み言を言われる (09/08-21:31:38)
シャルロット : 「では」 ぺこり、と頭を提げて腰を下ろす (09/08-21:32:33)
#ユリウス : 「無論マグダレーナにも話はするつもりだ。……が、ジェラルド殿の事もある」 それに関しては、直接関与していた訳ではないが。 (09/08-21:33:42)
シャルロット : 「聞きたい事はいくつかありますが……そう。ジェラルド、ルナティア、黒騎士、あの3名についてです」 (09/08-21:34:30)
シャルロット : 「ルナもそうですが、ユリウスはお父様が協力者であったことをご存知だったのですか?」 (09/08-21:34:48)
#ユリウス : 「……いや」 首を横に振り。 「ルナティアについては、私を通して指示をした事もあった。だが、ジェラルド殿については私は知らされていなかった」 (09/08-21:35:34)
#ユリウス : 「……無論、ルナティアについてもアレクサンドリアとあのように繋がっていた事は把握していなかったが」 (09/08-21:36:02)
シャルロット : 「お父様は存じませんでしたか……ルナは、アレクサンドリアが伴ってきた配下、ていどの認識だったということですね」 (09/08-21:36:33)
#ユリウス : 「……」 再び首を横に振る。 「ルナティアを迎え入れたのは、《蒼銀戦役》の時だ。……その時、アレクサンドリアの提案で彼女に依頼をする事にしてね」 (09/08-21:37:50)
シャルロット : 「少々……目的に目が眩んでいたようですね。ユリウスの手持ちカードからすれば、もう少し踏み込んだ情報も得られたでしょうし」 たいして咎めもしない口調で、ただ事実を述べて親指のつめを噛む (09/08-21:38:11)
#ユリウス : 「……ああ。眼が曇っていたと言われたが、反論のしようがない」 (09/08-21:38:37)
シャルロット : 「ああ、出会いの時期は同じくしていたのですね。では、ある程度ソルティアさんの事情も飲み込んでいると?」 (09/08-21:38:45)
#ユリウス : 「ある程度は、ね。アレクサンドリアやルナティアから聞いた事がある」 (09/08-21:39:16)
シャルロット : 「なる、ほど。……まあ、ルナとソルティアのことは、彼らが解決するでしょう。その点についてはこの程度でいいです」 (09/08-21:40:49)
シャルロット : 「黒騎士殿は? 普段接触することが多かったでしょうが、どの程度“自分”が残っている様子でしたか」 (09/08-21:41:21)
#ユリウス : 「私が介入してどうなる問題でも無いだろう。それについては、君たちで解決すべきだ」 (09/08-21:41:26)
#ユリウス : 「…………」 (09/08-21:41:36)
シャルロット : 「私たちが介入するとするなら、事後の政治的ケアぐらいでしょうね。ご協力願いますよ」 (09/08-21:42:04)
#ユリウス : 「彼に関しては、自我というものはほぼ感じられなかった。恐らくだが、余程強く《虚音》の影響を受けているのだと思う」 政治的ケアにはああ、と頷いて。 (09/08-21:42:43)
シャルロット : 「つまり、以前の虚ろになった人々に近い、と。あの、これはもう出払って判っている情報なのかもしれませんが、確認しても?」 と続けて (09/08-21:43:47)
シャルロット : 「《虚音》による影響……現在中継塔のある区域での影響下にある人々は、黒騎士殿と同様の状態になるまで侵食が進むものなのでしょうか」 (09/08-21:44:48)
#ユリウス : 「直接、アレクサンドリアによって《虚音》に侵されたはずだ。……強度としては、虚ろの蛮族や他の者たちとの比ではないだろう」 (09/08-21:45:01)
#ユリウス : 「……はっきりとは分からないが、そうなり得たとしてもそれなりの時間を要するはずだ。アレクサンドリアの力が強まっている今、猶予はあまり無いにせよ、ね」 (09/08-21:45:42)
シャルロット : 「ン……そうですか。ですが、アレクサンドリアの意を汲むような精神状態にあると見ていいのですね」 (09/08-21:46:07)
#ユリウス : 「事実、レーゼルドーンの虚ろの蛮族たちはまだ“彼ららしさ”は残っていた」 思い通りに動かせる状態ではあったけど、指示が無ければ普通の蛮族と余り変わらなかった、と。 (09/08-21:46:45)
#ユリウス : 「ああ、それは間違いないと見ていいはずだ」 (09/08-21:46:58)
シャルロット : 「……もうひとつ。ユリウスは“私”についてどの程度知っていますか?」 自分自身、捕らえかねている自分について問う (09/08-21:47:52)
#ユリウス : 「……君について?」 (09/08-21:48:22)
シャルロット : 「いえ。私は生まれが特殊だったためか、少し……」 言葉を濁す。 (09/08-21:49:22)
#ユリウス : 「オトフリート・イエイツの娘として《虚音事変》の際に生を受け、諸事情からザイア神殿にて育てられた〈ファランダレス〉の《担い手》、私が知っている事実はそんな所だが……」 どうもそういう質問ではないのだろう。 (09/08-21:51:08)
シャルロット : 「何もないのなら結構です。自分が何よりわからなくて、困っていただけですから」 (09/08-21:51:13)
#ユリウス : 「……残念ながら、その問いに関しては私では力になれそうにないな。済まない」 (09/08-21:52:35)
シャルロット : 「……ですが、本当にその程度なのですか? 私が《虚音》に侵食された相手に有効な、特異な加護を使えるのに」 あれ、しらないのか? と首をかしげる (09/08-21:53:20)
#ユリウス : 「君がそのような奇跡を扱えるのは知っている。……だが、同じく《担い手》であるはずの私にはそのようなものは扱えない」 (09/08-21:54:11)
#ユリウス : 「……考えられるならば、〈ファランダレス〉か」 (09/08-21:54:41)
#ユリウス : 「かの剣には、まだ私たちの知らない何かがあるのかも知れない」 (09/08-21:54:52)
シャルロット : 「ファランダレス……あの、私たちの魔剣に人格――のようなものが存在しているという話は聞いたことがありますか?」 (09/08-21:55:17)
#ユリウス : 「……《呪音事変》の際に現れたものについてならば聞いている。少なくとも、その現象は〈リベラリオン〉に関しては起こっていない」 (09/08-21:56:13)
シャルロット : 「……後で、少し魔剣にマナでも叩きつけて共振させてみましょう。何か出てくるかも」 小さく頷いて、自室でやらかすことを決める (09/08-21:57:07)
#ユリウス : 「あまり派手な事をして、マグダレーナに心配を掛けないようにな」 (09/08-21:57:34)
シャルロット : 「わ、わたしはそんなことをしてるつもりはありませんよ?」 (09/08-21:57:55)
シャルロット : 「さ、て。……普通に考えれば勝機などないのでしょうが」 不敵な笑みを無意識に浮かべて、その事実にはっとして首を横に振る (09/08-21:59:23)
#ユリウス : 「……さて、それはどうかな」 そんな事をしているつもりはない、には冗談らしく言って。 (09/08-21:59:48)
#ユリウス : 「……そうだな。相手は神に等しい存在だ。立ち向かう術など、存在しないのかも知れない」 (09/08-22:00:11)
シャルロット : 「ですが、勝ちの目はある。――実際、半々ぐらいでしょうか」 (09/08-22:00:58)
#ユリウス : 「今はもっと低いだろうが……確実に中継塔の機能を停止させていく事が出来れば、恐らくその辺りまでは持っていけるはずだ」 (09/08-22:01:43)
シャルロット : 「そういう、現実的な事実からの計算ではありませんよ。――というか、それをこなせば半々と見れますか」 流石だな、とユリウスの慧眼に賞賛を視線を送る  (09/08-22:02:46)
#ユリウス : 「ふむ」 違ったのか、とシャルロットに問うような目を向ける。 「……まぁ、多少は願望も入っているかも知れないが、ね」 >中継塔を潰せば半々 (09/08-22:04:11)
シャルロット : 「私が言っているのは、多分感性の話です」 どういうことかというと、と苦笑を交えて言う (09/08-22:04:39)
シャルロット : 「アレクサンドリアは、自分の目的を達成したいという意思と、自分を止めて欲しいと思っている意思が衝突しているように思うのです」 (09/08-22:05:33)
#ユリウス : 「感覚的に、なんとなくだが勝てる可能性はある、と?」 (09/08-22:05:33)
#ユリウス : 「……何故そう思う」 (09/08-22:05:56)
シャルロット : 「ひとつ。あの消耗した私たちの前で、私たちを潰さなかったこと」 指を立てる。 (09/08-22:06:40)
シャルロット : 「ユリウスもお姉様を害さなかったでしょう。手間隙かけてなお生け捕りにするなんて面倒なことをしなかった」 (09/08-22:07:59)
#ユリウス : 「……私も彼女も、必要以上に誰かの命を奪う事はしたくない。そこは共通していたのだろうな」 (09/08-22:08:45)
シャルロット : 「ですが、したくない、程度です。それは、決意に欠ける行為ですよ。――特に、私たちがアレクサンドリアに対して脅威である以上は」 (09/08-22:09:38)
シャルロット : お姉様は、生き死にに関わらずそう脅威ではなかったのでしょうが、なんて付け加えて (09/08-22:10:02)
#ユリウス : 「確かにそう見る事も出来るか……」 顎に手を当てて。 「他の理由は?」 (09/08-22:10:42)
シャルロット : 「ふたつ。ジェラルド……お父様の存在です。ですが……これは、お父様にも関わることでしょうね」 なので、これは直接お父様に伺うとします、と付け加えて (09/08-22:12:06)
シャルロット : 「直接言葉をお父様に投げかけるつもりですが、お父様を擁しているなら、私をコントロールすることもできたでしょうし」 でもそれは一切なかった。 (09/08-22:12:50)
シャルロット : 「ま、そっちは答えを乞うご期待、ということで。お父様から答えを貰ったらお伝えしますよ」 (09/08-22:13:44)
#ユリウス : 「……成程。理由は分かった。彼女の真意も、考慮に入れておくとしよう」 (09/08-22:14:15)
#ユリウス : 「ああ、期待している」 (09/08-22:14:20)
シャルロット : 「もうひとつ。……ソルティアさんとアランさんが刺された、というように伺いました」 アランにでもきいたのだとおもってくれ (09/08-22:14:58)
#ユリウス : 「……彼らの妹から、だったか」 まあ飛空船の中で話したんだろう。 (09/08-22:15:40)
シャルロット : 「……ナンセンスだと思いませんか?」 (09/08-22:15:53)
#ユリウス : 「どういうことだ?」 (09/08-22:16:19)
シャルロット : 「平和を謳いながら、刃が出てくるような歪んだ世界が、ということと」 (09/08-22:16:55)
シャルロット : 「この世界を見せつけながらも、甘い言葉と暖かい家で迎え入れず、毒々しい言葉と冷たい刃で迎えてきたことです」 (09/08-22:17:39)
シャルロット : 「モニカさんが健康体になって、ソレこそ幸せそうにエリカさんを迎え入れれば、そこはエリカさんの理想郷で――きっと彼女は、世界の一員にだってなったでしょうに」 (09/08-22:18:27)
#ユリウス : 「……冷静に考えれば、矛盾しているな」 (09/08-22:18:38)
シャルロット : 「彼女はまるで、私たちに“世界に来て欲しくない”と思っているかのようだと思いませんか? 言葉だけ、こちらに来いと謳いながら、です」 (09/08-22:19:19)
#ユリウス : 「ああ。君の言いたい事は分かる。……だが、何故彼女はそのようなことをする」 (09/08-22:20:33)
シャルロット : 「アレクサンドリア――彼女もまた、取り込まれた一人なのではないのですか?」 ユリウスへ、切り込むような言葉を投げる (09/08-22:21:08)
#ユリウス : 「取り込まれた……〈胡弓〉に、か」 (09/08-22:21:23)
シャルロット : 「それが彼女の“矛盾”です。彼女の意思こそ、この世界に相応しく灰色だ」 (09/08-22:22:08)
シャルロット : 「肯定、否定、ない交ぜになって判らなくなった、白と黒の協会が解けた虚ろな世界――」 窓の外を眺め、詩を謳う様に呟く (09/08-22:23:20)
#ユリウス : 「…………」 シャルロットに釣られるように、窓の外の灰色の景色を見 (09/08-22:24:16)
シャルロット : 「彼女は世界を染めたいながらも、それを止められたいと思っている。――私の言う勝機は、そこひとつです」 だから、ユリウスのような現実を見た答えは出せない、と笑っていった (09/08-22:25:40)
#ユリウス : 「……君の方こそ、大したものだ」 (09/08-22:26:05)
#ユリウス : 「この絶望的な状況で、それだけ物事を冷静に捉える事が出来るとは」 (09/08-22:26:23)
シャルロット : 「あまり、嬉しくないコメントですね」 苦笑する (09/08-22:26:49)
#ユリウス : 「一応、褒めてはいるのだが……済まない、気に障ったかな」 (09/08-22:27:54)
シャルロット : 「まだ判らないことが多くて、そんな浮ついた勝機でしか明日を戦う勇気がもてない」  (09/08-22:28:10)
シャルロット : 「でも、おかしいでしょう。それなのに私は“勝てる”と確信していて、これから戦いに赴くことを怖れていない」 手を組み合わせてふるえを抑える (09/08-22:29:35)
#ユリウス : 「…………」 その震えは恐れか、武者震いか。その言葉は強がりか、本心か。それを見極めるかのように静かにシャルロットを見つめる。 (09/08-22:31:16)
シャルロット : 「こんな出来事が立て続けにあったのに、どこか冷静に見ている自分が居て、状況が透けて見える――本当、私はきっとおかしい」 僅かに自虐的に笑って、首を左右に振ると、元の表情に戻る (09/08-22:31:37)
シャルロット : 「多分、アレクサンドリアが灰色であるように、私は白と黒の二面しかないんでしょう。それだけの話です」 そんな風に、会話を打ち切った (09/08-22:32:35)
#ユリウス : 「私は君の事を外面的にしか知らない。故に、君に関しては君の言う通りなのかも知れない」 (09/08-22:33:07)
#ユリウス : 「だが――この状況で、私はそんなおかしな君の事を誰よりも頼もしく思っている」 (09/08-22:33:36)
シャルロット : 「……」 ユリウスの言葉に、困ったように笑みを返して (09/08-22:34:17)
#ユリウス : 「君自身を、そのように卑下する必要は無い」 (09/08-22:34:37)
#ユリウス : 「これ以上の言葉は、より君が信頼する者から受け取るといい」 (09/08-22:34:54)
シャルロット : 「……そう、ですね」 参ったな、と小さく呟いて立ち上がる。 (09/08-22:35:34)
シャルロット : 「任せてください」 その期待に、存分に応えよう。と、誤魔化したような返答をユリウスに返して背を向ける (09/08-22:37:14)
#ユリウス : 「……何かあれば、またいつでも来給え」 少しばかり不安を感じさせる背中へ向けて、そう言葉を投げ掛けて。 (09/08-22:38:06)
シャルロット : 「立ち直りが早いのは結構ですが――今夜ぐらい、おやすみくださいね?」 なんて、冗談めかした言葉を残して部屋から出て行こう (09/08-22:38:40)
#ユリウス : 「その言葉は、そのまま返そう。ゆっくりと休んでおき給え」 (09/08-22:39:32)
GM :   (09/08-22:39:53)
GM :   (09/08-22:39:54)
GM : 兵舎から少し離れた、飛空船の前。 (09/08-22:42:13)
GM : フェリシアは一人、明かりを灯しながら飛空船の様子を見ていた。 (09/08-22:43:00)
ヤンファ : 「お、いたいた」 ゆっくり歩きながら (09/08-22:44:04)
GM : 今この場に居る者の中で、数少ない魔動機師である彼女は、皆が休む中も黙々と作業に従事している。 (09/08-22:44:08)
#フェリシア : 「……ん?」 マギスフィアで作った灯りを手に、声のした方を向く。 (09/08-22:44:36)
ヤンファ : 「よォ。姿見えねえし、こっちに居るかと思ったらビンゴだったわ」 ピっと二本指を立て (09/08-22:45:17)
#フェリシア : 「物資が限られている今、管理はきちんとしないといけないからね。……流石に、飛空船の調整を陛下にまかせてしまうなんて訳にもいかないし」 (09/08-22:46:19)
ヤンファ : 「お前がちゃんとゆっくり休んでるトコ見たことねえんだが」 くく、と苦笑して  「ほれ」 ぽい、と袋に入ったドーナツを彼女に放る (09/08-22:47:44)
#フェリシア : 「ヤンファと違ってサボってないから余計にそう見えるんでしょうね……っとと」 急に投げられて落としそうになりながらキャッチした。 (09/08-22:48:28)
ヤンファ : 「これでも結構あっちこっち動き回った方だと思うぜェ……?」 やれやれ、と肩をすくめつつ (09/08-22:49:25)
#フェリシア : 「……まぁ、最近はね。……今までの話よ、今までの」 (09/08-22:49:42)
ヤンファ : 「まァ、な……今までか」 (09/08-22:50:08)
ヤンファ : 「《呪音事変》から始まりーの……流石に変わりすぎたわ」 (09/08-22:50:49)
#フェリシア : 「今のヤンファに文句を言うつもりは少しも無いわよ。働きに関しては、だけど」 (09/08-22:50:49)
#フェリシア : 「……ええ。私もこんな状況になるなんて予想してもいなかった」 (09/08-22:51:05)
ヤンファ : 「ンだよ、何か他に文句つけるトコあんのか」 (09/08-22:51:12)
#フェリシア : 「顔とか態度とか言葉遣いとか色々ね」 少し休憩しましょうか、なんて言いつつ、飛空船から距離を置いて座って。 (09/08-22:52:08)
ヤンファ : 「多いなァ……」 聞くんじゃなかった  「おォ、ちょいと休もうぜ」 俺はなんもしてないが (09/08-22:53:13)
#フェリシア : 「細かい所まで言えば、数えきれないくらいよ。言い尽くそうとしたら、夜が明けるかもね」 (09/08-22:54:12)
ヤンファ : 「オイオイ、明日が大変だってのにそれで夜が明けたら死んじまうって」 (09/08-22:54:54)
#フェリシア : 「言わないわよ。私だって休みたいもの」 (09/08-22:55:16)
#フェリシア : 「それで、どうしたの? 何か用があってきたんじゃないの?」 ドーナツの袋の中身を見ながら少しばかり顔をほころばせつつ。 (09/08-22:55:35)
ヤンファ : 「ま、そうだよな」 ふー、と息をつき (09/08-22:55:44)
ヤンファ : 「あァいや。どうせ働いてるだろうなと思ってよ。こうやってりゃ嫌でも休むだろ」 (09/08-22:56:11)
ヤンファ : 「後はまァ、礼とか色々」 (09/08-22:56:24)
#フェリシア : 「……行動が把握されてるみたいで癪ね」 不機嫌そうな顔になって。 「……お礼?」  (09/08-22:57:05)
ヤンファ : 「なんだかんだ付き合い長いからなァ」 カッカッカ、と笑い (09/08-22:57:44)
ヤンファ : 「俺らが色んなところに飛んでってる最中、敵中にいたみたいで気苦労かけたしな」 (09/08-22:58:10)
#フェリシア : 「……そうね、数えてみれば、結構な期間かも」 (09/08-22:58:25)
ヤンファ : 「ユリウスの目もあって、姫さんの身の回りも任せっぱなしだったんでなァ……」 (09/08-22:59:00)
#フェリシア : 「それは謝る所じゃないでしょ。貴方たちは貴方たちで、もっと厳しい状況に身を置いていたんだから」 (09/08-22:59:03)
ヤンファ : 「謝っちゃいねえよ。ただ、ある意味お前さんは一人だったしな。お礼、っつっただろ」 (09/08-22:59:37)
#フェリシア : 「……マグダレーナ様をお守りするのは、私の仕事だもの。……本来なら厳罰ものだわ」 (09/08-22:59:58)
ヤンファ : 「……ま、そりゃァ姫さんがどうしても一人でケジメつけたかったのはあるんだろうな」 (09/08-23:00:51)
#フェリシア : 「……例えそうだとしても、ね」 (09/08-23:01:59)
ヤンファ : 「……」 (09/08-23:02:33)
ヤンファ : またエンター埋まった (09/08-23:02:39)
#フェリシア : 「時々、分からなくなるのよ。命令に従うべきなのか、命令に背いてでもお守りすべきなのか」 (09/08-23:03:05)
ヤンファ : 「………」 真面目な彼女らしいな (09/08-23:03:41)
ヤンファ : 「そう、だなァ……俺だったら」 (09/08-23:04:07)
ヤンファ : 「従って後悔するようなら、背くか、ね」 (09/08-23:04:32)
#フェリシア : 「……後悔、か」 (09/08-23:05:06)
ヤンファ : 「結局……国を守りたいだので軍人やってても、手元にある護るべきモンを失っちゃ意味もねえ」 (09/08-23:05:12)
ヤンファ : 「そんな後悔するような命令、従うぐらいなら俺は軍服を脱ぐだろうなァ」 (09/08-23:06:36)
#フェリシア : 「……ヤンファの口から、はっきりそんな言葉が出てくるようになるなんてね」 (09/08-23:06:46)
ヤンファ : 「……だな」  「前はただの宙ぶらりんだったわ、今思えば」 (09/08-23:07:24)
#フェリシア : 「変わったわ、シャルロット様も、ヤンファも、エリカさんも、ソルティアさんも」 (09/08-23:08:02)
#フェリシア : 「……きっとフーロン様も今頃鼻高々でしょうね。……いや、あの人に限ってそれはないか」 (09/08-23:08:49)
ヤンファ : 「くく、あの親父は俺のことそんな風に褒めねえなァ」 (09/08-23:09:36)
ヤンファ : 「《刃狼》の何たるか、芯までまだ俺は突き止めてねえしな」 (09/08-23:10:09)
#フェリシア : 「4つの刃……だったかしら。あったわよね、家訓みたいなもの」 (09/08-23:10:31)
ヤンファ : 「おォ、そういや話したことあったかもな」 いつかあったんだろう (09/08-23:11:17)
#フェリシア : 「ヤンファからも、フーロン様からも聞いた事があるわ」 (09/08-23:11:46)
ヤンファ : 「親父からァ? ……そうかァ」 (09/08-23:12:16)
#フェリシア : 「……なんだかんだ、貴方たちって話す事が似てるのよね」 (09/08-23:12:29)
ヤンファ : 「あァ、よく言われる……っつーか先代から多分変わってないな」 (09/08-23:12:57)
#フェリシア : 「すごいものね、血の影響って」 (09/08-23:13:38)
ヤンファ : 「……血の影響、か」 (09/08-23:14:11)
ヤンファ : 「……〈ファランダレス〉〈リベラリオン〉、〈ヴァイケリオン〉」 (09/08-23:14:39)
ヤンファ : 「血の影響っつーか……よくもこんなモンが続いちまったモンだ」 (09/08-23:14:58)
#フェリシア : 「……今私たちが置かれている状況だって、その“血”の繋がりの先にあるものなんでしょう」 (09/08-23:14:58)
#フェリシア : 「……本当に」 (09/08-23:15:04)
ヤンファ : 「……ずっと、このことに関わってから思ってたことがあるんだよ」 (09/08-23:15:31)
#フェリシア : 「何?」 (09/08-23:15:40)
ヤンファ : 「この、血の連鎖と継承されてきた剣……」 (09/08-23:16:13)
ヤンファ : 「……もう、そんなモンが不要な世界になってほしいな、ってな」 (09/08-23:16:30)
#フェリシア : 「……そうね。……3つの剣と、〈救世の弔鐘〉は多くの人を不幸にして来たんだと思うわ」 それだけではないかも知れないけど、とは付け加えて。 (09/08-23:17:43)
ヤンファ : 「俺はまだマシだが……シャルも、ユリウスも。言い方は悪いが“ただの人間”とは言いがたい」 (09/08-23:18:34)
ヤンファ : 「アレクサンドリアもある意味被害者だ。“人”としてじゃァなく、“兵器”として扱われたようなモンだったしな」 (09/08-23:20:17)
ヤンファ : 「俺らは皆……差はあれど等しく“人”であるべきだと思う」 (09/08-23:21:15)
#フェリシア : 「……私たちは、その連鎖を終わらせられるのかしら」 (09/08-23:21:16)
ヤンファ : 「…………俺は、シャルに誓った」 (09/08-23:22:01)
ヤンファ : 「共に歩くため、この道を進もう……ってな」 (09/08-23:22:46)
#フェリシア : 「……そう。それなら、終わらせないとね」 (09/08-23:23:44)
ヤンファ : 「決して楽観視なんかしてねえ……が、信ずるもののため。諦めるなんてことはしないと誓ったからな」 (09/08-23:23:51)
ヤンファ : 「終わらせる。全員が諦めても、俺は……絶対に」 (09/08-23:24:18)
#フェリシア : 「ヤンファがそう言うのなら、大丈夫でしょう。貴方は、本当に大事な約束だけは絶対に破らない。そういう人」 (09/08-23:24:46)
ヤンファ : 「……あんがとよ」 (09/08-23:25:11)
ヤンファ : 「っと、悪ィな。休憩させるつもりが励ましてもらったりして」 (09/08-23:25:40)
#フェリシア : 「いいえ、私も元気を貰ったから」 (09/08-23:25:59)
#フェリシア : 「……ひとつ、言っておくのなら」 (09/08-23:26:07)
ヤンファ : 「ン?」 (09/08-23:26:16)
#フェリシア : 「貴方が諦めないのなら、私も絶対に諦めない。だから、ヤンファが一人になる事はないわ」 (09/08-23:26:35)
#フェリシア : 「大切な人たちへの気持ち……それが、きっと今私が持てる数少ない力だわ。それだけは、絶対に失くさない」 (09/08-23:27:24)
ヤンファ : 「………」 一瞬、呆気に取られてから  「……そうだな」 ふ、と微笑んだ (09/08-23:28:22)
#フェリシア : 「さ、行った行った。休む時間、無くなるわよ」 (09/08-23:29:05)
#フェリシア : 立ち上がってぱんぱんと手を叩く。 (09/08-23:29:11)
ヤンファ : 「っと、それもそうかァ」 トン、と軽く跳ぶように立ち上がり (09/08-23:29:42)
ヤンファ : 「また、明日。万全の状態で会うとしようぜ」 (09/08-23:30:19)
#フェリシア : 「ええ、勿論。飛空船も、万全にしておくわ」 (09/08-23:30:39)
ヤンファ : 「おォ。皺が増える前にちゃんと寝るンだぜ!」 とシリアスな空気を紛らわすように逃げるようにして去っていった。 (09/08-23:31:55)
#フェリシア : 「……分かってるわよ」 その言葉に怒る事もなく、呆れたように言いながらも、その背中を微笑んで見送って。  (09/08-23:33:25)
#フェリシア : 「――さて、続きといきましょうか」 ドーナツを一つ取り出して、少しちぎって口に含みながら、飛空船へと歩いていった。 (09/08-23:34:31)
GM :   (09/08-23:34:34)
GM :   (09/08-23:34:35)
#マグダレーナ : 「――……」 それぞれが休息を取る中、マグダレーナは単身、静かに灰色の粉の降る景色を眺めていた。 (09/08-23:38:05)
ソルティア : 「……マグダレーナ様?」 その後ろ姿に、ざくり、とヴァニタスの花を踏む音と共に近づいていく。 (09/08-23:39:15)
#マグダレーナ : 考えるのは、主に過去の事。今まで自身が歩んで来た道と、その結果。 (09/08-23:39:17)
#マグダレーナ : 「父上、私の歩んで来た道は――……」 足音に気付いて振り向く。 「ソルティアか、どうかしたのか?」 (09/08-23:40:08)
ソルティア : 「休憩室にいたら、姿を見かけまして。 外は冷えますよ?」 そういうソルティアの姿もマントを羽織っただけの軽装ではあるが。 (09/08-23:40:48)
#マグダレーナ : 「平気さ。この地方の気候は温暖だ。これが降っていても、気温が変わる訳ではないようだしね」 (09/08-23:41:48)
ソルティア : 「そうですね……見ているだけで心が冷えていく気分ではありますが」 失礼します、と軽く頭を下げて隣に並び。 (09/08-23:42:33)
#マグダレーナ : 「ああ」 空を見上げて。 「あまり雪には縁がなかったから、こういう光景には憧れていたんだが、これでは流石にそんなものも感じられないな」 (09/08-23:43:45)
ソルティア : 「雪を見るなら、もっと南へ行かないといけませんからね」 小さく頷き。 「物憂げな顔をされてましたが……」 少し心配げな視線を向ける。 (09/08-23:45:11)
#マグダレーナ : 「……無事に済んだら、皆で休暇として南へ旅をしてみるのもいいかも知れないな」 (09/08-23:45:41)
#マグダレーナ : 「少し、今までの事を思い出していた」 (09/08-23:45:50)
ソルティア : 「そうですね。皆、で」 皆、と言うところを強調して。 「……色々あった、と簡単に言うのが憚られる程、多くのことがありましたからね」 (09/08-23:46:46)
#マグダレーナ : 「父から志を継ぎ、シャルロットという妹を見守り、多くの人々の教えを賜りながら、人々を救わんとして歩んで来た道をね」 (09/08-23:46:59)
#マグダレーナ : 「……ああ。それらすべての結果として、今のこの状況がある」 (09/08-23:47:27)
ソルティア : 「……後悔なされていますか?」 顔は正面に向けたまま問う。 (09/08-23:47:47)
#マグダレーナ : 「……無い、と言ったら嘘になるだろうな」 (09/08-23:48:13)
#マグダレーナ : 「私は《担い手》でも無ければ、ユリウスのように統治者としてのカリスマも無い。いつだって、力不足に悩まされて来た」 (09/08-23:48:54)
ソルティア : 「…………」 次の言葉を待つように、灰の雪が降る空を見上げる。 (09/08-23:49:00)
#マグダレーナ : 「……むしろ、後悔の方が多いかも知れない。どうすれば、より多くの者の意見を反映し、それを実現出来るのか」 (09/08-23:49:39)
#マグダレーナ : 「未熟な私には、荷が重い事ばかりだ。どうしても、悔いというものは出て来てしまう」 (09/08-23:50:17)
ソルティア : 「……月並みな慰めの言葉しか出てこない身が不甲斐ないですね」 自嘲するような小さな笑みを浮かべて。 (09/08-23:51:01)
#マグダレーナ : 「そんな事は無いさ。誰かの言葉は、どのようなものであっても私の励みとなり、糧となる」 (09/08-23:51:47)
#マグダレーナ : 「それが信頼する者の言葉であれば、尚更ね」 (09/08-23:52:08)
ソルティア : 「……では、僭越ですが」 小さく咳払いをして。 「マグダレーナ様は、それでいいのだと思いますよ」 (09/08-23:53:09)
#マグダレーナ : 「……これでいい、か」 (09/08-23:53:39)
ソルティア : 「特別な力を持つわけでもなく、特別カリスマに秀でているわけでもない。それでも皆、マグダレーナ様を慕い、後をついてきています」 (09/08-23:53:43)
ソルティア : 「それは、マグダレーナ様が理想を追いかけ、努力する事を怠らずに進んでいるからだと思います」 (09/08-23:54:09)
ソルティア : 「だからこそ、皆貴女を信じて着いてきているのだと思います。シャルロットさんのそれとは違いますが、マグダレーナ様もまた《人》と言うのを象徴する存在なのだと思いますよ」 (09/08-23:55:09)
#マグダレーナ : 「…………」 目を閉じて、ゆっくりと自分の周りで支えてくれる者たちを一人ずつ思い浮かべていく。 (09/08-23:56:00)
ソルティア : 「誰も特別ではなく、誰もが選ばれるわけではない。それでも自らの理想を信じ、誇りを抱いて誰もが進んでいく。マグダレーナ様は、きっとその象徴なんですよ」 (09/08-23:56:14)
#マグダレーナ : 「……そうだな。こんな状況でも、君たちのように、私と共に歩んでくれる者が居る」 (09/08-23:57:39)
#マグダレーナ : 「それが、私の今まで歩んで来た道の結果であるならば……何にも優る結果だろう」 (09/08-23:58:21)
ソルティア : 「えぇ。そして今立っているここは、たどり着くべき場所ではなく、その途上に過ぎないのですから」 (09/08-23:58:56)
ソルティア : 「ここを超えた先にたどり着くべき場所があり……そしてその後もまた進んでいく。少し哲学的な話になってしまいますが……」 (09/08-23:59:49)
ソルティア : 「ベアトリス……いえ、アレクサンドリアは、この世界を“たどり着くべき場所”にしてしまったのでしょうかね?」 (09/09-00:00:35)
#マグダレーナ : 「……そうだな。私たちが意志を持ち続ける限り、ずっと続いていくはずだ」 (09/09-00:01:13)
#マグダレーナ : 「彼女の真意は、まだ計り知れない。だが……」 (09/09-00:01:31)
#マグダレーナ : 「彼女も、ユリウスやアランたちと同じ血を引いているのならば――こんな間違った方法で“終わり”を作るだけだとは思えない」 (09/09-00:02:27)
ソルティア : 「……まだこの先に、何かがある、と言う事ですか」 (09/09-00:03:01)
#マグダレーナ : 「……というよりも、彼女自身に、まだ何かあるのではないか、かな」 (09/09-00:03:36)
ソルティア : 「……僕は、迷っているようにも見受けられますが……」 アレクサンドリアが、だ。 (09/09-00:04:17)
#マグダレーナ : 「迷い、か」 (09/09-00:04:51)
#マグダレーナ : 「一見、この上なく堅い決意を持っているように見えても、彼女が人としての感情を残しているのならば、あるいはあるのかも知れないな」 (09/09-00:05:30)
ソルティア : 「僕は彼女に最後に問いました。こんなものが人の幸せなのか、と」 (09/09-00:05:40)
ソルティア : 「……アレクサンドリアは否定も肯定もせず、ただ、そこで見ていなさい、と答えただけでした」 (09/09-00:06:09)
ソルティア : 「それは、彼女自身その問いに答えられず……それを見た僕らに答えを委ねたのかもしれない。楽観的かもしれませんが、そう思ってしまうんです」 (09/09-00:07:16)
#マグダレーナ : 「君がそう感じたのならば、君にとってはそれが答えで良いのだと思う」 (09/09-00:08:07)
#マグダレーナ : 「今まで、君がベアトリスという人物と接して来て抱いた思いの結果が、それなのだろう」 (09/09-00:08:31)
ソルティア : 「……ありがとうございます」 小さく頭を下げ。 「……ここに来る前、アカシャと会って来ました」 (09/09-00:08:43)
#マグダレーナ : 「……ああ、聞いている」 (09/09-00:09:07)
ソルティア : 「アカシャは泣きながら、僕に切りかかってきました」 自分の腹の辺りを押さえ。 「……アカシャは優しく、思いやりのある子です。それが、あんな行動を取るような、そんな世界なら……」 (09/09-00:09:46)
ソルティア : 「……僕はこの世界を否定します。こんなものが、人の幸せでは、無いはずです」 (09/09-00:10:10)
#マグダレーナ : 「……私もだ。例え、彼らが彼らの中だけならば諍いもなく、平和に過ごせているのだとしても」 (09/09-00:11:11)
ソルティア : 「争いがある世界が不幸で、無い世界が幸せだとは思いません……幸と不幸は、争いと関係はあれど、直結しているわけでは無い……」 (09/09-00:11:30)
#マグダレーナ : 「彼らの見ているもの、感じているものが幸福だとは私は思わない」 (09/09-00:11:44)
ソルティア : 「……はい。だから、取り戻したいと思います。彼女達の優しさを、人を思いやる気持ちを……」 (09/09-00:13:01)
ソルティア : 「……彼女にも、それを知ってもらいませんと」 そう言って見上げた月に誰を重ねたか、言うまでも無いだろう。 (09/09-00:14:02)
#マグダレーナ : 「……彼女と剣を交えるのは辛いか」 (09/09-00:14:39)
ソルティア : 「えぇ」 と頷き。 「でも、これが最後だと信じます――いえ、最後にしてみせます」 (09/09-00:15:47)
#マグダレーナ : 「彼女を取り戻せるのは、君たちをおいて他には誰も居ないだろう」 (09/09-00:17:11)
ソルティア : 「……どうせなら、君をおいて、くらいは言って欲しかったですね」 と冗談めかして笑い。 (09/09-00:17:45)
#マグダレーナ : 「他の事は二の次でいい。全力で、彼女を連れ戻すといい」 (09/09-00:17:51)
#マグダレーナ : 「……ふふ、それは彼女自身から聞きたい言葉かと思ってね」 (09/09-00:18:22)
ソルティア : 「はい」 小さく頷くその顔に、もう迷いや躊躇は無い。<全力で連れ戻す (09/09-00:19:12)
ソルティア : 「はは……なんて声をかければ、そう言って貰えますかね」 少し照れたように頭を掻いて。<彼女自身から~ (09/09-00:19:40)
#マグダレーナ : 「それは、彼女を一番よく知る者だけが出せる答えさ」 (09/09-00:20:07)
ソルティア : 「再会するまでに考えておかないといけませんね」 くすり、と笑い。 「……そろそろ僕は戻りますが、マグダレーナ様はいかがします?」 (09/09-00:20:52)
#マグダレーナ : 「私はもう少し、此処に居るとしよう。しっかりと、決意を固めておきたいんだ」 (09/09-00:21:43)
ソルティア : 「分かりました。ではお先に失礼します……出来れば早めにお休みくださいね?」 と丁寧に一礼する。 (09/09-00:22:58)
#マグダレーナ : 「ああ、ありがとう。君たちも、皆と話をして回るのもいいが、身体を休める事を忘れないように」 (09/09-00:23:41)
ソルティア : 「えぇ、お互いに」 では、ともう一度軽く頭を下げてその場を離れていく。 (09/09-00:24:08)
#マグダレーナ : 「……」 ソルティアの姿を見送ると、再び空を見上げる。 (09/09-00:24:42)
ヤンファ : 「――なんだァ、ソルティアに口説かれてたのか姫さん」 飛行船の方から戻ってきた (09/09-00:26:59)
#マグダレーナ : 「彼が口説くべき相手は、他に居るだろう」 (09/09-00:27:35)
#マグダレーナ : 「君の方こそ、私の所へ来るなど珍しいじゃないか」 (09/09-00:27:54)
ヤンファ : 「ま、どうせさっきもそんな話してたんだろうしな」 ルナティアの  「あァ、ちっと飛行船の様子見に行っててな」 (09/09-00:28:26)
ヤンファ : 「帰り道に偶然、って奴だ」 (09/09-00:28:40)
#マグダレーナ : 「飛空船というと……フェリシアか。彼女にも、相変わらず負担を掛けてしまっているな……」 (09/09-00:29:23)
ヤンファ : 「ま、だからこそ様子見に行ったんだよ。声かけなかったら休もうともしねえからなァ」 (09/09-00:30:02)
#マグダレーナ : 「いや、最近は声を掛けても休まない事すらある」 だから休め、なんて言う時もあるんだ、と少し冗談を交えるように言う。 (09/09-00:30:48)
ヤンファ : 「姫さんの命令護らないとは度胸あるねェ」 くく、っと笑い。隣いいかい、と軽く聞きつつ (09/09-00:31:24)
#マグダレーナ : 「まったく……誰の影響を受けたのだろうな」 隣、には勿論だ、と答えて。 (09/09-00:32:03)
ヤンファ : 「俺の横にいる人のせいにも見えるがなァ……」 (09/09-00:32:53)
#マグダレーナ : 「……私のせいではないだろう」 多分。 (09/09-00:34:14)
#マグダレーナ : 「……しかし、偶然とはいえ君が私に声を掛けて来るとはな。正直、避けられている部分があると思っていたよ」 (09/09-00:34:42)
ヤンファ : 「……くくっ。やっぱ、シャルの姉さんだな」 (09/09-00:34:54)
ヤンファ : 「ン、あァ……なんだろなァ」 (09/09-00:35:34)
ヤンファ : 「避けてたっつーか、シャルの面倒、見切れてるようで見切れてない部分もあったから……ちゃんと顔向けできないトコとかはあった」 (09/09-00:36:19)
#マグダレーナ : 「そんな事は無かったと思うが。……それを言えば、私の方こそ彼女に姉らしい事をしてあげられていないのだしな」 (09/09-00:37:02)
ヤンファ : 「それは立場とかもあると思うが……」 (09/09-00:38:12)
ヤンファ : 「でもまァ、どの道姫さんとはちゃんと話そうと思ってたことはあるしな」 (09/09-00:38:50)
#マグダレーナ : 「そうだな。私も一度、君とはしっかり話し合わなければならないと思っていた」 (09/09-00:39:38)
ヤンファ : 「………え」 そっちも?やっぱり? (09/09-00:40:01)
#マグダレーナ : 「ああ」 はっきりと頷く。 「どうせなら、君の方から言うといい」 (09/09-00:40:41)
ヤンファ : 「………」 頭がしがし搔きつつ (09/09-00:41:13)
ヤンファ : 「……この数年間、アイツの護衛したり、旅したりしてきた」 (09/09-00:42:27)
ヤンファ : 「言われなかったけど姫さんも知ってたと思う。最初はすげえ嫌だった」 (09/09-00:42:49)
#マグダレーナ : 「……ああ」 (09/09-00:43:13)
ヤンファ : 「でも、衝突して、自分の意志で《担い手》を護ることにして、見守ったり、助けたりした」 (09/09-00:44:23)
ヤンファ : 「ずっと見てきて……気がついたんだ。俺は、“シャルロット”を護っていた」 (09/09-00:45:11)
ヤンファ : 「オッサンが居ない今、そんなハッキリと言える状況じゃねえが……」 (09/09-00:45:48)
ヤンファ : 「事済んだら………」 一度、唾を飲み込み (09/09-00:46:07)
ヤンファ : 「――シャルロットを、貰いたい」 (09/09-00:46:37)
#マグダレーナ : 「――……」 そんな言葉に、口元に笑みを浮かべ、目を伏せて。 「あの子は、私の大事な、今生きている唯一血の繋がった家族だ」 (09/09-00:48:01)
ヤンファ : 「………」 返事がちょっと怖い。こういうの普段ないんだけどな (09/09-00:48:15)
#マグダレーナ : 「例え護衛であっても、そう簡単に渡したくはない」 (09/09-00:48:51)
#マグダレーナ : 「そう思っていた。いや、今でもそう思っている」 (09/09-00:49:05)
ヤンファ : 「………まァ」 そうだよな (09/09-00:49:11)
#マグダレーナ : 「君は、不精で、いい加減で、よく怠けるし、フェリシアにも叱られていたな」 (09/09-00:49:51)
ヤンファ : 「………」 ぐうの音も出ない (09/09-00:50:21)
#マグダレーナ : 「そんな相手に、大切な妹を渡したいと思うか?」 (09/09-00:50:40)
ヤンファ : 「いや………」 そこまで言われると同意せざるを得ない (09/09-00:51:17)
#マグダレーナ : 「だから、君には渡せない、と思っていた」 (09/09-00:52:48)
ヤンファ : 「……え……」 (09/09-00:53:23)
#マグダレーナ : 「……だが、君は変わった。彼女と共に歩み、《刃狼》として、一人の男として、前を向き、進めるようになった」 (09/09-00:53:39)
#マグダレーナ : 「シャルロットが如何に優れた才能を持っていても、あの子も一人の人間だ。些細な不安にだって押し潰されそうになる、そんな普通の心を持っている」 (09/09-00:54:52)
#マグダレーナ : 「そんなあの子に、一番必要なものは、どんな時も傍で支え、叱咤し、手を引いてくれる存在だろう」 (09/09-00:55:25)
ヤンファ : 「………」 (09/09-00:55:50)
#マグダレーナ : 「……今の君ならば、出来るな」 (09/09-00:55:54)
#マグダレーナ : 「彼女自身も、君にそれを、君自身が傍に居る事を望んでいる」 (09/09-00:56:19)
ヤンファ : 「………」 ふう、と目を閉じ  「――勿論だ」 (09/09-00:56:31)
#マグダレーナ : 「だから、私からもお願いしよう」 (09/09-00:56:31)
#マグダレーナ : 「――私の大事な家族(シャルロット)を、宜しく頼む」 そう言って、深く頭を下げた。 (09/09-00:57:02)
ヤンファ : 「って、ちょ……」 姫から頭を下げられるとは思わず、少し動揺してから (09/09-00:57:38)
ヤンファ : 「……いや」 首を横に振り (09/09-00:57:48)
ヤンファ : 「――こっちこそ、温かく、見守っていて欲しい」 同じように頭を下げた (09/09-00:58:10)
#マグダレーナ : 「……ふふ、なんだかおかしいな。君と1対1で面と向かって話す話題が、このような話だとは」 顔をあげて、顔の前に手をやって笑う。 (09/09-00:59:14)
ヤンファ : 「そう、だなァ。今まで話したこともなかったし、な」 その仕草に、顔を上げ、表情を緩める (09/09-00:59:53)
#マグダレーナ : 「君が家族になるというのなら、これからは遠慮なく色々と言えるというものだ」 (09/09-01:00:38)
ヤンファ : 「おォ……そいつは中々手強そうだ」 半ば愉しそうに肩を竦め (09/09-01:01:18)
#マグダレーナ : 「ふふ、楽しみにしておくといい」 (09/09-01:01:43)
ヤンファ : 「……ま、その話進めるには、もう一人話をしとかないといけない人がいるけどな」 (09/09-01:01:48)
ヤンファ : 空を見上げ、浮いた遺跡を眺めつつ (09/09-01:02:07)
#マグダレーナ : 「――ああ」 (09/09-01:02:23)
ヤンファ : 「理由なく、こんなことに手を貸す人じゃァねえ筈なんだ」 (09/09-01:02:53)
#マグダレーナ : 「……だろうな」 (09/09-01:03:29)
ヤンファ : 「……シャルの為にも、連れ戻さねえと」 (09/09-01:04:09)
#マグダレーナ : 「……必ず、な」 (09/09-01:04:27)
ヤンファ : 「あァ」 改めて心に誓い、頷いた (09/09-01:05:02)
ヤンファ : 「……しっかし、こんな状況で何話してんだか俺」 頭ぼりぼり搔いて (09/09-01:05:28)
#マグダレーナ : 「こんな状況だからかも知れないぞ。普段しないような事をする機会だからな」 (09/09-01:06:06)
ヤンファ : 「だといいがなァ」 苦笑した (09/09-01:06:44)
#マグダレーナ : 「さて……」 (09/09-01:07:03)
ヤンファ : 「ま、フェリシアにも言ったが姫さんも夜更かしは程々になァ」 (09/09-01:07:06)
#マグダレーナ : 「ああ、君こそな」 (09/09-01:07:17)
#マグダレーナ : 「だが、君には一つ命令を出しておこう」 (09/09-01:07:29)
ヤンファ : 「ン……?」 命令? (09/09-01:07:41)
#マグダレーナ : 「休む前に、シャルロットと話して来なさい。内容は何でもいい」 (09/09-01:07:48)
ヤンファ : 「……なんだ、もっと他のこと言われるモンと思ってたが」 構えてしまったじゃないか (09/09-01:08:44)
ヤンファ : 「むしろ、今から行こうと思ってたんだよ」 (09/09-01:08:52)
#マグダレーナ : 「今の君にとっては、一番重要な事だろう?」 (09/09-01:09:05)
ヤンファ : 「あァ。それに、シャルにとっても、な」 (09/09-01:09:24)
#マグダレーナ : 「そうか。では命令を出すまでもなかったな。お節介だったか」 (09/09-01:09:25)
ヤンファ : 「色んな奴と話して、腹括ってからにしようと思っててな」 (09/09-01:09:49)
ヤンファ : 「アイツのショックは大きいが、凹んでる顔なんて他の奴らに見せれねえだろうし」 (09/09-01:10:24)
#マグダレーナ : 「私がその最後という訳か」 ジェラルドを除いては。 (09/09-01:10:25)
ヤンファ : 「あァ」 頷き  「ちゃんと、支えれる自信もってからじゃァねえとな」 (09/09-01:10:56)
#マグダレーナ : 「……そうか。では、後は君に任せよう」 (09/09-01:11:56)
#マグダレーナ : 「何があっても、彼女を支え続けてくれ、ヤンファ」 (09/09-01:12:17)
ヤンファ : 「任せとけ」 二言なく頷き 「でも、女にしか解らねえ悩みもあるだろうからな」 (09/09-01:12:53)
ヤンファ : 「そんときは姉さんとしてそっちも支えてやってくれよォ?」 (09/09-01:13:19)
#マグダレーナ : 「無論だ。君ではどうにも出来ない所を支えるのも、家族の役目だからな」 家族、にはヤンファとシャルロット、両方を含んで。 (09/09-01:14:01)
ヤンファ : 「そいつは頼もしいな」 笑って踵を返し (09/09-01:15:01)
ヤンファ : 「じゃ、また明日だ。全員、決心して臨めるようにしようぜ」 (09/09-01:15:45)
#マグダレーナ : 「ああ、また明日」 (09/09-01:16:00)
ヤンファ : 軽く手を振ってから、その場をゆっくりと去っていった (09/09-01:16:37)
#マグダレーナ : 「――……」 去っていくヤンファの背中を見送ってから、三度空を見上げる。 (09/09-01:16:53)
#マグダレーナ : 「……親や姉は、後に生まれた家族の道を切り開く為に在るものだ。ジェラルド、貴方は私に、そう言ったな」 (09/09-01:18:54)
#マグダレーナ : 「その言葉、私は信じているぞ」 虚空へそう呟いてから、踵を返して兵舎へと戻って行った。 (09/09-01:19:36)
GM :   (09/09-01:19:42)
GM :   (09/09-01:19:43)
エリカ : 「―――」 ユリウスと話した後、まだ、そのままぼんやりと灰色の雪が降る景色を眺めている。 (09/09-01:22:49)
GM : そんなエリカの後ろから、ざっざっとはっきりとした足音が聞こえてくる。 (09/09-01:23:28)
エリカ : ユリウスを殴った両拳は、赤く腫れているが、そのまま放置している。……治そうと思えば治せるが、そんな気にもならないのだ。 (09/09-01:23:50)
#アラン : 「こんなトコにいつまでも居ちゃ、風邪引くぜ」 (09/09-01:25:20)
#アラン : そんな様子を見て、近付きながら声を投げる。 (09/09-01:25:38)
エリカ : 「……アランさん」 声をかけられて、漸く振り向き。 「……大丈夫ですよ。雪みたいなの振ってますけど、別に、冬みたいに寒いわけじゃないですから」 (09/09-01:26:17)
#アラン : 「寒かねェがな。ここんとこ無茶続きで疲れてんだろ」 (09/09-01:27:09)
エリカ : 「……部屋でゆっくり休む気にもなれなくって」 (09/09-01:28:06)
#アラン : 「……ま、そりゃそうか」 そのままエリカの隣まで歩いて行って。 「眺めだけなら、ロマンチックなんだがなァ」 (09/09-01:28:56)
エリカ : 「本物の、雪なら……そう思いますけどね」  「……こんなの、気持ち悪いだけです」 (09/09-01:30:55)
#アラン : 「……だな」 頷いて。 「多少は、落ち着けたか」 色々と考えるくらいは出来るようになったか、と。 (09/09-01:32:43)
エリカ : 「……正直、あんまり」 僅かに首を横に振り。 「……いろいろ、考えはしますけど。なんだか、ぐちゃぐちゃで」 (09/09-01:35:08)
#アラン : 「そりゃそうか。こんな状況で落ち着けって方が無理な話だ」 (09/09-01:35:38)
#アラン : 「俺はアイツらと一緒に中継塔を回って、アレクサンドリアに協力してる奴らから力尽くでも話を聞きに行く」 (09/09-01:37:51)
エリカ : 「……皇帝陛下に偉そうなこと、言ったりしたけど」 自分の両手見つめて。 「……自分がどうしたらいいのか、わからなくて」 (09/09-01:37:52)
#アラン : 「……そんで、モニカちゃんやアカシャちゃんたちを取り戻す。約束通りに、な」 (09/09-01:38:45)
#アラン : 「どうしたらいいか、なんて答えを出すにゃ、事態は複雑過ぎるからな。仕方ねェよ」 (09/09-01:39:18)
#アラン : 「そういう時は、どうしたらいいかじゃなく、どうしたいかを考えてみろ」 (09/09-01:40:38)
エリカ : 「……私は」 (09/09-01:41:43)
#アラン : 「お前にとって、失くしてはならないもの。お前をお前たらしめる本当の気持ち。それを自分自身に聞いてみな」 (09/09-01:42:44)
エリカ : 「……私、怖いんです」 (09/09-01:45:10)
#アラン : 「…………」 黙って続きを待つ。 (09/09-01:45:52)
エリカ : 「……中継塔に行って……お父さんに会えば、また、モニカの時みたいに……私がずっとやってきたこと、全部、否定されるんじゃないかって」 (09/09-01:46:48)
エリカ : 「……でも、今一番怖いのはそうじゃない」 (09/09-01:48:16)
#アラン : 「……ン」 (09/09-01:48:38)
エリカ : 「モニカに、ああ言われて、私、自分の中の全部が否定されたみたいだった」 (09/09-01:50:03)
エリカ : 「ずっと、私、頑張ってきたのに、ずっと、私が!」 (09/09-01:51:13)
エリカ : 「……私は、そんな風に、自分のことばっかり考えてました。でも、ソルティアさんは、あんなことされても、アカシャちゃんを抱きしめて」 (09/09-01:53:28)
エリカ : 「……比べたってしかたないって解ってるんです。でも! ……私はあんなふうに出来なかった。もしかしたら、私は、家族を本当に愛してなんかいないんじゃないかって」 (09/09-01:55:37)
エリカ : 「ずっと考えないようにしてた。でも、本当は時々思ってた。モニカがいなければ、私はもっと楽に生きられたんじゃないかって」 (09/09-01:56:53)
エリカ : 「いつだったか、あの子……ルナティアにそこを触れられたこともあった」 妹が死んだと嘘をつかれて。ほっとしたかと。 「けど、ずっと目を逸らしてた。そんな自分はいない、いちゃいけないって」 (09/09-01:59:08)
エリカ : 「私なりに、良い姉でいなきゃいけないって……っ」 声は震えて。 (09/09-02:01:51)
エリカ : 「でも、皆、私よりずっと凄い姉で、兄で、家族思いで!」 (09/09-02:02:39)
エリカ : 「私の家族愛なんて、上辺だけのものなんじゃないかって……っ」 ぼろぼろと、涙も堪え切れず。 (09/09-02:04:28)
#アラン : 「……ンな事ある訳ないだろ」 涙を零すエリカに、静かに告げる。 (09/09-02:06:07)
#アラン : 「お前は今までずっと、命懸けでモニカちゃんを守って暮らして来た」 (09/09-02:07:04)
#アラン : 「冒険者になってからは、慣れない仕事と同僚の中、必死こいて付いて来た」 (09/09-02:07:38)
#アラン : 「軍属になってからは、もっと過酷だ。文字通り命を賭けて、生死の境を彷徨って、それでも此処まで来たんだろ」 (09/09-02:08:32)
#アラン : 「上辺だけの気持ちしか持ってない奴にそんな事が出来るか? 家族のことで今のお前みたいに悩んで、涙なんて流せるのかよ」 (09/09-02:09:20)
#アラン : 「それに……」 (09/09-02:09:39)
#アラン : 「お前は、家族を奪われても、どれだけの恨みを持ってても、ユリウスを殺しはしなかっただろう」 (09/09-02:10:34)
#アラン : 「家族を大事に思う気持ちを持ってない奴には、絶対出来はしねェ事だよ」 (09/09-02:11:41)
#アラン : 「確かに、マグダレーナの姫サンも、ソルティアも、ユリウスだって家族思いの立派な奴らだ」 (09/09-02:12:43)
#アラン : 「だけどな。俺はその誰よりも、お前の方が立派に姉らしい奴だと思ってる」 (09/09-02:13:18)
#アラン : 「俺はずっとお前が羨ましかった。近くに守るべき家族が居て、それを頑張って守ってるお前の強さが」 (09/09-02:14:42)
#アラン : 「お前の気持ちは失くなってなんかいないし、否定されてもいねェし、誰にも否定させねェ」 (09/09-02:16:32)
#アラン : 「胸を張れ、エリカ。お前は、誰よりも家族思いだよ」 (09/09-02:16:59)
エリカ : 「っ、アラン、さん」 涙は、拭っても止まらず。 「……、~~~っ」 色んな感情が綯い交ぜになって、嗚咽だけが漏れて。 (09/09-02:18:49)
#アラン : 「好きなだけ泣け。それが、お前が家族を想ってる何よりの証拠だ」 (09/09-02:19:59)
エリカ : 「っぅ、ぁ……!」 そのまま、その場でひとしきり泣き続け。 (09/09-02:22:27)
エリカ :   (09/09-02:23:31)
#アラン : 「……」 その身体を胸に抱き寄せて、落ち着くまでただ無言で待つ。 (09/09-02:23:42)
エリカ : 「……」 嗚咽は収まり。ぐす、と鼻啜り。 (09/09-02:25:06)
#アラン : 「ありがとな」 ようやく泣き止んだ彼女に、そんな言葉を掛ける。 (09/09-02:25:52)
エリカ : 「……?」 ふぇ、と。顔上げ。 アランの方から感謝の言葉が出るとは思わず。 (09/09-02:26:24)
#アラン : 「ユリウスの事、あれだけで済ませてくれたことと、俺の代わりにぶん殴ってくれた事だよ」 (09/09-02:27:05)
#アラン : 「俺にとっちゃ、どんな事をしてきたとしても、アイツは大事な兄貴だからな。死なれたくはねェし、出来れば殴りたくもない」 (09/09-02:28:09)
エリカ : 「ぇ、あ、いや、その、むしろ殴っちゃってごめんなさいって、いうか……」 (09/09-02:28:14)
#アラン : 「いいんだよ、殴られたお陰で男前になってたしな」 (09/09-02:28:50)
エリカ : 「は、はあ……」 (09/09-02:30:05)
#アラン : 「……ま、アイツはもう大丈夫だ。これからは、皇帝然としてくれるだろうぜ」 (09/09-02:31:29)
エリカ : 「……そうですか。それなら、よかった」 (09/09-02:31:55)
エリカ : 「……あの、アランさん」 (09/09-02:32:06)
#アラン : 「……あん?」 (09/09-02:32:12)
エリカ : 「私も、皆と一緒に行きます」  「……私、こんな世界嫌です。もっと、ちゃんとした世界で、皆と幸せになりたい」 (09/09-02:33:29)
エリカ : 「それに、お父さんとも話したい。……どれくらい、私の言葉が届くかわからないけど。でも、会いたいんです」 (09/09-02:34:17)
#アラン : 「それが、お前の気持ちなんだな」 (09/09-02:34:56)
エリカ : 「はい」 (09/09-02:35:05)
#アラン : 「なら――」 右手の小指を立てて、エリカに差し出す。 「約束だ」 (09/09-02:35:38)
#アラン : 「俺は、そう出来るようにお前を守る。お前は、一緒に歩んで最後におもいっきり笑う」 (09/09-02:36:34)
エリカ : 「……」 差し出された小指に、一瞬きょとんとして。 「……はい」 頷いて、自分の右手の小指を引っ掛けて。 (09/09-02:37:18)
エリカ : 「嘘だったら針千本、ですね」 (09/09-02:37:50)
#アラン : 「任せろ」 勿論、約束を守る方を。 (09/09-02:38:12)
#アラン : その小指にぐ、と一度力を入れてから、ゆっくりと離す。 (09/09-02:38:38)
エリカ : 「……」 少し名残惜しげに、離れる指を見て。 (09/09-02:40:46)
#アラン : 「……っし、じゃ、今日の所はゆっくり身体を休めるとしようぜ」 (09/09-02:42:35)
#アラン : 「立ち向かうんなら、これから先はこれまで以上にハードだ。万全の状態にしとかねェとな」 (09/09-02:43:17)
エリカ : 「……そうですね」 いろいろ吐き出したせいか、本当の意味で落ち着いてきた気がする。 (09/09-02:43:49)
#アラン : 「ほら、戻ろうぜ」 その背中を優しくとん、と押して、兵舎の方へ一緒に歩いていこう。 (09/09-02:46:28)
エリカ : 「はい」 頷いて兵舎へ戻ろう。 (09/09-02:46:45)
GM :   (09/09-02:47:17)
GM :   (09/09-02:47:18)
#アラン : エリカと兵舎に戻って来た後、彼女とわかれてから部屋に戻る為に廊下を歩いている。 (09/09-02:49:52)
#アラン : その表情は、どことなく上機嫌だ。 (09/09-02:50:00)
ソルティア : 「……おや?」 そこへ、ひょこっと廊下の角を曲がって顔を見せる。 (09/09-02:50:44)
#アラン : 「……あん?」 (09/09-02:51:10)
#アラン : 「ソルティアか。お前もヤンファも、色々と大変だな」 挨拶回り。 (09/09-02:51:29)
ソルティア : 「アランさんじゃないですか。奇遇ですね」 「はは、大変ではないですよ。うろついてると意外と皆に会えますからね、こうやって」 (09/09-02:52:14)
ソルティア : 「まぁ、こんな状況ですし。素直に休むにも落ち着くまでは休めずに皆うろついてるんでしょうねぇ……」 (09/09-02:52:38)
#アラン : 「お前の奇遇っつー言葉はなんとなく胡散臭いのは気のせいか……」 (09/09-02:52:46)
#アラン : 「まァ、そうだろうな。かくいう俺も落ち着いて休めるかって言われるとそうでもねェし」 (09/09-02:53:08)
ソルティア : 「……本当に偶然なんですが、何か大半の人から同じことを言われる気がします」<胡散臭いな (09/09-02:53:22)
#アラン : 「日頃の行いって奴だな」 (09/09-02:53:35)
ソルティア : 「酷い誤解を受けてますね……」 はは、と笑ってるけど地味にショックっぽい。 (09/09-02:54:18)
#アラン : 「冗談だよ。本気にすんなって」 (09/09-02:54:34)
ソルティア : 「はは、すみません」 と笑い。 「ところでアランさん、妙にご機嫌ですね? 何かあったんでしょうか」 (09/09-02:55:20)
#アラン : 「エリカと話をしてきて、な。みんなと一緒に行くってよ」 (09/09-02:56:26)
ソルティア : 「あぁ、エリカちゃんと……覚悟は決まったんですね」 ほっとした表情を見せて。 (09/09-02:57:21)
#アラン : 「覚悟っつー表現が合うかは微妙なトコだが、自分の気持ちは確かめられたみたいだ」 (09/09-02:58:05)
ソルティア : 「そうですか……その、ありがとうございます。お礼を言うのは変ですけど……」 (09/09-02:58:31)
#アラン : 「止めてくれよ、ンな他人行儀なの」 (09/09-02:59:03)
ソルティア : 「すみません、でも何て言えばいいのか分からずに」 ちょっと困った顔になって。 (09/09-02:59:33)
#アラン : 「俺だってお前たちと同じ《アストラム》の面子で、今まで付き合って来たんだぜ?」 (09/09-02:59:39)
#アラン : 「オイオイ、そんな調子で大丈夫かよ。あのチビ、取り返すんだろ」 (09/09-03:00:08)
ソルティア : 「はい。勿論、これからも頼りにしていますよ」 小さく笑って (09/09-03:00:12)
#アラン : 「任せとけ。こっちからも頼りにさせてもらうからな」 (09/09-03:00:47)
ソルティア : 「チビ……ルナの事ですか? それはもう取り返しますよ」 こくりと頷いて。 (09/09-03:00:57)
#アラン : 「ああ」 ルナの事? には頷いて。 「何て声を掛けてやるか、きちんと考えておいてやれよ。そればっかりは、俺にゃできねェんだからな」 (09/09-03:02:23)
ソルティア : 「彼女……ルナに関しては、言いたい事や言うべき事は何となく分かるんですけどね。やっぱり長い事一緒に居た間柄ですから」 (09/09-03:02:48)
#アラン : 「……何か言うようになったな。前はアイツの事に関してももっと自信なさげだった気がするが」 (09/09-03:04:35)
ソルティア : 「えぇ、否定はしません。前まではこう、彼女のことを理解しきれてなかった……というより、彼女を信じる自分を信じ切れなかった、という感じでしたから」 (09/09-03:05:29)
#アラン : 「成程、な」 (09/09-03:06:07)
ソルティア : 「シャルロットさんの方がルナの事を理解してるんじゃないか、と言う思いもありましたし。いえ、シャルロットさんが悪いわけではけして無いんですけれども」 (09/09-03:06:12)
#アラン : 「人の心にあらゆる意味でずばずば入り込んで行くのは、アイツの才能の一つなんだろうなァ」 (09/09-03:06:57)
ソルティア : 「でも、エリカちゃんにはっぱかけられちゃいましたからね。彼女に言わせるようでは、さすがに僕もうじうじは言っていられませんよ」 (09/09-03:07:05)
ソルティア : 「良い意味でも悪い意味でも、ですね」<シャルロットの才能 (09/09-03:07:21)
#アラン : 「そういうこった」 (09/09-03:07:32)
#アラン : 「……ま」 (09/09-03:07:35)
#アラン : 「シャルロットとルナティアがどうだろうが、お前とルナティアの関係は変わらねえだろ。ちゃんと、自分の気持ちを信じてやれよ」 (09/09-03:08:20)
ソルティア : 「はい、信じますよ。僕の心も……ルナの心も」 にこ、と (09/09-03:08:56)
ソルティア : 気負いの無い笑みを浮かべて。 (09/09-03:09:01)
#アラン : 「お前のそういう顔、結構一緒に居る割には初めて見た気がすんな……」 (09/09-03:10:05)
ソルティア : 「僕もこれだけ断言するのはめったに無いですからねぇ。エリカちゃんには感謝しないと」 (09/09-03:10:50)
#アラン : 「他の事でも、もうちょっとぐいぐい行っても――いや……そうなると俺ら収拾つかなくなるな」 (09/09-03:11:52)
ソルティア : 「他の事でぐいぐい行くのはシャルロットさんにお任せです……」 ちょっと苦笑して。 「ところで……」 (09/09-03:12:28)
#アラン : 「どうした」 (09/09-03:13:07)
ソルティア : 「アランさんはエリカちゃんの事をどう思ってるんですか?」 と首を傾げる。 (09/09-03:13:21)
#アラン : 「まァた唐突だな」 (09/09-03:13:55)
ソルティア : 「いえ、この前からエリカちゃんの事を特に気にかけてるみたいでしたから、ちょっと気になって」 (09/09-03:14:18)
#アラン : 「お前に、ヤンファに、シャルロット。他の奴らは強いんだよ」 経験から、自分にある程度の自信を持てる、という意味で。 (09/09-03:15:32)
#アラン : 「だが、エリカはそういう意味では弱い。当たり前だ。今までごく普通の生活を送ってきてたただの町娘なんだからな」 (09/09-03:16:10)
ソルティア : 「…………」 こくりと頷いて肯定を示す。 (09/09-03:16:55)
#アラン : 「聖戦士として、俺はそういう“普通”の人たちを守る事を誓いのひとつにしてる。だから、他の奴より気にしてる面はあった」 (09/09-03:17:08)
ソルティア : 「実際、僕やヤンファさんもエリカちゃんの事は気にかけてましたしね」 こくり。 (09/09-03:17:49)
#アラン : 「……が、今はそれだけじゃァない。アイツが確かに持つ別の強さに、俺は惹かれてる」 (09/09-03:18:18)
ソルティア : 「おぉ?」 (09/09-03:18:30)
#アラン : 「ま、そんなとこだ」 (09/09-03:19:02)
ソルティア : 「なるほど。いや、いいんじゃないですか? 意外とお似合いな気がしますよ……意外とってのは失礼かもしれませんが」 (09/09-03:20:27)
#アラン : 「別にお前の許可を求めてはいないがな……」 なんだよいいんじゃないですかって。 (09/09-03:20:59)
ソルティア : 「あぁすみません、許可と言うより同意に近いつもりでした」 (09/09-03:21:23)
#アラン : 「……何にせよ、そういう事を真面目に考えるにはもうちょっと状況を落ち着かせねェとなァ」 (09/09-03:21:24)
ソルティア : 「……そうですね。このままじゃ街に帰る事も出来ませんから」 (09/09-03:22:16)
#アラン : 「ソルティアよりも、モニカちゃんの許しを得なきゃなんねェしな」 冗談らしく言って。 「モニカちゃんも、アカシャちゃんも、ギルのおっさんも、エルシオーネも。みんな、取り戻してやろうぜ」 (09/09-03:23:25)
ソルティア : 「全くです。割と大変かもしれませんよ?」 と笑い。<モニカの許可。 (09/09-03:23:54)
#アラン : 「人間本気になったら大体の事は出来るもんだ」 (09/09-03:24:47)
ソルティア : 「僕らが築いてきた世界、ですからね」 こくり、と頷いて。 「後一頑張りですよ」 拳を握って軽くアランに向ける。 (09/09-03:25:14)
#アラン : 「ああ。誰か一人の好きになんてさせはしねェ」 同じく拳を握って、こつん、と拳同士をぶつけあう。 「やってやろうじゃねェか」 (09/09-03:26:22)
ソルティア : 「えぇ」 強気な笑みで答えて。 「それじゃ……ちょっとエリカちゃんの所に行って話でもしてきましょうかね」 (09/09-03:27:54)
#アラン : 「ああ、見違えた……とまでは行かないかも知れないが、それなりにゃすっきりした顔になってると思うぜ」 (09/09-03:28:42)
ソルティア : 「えぇ……やっぱりありがとうございます、と言わせてもらいますよ。アストラムの一員としてではなく、エリカちゃんの隣人の身として、ね」 「それじゃ、失礼します」 最後に軽く手を振って、すれ違っていく。 (09/09-03:30:14)
#アラン : 「それなら素直に受け取っておいてやる」  (09/09-03:30:51)
#アラン : 「あァ、じゃァな」 手をひらりと振って、アランも歩き去って行った。 (09/09-03:31:26)
ソルティア : 振り返って笑顔を見せ、そのまま歩き去っていく。 (09/09-03:31:30)
GM :   (09/09-03:32:49)
GM :   (09/09-03:32:50)
シャルロット : ざく、ざく。と土を柔らかく踏みながら、野外を歩く人影ひとつ。 (09/09-03:35:49)
シャルロット : 服装は、ユリウスと会った時から変わらない。武装は必要と思えなくも無かったが……用意してこなかった。 (09/09-03:36:16)
シャルロット : 手に、剣と盾を持ち、やや開けた林の中にいる。場所自体はそう離れたところではないが (09/09-03:36:57)
シャルロット : 「力を解放しても、ここらなら平気……ですよね」 うむ、とひとり頷くと、剣を大地に突き刺し、盾を持つ手をその植えに重ねる (09/09-03:37:41)
シャルロット : 「こういうときは……」 目を閉じ剣を握り締める手のひらに力をこめる (09/09-03:38:20)
シャルロット : 「……!」 思い出すのは自分自身に似たあの影。 出て来い、という力を剣へと叩き込んだ (09/09-03:39:01)
GM : シャルロットがそう念じると共に、ファランダレスはキィ――と音を立てながら光り始める。 (09/09-03:39:38)
GM : 初めて〈ファランダレス〉に触れた時と同じように、光は大きくなっていき、シャルロットの目の前で、思い通りに人型を形成していく。 (09/09-03:40:19)
GM : 完全に人型が形成されると、光は霧散し、その中からシャルロットと瓜二つの姿が現れる。 (09/09-03:41:15)
シャルロット : 「……こんなに簡単に出るなんて」 もっと困ると思っていた (09/09-03:41:17)
GM : ただし、やはりその髪は黒色で、ゆっくりと開かれたその瞳は紅く光っている。 (09/09-03:41:40)
GM : あの時と違うのは、剣が重なって出来た翼のようなものが無い事か。 (09/09-03:42:01)
シャルロット : 「お久しぶりです。……ええと」 なんて呼べばいいのか、思わずつまって (09/09-03:42:22)
#L=リベラ : 「――まさか、呼び出されるとは思っていませんでした」 (09/09-03:42:46)
#L=リベラ : 「貴女は私。私は貴女。シャルロット、と呼ぶのが適切です」 (09/09-03:43:13)
シャルロット : 「……? 呼び出さない理由でもあったのですか?」 おかしなことを言う娘だ (09/09-03:43:16)
#L=リベラ : 「でも……それでは納得してもらえませんか」 (09/09-03:43:26)
シャルロット : 「自分の名前を呼びかけるのは、正しくとも気持ちが悪いものです。……いえ、譲れない名前なのだというのなら、私は貴女をそう呼びましょう」 (09/09-03:44:33)
#L=リベラ : 「貴女がそう呼ぶのを拒むのならば、好きにしてくれても構いません」 (09/09-03:45:20)
シャルロット : 「む……ですが他に呼びかたも知りませんし。とりあえず貴女、と読んで茶を濁しましょう」 そうしよう、とひとりうなずく (09/09-03:46:08)
シャルロット : 「貴女の事を私は未だに掴みかねている。……貴女は私だというけれど、私はここに居る。貴女は、どういう存在なのですか?」 (09/09-03:46:43)
#L=リベラ : 「私は貴女。英雄オトフリート・イエイツの血を継ぐ、〈ファランダレス〉の《担い手》で――などという答えでは、これも納得しないのでしょうね」 (09/09-03:47:51)
シャルロット : 「……納得するもなにも……自分がもう独り居るのを認めろというのは、酷でしょう。尋常に生まれた存在じゃあない」 (09/09-03:49:12)
#L=リベラ : 「でも、それは真実。私は、貴女自身を反映した影とでも呼ぶべき存在でしかありません」 (09/09-03:49:21)
シャルロット : 「……影、ですか」 (09/09-03:49:38)
#L=リベラ : 「はい。〈ファランダレス〉に宿った《担い手》の影。それが私です」 (09/09-03:50:08)
シャルロット : 「貴女は、ファランダレスそのものというわけではないのですか?」 そういう風に思っていたのだけれど (09/09-03:50:25)
#L=リベラ : 「そして、貴女が《担い手》としての役目を果たせるように、貴女を補う存在、といったところですか」 (09/09-03:50:35)
#L=リベラ : 「厳密には違うと言うべきでしょう。〈ファランダレス〉に貴女という存在が干渉して初めて生じたのが、私です」 (09/09-03:51:27)
シャルロット : 「そもそも、貴女の定義する《担い手》の定義とはなんですか?」 (09/09-03:51:38)
#L=リベラ : 「〈ファランダレス〉の最も大きな役割は、貴女も知る通り、“鍵”としての役目です」 (09/09-03:52:49)
#L=リベラ : 「それを果たせるだけの力を持った存在、それを《担い手》と呼ぶ……と私は認識しています」 (09/09-03:53:27)
シャルロット : 「ですが、鍵は鍵穴へと差し込まれ、封印は解かれた。……そういった意味では、貴女はもう役割を果たしたのでは」 (09/09-03:53:47)
#L=リベラ : 「察しがいいですね」 (09/09-03:54:14)
シャルロット : 「貴女は私でしょう? そういった思考に行き着くことぐらい、貴女は判っているはず」 (09/09-03:54:37)
#L=リベラ : 「封印が解かれた事で、私は役目を終え、消滅してもおかしくはないはずです」 (09/09-03:54:42)
#L=リベラ : 「……ですが、私は貴女の分身として〈ファランダレス〉の中に未だ存在し続けている」 (09/09-03:55:07)
#L=リベラ : 「さて、それは何故でしょうか」 (09/09-03:55:56)
シャルロット : 「まだ、果たされていない役目がある、と……? 或いは、貴女の存在が確かなものとしてこの世に根を張ったのか」 (09/09-03:56:00)
シャルロット : 「普通に考えれば前者ですが……貴女という存在が生まれた以上、役割を終えたからさようなら、というのもあまり好きではありません」 (09/09-03:56:53)
シャルロット : 個人的には後者のほうが好みだ、なんて間の抜けた意見を洩らしつつ (09/09-03:57:14)
#L=リベラ : 「後者の可能性は低いでしょう。私は、貴女に依存している存在。独立して根を張る事は考え難い」 (09/09-03:58:04)
シャルロット : 「そうですか。……では普通に考えましょう」 といって、意味ありげに指を立てて (09/09-03:58:48)
シャルロット : 「――真なる《担い手》。今までは発生しなかった、“眠っていた目的”が今、最終目標として定義されている」 (09/09-03:59:56)
#L=リベラ : 「真の《担い手》……ヴィルフリート様のお話にありましたね」 (09/09-04:01:23)
シャルロット : 「……あれ? 違うんですか?」 なんだか思っていたリアクションと違っていて、肩透かしをくらったような顔をする (09/09-04:01:50)
#L=リベラ : 「……いえ、私もそう推測しています」 (09/09-04:02:39)
#L=リベラ : 「貴女は勘違いしているかも知れませんが、私は〈ファランダレス〉の全てを知っている訳ではありません」 (09/09-04:03:13)
シャルロット : 「……補佐役というのは、単に知識の保持者ってわけじゃないんですか」 何の補佐役何打お前 (09/09-04:04:18)
#L=リベラ : 「私にはっきりと刻まれているのは、あくまで鍵としての役目までのようです」 (09/09-04:04:46)
シャルロット : 「ここからはお互い手探りというわけですか……ご愁傷様ですね」 お互いに (09/09-04:05:09)
#L=リベラ : 「貴女を導くことが出来るのは、そこまで。此処から先は手探りしかありません」 (09/09-04:05:29)
シャルロット : 「ですが消えるわけではないと……」 可愛そうに、とは口にしないが。 (09/09-04:06:02)
#L=リベラ : 「てっきり、アレクサンドリアの覚醒と共に消えるだろうと思っていたのですけどね」 (09/09-04:07:18)
シャルロット : 「……そのあたりについての苦情は、消え損なってくれた貴女に送り付けたいところです」 鍵あけるに至ったのはこいつのせいもある (09/09-04:08:02)
シャルロット : 「貴女はこれからどうしたいのですか?」 居残ってしまったが、目的がはっきりしない身として (09/09-04:08:56)
#L=リベラ : 「そうですね。私が貴女が鍵を開けるように促したのは確かです」 (09/09-04:09:01)
#L=リベラ : 「わかりません。元々、私には意志というものがない。役目以外は、すべて貴女に依存していたのです」 (09/09-04:09:38)
シャルロット : 「……では、概ね私と同じ感情を有していると?」 (09/09-04:10:24)
#L=リベラ : 「貴女を補う存在として、貴女に足りていない要素が反映される事もあるようですが」 シャルロットの逆を映しだしたから、あんなに性格が悪かったのだ、と。 (09/09-04:11:52)
シャルロット : 「困った影ですね……」 やれやれ、と以前はしなかったような仕草を見せて (09/09-04:13:11)
#L=リベラ : 「貴女の影ですから」 (09/09-04:13:28)
シャルロット : 「私が困った子みたいに言うのはやめてもらえませんか!?」 なにいっちゃってんの! (09/09-04:13:45)
#L=リベラ : 「違いましたか?」 (09/09-04:14:00)
シャルロット : 「ちっ、ちがいません」 噛んだが違うぞ (09/09-04:14:14)
#L=リベラ : 「それはそれとして」 (09/09-04:14:48)
シャルロット : 「はっきり結論を出す前に次の話題にさらっと……まあいいです。それはそれとして?」 なんですか? (09/09-04:15:29)
#L=リベラ : 「貴女は、これからどうするつもりなのですか。ユリウスに語ったような根拠はあるといっても、あれは不安定な推論に過ぎません」 (09/09-04:15:34)
#L=リベラ : 「神たる存在に立ち向かうには、貴女たちの力はあまりに弱々しい」 (09/09-04:16:02)
シャルロット : 「……力が欲しい、とは思いますが、そればかりは一朝一夕に得られるものではない」 (09/09-04:16:51)
シャルロット : 「ユリウスとは違い、数字や計算から打ち出された勝機は一つも見えません。力の限り戦って、負ければ負けるだけのことだと考えています」 そればかりは、覆しようがない現実だ (09/09-04:18:02)
シャルロット : 「私の力も彼女には通用しなかった。……リベラリオンと結託して、どこまでやれるか」 自分相手だからこそ言う、赤裸々な悩み事 (09/09-04:19:46)
#L=リベラ : 「このままでは、力を合わせたとしても、絶望的でしょうね」 (09/09-04:20:39)
シャルロット : 「……何か手だてがあるならともかく、そんな風にしたり顔で現実を語らいでいただけますか。タダでさえ困っているんです」 小さくぼやく (09/09-04:22:01)
#L=リベラ : 「すみません。ですが、事実をひとつずつ捉えていくことが、貴女の力だと思っていますから」 (09/09-04:24:27)
シャルロット : 「……何だか自分を自分で褒めてるようで気持ち悪くありません?」 (09/09-04:24:54)
シャルロット : 「はぁ……呼び出す段階で緊張していたのがばかばかしくなってきました」 (09/09-04:26:02)
#L=リベラ : 「そうですか。ではこれ以上褒めるのはやめておきましょう」 (09/09-04:26:07)
#L=リベラ : 「結局、私は貴女ですから」 (09/09-04:26:18)
#L=リベラ : 「自分の心と対話する事に緊張する方がおかしな事だと思いませんか?」 (09/09-04:26:44)
シャルロット : 「貴女は補佐役ということですが、力としては何か出来ないのですか? たとえば、私と協力して力を増やす、であるとか」 (09/09-04:26:58)
シャルロット : 「初対面の出来事からして思えば、私は貴女を圧し折りたくなる程度には正しいことだと思います」 あのときの出来事はまだ記憶に残ってるんだからな >緊張するほうがおかしい (09/09-04:27:36)
#L=リベラ : 「不可能ではありません。限度はありますし、〈ファランダレス〉の力を全て引き出すのは、私だけではどうにもならないでしょうけど」 (09/09-04:28:30)
シャルロット : 「負担については、ヤンファさんが居ますから、私と貴女は力を引き出すことに専念するだけでよいでしょう」 そうすればひとつ多く力が出せるはずだ (09/09-04:29:56)
#L=リベラ : 「分かりました。それなら、それについては協力しましょう。貴女に消えられては、私は役割を全うするどころか、知る事もないまま消える事になる」 (09/09-04:31:13)
#L=リベラ : 「それは、好ましくありません」 (09/09-04:31:46)
シャルロット : 「とりあえず目標を探すのが目標ですね。……中々の空転ぶりはさすが私といったところです」 あきれがおだ (09/09-04:32:39)
#L=リベラ : 「自分を褒めるのは気持ち悪いと言ったのは貴女ですよ」 (09/09-04:33:29)
シャルロット : 「自虐なら良いというのもどうかと……それはそれとして。貴女には何ができそうですか?」 (09/09-04:34:05)
シャルロット : 実際の力として、だ。まあ、乞うご期待とか言うならばそれもよしだが (09/09-04:34:23)
#L=リベラ : 「……そうですね。貴女の振るう武器として多少の力の増強と、貴女の意志の加護の強化。そんな所が関の山でしょう」 (09/09-04:35:17)
#L=リベラ : 「中継塔の攻略には、役に立つかも知れません。……ですが、アレクサンドリア自身には、それだけでは遠く及ばない」 (09/09-04:35:53)
シャルロット : 「十分ですよ。……というか、本当にファランダレスというより私の影なんですね」 意思の加護なんて、ファランダレスにはできないだろうに (09/09-04:35:57)
#L=リベラ : 「何度も言っているでしょう」 (09/09-04:36:41)
シャルロット : 「自分の事ほど信じられないとよく言うではありませんか」 これ相手だと、珍しく毒のある発現になる (09/09-04:37:21)
#L=リベラ : 「よく言います。自分を信じられない者が、あの信念の矛と盾を扱う事は出来ないでしょう」 (09/09-04:38:26)
シャルロット : 「しかし――それ以上の何かを得ろ、と。簡単に言ってくれるものですね」 それでは足りない。つまり、足りうる何かを得ろということだ (09/09-04:38:28)
シャルロット : 「……真の意味での信念の力を、未だ引き出せていない、と……?」 >自分が信じられない (09/09-04:39:14)
#L=リベラ : 「……そうかも知れないし、そうではないかも知れない。かの加護は、貴女自身で何処まででも成長し得る」 (09/09-04:40:18)
シャルロット : 「……覚えておきますよ」 まだまだ精進が足らないと、そういうことなのだろう (09/09-04:40:49)
#L=リベラ : 「……何か大きく変わる時が来るとするならば」 (09/09-04:41:11)
#L=リベラ : 「貴女が、真に心を持ったヒトである事を望んだ時、でしょうか」 (09/09-04:41:56)
シャルロット : 「まるで、私が心のない人外みたいな口ぶりじゃありません……?」 その言葉に、こまったように腕を組んで (09/09-04:42:48)
#L=リベラ : 「そこまでは言っていません。が、貴女自身、何処かしら自分という人間に疑問を抱いているでしょう」 (09/09-04:43:56)
シャルロット : 「……」 隠しても無駄だということは理解している。だから、半眼になって口を閉じるだけだ (09/09-04:45:11)
#L=リベラ : 「どのようにしてその疑問を解消するのか、どんな答えを出すのかは、私は知りません」 (09/09-04:46:55)
#L=リベラ : 「ですが、今ならば、私は貴女の分身として、可能な範囲で貴女に協力しましょう」 (09/09-04:47:50)
シャルロット : 「……それは、貴女の“意思”のようにも感じますけどね」 意思なんかない、といっていたわりに、だ (09/09-04:48:27)
#L=リベラ : 「ならば、私にもそれが芽生えたのかも知れませんね。貴女が成長したように、私にもそういう変化が生じたのかも知れない」 (09/09-04:50:10)
シャルロット : 「そのまま、貴女も貴女であるようにここに“在る”ことを祈りますよ」 そのほうが、きっといいのだから (09/09-04:50:45)
#L=リベラ : 「それが良い事なのかどうかは答えかねますが、ね」 (09/09-04:52:00)
シャルロット : 「今度何かあれば構わず出てきてください。咎めはしませんので」 おおかた、話すことは話した。今はこれでいいはずだ (09/09-04:52:17)
#L=リベラ : 「余程無いでしょうが、覚えておきます。貴女は、必要の無い時以外は呼ばないように」 (09/09-04:52:55)
シャルロット : 「話し相手に困ったときに呼びますので」 暇つぶしに (09/09-04:53:16)
#L=リベラ : 「暇潰しならヤンファとしてください。私はそれには応じません」 (09/09-04:54:00)
シャルロット : 「……全く、つまらない相手です」 やれやれ、とこんどこそはっきり洩らして (09/09-04:54:24)
#L=リベラ : 「貴女自身ですから」 (09/09-04:54:37)
シャルロット : 「では、また。同じ目標を達する為に」 力を貸し合おう、といって (09/09-04:54:57)
#L=リベラ : 「ええ、同じ目標を達する為に」 (09/09-04:55:15)
GM : そこまで言うと、彼女の身体は光となって〈ファランダレス〉に吸い込まれるように消えて行く。 (09/09-04:55:40)
シャルロット : 「……自分との対話なんて、高位の神官でもなし得ないでしょうに」 これだけのことをして、出てきた感想は、疲れた、というのもだけだった (09/09-04:56:43)
GM :   (09/09-04:57:12)
GM :   (09/09-04:57:15)
ルナティア > 「……よく来たわね、ヤンファ。頼み事があるの、聞いていって」 (09/11-21:17:16)
ルナティア > 「……よく来たわね、シャルロット。頼み事があるの、聞いていって」 (09/11-21:17:25)
シャルロット : 「―――ふ……ぅ……」 独り、部屋へ戻ったその足で、小さなイスに腰掛けて背もたれに体重を押し付けた (09/11-21:19:10)
シャルロット : 「……」 乱雑に髪を乱し、コレまでにたまった疲労を表面に出す。ため息ひとつでは吐ききれないほどだった (09/11-21:19:52)
ヤンファ : 「………」 静まり返った兵舎の廊下をゆっくりと踏みしめ、彼女が居る部屋の前へやってくる (09/11-21:21:20)
ヤンファ : 「――……」 ふう、と一息。普段の緊張とはまた別の何かが胸の中で騒ぐ (09/11-21:22:09)
ヤンファ : コンコン、とノック。居るなら既に気付かれているだろうが (09/11-21:23:03)
シャルロット : 「――どうぞ?」 ぎぃ、と背もたれから体を引き剥がして返答をドアのむこうへとかえす (09/11-21:23:33)
ヤンファ : 「――入るぞ」 そっと扉を開く 「悪ィな、軽く寝てたか?」  (09/11-21:24:29)
シャルロット : 「いえ。少し休んでいただけですよ。ちょっと、疲れが溜まってしまって」 苦笑して返す。誰かは、なんとなくわかっていた (09/11-21:25:16)
ヤンファ : 「……そうか」 とりあえず何を言おうか。普段ならすぐ出てくるのだが、と思いつつ。部屋に入ってゆっくりと扉を閉める (09/11-21:26:44)
ヤンファ : 「ユリウスには……会ったか?」 (09/11-21:27:02)
シャルロット : 「……とりあえず、座ったらどうですか?」 落ち着かない様子に、思わず苦笑してイスを進める (09/11-21:27:08)
ヤンファ : 「ン、あァ」 向かいにある椅子に掛ける (09/11-21:27:37)
シャルロット : 「会ってきましたよ。元気になってらっしゃったので、少し打ち合わせを」 (09/11-21:28:02)
ヤンファ : 「打ち合わせ? また何か変なこと企んだんじゃァねえだろうなァ」 半ば呆れ顔で (09/11-21:28:48)
シャルロット : 「いえ。あの“協力者”のことをどこまでご存知か、少し気になりましたので」 別に企みごとって分けでは、なんて手を振って否定する (09/11-21:29:19)
ヤンファ : 「あァ、成程……つっても、おそらくは深いところまでは気付いてなかっただろうがな」 (09/11-21:30:19)
シャルロット : 「あまり、意識していなかったみたいですね。……目的に一心だったのでしょう」 非難している……ようにはきこえない声音でフォローを入れる (09/11-21:31:05)
ヤンファ : 「ま、意識させないように仕向けられてたとも取れる。責任は誰も問わねえだろ」 (09/11-21:32:11)
シャルロット : 「むしろ、背負わされてもいない責任を自分で担いで、戦いに赴く勢いだと思いますよ」 口元に手を当てて笑う (09/11-21:32:43)
ヤンファ : 「勢い余って死なねえようにしてもらわねえとな……そういやァ、“アレ”は返したのか?」 (09/11-21:33:39)
シャルロット : 「ええ。アランさんの手から……ですが。あの剣は私の手に余ります」 (09/11-21:33:59)
ヤンファ : 「そりゃ2本も物騒なモン担いでたら俺が制御しきれねえっての……」 困ったように笑う (09/11-21:34:41)
シャルロット : 「違いないです」 笑いを押し殺して続ける 「……それで、ヤンファさんはどうして?」 ここに着たのか、と暗に問いかける (09/11-21:35:45)
ヤンファ : 「あァ……いや」 頭をぼりぼり掻いて 「どうしてっかな、と思ってよ」 誤魔化すこともない (09/11-21:36:27)
ヤンファ : 「その、なんだ。ジェラルドのオッサンがあんなことになったりして、平気そうな顔してるけど結構凹んでたんじゃねェかなって、な」 (09/11-21:36:53)
シャルロット : 「……どう?」 んん? 珍しく首をひねって眉を寄せる (09/11-21:36:55)
シャルロット : 「あぁ――」 理解出来るところだ。納得して……それから、困ったような苦笑おw浮かべる (09/11-21:37:29)
ヤンファ : 「……この先でまた無理されても困るからな」 (09/11-21:37:35)
シャルロット : 苦笑を浮かべる…… (09/11-21:37:35)
シャルロット : 「――その。申し訳ありませんが、そこに衝撃と言うか……意気消沈はしていませんから、ご安心ください」 あまり調子の良くなさそうな口調ではあるが、本当にそんなことはないと機って捨てた (09/11-21:38:27)
ヤンファ : 「ン、そうなのか」 なら良かった 「その割には、なんだろうな……よくわからねえけど、無理してるところがあるような気がする」 (09/11-21:40:35)
ヤンファ : 「俺の気のせいだったらすまねえな」 (09/11-21:40:55)
シャルロット : 「お父様は、その……どこまでが本意かわかりませんが、彼女に共感し“あちら”に居るのだと思っていますから」 (09/11-21:41:33)
ヤンファ : 「だろうなァ。自分の意志で立ってる筈だ。何も考えてないなんてコトは無いだろうよ」 (09/11-21:42:23)
シャルロット : 「騎士ザイアの教え、総てを護るという教義に、お父様なりの意思をみせているのでしょう」 (09/11-21:42:38)
ヤンファ : 「が、その反面。何かが間違ってるとも心のどこかで思ってるんじゃァねえか」 (09/11-21:43:43)
シャルロット : 「でも、私たちにそれを強制することはしなかった。……お父様は、暗に自分で道を選べ、と。そう仰っているのでしょう」 自らの膝の上で、迷うように手を組み合わせては外す (09/11-21:43:56)
ヤンファ : 「自分の道……か」 (09/11-21:44:25)
シャルロット : 「どうでしょう。お父様なら、間違っていると思う道は、選ばないように思います」 (09/11-21:44:27)
シャルロット : 「私はこちらへ行く。お前たちはどうする。そんな声を聞いたように思います」 (09/11-21:44:50)
ヤンファ : 「こんなのがおかしい、と感じない人でもねえと思うんだがなァ」 (09/11-21:45:31)
ヤンファ : 「……ま、その真偽は会って確かめりゃ良いが」 (09/11-21:45:50)
シャルロット : 「全てを丸く治める回答なんてない。そう、理解しているのでしょう」 大人、ですから。と、寂しげに語る (09/11-21:46:15)
ヤンファ : 「………」 やはり彼女の方が彼のことを理解してるのだろうかな、とも思いつつ聴く (09/11-21:47:16)
シャルロット : 「――私たちが選ぼうとしている道は、人それぞれに、それぞれの責任を負わせる道です」 無理をしている。その回答のかわりにと、言葉を続ける (09/11-21:47:20)
シャルロット : 「私たちが救うのではない。それぞれが戦い、生きろと。……力をもたず、自らでは生きられない者すら例外なく」 (09/11-21:48:05)
ヤンファ : 「………」 それを俺らが世界に選択させようとしている、か (09/11-21:49:52)
シャルロット : 「生も死もない世界から、生と死を問う世界へ、私たちは“それが正しい”と傲慢に答えを導いていこうとしている」 (09/11-21:50:04)
シャルロット : 「……ユリウスが選ぼうとした道は、間違いではない応えです。それぞれに意思を求め、手の届かぬ壁に鉄槌を下す――そのつもりだったのでしょう」 (09/11-21:51:12)
シャルロット : あたかも、世界の神かのようにね。と付け加えて (09/11-21:51:36)
ヤンファ : 「あァ。間違いじゃァない……だが多くのモノを犠牲にし過ぎた。己の家族さえも、な」 (09/11-21:52:18)
ヤンファ : 「だから俺は納得が出来なかった……そして牙を剥いた」 (09/11-21:52:59)
シャルロット : 「では、彼の救った者は? 蛮族が知らず撲滅され、内輪で解放だの保守だのと騒いでいた私たちを暗に護ったのもまた、彼ですよ」 (09/11-21:53:08)
ヤンファ : 「こういう言い方は自分でも癪だが……救った者がいないなんてのはそもそも可笑しいだろう」 (09/11-21:54:35)
ヤンファ : 「間違いじゃないから、救われた者がいるのもまた必然じゃァないか」 (09/11-21:55:18)
シャルロット : 「……ええ。でも私たちは、ヤンファさんの言う通りに戦い、勝利した」 (09/11-21:56:24)
シャルロット : 「結果それ自体は変わらなかったのでしょう。私たちが敗れても、アレクサンドリアは解放されていた」 (09/11-21:56:51)
ヤンファ : 「………」 その点に関しては否定の言葉もない (09/11-21:58:10)
シャルロット : 「……いいえ、そこが論点ではないですね。私は、事の推移や、行為の正否を問いたいのではありませんから」 (09/11-21:59:04)
シャルロット : 「……ねえ、ヤンファさん。私には判らないことばかりなんです」 深くためて、吐き出すように、悲鳴のように言葉をつむいだ (09/11-21:59:56)
ヤンファ : 「……なんだ」 前も少し言っていた。この道を迷う由縁 (09/11-22:01:17)
シャルロット : 「父親に刃を向けることの躊躇いは、どんな感情なんでしょうか。上に立ち、人を導き、救うという決意は理解出来る。でも、人並みの情動がわからない」 ぎゅう、と拳を握る (09/11-22:02:10)
シャルロット : 「ルナの事は、意識すれば追いかけられた。でも、エリカさんの事は、何故か掴めないんです」 漠然と、妹は助けなければいけない、という感情だけしか掴めない (09/11-22:04:32)
ヤンファ : 「………」 答え、というものは無い。人並み、なんてものが通じる状況でもない……がそれも答えとは異なる (09/11-22:05:05)
シャルロット : 「そういうものだ、と思ってしまう自分がいます。日を追うごとに酷くなってる。いらないものをそぎ落として、本当と嘘を切り分けているような……」 (09/11-22:07:07)
シャルロット : 「良く……判らないんです」 くしゃ、と独りだったときのように髪を乱す (09/11-22:10:19)
シャルロット : 「私は、神様みたいな力も、才能も欲しくない。……わたしは、ひとでいたい」 祭り上げられる英雄になんか、ならなくていいのに。肩を小さくして、嗚咽まじりにもらした (09/11-22:11:44)
ヤンファ : 「シャル……」 どういった言葉を掛ければいいか、難しい。やはり此処に来るまでの迷い躊躇いは、その自信がなかったからなのだと改めて思う (09/11-22:13:27)
ヤンファ : 「……悪い。上手く言葉が出てこない」 情けないものだ、と思いつつ 「……でもな」 (09/11-22:14:14)
ヤンファ : 「少し前から、思ってたことが……一つだけある」 (09/11-22:14:53)
シャルロット : 「……なんですか?」 俯いて、表情を隠す格好で聞く (09/11-22:15:33)
ヤンファ : 代々と力を授かった〈ヴァイケリオン〉を鞘からゆっくりと引き抜くと、凛とした音が静かに響く (09/11-22:16:10)
ヤンファ : 「〈ファランダレス〉も、〈リベラリオン〉もコイツも……聖女の力も」 (09/11-22:16:43)
ヤンファ : 「本来あるべきものじゃなかった……シャルが振るその力を見てきて、この前のユリウスの力を見て、そう思った」 (09/11-22:17:48)
ヤンファ : 「そのせいで、まるでお前らが“人”じゃないみたいな……そんな気がしたんだ」 ま、俺もだけどさ、と後付けて (09/11-22:18:30)
シャルロット : 「自分でそう思ってるのですから、気、とかじゃなくてそうだと言い切ってもいいんですよ」 苦い肯定は、乾いた笑いのようだ (09/11-22:19:21)
ヤンファ : 「……」 それには敢えて言葉を返さず 「そして……アレクサンドリアが今持ってる力もそうだ、あれは“人”じゃない」 (09/11-22:19:58)
ヤンファ : 「誰かが大きな力を持つ、それは人によって個人差があるから当然だが……これらはそれとは別次元だろうし」 (09/11-22:21:05)
シャルロット : 「……」 魔剣の世代だのは語るまでも無く、超級の代物なのだろう。そんなことをぼんやり思った (09/11-22:21:10)
ヤンファ : 「俺は……俺は、お前も、ユリウスも“人”であるべきだと。そうあって欲しいと」 (09/11-22:23:10)
ヤンファ : 「……コイツらが無くなれば、お前らも等しく“人”になれるんじゃないかと……いや、俺がそう望んでるだけか」 苦笑して (09/11-22:24:29)
ヤンファ : 「でも、だから……全てにケリつけて、この力たちが要らない世界であるべきじゃないかと思う」 (09/11-22:25:37)
ヤンファ : 「力を持ってる俺が言うべき言葉じゃないかもしれないけど……な」 (09/11-22:26:11)
シャルロット : 「だいぶ、私たち神官を否定する言葉ですよ、それ」 表情は見えない。が、漏れてくる言葉は面白がるような響きを帯びていた (09/11-22:26:26)
ヤンファ : 「それとはまた違うニュアンスのつもり……だったんだけどな」 ふ、と少しだけ頬を緩めて  「悪い、やっぱ上手く言葉に出来なかった」 (09/11-22:27:16)
シャルロット : 「神もまた、人であったのですから。暗に、神はいらないなんて言っているようなものです」 (09/11-22:27:19)
ヤンファ : 「でもよ。実際、今の女神……納得できないからな、俺」  (09/11-22:28:09)
シャルロット : 「どうやっていままで、そんな口下手で女の子を丸めてきたんです?」 顔を持ち上げて、僅かに涙の滲んだ瞳で不満げに睨みつける (09/11-22:28:12)
ヤンファ : 「……馬鹿、口説きと一緒にすんな」 その表情に、無意識的に視線を逸らしそうになるが、堪える (09/11-22:29:41)
シャルロット : 「でも……上手い言葉よりは、説得力がありましたよ」 睨む目の力をぬいて、ふっと笑う (09/11-22:32:10)
ヤンファ : 「………」 そう言われても、どこか歯痒い気持ちは抜けない。色々迷った末にこんな曖昧な言葉しか出せなかったんだから (09/11-22:32:55)
シャルロット : 「ヤンファさんは、誰か特定の個人が辛い思いをするのが、気に食わないって……そういいたいんですよね」 (09/11-22:33:49)
ヤンファ : 「……そうだな。だって、300年も、俺らの中だけでこれが続いてる」 (09/11-22:34:24)
シャルロット : 「皆が同じ辛さを分かち合うなら、いい。でも……なまじ力があるからと、あれやこれやとやらなきゃいけないのは間違ってるって」 (09/11-22:34:26)
ヤンファ : 「……あァ」 (09/11-22:34:55)
シャルロット : 「ちゃんと、気持ちは判ってるじゃないですか」 (09/11-22:35:14)
ヤンファ : 「ン、なんだよ俺の翻訳機か」 上手く纏められたみたいで、逆に悔しいな (09/11-22:36:52)
シャルロット : 「結局、ヤンファさんが一番お人よしだったってことです」 全く、とばかりに肩をすくめる (09/11-22:37:02)
ヤンファ : 「お人好し……なのかねェ」 言われるまでそんな捉え方しなかったが (09/11-22:38:17)
シャルロット : 「ジャンなんて名乗ってたのも、単純に私がヤだったんじゃなくて、他人の深いところに踏み込むのがいやだったからなんじゃないですか?」 んー? と意地悪そうに笑って顔を見る (09/11-22:39:24)
ヤンファ : 「う、うるせェな……そりゃァ、単に逃げ回ってただけなんてのもあったけどよォ」 (09/11-22:40:10)
ヤンファ : 椅子に座ったまま、少し後ずさるように身体を後ろへ傾ける (09/11-22:41:00)
シャルロット : 「もう……そんなんじゃこれからの戦いが危ぶまれますよ」 (09/11-22:41:24)
ヤンファ : 「………」 冗談めかした彼女の発言に、少し目を伏せ (09/11-22:41:56)
ヤンファ : 「――この前、一緒に歩いていこう。そう言っただろ」 あの、封印を解く時の話だ (09/11-22:42:48)
シャルロット : 「……え、ええ。そうお話しました」 急な切り替えに、目を丸くして (09/11-22:43:15)
ヤンファ : 「今でも悪い気はしない……でも、やっぱり。手を繋ぐなら、《担い手》から降りた手を繋ぎたいんだ」 (09/11-22:45:24)
ヤンファ : 「俺は、そのためにも、シャルのためにも……――この戦いを終わらせて、お前と居たい」 (09/11-22:46:03)
シャルロット : 「………え、っと……」 言葉に詰まってしまった。目が泳ぐ (09/11-22:47:11)
ヤンファ : 「だから……一緒についてきて欲しいんだ」 席を立ち、シャルの前に (09/11-22:47:40)
シャルロット : 「……そういうときは」 頬を薄く朱色に染めて 「ついてこい、と。言い切っていいんですよ?」 男らしく (09/11-22:49:20)
ヤンファ : 「……そうだな」 情けないか、と苦笑して 「――俺と一緒に、ついてこい」 座っている手を差し出し (09/11-22:50:26)
シャルロット : 「……はい。どこまでもお供します、ヤンファ」 そっと手を握って、ゆるりと立ち上がる (09/11-22:51:17)
ヤンファ : 「――やっと、そう呼んでくれたな」 その身体を引き寄せ、そっと抱きしめる (09/11-22:51:51)
シャルロット : 「……きがついたら、距離を感じてしまって」 顔を赤くしながら、その肩に顔を埋める (09/11-22:52:40)
ヤンファ : 「……悪ィ」 その頭を優しく撫で 「ってか……判らない、の答えにはならなかったか、結局」 自分に呆れるように笑い (09/11-22:55:30)
シャルロット : 「ううん……いま、わたしはむねいっぱい」 ふるふる、とそのままちいさく首を左右に振る (09/11-22:56:07)
シャルロット : 「だれかが好き、っていうのは――きっと、とてもふつうで、大切な想いだと思うから」 ぎゅう、と抱き返して、満足げに呟いた (09/11-22:57:12)
ヤンファ : 「――……~~っ」 流石の自分も、その言葉に正気では居られなくなる 「――シャル」 そっと肩を離して、その瞳を見つめる (09/11-22:58:58)
シャルロット : 「……」 されるままに身体を離して、瞳を見つめ返す (09/11-22:59:48)
ヤンファ : 「……瞳を」 閉じて、とまでは言葉も出さず (09/11-23:00:36)
シャルロット : 「――うん」 肩の力を抜いて、目を閉じ頤を上げる (09/11-23:01:18)
#  :   (09/11-23:01:53)
ヤンファ :   (09/11-23:03:38)
シャルロット : ランプの明かりで切り出された黒い影が、ひとつになる。 (09/11-23:05:54)
シャルロット : ……静かに灰色の雪が降る夜の、小さな出来事。 (09/11-23:06:00)
シャルロット : この日が、私と彼との忘れられない……誓いを結んだ日となった。 (09/11-23:06:55)
シャルロット :   (09/11-23:06:57)
シャルロット :   (09/11-23:07:09)
マグダレーナ > 「ありがとう、ヤンファ。君のお陰で随分と助かったよ。また宜しく頼む」 (09/11-23:07:30)
アラン > 「オイオイ、もう帰っちまうのかシャルロットよォ。仕方ねェ、次の機会にゃまた色々付き合ってくれよ」 (09/11-23:07:40)
マグダレーナ > エリカか、良い所に来てくれた。丁度、君に頼みたい事があったんだ」 (09/13-21:05:05)
アラン > 「ようソルティア。遊びに行きたいのは山々だが、何か仕事があるんだってよ」 (09/13-21:05:18)
エリカ : 「……」 アランと別れたあと、部屋に戻り。黙々と、自分の両拳の手当をしている。……自分の手を手当するとなると、流石にやり辛くまごつくが。 (09/13-21:10:50)
ソルティア : 「……エリカちゃん、いる?」 そこへ、ノックの音と共に聞きなれた声が部屋の外から聞こえてくる。 (09/13-21:11:45)
エリカ : 「……あ、はい」 と。視線を扉の方へ向け。 「開いてます」 (09/13-21:12:30)
ソルティア : 「うん、お邪魔するね」 一言断りを入れて部屋に入ってくる。 剣一つさげただけのラフな格好は、エリカにはむしろ馴染み深い姿だろう。 (09/13-21:14:30)
ソルティア : 「ん……手の治療中だった?」 机の上に転がってる救急箱を見て。 (09/13-21:16:10)
エリカ : 「えっと……はい、まあ」 そんなところです、と。曖昧な返事。微妙に、真っ赤に腫れた拳隠すようにしつつ。 (09/13-21:17:06)
ソルティア : 「はは……隠さなくても大丈夫だよ。ユリウス陛下に会ってきたんでしょう?」 「手の治療は自分だと大変でしょ。ほら、見せてみて」 (09/13-21:18:19)
エリカ : 「まあ……そう、です。正確には、あの人の方から、来たんですけど」 会いに。 「え、あ……すいません」 (09/13-21:21:06)
ソルティア : 「うん。陛下、何だかんだで皆と会ったみたいだからね。最初ヤンファさんが会いに行って、次は僕。その後、エリカちゃんのところに行くって言っていたから……」 エリカの手を取ると、慣れた手つきで治療を進めていく。 (09/13-21:23:09)
エリカ : 「……そうだったんですか」 (09/13-21:24:37)
ソルティア : 「あの調子だと、多分シャルロットさんの所にも行ったろうね。いや、行ったのはシャルロットさんの方かもだけど」 (09/13-21:25:31)
エリカ : 「……」 あの時、既に立ち直りかけていたふうだったのは、そういうことだったのか。 (09/13-21:28:08)
ソルティア : 「……アランさんも、会ってきただろうね。マリウスさん、と言うべきかもしれないけど」 視線をエリカの手に落としたまま、治療の最後に包帯をくるくると巻いていく。 (09/13-21:29:12)
エリカ : 「……私達にとっては、アランさんですよ」 (09/13-21:31:26)
ソルティア : 「ん、そうだね」 小さく笑って。 「はい、終わり。痛みはどう?」 ぴっと包帯の端を切って小さなテープで止め。 (09/13-21:32:06)
エリカ : 「……ありがとうございます。痛みは、しますけど。平気です、これくらいなら」 (09/13-21:34:43)
ソルティア : 「そっか。……少し元気になったみたいだね」 小さな微笑を浮かべたまま (09/13-21:35:36)
エリカ : 「はい。……私、皆と一緒に行くこと、決めました」 (09/13-21:36:56)
ソルティア : 「……うん。ありがとう……やっぱり、エリカちゃんがいないと締まらないからね」 頷いて。 「何となく、昔の事を思い出すよ」 (09/13-21:40:13)
エリカ : 「……」 そうかな、と思いつつ。とくに口には出さず。<いないとしまらない。 「……昔ですか?」 (09/13-21:41:52)
ソルティア : 「うん。エリカちゃんが、冒険者になった頃」 (09/13-21:42:25)
エリカ : 「冒険者に、なった頃……」  「……なんだか、もう随分昔のことみたいに思えます」 (09/13-21:44:14)
ソルティア : 「あの頃から……いや、もっと前から、エリカちゃんは頑張ってきたから。エリカちゃんと親しくなったのは冒険者になった頃からだけど、話はずっとモニカちゃんから聞いてた」 (09/13-21:44:22)
ソルティア : 「……ちょっと羨ましいよ。エリカちゃんとモニカちゃん。いや、二人だけじゃなく、シャルロットさんとマグダレーナ様、アランさんとユリウス陛下……」 (09/13-21:46:06)
エリカ : 「モニカ……」 ぐ。と。気付かず、拳握り。 (09/13-21:46:06)
エリカ : 「……羨ましい、ですか?」 (09/13-21:47:58)
ソルティア : 「……自然なんだよね、皆。お互い血の繋がった家族の為に頑張ってる」 (09/13-21:48:27)
ソルティア : 「エリカちゃんも。それを大変だとか、辛いとか、そう思う事はあっても、頑張る事自体を疑問に思った事は無いでしょう?」 (09/13-21:49:05)
ソルティア : 「そりゃあ僕だって頑張ってる。アカシャの事を、本当の妹だと思って……でも、それって、逆に言えば、そう思わないと、僕らは家族じゃないんだ」 (09/13-21:50:21)
エリカ : 「……」 (09/13-21:51:59)
ソルティア : 「だから、少しだけ羨ましい。少しだけ、ね」 浮かべた笑顔は、苦笑だろうか、自嘲だろうか。 (09/13-21:52:08)
エリカ : 「ほんとにそう思ってるなら……それは、ちょっと、間違いだと思います」 (09/13-21:52:53)
ソルティア : 「ちょっと、間違い?」 伏せていた顔を上げて。 (09/13-21:53:23)
エリカ : 「家族の為に頑張るのは、当たり前です。でも」 (09/13-21:54:31)
エリカ : 「私だって、疑問に、疑いを持つことだって、ありました」 (09/13-21:55:22)
ソルティア : 「…………」 (09/13-21:56:21)
エリカ : 「私は、ずっとモニカの為に頑張ってきたつもりです。でも、辛い時、こう思うことだってありました。『なんで私が、あの子の為にここまでしなきゃいけないのか』って」 (09/13-21:58:03)
エリカ : 「……血が繋がってる家族だからって、そんな風に思うこと、あるんです」 (09/13-22:01:53)
ソルティア : 「……そっか」 そうなら、確かに自分が言った事は少し間違ってるだろう。 だが。 「……それでも、やっぱり少し羨ましいな」 (09/13-22:05:30)
エリカ : 「……私は」 (09/13-22:06:15)
エリカ : 「ソルティアさんのこと、凄いと思いました」 (09/13-22:06:28)
ソルティア : 「そうやって思う事があっても、こうして戻ってくることが出来るんだから……」 もし自分と義妹がそう思ったとしたら、もう二度と縁が繋がることは無いのかもしれないから。 (09/13-22:06:30)
エリカ : 「私は、あの時」 (09/13-22:06:43)
エリカ : 「ただ驚いて、呆けていただけで、何もできなかった」 (09/13-22:07:04)
エリカ : 「なのに、ソルティアさんは、優しく、アカシャちゃんのこと、抱きしめてあげてた」 (09/13-22:07:29)
ソルティア : 「……一度手放したら、もう二度と手に入らないものだから、ね」 僅かに首を振り。 (09/13-22:10:39)
エリカ : 「自分が刺されてるのに……あんなこと、血が繋がった家族だって、そうできることじゃないです」 (09/13-22:10:59)
エリカ : 「…………」 (09/13-22:11:42)
エリカ : 「ソルティアさん」 (09/13-22:12:11)
ソルティア : 「ありがとう」 顔を上げて小さく笑い。 「……ん?」 (09/13-22:12:30)
エリカ : 「ルナティアの前でも、同じ事言うんですか?」 (09/13-22:12:42)
ソルティア : 「…………いや」 小さく、しかしはっきりと首を横に振り。 (09/13-22:13:22)
ソルティア : 「……そうだね。変な事言った。ごめん、エリカちゃん」 頭を下げて。 「……何だかねぇ。励ましに来たつもりだったのに、結局励まされちゃったな」 (09/13-22:15:41)
エリカ : 「もう、そんなこと言わないで下さい。ソルティアさんは……これから、一度離れた人を、取り返しに行くんですから」 (09/13-22:16:45)
エリカ : 「……そんなに弱気だと、またシャルロットにいいとこ持っていかれますよ」 (09/13-22:17:57)
ソルティア : 「今度はもう持ってかせないよ。多少強引だろうとね」 ひらっと手を振る。 (09/13-22:18:36)
エリカ : ん、と頷き。 「その意気です」 (09/13-22:20:27)
ソルティア : 「ん」 笑って頷きを返して。 「……最近はこんな事ばかりだから、頼りなく思われてるかもしれないけど……」 照れたように頭を掻いて。 (09/13-22:24:23)
エリカ : 「全くです」 ちょっとむすっとして。 (09/13-22:26:08)
ソルティア : 「……僕も覚悟を決めたつもりだ。この世界を覆して、元の世界を取り戻す為に」 (09/13-22:26:20)
ソルティア : 「その元の世界には、エリカちゃんがもう一度“家族”とちゃんと暮らせるように、ってのも含まれてる」 (09/13-22:27:24)
ソルティア : 「頑張るよ。そうすれば、僕らにはそれが出来るはずだから」 「……本当は、こういう事を言いに来たんだけどね」 はは、と照れくさそうに笑う。 (09/13-22:28:14)
エリカ : 「……他の人もそうですけど」  「ソルティアさんも、まず、自分の家族のこと、考えて下さいよ」 (09/13-22:28:59)
エリカ : 「……大丈夫です。私の家族は、私が取り戻しますから」 (09/13-22:29:12)
ソルティア : 「勿論考えてるよ。ただ、僕の取り戻したいものは、僕の家族だけじゃないって事さ」 (09/13-22:29:43)
ソルティア : 「僕らが普通に、家族らしく生きていく為にもね」 (09/13-22:30:33)
ソルティア : 「……エリカちゃん達と一緒にいた頃は、これでも楽しかったんだよ? ああいうのがさ、ずっと僕の求めてきたものなんだって、今になって思うよ」 アカシャやモニカと共に、神殿でたわいも無い話に興じたあの頃の事だ。 (09/13-22:32:56)
エリカ : 「それは嬉しいですけど。……ソルティアさんも、番肝心なところ、見過ごしたりしそうで、不安になります」 (09/13-22:33:32)
ソルティア : 「……はい。精一杯頑張らさせていただきます……」 何かギャグっぽくがっくりなった。 (09/13-22:34:11)
エリカ : 「……」 はふ。 「私も、頑張りますから」 (09/13-22:36:11)
ソルティア : 「うん、お互いにね」 気を取り直して顔を上げる。 (09/13-22:36:59)
エリカ : 「はい」 こく。と頷き。 (09/13-22:40:24)
ソルティア : 「ん。それじゃあ、そろそろ僕も部屋に戻るよ」 と立ち上がり。 「話付き合ってくれてありがとね」 (09/13-22:41:22)
エリカ : 「あ、いえ。手当、ありがとうございました」 (09/13-22:42:35)
ソルティア : 「ん、お大事に」 笑顔を向けて。 「じゃあ、また明日」 そう言って、部屋から出て行く。 (09/13-22:43:46)
エリカ : 「はい。また、明日」 (09/13-22:43:59)
エリカ : 出ていくソルティアの背中見送り。 (09/13-22:45:15)
ソルティア : 「…………」 バタン、と扉を閉めた向こうで。 「……そう簡単には変わらない、か。ま、これからかな……」 自分の性格と二人の少しぎくしゃくした関係にそうひとりごちて、自室へと戻っていった。 (09/13-22:45:41)
ソルティア :   (09/13-22:46:33)
ソルティア :   (09/13-22:46:39)
ルナティア > 「……もう行くの? そう。……またね、ソルティア (09/13-22:46:47)
アラン > 「オイオイ、もう帰っちまうのかエリカよォ。仕方ねェ、次の機会にゃまた色々付き合ってくれよ」 (09/13-22:46:54)
マグダレーナ > GMか、良い所に来てくれた。丁度、君に頼みたい事があったんだ」 (09/15-14:42:25)
GM :   (09/15-14:42:55)
GM :   (09/15-14:42:56)
GM : 皆が寝静まった頃、アランは一人、夜空の下に立っていた。 (09/15-14:43:00)
GM : 懐から取り出したのは、ひとつの小さなピアス。 (09/15-14:43:08)
GM : それを耳に取り付け、合言葉を唱える。 (09/15-14:43:18)
#アラン : 「……繋がったか。俺だ」 (09/15-14:43:26)
GM : 魔動通信機の普及し切った今のザルツ地方では、殆ど見掛ける事がなくなった〈通話のピアス〉。 (09/15-14:43:35)
GM : アランが使ったのは、そんな時代に取り残されたものだった。 (09/15-14:43:42)
#アラン : 「悪いな。落ち着いて連絡出来るような状況じゃなくてよ」 (09/15-14:43:52)
#アラン : 「ああ、今だって落ち着いてなんかいられねえ。とりあえず、現状報告だけすぱっとさせてもらうぜ」 (09/15-14:44:02)
GM : 相手の「ああ」という短い答えを待ってから、アランは今まであったことを掻い摘んで通話先へと伝える。 (09/15-14:44:12)
GM : 《虚音事変》以後のあらゆるザルツ地方の事件がすべて一人の裏で糸をひく者の仕業であったこと、そしてその正体が《虚音事変》で蘇った聖女アレクサンドリアであったこと。 (09/15-14:44:21)
GM : 彼女の封印が完全に解かれ、ザルツ地方を中心に虚の世界が広がり始めていること。 (09/15-14:44:30)
GM : 限られた時間の中では全てを伝えきる事は出来なかったが、現状が如何に絶望的な状況であるかを伝えるには十分だったようだ。 (09/15-14:44:44)
GM : アランの耳には、通話相手の重い声が届く。 (09/15-14:44:53)
#アラン : 「……止められりゃァ良かったんだがな。悪い」 (09/15-14:45:03)
#アラン : 「……ああ、お前ならそう言うと思った。ま、サンキューな」 (09/15-14:45:12)
#アラン : 「だが今必要なのは労いや慰めじゃねェ。状況を打開する手段だ」 (09/15-14:45:21)
#アラン : 「今の〈ファランダレス〉の《担い手》の力は確かにすげえが、如何せんまだ未熟さは否めない。かといって、俺を含めた他の奴らに特別な力がある訳でもない」 (09/15-14:45:31)
#アラン : 「だから、お前には上に話を通して“アレ”の使用許可を貰って欲しい」 (09/15-14:45:44)
GM : 通話口からは、驚いたような声が返ってくる。 (09/15-14:45:55)
#アラン : 「分かってる。俺だって極力使うつもりは無い。が、万一に備えて準備はしておくべきだろう」 (09/15-14:46:03)
#アラン : 「こんな事態だ。上も嫌とは言わねェだろうさ」 (09/15-14:46:12)
#アラン : 「ただ……今のザルツにゃ先に話した《虚音》の影響で近付くのも困難だろう。それは俺たちでどうにかする。一応、その為の道は見えてるんでな」 (09/15-14:46:24)
#アラン : 「お前はそれをすぐにこっちに持って来られるようにしといてくれ。状況が変わったらまた連絡する」 (09/15-14:46:32)
#アラン : 「ああ、頼むぜ。それじゃ、そろそろ時間だ。またな」 (09/15-14:46:41)
GM : 別れの句を告げると、ピアスを耳から外し、懐へ仕舞いこみ、空を見上げて大きく息を吐く。 (09/15-14:46:50)
GM : 「アレを使う事のないよう、せいぜい神さんに祈るとすっかねェ」 (09/15-14:46:59)
#アラン : 「そもそもの発端も、その神さんが作ったものっつーのがなんとも、だが」 皮肉げにそう言って、兵舎へと足を向けた。 (09/15-14:47:12)
GM :   (09/15-14:47:24)
GM :   (09/15-14:47:25)
GM : そうして、短くも長い一夜は更けて行く。 (09/15-14:47:28)
GM : それぞれの想いを胸に、私たちは決して止まる事なく歩き続ける。 (09/15-14:47:37)
GM : 陽の光も、月の光も満足に届かぬ虚の世界(この世界)で、世界を照らす星となる為に。 (09/15-14:47:46)
GM :


序話 「始動-虚ろなる世界-」 了


(09/15-14:47:57)
フェリシア > 「お疲れ様でした、GMさん。次もあなたの活躍に期待させていただきますね」 (09/15-14:48:02)
ヤンファ
20回
31回
40回
50回
61回
70回
80回
90回
100回
110回
120回
2回平均4.500
2d6分布
1 + 1 = 2
0.00%
1 + 2 = 31回
50.00%
1 + 3 = 4
0.00%
1 + 4 = 5
0.00%
1 + 5 = 61回
50.00%
1 + 6 = 7
0.00%
2 + 1 = 3
0.00%
2 + 2 = 4
0.00%
2 + 3 = 5
0.00%
2 + 4 = 6
0.00%
2 + 5 = 7
0.00%
2 + 6 = 8
0.00%
3 + 1 = 4
0.00%
3 + 2 = 5
0.00%
3 + 3 = 6
0.00%
3 + 4 = 7
0.00%
3 + 5 = 8
0.00%
3 + 6 = 9
0.00%
4 + 1 = 5
0.00%
4 + 2 = 6
0.00%
4 + 3 = 7
0.00%
4 + 4 = 8
0.00%
4 + 5 = 9
0.00%
4 + 6 = 10
0.00%
5 + 1 = 6
0.00%
5 + 2 = 7
0.00%
5 + 3 = 8
0.00%
5 + 4 = 9
0.00%
5 + 5 = 10
0.00%
5 + 6 = 11
0.00%
6 + 1 = 7
0.00%
6 + 2 = 8
0.00%
6 + 3 = 9
0.00%
6 + 4 = 10
0.00%
6 + 5 = 11
0.00%
6 + 6 = 12
0.00%
合計2回平均4.500
2d6合計分布
20回
0.00%
31回
50.00%
40回
0.00%
50回
0.00%
61回
50.00%
70回
0.00%
80回
0.00%
90回
0.00%
100回
0.00%
110回
0.00%
120回
0.00%
1/2d6分布
12回
100.00%
21回
50.00%
30回
0.00%
40回
0.00%
51回
50.00%
60回
0.00%
発言統計
その他(NPC)881回34.6%29158文字35.1%
ソルティア365回14.3%15241文字18.3%
シャルロット367回14.4%14180文字17.1%
ヤンファ487回19.1%13154文字15.8%
エリカ217回8.5%5897文字7.1%
GM230回9.0%5450文字6.6%
合計2547回83080文字