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給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (06/01-23:00:11)
給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (06/01-23:00:35)
  : うむ (06/01-23:01:17)
  : では前回終了時の後、集落にて宿泊(?)中の……深夜にでも外に出た感じか? (06/01-23:01:22)
  : そんな感じだな (06/01-23:01:42)
  : どっちが追ってく方がいいシーンかな (06/01-23:02:00)
  : じゃあ、多分その内一人で起きて勝手に外に居るから、合流しに来ると良いであろう。 (06/01-23:02:03)
  : おk (06/01-23:02:34)
  :   (06/01-23:02:40)
  :   (06/01-23:02:41)
ルナティア : 「…………」 何をするでもなく、集落に転がっていた手頃な岩の上に座って、月を眺めている。 (06/01-23:03:12)
ソルティア : その後ろ姿へ向かって、ざくりと足音を立てながら近づいていく。 わざと足音を立てるのは、二人でいた時に覚えた彼女を警戒させない為の行動だ。 (06/01-23:05:05)
ルナティア : 「おはよう。……なんて時間でもないかしら」 振り向く事もせず、空を見上げたまま。 (06/01-23:05:51)
ソルティア : 「 … そうだね。 まだ太陽は上がって無いし、ね。 」 ざくりと土を鳴らしながら近づき、隣に並ぶように立つ。 こうして彼女に会いに来るのも、随分と久しぶりだ。 (06/01-23:07:06)
ルナティア : 「少しは落ち着いた?」 そこまで来てようやく、視線を月から外して、ソルティアへと顔を向ける。 (06/01-23:07:57)
ソルティア : 「 ん … 少しだけ。 」 少し横に顔を向けて、小さく微笑む。 その顔は8年前と変わらない、どこか困ったような笑みだ。 (06/01-23:08:48)
ルナティア : 「そう」 ソルティアから視線を外して、今度は足元を向けて、脚を軽くぷらぷらさせて。 「本当に、何も変わらないわね、ソルは」 (06/01-23:09:53)
ソルティア : 「 … 変わったよ。 あの頃より、嘘をつく数が増えた。 変わらないのは、見た目だけさ。 」 同じように顔を伏せて、どこか自虐的に呟く。 (06/01-23:11:45)
ルナティア : 「何かから逃げる為の手段に、嘘が加わっただけでしょう。きっと、そんなに変わった訳じゃないわ」 (06/01-23:13:28)
ソルティア : 「 逃げ、か。 … まだ逃げてるだけかな、僕は? 」 (06/01-23:14:20)
ルナティア : 「私には、そうも見える。勿論それだけ、とは言わないけれど」 あなたの全てを知っている訳じゃないから、と付け足して。 (06/01-23:15:21)
ソルティア : 「 … 街に住んだからかな。 あそこで暮らすには、僕らは隠す事が多すぎるから。 」 自身の種族を公言すれば、街ではただ排斥されるだけなのだから。 (06/01-23:17:59)
ルナティア : 「そうね。だから、私はまだ街では暮らしてない。でも、私が言ってるのはそんな事じゃないわ」 (06/01-23:19:58)
ソルティア : 「 … 皆に、何も言わなかった事? 」 そう言って、自分がやってきた方向へ顔を向ける。 その先の家では、シャルロットがまだ眠っているはずだ。 (06/01-23:21:18)
ルナティア : 「ええ。別に言えとか、そんな事を言う訳ではないけれど」 (06/01-23:22:18)
ソルティア : 「 ……… 」 かけられた言葉に口を噤む。 彼らに何も告げなかったのは、それだけ長く『仲間』でいる為の手段 … だったはずだ。 (06/01-23:23:46)
ルナティア : 「――まぁ、そもそもこんな事に、私から意見されてる時点で論外よね」 (06/01-23:24:46)
ソルティア : 「 … そうかもしれないね。 何も語れなかったのは … 僕の弱さなんだろう、きっと。 」 ふぅ、と大きく息を吐き、ルナの腰掛ける岩に背をつけるようにして地面に座り込む。 (06/01-23:27:31)
ルナティア : 「それで? ソルは今私とこうして話して、何をどうするつもりなの?」 背後に座られる事を拒否する事はなく、こちらからも体重を預けて。 (06/01-23:29:12)
ルナティア : と思ったら乗ってはいなかった。 (06/01-23:29:22)
ルナティア : 後半は無かった事でいい。 (06/01-23:29:33)
ソルティア : 乗った事にしても … いいんだぜ? (ドヤァ (06/01-23:29:37)
ルナティア : 好きにするがいい。 (06/01-23:30:21)
ソルティア : 「 … 分からない。 ただ、窓から君の姿が見えたから … 追いかけてきちゃったんだ。 」 背中にかかる軽い体重を感じながら。 (乗った事になった (06/01-23:30:44)
ソルティア : 「 話したい事は、たくさんあった気がするんだ。 なのに … 何も言葉が出てこない。 」 降ろしていた両足を上げて腕で抱え込み、膝の上に顎を乗せる。 (06/01-23:32:11)
ルナティア : 「ゆっくりと話せるのは、きっとこれが最後よ」 (06/01-23:33:02)
ルナティア : 「だから、そうね。本当に必要だと思う事だけでも、思い出しておいた方がいいわ」 (06/01-23:33:57)
ソルティア : 「 … 嫌だよ、最後だなんて。 」 ぐっと足を抱え込んで縮こまり。 「 どれだけ言葉を重ねたって … きっと足りやしないんだ。 」 (06/01-23:34:25)
ルナティア : 「それじゃあ、何度機会があっても足りないじゃない」 ふぅ、とため息をついて。 (06/01-23:36:25)
ソルティア : 「 … 一緒に居たい。 」 自分でも思わず、といった風に本音が漏れる。 (06/01-23:38:56)
ルナティア : 「……何を言ってるのよ、急に」 (06/01-23:40:26)
ソルティア : 「 … 分かんないよ。 でも … 本当に思った事が、これなんだ。 」 (06/01-23:40:59)
ルナティア : 「今すぐには、無理よ」 (06/01-23:41:38)
ソルティア : 「 僕が選んだ道が間違いだとは思ってるわけじゃないんだ。 でも … ずっと後悔はしてたんだ。 君と離れ離れになった事を。 」 (06/01-23:41:59)
ルナティア : 「…………」 (06/01-23:42:45)
ソルティア : 「 本当は、いつだって逃げ帰りたいんだ。 戦うのは、嫌いだ … 誰かが傷つくのも、嫌いなんだ。 」 (06/01-23:43:37)
ソルティア : 「 でも、僕はここまで来た … 来てしまった。 君を追いかけて。 」 (06/01-23:43:54)
ソルティア : 「 兵士をしてたのも、冒険者になったのも、アカシャの為だけじゃない … ここまで来るのに必要だって、そう思ってやってきたんだ … 」 (06/01-23:44:27)
ルナティア : 「……そう」 (06/01-23:45:48)
ソルティア : 「 … それはきっと、後悔してたからで … もう一度会いたいって、願ったからで … 」 (06/01-23:45:53)
ルナティア : 「けれど、あなたと私はまだ、立っている場所が全然違うままだわ」 (06/01-23:47:12)
ソルティア : 「 だって、そうだろう? 僕らは … この村で、同じ魂を分け合って生きてきたんだから … 」 少しだけ背中に体重をかけて、空に浮かぶ月を見上げる。 (06/01-23:47:12)
ルナティア : 「そうね。ソルが生まれてから、私は随分と楽になったわ。精神的にも、肉体的にも」 (06/01-23:47:50)
ソルティア : 「 … まだ、進まなくちゃいけないんだね。 君の立ってる場所は … 遠いんだ。 」 少しだけ悲しそうに顔を伏せて。 (06/01-23:48:30)
ルナティア : 「あなたが、今まで培ってきた私以外のものをすべて捨てる事が出来るのなら、一緒に来る事を、拒みはしないけれど」 (06/01-23:50:21)
ソルティア : 「 … 出来る事なら、そうしてしまいたいとも思うよ。 君だって、戦っているんだから … 今に抗おうとして。 」 (06/01-23:53:12)
ソルティア : 「 … でも、それじゃ駄目なんだ。 何故か分からないけど、そう思う … 」 顔を伏せて、ふるっと首を横に振り。 (06/01-23:54:08)
ルナティア : 「――そう。それなら、まだ救いはあるのかもね」 (06/01-23:55:01)
ソルティア : 「 救い … ? 」 疑問の声をあげて、少しだけ背中の方へ振り向く。 (06/01-23:56:18)
ルナティア : 「もし、本当にそうする、なんて言っていたら、本当に愛想を尽かす所だったわ」 (06/01-23:57:04)
ルナティア : 「私から離れて得たものを、私を得る為に捨てるなんて身勝手な人、私は嫌いだもの」 (06/01-23:57:40)
ソルティア : 「 そっか。 … よかった。 」 顔を正面へ戻して、小さく笑う。 その気配は、背中越しでも伝わるだろう。 (06/01-23:57:48)
ソルティア : 「 なら、まだ頑張れそうな気がするよ。 … ありがとう、ルナ。 」 (06/01-23:59:56)
ルナティア : 「お礼は、まだ早すぎるわ」 (06/02-00:00:33)
ソルティア : 「 いいじゃない、何回言ったって寂れるようなものじゃないよ。 」 多少気が楽になったのか、抱えていた足を投げ出してぶらぶらと揺する。 (06/02-00:01:49)
ルナティア : 「……まだ、何も変わってないのよ。世界も、私も」 (06/02-00:02:43)
ソルティア : 「 … 僕達は、同じ未来を目指しているのかな、ルナ? 」 空に浮かぶ月を見上げて。 (06/02-00:08:27)
ルナティア : 「あなたは、私と一緒に居る未来を見ているんでしょう」 (06/02-00:09:06)
ルナティア : 「私も、“普通”に暮らしている未来を見ている」 (06/02-00:09:20)
ルナティア : 「でもね」 (06/02-00:09:24)
ルナティア : 「結果は似たようなものでも、過程は、きっと大きく違うわ。あなたが、そのどちらを望むかは、私には分からない」 (06/02-00:09:56)
ソルティア : 「 … 僕は、悲しい事が嫌いなだけだよ。 ここに居た事も、ここを離れた時も … 君が“仕事”へ向かう後ろ姿を見るのも、君と離れ離れになった時も。 」 (06/02-00:12:35)
ソルティア : 「 だから僕は、きっとそれが少なくなるような道を選ぶよ。 … 多分、君とは一緒に行けないんだろう。 」 (06/02-00:13:02)
ルナティア : 「私も、悲しいのは嫌いよ。だからこその、この道」 (06/02-00:14:02)
ルナティア : 「選択を迫られた時、あなたは、どんな道を選ぶのかしらね」 (06/02-00:14:36)
ソルティア : 「 … 未来の話は、分からないよ。 」 首を横に振って。 (06/02-00:15:49)
ルナティア : 「分からなくても、未来からは逃げられないわ」 (06/02-00:17:05)
ソルティア : 「 でも、その未来で、君と一緒にいられるようにするよ。 これだけは … 諦められないから。 」 (06/02-00:17:15)
ソルティア : 「 逃げる事が出来ないなら … 立ち向かわないと。 愛想を尽かされるような男にだけは、なりたくないからね。 」 (06/02-00:18:48)
ルナティア : 「……そう」 (06/02-00:19:37)
ルナティア : 「……それじゃあ、敢えて最後にひとつ、言っておくわ」 (06/02-00:20:11)
ソルティア : 「 ……… 」 無言で言葉の続きを待つ。 (06/02-00:21:04)
ルナティア : 「……いえ、やっぱりやめておきましょうか。言う必要のない事だわ」 (06/02-00:21:12)
ソルティア : 「 … そっか。 」 笑顔に少し苦笑を混ぜて。 (06/02-00:22:04)
ルナティア : 「ええ、きっと、あなたが自分自身で、あるいは私以外の人たちと見つけ出すべき事だから」 (06/02-00:22:25)
ソルティア : 「 うん、分かった。 」 (06/02-00:22:50)
ルナティア : 「分かったのなら、そろそろ休んだ方がいいわ。明日以降に、支障が出るわよ」 (06/02-00:24:32)
ソルティア : 「 うん … ルナも、身体に気をつけて。 」 立ち上がる合図として背中を少し押し返し、岩から飛び降りる。 (06/02-00:25:40)
ルナティア : 「私は平気よ。前にも見たでしょう、傷が一瞬で治ったのを」 (06/02-00:26:10)
ソルティア : 「 そういう意味じゃなくて … ただ心配してる、って事だよ。 君の事、いつだってさ。 」 あえて振り向く事無く、背中を向けたまま。 (06/02-00:27:41)
ソルティア : 「 だから、気をつけて。 … 君が苦しいと、僕は悲しいんだ。 」 (06/02-00:28:50)
ルナティア : 「……そう。じゃあ、素直に受け取っておくわ」 (06/02-00:29:32)
ソルティア : 「 うん。 … じゃあ、またね、ルナ。 」 振り向きはせずに、それでもどこか後ろ髪を引かれるようにその場を立ち去っていく。 (06/02-00:30:40)
ルナティア : 「ええ、またね」 振り向く事なく、静かに答えて。 (06/02-00:31:24)
  :   (06/02-00:32:39)
  :   (06/02-00:32:40)
  : ということで乙だ>< (06/02-00:32:44)
  : 乙です>< (06/02-00:32:52)
  : よし此処は撤退。 (06/02-00:33:16)
  : だばだば。 (06/02-00:33:20)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (06/02-00:33:22)
  : 撤退! (06/02-00:33:24)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (06/02-00:33:26)
発言統計
ソルティア41回41.4%2130文字59.8%
ルナティア43回43.4%1292文字36.3%
 15回15.2%138文字3.9%
合計99回3560文字