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給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (05/16-22:36:36)
給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (05/16-22:36:58)
  : じきはいつ頃が良い。 (05/16-22:37:31)
  : やはり直属部隊の話をされて帰ってきた当日がよかろう。 (05/16-22:38:07)
  : では会議の直後か。 (05/16-22:38:17)
  : うむ (05/16-22:38:23)
  :   (05/16-22:38:45)
  :   (05/16-22:38:47)
  : ルキスラ・ダーレスブルグの二国会談の後、シャルロット、ヤンファ、エリカ、ソルティアの4人はマグダレーナから直属部隊《アストラム》の設立の話を聞く。 (05/16-22:39:48)
  : 入隊についての確答はしていないものの、君の意思は概ね固まり掛けている。あとは、義妹にも話を通す……といった所だ。 (05/16-22:40:25)
  : 帰宅後、夕食を用意してくれていたアカシャと共に夕食を済ませ、その片付けを終える。 (05/16-22:42:04)
  : 今は、ダイニングテーブルを挟んでアカシャと対面している。 (05/16-22:42:17)
アカシャ : 「……ええと、それで、どうかしたんですか?」 予め話がある事は伝えてあったろう。アカシャは小首を傾げて尋ねる。 (05/16-22:42:42)
ソルティア : 「 うん。 そうだね … どこから話そうか、迷うけど。 」 少し顎に手を当てて考え込み。 (05/16-22:43:21)
アカシャ : 「はい、ゆっくり考えてください」 (05/16-22:43:38)
ソルティア : 「 今日、公国と帝国の人達で会談があったのは知ってるよね。 それが終わった後、マグダレーナ様に呼ばれたんだけど … 」 (05/16-22:44:58)
ソルティア : 「 マグダレーナ様は、今回の一連の事件を受けて、自分直属の部隊を作る、と言う話をされたんだ。 」 (05/16-22:45:52)
アカシャ : 「ええ、少し前から街が賑やかでしたし……あの日、義兄さんたちがお城に向かった後にも、先生たちからそういうお話を聞いていましたし」 (05/16-22:46:02)
アカシャ : 「……直属の部隊、ですか?」 いまいちピンとこないのか、疑問符を浮かべて。 (05/16-22:46:18)
ソルティア : 「 うん。 マグダレーナ様は、僕にその部隊に参加して欲しい、と仰られた。 」 (05/16-22:47:07)
アカシャ : 「それって……また軍に戻る、ということですか?」 (05/16-22:47:39)
ソルティア : 「 そういう事になるね … 」 淹れてもらったお茶なんぞしばきながら。 (05/16-22:48:07)
アカシャ : 「……そう、ですか」 何とも言えない表情でお茶を啜って。 「あの、義兄さんは、以前はどうして軍を辞めたんですか?」 (05/16-22:49:27)
ソルティア : 「 そうだね。 今日はそこのところを話しておこうと思ったんだ。 アカシャも、無関係な話では無いだろうしね。 」 (05/16-22:50:00)
アカシャ : 「はい、分かりました。じゃあ……意見はそのお話を聞いた後に」 (05/16-22:50:44)
アカシャ : そういうと居住まいを正す。 (05/16-22:50:51)
ソルティア : 「 僕が軍を辞めたのは、冒険者になって探したい人がいたからなんだ。 それは、アカシャもきっと知ってる人だよ。 」 (05/16-22:51:05)
アカシャ : 「……私も知っている人?」 (05/16-22:51:55)
ソルティア : 「 うん。 僕と一緒に、君を助けた … と言っていいのかな。 その時に、出会った人だよ。 」 (05/16-22:52:48)
ソルティア : 「 その頃のアカシャは、まだ小さかったけど … 覚えているかな? 」 (05/16-22:53:21)
アカシャ : 「――……」 僅かに、顔を顰める。それ以前の記憶も苦いものであれば、その時の記憶も、決して進んで思い出したくないものだ。 (05/16-22:53:29)
ソルティア : 「 … ごめん。 思い出したくない事だって言うのは、分かってたんだ … 」 少し悲しそうに眉を顰めて。 (05/16-22:55:04)
ソルティア : 「 ただ … アカシャには覚えておいてほしいんだ。 彼女の事を … 」 (05/16-22:56:13)
アカシャ : 「……うん、大丈夫です。今は、昔とは、違います」 訥々と応えて。 (05/16-22:56:18)
アカシャ : 「……その時のこと、正直に言うと……あまりはっきりとは、覚えていません。義兄さんと、もう一人……女の人が居たのは、なんとなく覚えているんですけど」 (05/16-22:56:46)
ソルティア : 「 … うん。 僕が探しているのは、その女の人 … ルナティア、と言う人だよ。 」 (05/16-22:57:19)
アカシャ : 「……ルナティア、さん?」 (05/16-22:57:41)
ソルティア : 「 その人は、僕の … 何て言ったらいいのかな。 幼馴染と言うか、家族のようなものと言うか … 」 (05/16-22:58:03)
アカシャ : 「ん……大切な、人だったんですよね」 (05/16-22:58:40)
ソルティア : 「 うん。 生まれた時から一緒だった … 大切な人だ。 」 (05/16-22:59:07)
アカシャ : 「……その人を探しているのは、分かりました。でも、そもそも、どうして……あの時に別れてしまったんですか?」 言外に、自分が原因なのではないかという不安を漂わせながら。 (05/16-23:00:14)
ソルティア : 「 … 君が思ってる通りだよ。 アカシャを引き取る時、僕は彼女を引き止める事が出来なかった。 」 顔の前で手を組んで、少し顔を伏せる。 (05/16-23:01:27)
アカシャ : 「……義兄さんが、私を引き取ろうなんて思わなければ、その人が何処かへ行ってしまう事はなかったと……そういう事ですか?」 (05/16-23:02:27)
ソルティア : 「 … それは、分からないよ。 あの頃から … 少しずつ、僕と彼女はすれ違っていっていたから。 」 暗殺を行うだけの彼女と、潜入して他者と接する機会の多かった自分では、意見が違ってくる事も多かっただろう。 (05/16-23:04:28)
アカシャ : 「……そう、ですか」 それが単に優しさによるものなのか、それ以外の要素も含んでいるのか、そこまではまだアカシャには感じ取る事が出来ずに俯いてしまう。 (05/16-23:05:25)
ソルティア : 「 離れ離れになる引き金になった、と言うのならそうかもしれない。 でも … いつかこうなるかもしれない、とは、少しずつ思っていたんだ。 」 (05/16-23:05:35)
アカシャ : 「……そう思っていたのに、まだ探そうと、思うんですね」 (05/16-23:06:17)
ソルティア : 「 … 僕も、当時は16の子供だった。 彼女を引き止めるだけの言葉は持ち合わせていなかった … それは、今も同じかもしれないけど。 」 視線を一度窓の外へ向けて。 (05/16-23:06:24)
ソルティア : 「 … そうだね。 ここに来た当初は、そう思う余裕も無かったけれど。 」<まだ探そうと (05/16-23:07:13)
アカシャ : 「義兄さんが探したいと思うのなら……それは義兄さんの意志次第ですから、私はそれを止める権利は持ちません」 (05/16-23:08:23)
アカシャ : 「……ただ、同時に義兄さんに危険な事をして欲しくない、という気持ちは確かにあります」 (05/16-23:08:40)
ソルティア : 「 うん … そうだね。 僕も、アカシャが同じような事をしようとしたら、同じように考えると思うよ。 」 (05/16-23:09:22)
アカシャ : 「その内、私もちゃんとお仕事が出来るようになります。……義兄さんが冒険者や軍属になんてならなくても、普通に暮らしていく事は、きっと問題なく出来るでしょう」 (05/16-23:10:14)
アカシャ : 「私は、それで義兄さんが危険から身を遠ざけられるのなら……安心できるし、嬉しいです」 (05/16-23:10:49)
ソルティア : 「 … そうか … アカシャも、もう大人だもんね … 」 嬉しいような困ったような笑顔を浮かべて。 (05/16-23:13:52)
アカシャ : 「……大人かどうかは、分かりません。でも、義兄さんに助けられてから、色々な事を頑張って、多くの事を学べるように頑張ってきた……とは思います」 (05/16-23:14:47)
アカシャ : 「だから、私は義兄さんには、これ以上危険な事に首を突っ込んで欲しくはありません。……でも」 (05/16-23:15:25)
アカシャ : 「義兄さんがその人を探したいと思う気持ちも……分からなくもない、と思います」 (05/16-23:15:48)
ソルティア : 「 え … ? 」 手を組んで言葉を探していたが、思いもよらぬ言葉に目を開く。 (05/16-23:16:29)
アカシャ : 「……だって、もし義兄さんと大喧嘩して、義兄さんが出て行ってしまったら、私だって探して連れ戻そうと考えるでしょうから」 (05/16-23:17:16)
ソルティア : 「 ……… 」 少しぽかんとした顔でアカシャを見ていたが、すぐにくすぐったそうな微笑に変わる。 「 … そうだね。 ありがとう、アカシャ。 」 (05/16-23:18:22)
アカシャ : 「だから……もうそういう事は辞めてくださいと言いたいのか、気の済むまで探してあげてくださいと言いたいのか、自分でもよく分からないんです」 困ったように微笑みを返して。 (05/16-23:19:46)
ソルティア : 「 うん。 僕も同じだよ。 … 軍に戻る話を受けたら、僕はカシュカーンへ行く事になる。 今までみたいに会える機会は、どうしても少なくなってしまう。 」 (05/16-23:20:49)
ソルティア : 「 … ルナティアを探しに行きたいという思いもあるし、アカシャの所を離れたくないって気持ちもあるんだよ。 」 くす、と少し楽しそうに笑う。 (05/16-23:21:27)
アカシャ : 「……ひ、引越しとか?」 (05/16-23:21:48)
ソルティア : 「 アカシャが見習いから正式にシスターになったら、カシュカーンの神殿に勤めれるか真剣に考えようと思う 」 少し冗談っぽく、でも真顔で (05/16-23:22:29)
アカシャ : 「正式なシスターに……ですか。でも、神様の声が聞こえないと――あ……」 (05/16-23:23:32)
ソルティア : 「 ん … ? どうしたの、アカシャ? 」 (05/16-23:23:55)
アカシャ : 「……高位の神聖魔法に、その神様の啓示を与える洗礼の奇跡があるって話を思い出しまして」 (05/16-23:24:43)
ソルティア : 「 … ベアトリスさんなら使えるかも … 」 ぼそっ (05/16-23:25:06)
アカシャ : 「それを受ければ、神官として必要な奇跡を行使することも出来ますし……正式なシスターとして、認めて貰えるかも知れません」 (05/16-23:25:14)
ソルティア : 「 そ、そうだね。 ちょっとその辺を考えてみるのもいいかも … どうせ赴任したとしても一ヶ月は先の話だろうし … 」 (05/16-23:25:50)
アカシャ : 「問題はその洗礼を行える方が居るか……ですけど」 客観的な資格としては、もうその程度には認められているから洗礼の話を誰かから持ちかけられたんだ。 (05/16-23:26:58)
ソルティア : 「 会う機会があったら、ベアトリスさんに聞いてみるよ … ベアトリスさんが無理だったとしても、伝手があるかもしれないし。 」 (05/16-23:27:55)
アカシャ : 「……うん、お願いします。でも、私がもしそちらに赴任する事になったら……モニカともなかなか会えなくなってしまうんですよね」 (05/16-23:29:04)
ソルティア : 「 そうだね … 実は、エリカちゃんにも同じような話が来てるから。 というかいつもパーティー組んでた四人をそのまま部隊として組み込む形なんだけど。 」 (05/16-23:29:59)
アカシャ : 「4人……義兄さんとエリカさんと、シャルロットさ……まと、ジャ……じゃなくてヤンファさんでしたっけ」 (05/16-23:30:45)
ソルティア : 「 そうだね、その四人と、補佐の人が入るだけの直属部隊だよ。 」 (05/16-23:31:36)
ソルティア : 「 やる事は、正直今までの事とほとんど変わらない … ただ、その部隊は、今まで起こった一連の事件を更に追う、と言う話だから。 」 (05/16-23:32:17)
アカシャ : 「エリカさんは、モニカも近くに住ませるようにするつもりなんですか?」 (05/16-23:32:25)
ソルティア : 「 … 今までの事件には、ルナティアが関わっていた。 だから、その部隊に入ることは、彼女を追う事にもなるんだ。 」 (05/16-23:32:39)
ソルティア : 「 それは聞いてない … けど、無理だろうね。 橋を越えた先は最前線だから、モニカちゃんには辛い環境だろうし … 」 (05/16-23:33:05)
アカシャ : 「……そうですか。お仕事の詳しい話については、私はよく分かりませんから、義兄さんに任せます」 (05/16-23:35:05)
アカシャ : 「……でも、モニカとなかなか会えなくなってしまうのは、ちょっと寂しいかな」 (05/16-23:35:17)
ソルティア : 「 そうだね … 」 少し物思うように、窓から夜の街を見る。 (05/16-23:35:50)
ソルティア : 「 … アカシャ。 やっぱり僕は、彼女を … ルナティアを追いかけようと思う。 彼女を … 僕らが今こうしているような、普通の生活へ戻してやりたいんだ。 」 視線をアカシャへ戻し。 (05/16-23:37:37)
アカシャ : 「……ん、そうですか。それなら、私達二人の総意は、義兄さんがルナティアさんを追い掛けること、ですね」 (05/16-23:38:09)
ソルティア : 「 僕にとっては、ルナティアもアカシャも、同じように大切な存在なんだ … 家族のようにね。 」 (05/16-23:38:45)
ソルティア : 「 … ありがとう、アカシャ。 確かに、彼女を追いかけるかどうかは僕の意志次第だ。 でも … 出来ればアカシャにも、その事を納得してほしかったから。 」 明るい笑顔を見せて。 (05/16-23:39:30)
アカシャ : 「……はい、ありがとうございます」 大切な存在、には頷いて礼を述べて。 「ええ、私も義兄さんが勝手にそんな事をしていたら、やきもちを焼いてしまいます」 (05/16-23:40:13)
ソルティア : 「 彼女を捕まえたら … きっと軍も辞めると思う。 危険な事をせずに、静かに暮らせる日が来ると … 」 (05/16-23:40:30)
アカシャ : 「そうと決めたら、私は義兄さんを全力で応援しますから。モニカとは、通信機で連絡が取れるんでしょうし……、でも、会えないのは寂しいですから、義兄さんとエリカさんの間でもちょっと話し合っておいて欲しいかな、とは」 (05/16-23:41:04)
ソルティア : 「 ふふ … こうやって他人行儀にありがとうございます、なんて言っちゃうけど、本当は必要無いんだよね。 大事だって思う事は、当然なんだもの。 」 くす、と小さく笑って。<ありがとう (05/16-23:41:15)
アカシャ : 「……そうですか。じゃあ、そうやって暮らせる日を心待ちにしていますね」 (05/16-23:41:30)
ソルティア : 「 うん、分かった。 この後の結果次第だけど … エリカちゃんともまた話しておくよ。 」 (05/16-23:41:42)
アカシャ : 「どのような間柄でも御礼の言葉は大事ですよ。言葉にするのが、一番はっきりと気持ちを伝えられる方法ですから」 (05/16-23:42:21)
ソルティア : 「 おっと … これは一本取られたかな。 」 笑って後頭部を掻き。<お礼の言葉は大事 (05/16-23:42:58)
ソルティア : 「 … ベアトリスさんは、僕らがこの町に住む事が決まった時、こう言ってくれたよ。 」 (05/16-23:43:26)
ソルティア : 「 『血は水よりも濃い。しかし、縁は血よりも深い』って … 僕は、その言葉を信じて、ここまでやってきた。 」 (05/16-23:44:08)
ソルティア : 「 その言葉は嘘じゃなかった … 信じてよかった。 今は本当に、そう思うよ。 」 (05/16-23:44:52)
アカシャ : 「……仲良くなるには、実際に血が通っている事なんか関係ないということでいいんですよね?」 (05/16-23:44:52)
ソルティア : 「 そうだよ。 … こうやって家族になる事も、ね。 」 (05/16-23:45:24)
アカシャ : 「……うん、その言葉は真実だと思います」 (05/16-23:45:40)
ソルティア : 「 … 平穏無事に暮らせるようになるまでは、もう少しかかりそうだけど。 頑張っていこうね、アカシャ。 」 そう言って、アカシャの方へ拳を突き出す。 (05/16-23:47:56)
アカシャ : 「……ん、私は義兄さんが無事なら、いくらでも待ちますから」 突き出された拳にどうしたらいいのか一瞬迷ってから、同じように拳を差し出して 「こう……ですか?」 (05/16-23:49:27)
ソルティア : 「 ん。 」 こつん、と拳同士をつき合わせて。 「 軍にいたころは、同僚とよくこうやって励ましあったもんだよ。 」 (05/16-23:50:03)
アカシャ : 「何だかちょっと逞しさを感じるやり方ですね」 なんて苦笑して。 (05/16-23:51:16)
ソルティア : 「 ま、軍ってそういうところだからねぇ … よし、今日はもう寝ようか。 明日はマグダレーナ様のところへ行かないといけないしね。 」 よいしょ、と立ち上がり、。 (05/16-23:52:03)
アカシャ : 「あ、はい。早いのなら、私は明日の朝ご飯の準備を少ししてから休もうかな……」 (05/16-23:53:05)
ソルティア : 「 ん、だったら二人でささっと終わらせてから寝ようか。 」 (05/16-23:53:30)
アカシャ : 「分かりました。それじゃあ――」 とキッチンへ向かっていって。 (05/16-23:54:23)
アカシャ : こんな所? (05/16-23:54:26)
ソルティア : こんな所で! (05/16-23:54:32)
アカシャ : オーケー。 (05/16-23:54:49)
  : 他に今特に大丈夫なら撤退だ! (05/16-23:55:17)
ソルティア : 後は大丈夫だ! (05/16-23:55:29)
  : オーケー。ではお疲れだ! (05/16-23:55:43)
  : だばだば。 (05/16-23:55:46)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (05/16-23:55:51)
  : 退却ー (05/16-23:56:18)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (05/16-23:56:20)
給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (05/18-16:14:36)
給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (05/18-16:16:50)
  : 謎の3人。 (05/18-16:16:59)
  : !?>3人 (05/18-16:17:50)
  : まぁその内消えるだろう。 (05/18-16:18:07)
  : せやな…… (05/18-16:18:11)
  :   (05/18-16:20:01)
  :   (05/18-16:20:02)
  : 一方、場所は変わってエリカの家。旧市街にある、豪華とはいえないが一世帯が暮らすには十分な家がケイ家だ。 (05/18-16:20:58)
  : とはいえ、今住んでいるのはエリカとモニカの二人のみ。二人だけでは、十分どころか広すぎるくらいのスペースがある。 (05/18-16:21:30)
  : 中には、父や母の死後から殆ど手を付けられていない部屋もあるだろう。 (05/18-16:21:56)
  : 二国会談を終えてエリカが帰宅すると、既にモニカによって食事が用意されており、彼女と二人で今し方それを食べ終えたところだ。 (05/18-16:23:38)
  : 以前に比べれば、モニカの料理の腕も少し上がっている。体調が悪いなりに、努力を続けているのだろう。 (05/18-16:24:05)
モニカ : 「……ふう、ご馳走様」 水を口にしてから、手を合わせて。 (05/18-16:24:31)
エリカ : 「ごちそうさま」 同じように手合わせて。 (05/18-16:24:54)
モニカ : 「今日のは結構美味しかったでしょ? ……まぁ、おばさんが手伝いに来てくれたからなんだけど」 とはにかんで見せる。 (05/18-16:25:55)
エリカ : 「うん、モニカにしては随分頑張ったじゃないの。……って、なぁんだ。おばさんが来てくれてたんだ」 (05/18-16:26:46)
モニカ : 「わ、わたしにしてはって何! 確かにおばさんの力はあるけど……わたしだって出来る日は頑張って練習してるんだし、始めに比べれば上手くなったんだよ?」 (05/18-16:27:37)
モニカ : 「……っ……けほ……」 語気を強めたのがいけなかったのか、少し咳き込んで、胸を押さえて息を整える。 (05/18-16:28:19)
エリカ : 「解ってる解ってる。冗談よ。前に比べたら、ほんとにずっと……あ」  「モニカ、大丈夫?」 (05/18-16:28:37)
モニカ : 「……う、うん、大丈夫だから」 ふー……と深呼吸をすると、苦笑い。それ以上咳き込むことはない。 (05/18-16:29:32)
エリカ : 「……そう」 落ち着いたのを見て、ほっと胸をなでおろし。 (05/18-16:29:57)
モニカ : 「まぁ……おばさんにも教えてもらってるし、アカシャと一緒に色々作ったりもしてるしね。神殿のシスターたちも、色々教えてくれるし」 (05/18-16:30:08)
エリカ : 「……料理の腕は、そのうち追い抜かされちゃいそうねー」 自分は料理する頻度は下がっていくし。軍属になれば、多分余計に。 「……」 話さなきゃなあ。 (05/18-16:32:49)
モニカ : 「姉さんは外で仕事をしてくれてるんだもん。それなのにずっと家に居られるわたしが料理まで下手って……申し訳ないよ。……姉さん、どうかしたの?」 曇った表情に首を傾げて。 (05/18-16:34:04)
エリカ : 「ああ、ううん。ちょっとね。まだ少し先のことなんだけど……何て言ったらいいのかな。転職?することになったから」 極力、なんてことはなさそうな口調で言う。 (05/18-16:36:53)
モニカ : 「転、職? 冒険者、辞めるの?」 それだけなら、良い事だと思う。危険から離れられるのだから。 (05/18-16:37:47)
エリカ : 「……」 多分今モニカが思ってるだろうこととは、逆だ。危険さで言ったら余計に増してるだろう。でも、言わないわけにはいかない。 「んー、そうなる、のかな? 軍人さんになるのよ。しかも、マグダレーナ様の直属部隊」 凄いでしょ、と言わんばかりの口ぶりで言う。 (05/18-16:43:11)
エリカ : 「ああ、軍人って言っても、なんていったらいいのかな。マグダレーナ様がパトロンの専属冒険者、みたいな。そんな感じみたいなのよ。だからまあ、やることはそんなに変わらないんだけどね」 (05/18-16:44:28)
モニカ : 「マグダレーナ様の、直属部隊? それって、物凄い事じゃ――……え?」 誇らしげな様子に、そのまま素直に受け取って、自分で言葉にしてその意味を理解して、ぴた、と動きが止まる。 (05/18-16:44:43)
モニカ : 「ま、待って……軍? 姉さん、軍人になるの……?」 (05/18-16:45:19)
エリカ : 「だから、そう言ってるじゃない」 ちゃんと聞いてた?と、表情は笑いながら。 「なんていったってマグダレーナ様の直属だからね。報酬だってずっといいわよ」 (05/18-16:47:52)
モニカ : 「……ちゃんと聞いてる! 聞いてるから混乱してるんじゃない……」 もう一度整理するように、少し俯いて頭の中で言葉を反芻して。 「……どうして姉さんはそんなに笑ってるの? お給料が良くなっても、今までより危なくなるんじゃないの……?」 (05/18-16:50:04)
エリカ : 「ああ、ごめんごめん。流石にいきなりだったもんね」  「まあ、危険度で言えば、冒険者だって似た様なものよ。今までだって魔物や蛮族と戦うことは珍しくなかったんだし」 (05/18-16:52:42)
モニカ : 「それはそうかも知れないけど……」 膝の上できゅっと拳を握って。 「……でも、どうしていきなりそんな事。姉さんだって、何でまるで何でもないことみたいに話せるの……」 (05/18-16:54:49)
エリカ : 「そりゃあ、私だって、話を聞かされたときは戸惑ったに決まってるじゃない。まあ、でもほら、さっきも言ったけど、専属冒険者みたいな感じだから。ソルティアさんとかも一緒に誘われてね」 (05/18-16:59:56)
モニカ : 「……そう言うなら、今までと同じように暮らせるの? 姉さんは、ちゃんと家に帰って来られるの?」 (05/18-17:01:07)
エリカ : 「あー……」 それは。 「その……家には、暫く帰って来られなくなると思う。橋の向こうでの仕事が主になるみたいだから」 (05/18-17:04:29)
モニカ : 「……わたし、嫌だな。姉さんが、そうやって遠くに行っちゃうの……」 表情を翳らせて何かを思い出すように呟いて。 (05/18-17:05:57)
エリカ : 「……」 妹が、何を思っているのかは、解る。なにより自分自身、“そのこと”がずっと頭の片隅から離れないのだから。 「大丈夫よ。何ももう会えなくなるわけじゃないんだから。仕事が一段落ついたら、ちゃんと帰ってくるって」 けど、それを表には出したくはない。 (05/18-17:09:43)
モニカ : 「……うん、必ず帰って来てくれるって信じたい。でも……」 どうして自分のせいで、両親に続いて姉にまでそこまでの負担を掛けなければいけないのか。そう思うと、とても肯定の言葉は口に出来ず。 (05/18-17:12:08)
エリカ : 「それに、ソルティアさん以外にも、シャルロットやジャン……じゃなかった、ヤンファさんもいるしね。今まで一緒に仕事してきた皆が一緒だから、そういう意味でも、ずっと気楽に仕事できそうなのよ」 (05/18-17:14:33)
モニカ : 「……ごめんね……わたしのせいで、いつもそうやって、無理させちゃってるんだよね」 多少仲良くなれたのは事実なんだろう。でも、元々冒険者や軍人になんて向いている訳がない。 (05/18-17:17:22)
エリカ : 「……もう、何謝ってるのよ。そりゃまあ、冒険者とか軍人が楽な仕事だなんて、口が裂けても言えないけど」 (05/18-17:19:16)
エリカ : 「別に、モニカが気にすることなんてなにもないし、気にしたって仕方ないんだから」 (05/18-17:20:36)
モニカ : 「だって……わたしが病気なんかじゃなかったら、もっと普通に……姉さんも好きなことをして暮らせてたはずなのに」 (05/18-17:20:43)
モニカ : 「いつもそう言ってくれてるけど……やっぱり、気になっちゃうよ」 (05/18-17:21:53)
エリカ : 「もう、だからってモニカが申し訳なさそうな顔しないの。悪いとしても、それはモニカ自身じゃなくてモニカの病気なんだから」 (05/18-17:21:55)
モニカ : 「……うん、ありがとう」 (05/18-17:24:03)
エリカ : 「それに、私は私がそうしたいからそうしてるんだから、ね」 (05/18-17:24:32)
モニカ : 「……分かった。姉さんがそう言うなら、わたしは止めない。……でも、約束を破ったら、何が何でも連れ戻しに行くから」 (05/18-17:25:14)
エリカ : 「……うん、ありがと。……大丈夫、ちゃんと帰ってくるから。モニカにそんな無茶させられないしね」 笑いながら。 (05/18-17:26:24)
モニカ : 「……絶対だよ?」 約束、と右手の小指を立てて差し出して。 (05/18-17:27:18)
エリカ : 「うん、約束」 此方も、右手の小指立てて、モニカの小指に引っ掛け。 (05/18-17:28:46)
モニカ : 「……ん」 小指を結んだまま2,3度振ってから指を離す。 「……神様が、こんな病気すぐに治してくれればいいのにね」 (05/18-17:29:53)
エリカ : 「……そうね」 本当に。そうなってくれれば良いのに。 (05/18-17:31:04)
モニカ : 「……ふふ、なんて無茶を言っちゃいけないよね。わたしだけが辛い訳じゃないんだし、神様だてひとりひとりまで気を回してたら大変だよね」 なんて冗談らしく苦笑して。 (05/18-17:32:37)
エリカ : 「それもそう、よね。まあ、モニカはちゃんと薬飲んで、無理せず過ごすこと、ね」 (05/18-17:34:54)
モニカ : 「……うん、せめてこれ以上悪化しないように養生します」 (05/18-17:35:27)
モニカ : 「姉さんが帰ってきた時に迎えられないなんて嫌だし、ね」 (05/18-17:35:46)
エリカ : 「ん」 頷いて。 「それじゃ、モニカはゆっくりしてなさい。後片付けは私がやっておくから」 と席立って食器の後片付けに入るんや。 (05/18-17:38:19)
モニカ : 「ううん、そのくらいは手伝うよ。今はそんなに体調は悪くないし」 続いて立ち上がって、それを手伝おう。 (05/18-17:38:58)
エリカ : 「……ん、解った」 そう言うならと。頷いて。 (05/18-17:39:55)
  : こんなところか。 (05/18-17:40:14)
  : こんなところかな。 (05/18-17:40:21)
  : 後は何かしておきたいkとはあるか。 (05/18-17:40:38)
  : とりあえず今回はこれで良いかな! (05/18-17:40:50)
  : おけ。 (05/18-17:41:18)
  : じゃあ撤退だばだばだ>< (05/18-17:41:21)
  : だばだば (05/18-17:41:28)
  : おつです。 (05/18-17:41:29)
  : >< (05/18-17:41:30)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (05/18-17:41:31)
  : おつかれ! (05/18-17:41:34)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (05/18-17:41:36)
給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (05/18-21:28:43)
給仕 > いらっしゃいませ、 様。本日は何をご注文なさいますか? (05/18-21:29:06)
  : 西沢くん、ナレーションを入れるぞ。 (05/18-21:29:53)
  : たろむ (05/18-21:30:08)
  :   (05/18-21:30:15)
  :   (05/18-21:30:16)
  : ――時間は巻き戻って、二国会談よりも前。シャルロットが公都にてルナティアと遭遇した日と同日。 (05/18-21:30:46)
  : ヤンファ・シャンリークは大量に押し付けられた事務処理などから一時的に解放され、公都を歩いていた。 (05/18-21:31:28)
  : 隣には、ぶつぶつと文句を呟きながら不機嫌そうに歩くフェリシアの姿。珍しく、ヤンファもフェリシアも私服だ。 (05/18-21:31:59)
ヤンファ : 「なんだァ、通信機おじゃんにしちまったことそんなに怒ってンのかァ?」 違うであろうと解りつつ (05/18-21:33:07)
フェリシア : 「……違うわよ。ヤンファ、自分がどれだけ仕事をまだ残してると思ってるの?」 ジト目を向けて。 (05/18-21:33:45)
ヤンファ : 「だァーから期日までにはちゃんとノルマこなすって言ってんだろォ?」 頭の上で手を組みつつてくてく歩く (05/18-21:35:01)
フェリシア : 「その台詞を言って今までに何回実行したことがあるのよ」 (05/18-21:35:30)
ヤンファ : 「えェー……」 指折り数える仕草。ちなみに期日明日です  「……っとォ、ストップ」 足を止める (05/18-21:36:40)
フェリシア : 「そうやっていつもいつも最後は私が――……ん?」 (05/18-21:37:18)
ヤンファ : 通りにいくつもある店の中で足を止めたのは、ヤンファがよく調子を見せにくる通信機ショップ (05/18-21:37:45)
ヤンファ : 「ココだ。俺がよく行く通信機の店」 親指でクイっと示して (05/18-21:38:21)
フェリシア : 「此処?」 利用した事のある店ではなかったようだ。 「……というか、こんな所にこんなお店が出来てたのね」 (05/18-21:38:36)
ヤンファ : 「結構うっさんくせえジジイがやってるんだがなァ、品ぞろえは悪くないぜェ?」 (05/18-21:39:22)
ヤンファ : 「ちと若モン向けだけどな。ま、入ろうぜ」 (05/18-21:39:38)
フェリシア : 「……まるで私が若者じゃないみたいな言い方は止めてくれる?」 (05/18-21:39:55)
フェリシア : なんて引き続き文句を言いながらヤンファに続く。 (05/18-21:40:05)
ヤンファ : それには返事せずに先に店へと入るのであった (05/18-21:40:10)
  : 中には、通信機専門の店というだけあって、所狭しと棚やテーブルに通信機が並べられている。 (05/18-21:41:17)
  : 若者向け、という言葉通りに、確かに店内の装飾などは比較的華やかだ。 (05/18-21:42:05)
  : ただ、カウンターの奥に佇む店主は、その雰囲気とはまったくマッチしていない。 (05/18-21:42:58)
  : 古めかしい椅子に座り、皺の入った顔を気難しそうにしながら、片手で通信機を持ち、もう片手でレンズを持って様子を見ているらしい。 (05/18-21:43:47)
フェリシア : 「……」 慣れない雰囲気に若干そわそわしつつ。 (05/18-21:44:08)
店主 : 「ン……」 店主は僅かに顔をあげて、ヤンファの顔を見てすぐに手元に視線を戻した。 (05/18-21:44:57)
ヤンファ : 「よォ、じーさん。また新しい通信機仕入れたのかァ?」 様子を見てるソレに対して顎を指し (05/18-21:45:00)
ヤンファ : 顎で、だ (05/18-21:45:09)
店主 : 「修理だ」 目は通信機に向けたまま、そっけなくそう答えて。 (05/18-21:45:51)
ヤンファ : 「そうかィ」 特に気にすることもなく、カッカッカと笑う。いつものことだ (05/18-21:46:20)
フェリシア : 「……この内装って、あの人の趣味なの?」 ぼそ、とヤンファの耳元で。 (05/18-21:46:42)
ヤンファ : 「ン、あァ。そうらしいぜ? そうは見えねえだろォ?」 くくっと笑う (05/18-21:47:18)
フェリシア : 「そ、そうなんだ……」 人は見かけによらないって、年齢を問わず通じるのね……なんて。 (05/18-21:47:54)
店主 : 「ン、ン゛ン」 そんな会話に大きく咳払いして。 (05/18-21:48:15)
ヤンファ : 「っとォ、ドヤされる前に良さげなモン探すかァ」 と言って棚を端っこから見ていく (05/18-21:48:56)
フェリシア : 「……すみません」 小声で謝って。 「とりあえず……色々見せてもらおうかしら」 と、店に並べられた通信機を見て回ろう。 (05/18-21:49:04)
ヤンファ : 「~~♪」 呑気に鼻歌歌いつつ眺めてる  「おォ、コイツはどうよ」 (05/18-21:49:51)
フェリシア : 「本当は軍にも順次新規格のものが支給されてるんだけど……今までみたいな厳格な縛りは無くなったのよね」 (05/18-21:49:52)
フェリシア : 「どれ?」 (05/18-21:50:02)
ヤンファ : といって手に取ったのは派手なピンク、カバーのど真ん中にハートが描かれている (05/18-21:50:27)
ヤンファ : 周辺にはキラキラした小さい石が埋め込まれてる (05/18-21:50:50)
ヤンファ : 「まァ、アレ以来あんまり信用性も無いだろうからなァ」  「で、どうよ?」 (05/18-21:51:12)
フェリシア : 「これは無いでしょ……」 (05/18-21:51:14)
ヤンファ : 「ハハハ、流石に合わねェよなァ」 こんなゴテゴテしたのは (05/18-21:52:14)
フェリシア : 「とはいえ、通信速度や強度が落ちるのは致命的だし、その対策として外部パーツを取り付けるように義務化する……って話なんだけど」 今度はちゃんとランベルト教授とかを含めた信頼のおける専門家の?済みで、と。 (05/18-21:52:28)
フェリシア : 「流石にこんなものを持ち歩くのは恥ずかしいわ」 (05/18-21:52:45)
ヤンファ : 「また予算掛かりそうなモンつけるんだなァ。市街の修理費とかで結構切羽詰まってるんじゃァねえのかァ?」 タダじゃないだろうに<パーツの義務化 (05/18-21:53:43)
フェリシア : 「……まぁ、ね。教授たちのご好意で、技術をほぼ無償で提供してくださるという話だけど、数を用意するとなるとどうしても」 (05/18-21:55:48)
フェリシア : 「だからこそ、誰かさんにももっとしっかり働いて欲しいんだけど……」 (05/18-21:55:59)
ヤンファ : 「お、おォー、中々良いモンが見つからねェなァ!」 と必死に話題を逸らす  「ン、コレは渋いなァ」 ひょいとまた手に取り (05/18-21:57:05)
ヤンファ : 今度は白黒デザインで、二丁の拳銃がクロスして描かれたものだ。シンプルだがちょっと女性が持つとパンクっぽい (05/18-21:58:02)
フェリシア : 「またそうやってすぐに誤魔化すんだから。……いつかそれで誤魔化しきれなくなっても知らないわよ?」 (05/18-21:58:06)
フェリシア : 「嫌いじゃないけど、ちょっと可愛さが足りないというか……」 後半はぼそりと。 (05/18-21:58:42)
ヤンファ : 「誤魔化し癖マシになった方だぜェ?」   「そうかァ、お前が使う得物にピッタリだと思ったんだがなァ……え、なんて?」 最後 (05/18-22:00:16)
フェリシア : 「じゃあ今度は現実逃避ね」 あれだけ明日までの仕事が残ってて逃げて来るなんて。 「……何でもない。それ、嫌いじゃないしそれでもいいわよ」 (05/18-22:01:24)
ヤンファ : 「……まァ、本気で言うとコレでも変わったと思うんだがな」 自分で言うンもなんだが (05/18-22:03:29)
フェリシア : 「まぁ確かに……今までだったら無理やり引っ張らないとデスクに向かう事すら無かったし、訓練にも自分から顔を出すようにはなったけど」 (05/18-22:04:23)
ヤンファ : 「………」 ボリボリ、と頭を掻いて一瞬間を置き 「っと、それは後でいいかァ。コイツでいいならコレにしようぜ」 話を一旦切り、気を取り直す (05/18-22:05:00)
ヤンファ : 「じーさん、コイツいくらだァ?」 (05/18-22:05:24)
店主 : 「……ン、150」 横目でそちらを見ながら。 (05/18-22:06:02)
フェリシア : 「……何なのよその間は」 (05/18-22:06:14)
ヤンファ : 「なんでもねえって」 もうちょっと落ち着いて話せる場がいいし 「うっし、コレでいいな」 ちゃりん、と丁度分を払った (05/18-22:07:05)
店主 : 「毎度」 (05/18-22:07:48)
フェリシア : 「……そう。ええ、いいわよ。というか、別にそのくらいならやっぱり自分で払うのに」  (05/18-22:08:22)
ヤンファ : 「つってもまァ、壊ししまったの俺だからなァ。コレぐらいはさせてくれよ」 支払いが済んだその通信機をフェリシアに差し出し (05/18-22:09:35)
ヤンファ : 「な?」 ニシシ、と笑いつつ (05/18-22:09:48)
フェリシア : 「そもそもあんな状態にならなければ――……まぁ、受け取っておくけど。……ありがとう」 うつむきがちに礼を述べて、通信機を受け取って。 (05/18-22:10:40)
店主 : 「…………」 店主はそんなやり取りにも我関せず、と言った様子だ。 (05/18-22:10:57)
ヤンファ : 「相変わらず素直じゃねえなァ」 肩を竦め  「さて、歩き続けだし広場でちょいと休もうぜ?」 (05/18-22:11:48)
フェリシア : 「多分ヤンファが自分の欲求に素直過ぎるせいだと思うわ」 (05/18-22:12:23)
フェリシア : 「……え? ええ、まぁ構わないけど」 (05/18-22:12:33)
ヤンファ : てなわけで店を出ていくのである (05/18-22:13:10)
  : である。 (05/18-22:13:33)
  : では、そんなこんなで近くの比較的人通りの少ない広場にまで。 (05/18-22:13:49)
  : 木陰になっているベンチにでも腰を掛けた事にでもするか。 (05/18-22:14:39)
  : うい (05/18-22:14:50)
フェリシア : 「ふぅ……」 (05/18-22:15:12)
フェリシア : 「今はいいけど、帰った後の事を考えると気が重くなるわね……」 手元で受け取った通信機を眺めつつ (05/18-22:15:43)
ヤンファ : 「まァ、休日なんてそんなモンだろォ」 カッカと笑う。お前休日ばっかりじゃねえのかとか言われると一瞬思ったけど言わない (05/18-22:16:30)
フェリシア : 「普段なら別に思わないわよ。こんな状況だからどうしても、ね」 (05/18-22:17:13)
ヤンファ : 「まァ、な」 ふぅ、と息をつく  「正直、事件の真相すら解ってねえしなァ」 (05/18-22:18:48)
ヤンファ : 「そういう意味で落ち着けないってのもあるわ」 (05/18-22:19:07)
フェリシア : 「そう、ね。結局……ギルモア伯が計画したなんてされているけど、説明の出来ないばかりだし」 (05/18-22:19:47)
ヤンファ : 「………」 周囲に話が聴ける人がいないことを確認し 「ギルモアの奴も、様子がおかしかったっつー報告は受けてたか?」 正式に話されてたかどうか (05/18-22:20:54)
フェリシア : 事、が抜けていた。 (05/18-22:20:54)
ヤンファ : だいたい脳内補完される (05/18-22:21:04)
フェリシア : 「ええ、聞いてる」 PCたちからの報告は大体主要人物陣には伝わってると思いねえ。 (05/18-22:21:33)
ヤンファ : 「まるでアイツすら呪音の被害者だったみたいに思えたんだよなァ……お前はどう見る?」 (05/18-22:22:28)
フェリシア : 「私は城内でのギルモア伯爵の様子を見た訳じゃないからはっきりとは分からない。……けれど、あなたたちはみんな口を揃えて彼の様子がおかしかった、と言うのよね」 (05/18-22:23:33)
フェリシア : 「……それに、あの事件に至るまでの行動も不可解なものばかりだわ」 (05/18-22:24:09)
ヤンファ : 「……っつーと?」 (05/18-22:24:53)
フェリシア : 「……まず、そうね。《呪音事変》直前、まるで彼らは蛮族と通じていたのよね」 アランがその証拠を掴んでも来たし。 (05/18-22:26:34)
フェリシア : まるでじゃない、確かに。文章変えたせいでおかしなった。 (05/18-22:26:41)
ヤンファ : よくある (05/18-22:27:28)
フェリシア : 「けど、私にはそもそもそれが理解できない。開放派――それもギルモア伯なんてその中心なのよ? 国内での立場を確かなものにしようとしたとしても、蛮族と手を組むなんて事は考え難いわ」 (05/18-22:27:39)
ヤンファ : 「あァ、言ってたな。捕まえて吐かせたって」 アランが (05/18-22:28:04)
ヤンファ : 「言われてみりゃァ、現段階の計画でそれをするメリットは見えてこねえなァ……」 (05/18-22:28:34)
ヤンファ : 「むしろ周りにバレた時のデメリットが上回る」 (05/18-22:28:57)
フェリシア : 「……その後に確実に蛮族たちを駆逐するような手段が確保できていたとしても、そんな手、普通は取らない――と思う」 (05/18-22:29:17)
フェリシア : 「ええ、現にもう開放派はあってないようなものよ。……一緒に、軍そのものに対する信用も失われているけど」 (05/18-22:29:49)
ヤンファ : 「……軍の信用落とすのも目的とか言わねえだろなァ。有り得ないって言いきれないから恐ろしいモンだわ」 (05/18-22:31:00)
フェリシア : 「……そんな事をしても、ギルモア伯や開放派にとってはメリットにならないじゃない」 (05/18-22:31:40)
ヤンファ : 「……だな」   (05/18-22:31:50)
フェリシア : 「それに、公王陛下の暗殺という点についてもおかしいわ」 (05/18-22:32:08)
ヤンファ : 「それは俺も思ったぜ。目的と手段の合理性が一致しねえ」 (05/18-22:32:59)
フェリシア : 「……例えば、そうね。公王陛下を手中に収める目的なら、まだ理由付けは出来ないでもないんだけど」 (05/18-22:33:05)
フェリシア : 「……殺害に成功していたとしても、何の利点があったのかは分からない。正直、公国を混乱させる為だけのものでしかないわ」 (05/18-22:33:52)
フェリシア : 「開放派が王位継承権者を擁していた訳でもないしね」 (05/18-22:34:08)
ヤンファ : 「あまりにも効率が悪すぎるんだよなァ」 (05/18-22:34:37)
ヤンファ : 「あんだけ悪知恵が働きそうなら、もっと効率の良い方法が思いつく筈なんだよ」 (05/18-22:35:06)
フェリシア : 「極端な話だけど、殺害だけなら……“彼女”に依頼した方が彼らにとっても安全で、効率的だったでしょうね」 (05/18-22:35:19)
フェリシア : 「そうね。あの時でこそ、あんな事になってしまっていたけれど、ギルモア伯自身もとても有能な人物だったはずだわ」 (05/18-22:36:12)
ヤンファ : 「……あァ」 “彼女”か  「全く持ってその通りだ」 残念ながらな (05/18-22:36:28)
ヤンファ : 「というより、ギルモアの野郎が黒幕だって言うなら根底からおかしい部分がある気がするんだよ」 (05/18-22:37:55)
フェリシア : 「ええ、加担していたにせよ、彼が黒幕であるとは到底考えられないはずよ」 (05/18-22:38:34)
ヤンファ : 「なんつーか上手く説明できねえが……ギルモアが活発に動けるようになる時間軸と、事の発端がそもそも噛み合ってないように感じる」 (05/18-22:40:03)
フェリシア : 「……っていうと?」 (05/18-22:40:11)
ヤンファ : 「いや、この計画が練られたそもそもが何時からだ?って話だ」 (05/18-22:40:48)
フェリシア : 「計画が練られ始めた時期……ね」 (05/18-22:41:21)
フェリシア : 「ギルモア伯が公王陛下に執着していたのなら、彼を歪めてしまったのは2年前――《ネベール会戦》の後と見て間違いはないでしょう」 (05/18-22:42:11)
ヤンファ : 「だが、《呪音事変》で使われた大仰な装置。あんなモン2年で辿り着くか?」 (05/18-22:42:40)
フェリシア : 「……たった2年間で、ここまでの準備が出来るかは、確かに疑問ね」 呪素発生装置とかHRユニットとかの基礎を見つけて改変云々なんて。 (05/18-22:42:59)
ヤンファ : 「そして軍に配布された通信機。アレが元々仕組まれてたモノならもっと前から計画を練ってる必要がある」 (05/18-22:43:27)
フェリシア : 「そうね。通信機が普及し始めたのは、7,8年くらい前だったかしら……。軍にあの規格の通信機が支給されたのは、少なくともネベール会戦より前」 (05/18-22:45:00)
フェリシア : 「……まぁ、その通信機に合わせて〈虚啓示録〉を開発したという可能性もあるけど、それだとやはり余計に時間が足りないでしょう」 (05/18-22:46:00)
ヤンファ : 「比べてギルモアの野郎、そんな通信機とかの機械にそこまで御執着って仕草も噂も聴かなかったぜ?」 多分。少なくとも俺は (05/18-22:46:28)
フェリシア : 「ええ、大掛かりな魔動機の発掘に成功したのなら、否が応でも目立ってしまうし、彼にはそんな素振りもなかった。」 (05/18-22:47:16)
ヤンファ : 「だよな」 再確認できたことに頷き  「やっぱしそうなると、ギルモアが主犯って話は成り立たねえなァ」 (05/18-22:49:03)
フェリシア : 「それなら誰が――という話になるのだけど」 (05/18-22:49:24)
ヤンファ : 「……国内事情を把握できる上で、ルキスラ帝国、魔動機の事情、蛮族の動きに精通する人間……」 (05/18-22:51:28)
ヤンファ : 「……いんのかそんな奴」 わからんちん (05/18-22:53:37)
フェリシア : 「……それら全てを満たせるような人間はなかなか居ないと思うわよ?」 (05/18-22:53:46)
フェリシア : 「……ただ、そうね。参考になるかは分からないけど」 (05/18-22:54:14)
フェリシア : 「アランは、そういう時にはいつも“利益を受けたのは誰か”を考えるそうよ」 (05/18-22:54:35)
ヤンファ : 「利益を受けたのは誰か、か」 (05/18-22:55:25)
ヤンファ : 「この場合“公都が混乱に陥る”ことが利益、なのか?」 (05/18-22:55:46)
フェリシア : 「……どうかしら。それがどう利益と言えるのか、というと疑問ね」 (05/18-22:57:03)
フェリシア : 「例えば、の話だけど」 (05/18-22:57:08)
フェリシア : 「“開放派の消滅”が利益だったのなら、保守派もそれを享受しているという事になるのよね」 (05/18-22:57:35)
フェリシア : 「国内のいざこざが無くなって、ある種動きやすくなった点は確かに無いとは言えないもの」 (05/18-22:58:22)
ヤンファ : 「………」 ふむ、と顎に手を当て  「でも、それでもおかしい部分はあるんじゃねェ?」 (05/18-22:59:22)
フェリシア : 「ええ、だから例えばって言ったでしょう?」 (05/18-22:59:37)
ヤンファ : 「っと、それもそうだな」 (05/18-22:59:47)
フェリシア : 「そうやって、考えられる“利”とそれを享受する者を考えて、一番しっくり来るモノを探していくんですって」 (05/18-23:01:25)
ヤンファ : 「へェ……アレでアイツも案外キレ者だよなァ」 (05/18-23:02:00)
フェリシア : 「……まぁ、あれでも情報機関の人間だしね」 (05/18-23:02:46)
フェリシア : 「――……あ」 と口を押さえた。 (05/18-23:03:04)
ヤンファ : 「………」 あって顔した。これは  「……あちゃー、聞いちゃいけないこと聞いちゃったなァ」 (05/18-23:03:51)
ヤンファ : 「そんなこと軽々しく話したらマズいんじゃァねえの、フェリシアさんよ?」 ン?ン?って顔で (05/18-23:04:19)
フェリシア : 「……いくら相手がヤンファとはいえあり得ないミスだわ……」 (05/18-23:04:27)
フェリシア : 「……殴るわよ」 (05/18-23:04:34)
ヤンファ : 「エリカちゃんに続いてそんな……」 この前正体の話したら殴られたばっかりやで俺 (05/18-23:05:21)
フェリシア : 「その原因はあなたにあるのよ。……いや、今のは私が悪いけど」 (05/18-23:05:51)
ヤンファ : 「まァ……そうなるぐらいお前さんも疲れてるんだろォよ」 ゴソゴソとポケットに手をつっこみつつ (05/18-23:06:33)
フェリシア : 「疲れが溜まってるのは事実だけど……ね。……まぁ、相手がヤンファでまだ良かった、のかしら」 (05/18-23:07:06)
ヤンファ : 「良いのか悪いのか解んねえなァ」 苦笑して、ポケットから手を出す (05/18-23:07:57)
ヤンファ : 「そんなお前にコイツを授けよう」 手に握ったのはストラップである (05/18-23:08:17)
フェリシア : 「少なくとも、あなたの事は信――……何?」 さっき通信機もらったばかりじゃない、って顔で。 (05/18-23:08:44)
ヤンファ : 「世の中、疲れて働く人たちのためにもっと疲れた顔をする愛らしい動物……―― そう、“ぐったリス”だァ!」 (05/18-23:09:37)
ヤンファ : ストラップにくっついてるのはだるんとした体勢で寝そべったポーズをしているリス (05/18-23:10:01)
ヤンファ : 「こういうの好きだろ?」 (05/18-23:10:09)
フェリシア : 「――……こほん」 ちょっと顔が綻びそうになったのを我慢して抑えて咳払い。 「……まぁ、嫌いじゃないわ」 (05/18-23:10:39)
ヤンファ : 「いやァ、働きづめで、前の事変でもサポートずっとやらせちまってたからなァ?」 (05/18-23:11:15)
ヤンファ : 「さっきの通信機は壊した詫び。コイツは、今回の件の御礼だ。受け取ってくれよ」 フェリシアの手にポンと置いた (05/18-23:11:53)
フェリシア : 「それが私の職務なんだし、それにお礼を言われるような理由はないけど……」 さっきの素直じゃない、なんて言葉を思い出して。 「……分かった、ありがたく貰っておくわ。ありがとう」 (05/18-23:12:49)
ヤンファ : 「おォよ」 その素直さにニッと笑った (05/18-23:14:04)
フェリシア : 「で・も」 いつもの強気な口調に戻って。 「これを受け取ったからといって、ヤンファの仕事を引き受けるとか甘やかしたりはしないから」 (05/18-23:14:58)
ヤンファ : 「……おォよ」 笑顔がひきつった (05/18-23:16:18)
ヤンファ : 「っつーかそんなつもりであげたんじゃァねえっての!」 (05/18-23:16:53)
フェリシア : 「……そ、それはわかってるわよ」 照れ隠しというか、なんというか。 (05/18-23:17:47)
ヤンファ : 「ったくよォ」 最後はこれだからやれやれだぜ  「……ま、付き合わせて悪かったな」 (05/18-23:19:09)
フェリシア : 「それはいいわ。私も息抜きは欲しかったし……プレゼントして貰っておいて、文句なんて言えないわよ」 (05/18-23:19:55)
ヤンファ : 「そうかィ」 ならいいな、と添えて (05/18-23:21:09)
ヤンファ : 「……さァて、そんじゃァそろそろ日も落ちるし戻るとすっかねェ」 (05/18-23:21:20)
フェリシア : 「ええ、そうね。戻りましょうか」 (05/18-23:21:35)
ヤンファ : ってな感じで帰るのであった (05/18-23:23:10)
  : であった。 (05/18-23:23:15)
  : こんな感じで大丈夫か。 (05/18-23:23:19)
  : うむ (05/18-23:24:33)
  : 他に大丈夫ならば撤退だ! (05/18-23:24:53)
  : \おー/ (05/18-23:25:12)
  : (賛同者二名 (05/18-23:25:21)
  : 気にするな! (05/18-23:25:27)
  : よし、お疲れ様! (05/18-23:25:31)
  : おつにゃん! (05/18-23:25:36)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (05/18-23:25:39)
給仕 >  様。またのご来店をお待ちしております。 (05/18-23:25:45)
発言統計
フェリシア77回20.6%3067文字20.4%
ヤンファ79回21.1%2770文字18.5%
ソルティア53回14.2%2750文字18.3%
アカシャ50回13.4%2274文字15.2%
モニカ26回7.0%1454文字9.7%
エリカ24回6.4%1434文字9.6%
 59回15.8%1102文字7.3%
店主6回1.6%150文字1.0%
合計374回15001文字