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20140301_0

2014/03/01
キルシー
19:34:15
ちっ……俺に何か用でもあるのか、GM。邪魔をするなら帰ってもらうぞ。
ブランシェ
19:35:30
あらクリストファー、今日もいいシゴト、揃えてるわよ。
GM
19:35:37
うむ。
クリストファー
19:36:01
うむ
GM
19:36:24
ではよろしくお願いします。
クリストファー
19:36:43
よろしくお願いします。
GM
19:36:47
 
19:36:48
 
19:37:20
事件が終わってから、君はしばらく《朱鷺の園》の修繕を中心に、ディルクール各所を回る日々を送っていた。
19:38:21
ジーク、キルシーと顔を突き合わせての話の翌日、今日も《朱鷺の園》へと手伝いに向かうべく目覚めた君は、まず朝食のために〈明けの明星亭〉の1階へと降りた。
19:39:11
その日は、カウンターにブランシェとファルシオーネの姿はなく、代わりにエプロン姿のフロレンツィアが退屈そうにカウンターで頬杖をついていた。
クリストファー
19:40:29
「おはよーさん。マスター、朝飯……」 言いかけてあれ、と。 「……お前だけか?」
#フロレンツィア
19:41:11
「あ、おはよ」 片手を小さく振り。 「そ、あたしだけ。ママンとファルシオーネは、今日は用事があるんだって」
19:41:27
「で、忙しい時間も終わったし、あたしが店番を任されてるの」
クリストファー
19:43:32
「そうか」 まあ不都合はないといえばない。むしろある意味では安心だ。 「じゃあ、代わりに朝飯頼む」
#フロレンツィア
19:44:33
「オッケー。ちょっと待ってて」 立ち上がると、軽快な足取りで厨房の中へと入っていく。
19:45:15
少しすると、厨房からは香ばしい匂いが漂って来る。
クリストファー
19:45:59
「……」 あー美味そうな匂いが……。
#フロレンツィア
19:46:22
そして間もなく、トレイを手に厨房から出て来て、それをクリスの前に置いた。
19:47:20
朝食にはお誂え向きのあっさりした料理ばかりが並んでいる。ファルシオーネに頼んだ場合、偶に朝から重いものが出てくるものもある。そういう意味では君が思った通りに確かに安心だ。
クリストファー
19:48:32
「期待通りの完璧な朝食だな」 うむ。 「んじゃ、いただきます、と」
19:48:50
もさもさと朝食に手を付け始める。
#フロレンツィア
19:49:23
「あら、期待してくれてたの?」
クリストファー
19:51:09
「そりゃ、お前の料理の腕前は知ってるしな」 アクアケイドでごちそうになったしな。 「あと、ファルシオーネみたいに斜め上のモノが出てくる心配もないしな……」
#フロレンツィア
19:52:20
「って言っても、あたしのは家庭料理の範疇を出ないと思ってるしね。ディルクールには、美味しいお店も一杯あるじゃない」 後半については「あー……」と苦笑いした。
クリストファー
19:57:23
「まあ、そりゃガチの料理人と比べちゃあな。つっても、お前の料理が店で出せないレベルって程でもないとは思わないが」
19:58:02
言いつつ、さくさくと食事は進む。
#フロレンツィア
19:58:20
「褒めすぎだってば……。……まあ、言葉は素直に受け取っておくわ。ありがと」
19:58:32
「クリストファーは今日も孤児院の手伝い?」
クリストファー
20:00:56
「家庭料理っても実際その延長程度でやってるような定食屋もあるしな……」 おばちゃんが経営してて量が多めだったりするようなタイプ。
20:01:28
「ああ、まだまだ直さなきゃなんないところがあるからな」
#フロレンツィア
20:02:20
「まあでも、あたしには毎日大勢の料理を作るのはちょっと難しいかな」 そういう面でお店を開いたり働いたりするのは無理だ。
20:02:41
「そ。あたしもアクアケイドに戻る前に手伝いに行っておこうかしら」
クリストファー
20:05:37
「ン……来てくれるのか?」 手伝い。
#フロレンツィア
20:06:38
「ええ。あたしは特定の何処かの手伝いに忙しいーってこともないし、ジークみたいに力仕事にも向かないし、正直暇してるのよね」
20:06:58
「此処の手伝いとかもしてるけど、それだけだと時間も結構余るし」
クリストファー
20:08:47
「……そうか。んじゃ、そうしてくれると助かるね。作業もあるが、ガキどもの相手もあるから結構疲れるんだよ、これが」 苦笑浮かべつつ。
#フロレンツィア
20:10:13
「ふふ、そっちならあたしに任せて。あの子たちくらいの子と遊ぶ機会ってアクアケイドじゃあんまり無かったし、あたしも全力で楽しめそうだわ」
クリストファー
20:14:01
「頼もしいな。まあ、あいつらも喜ぶだろ」 普段居ない人が遊びに加わる、というのはそれなりに刺激にもなるだろうし。
20:15:01
「お前は、ミーシャ達とも面識があるし……」
#フロレンツィア
20:16:13
「そうね。〈E.E.〉のこともあったから、特に現状何もないみたいだとはいえあの子たちの身体も心配だし」
クリストファー
20:16:46
「ああ。……ありがとうな、フローラ」
#フロレンツィア
20:18:39
「まるで保護者みたいね。って、結構足繁く通ってるんだし、同じようなものか」 
20:19:14
「そういえば、どうして《朱鷺の園》に行くようになったの? 誰か知り合いがいた、とか?」
クリストファー
20:21:44
「保護者、ね」 そこまでのものでは、ないと思うが。 「……まあ、あいつらの心配してくれるのもそうだが、この前一緒に《朱鷺の園》までついてきてくれたのにも感謝してるんだ、お前には」
#フロレンツィア
20:22:38
「あのくらい当たり前じゃない。あの状況で、仲間1人だけで行かせるなんてありえないわよ」
クリストファー
20:24:39
「……そうか、ね」 自分が逆の立場だったら。あるいは一人で行かせていたかもしれない。 「……ま、兎に角ありがとうはありがとうさ」
20:25:34
「《朱鷺の園》に行くようになったのは……その……」 しばしの間。
#フロレンツィア
20:25:54
「ふふ、じゃあどういたしまして」
20:26:04
「? ……えっと、言い辛いなら別にいいわよ?」
クリストファー
20:27:47
「……真似事だよ、ただの」 ぽつ、と。
#フロレンツィア
20:28:00
「……真似事?」
クリストファー
20:30:06
「“あいつ”がそういうことをしていたから、俺もそれに……」 そこまで言ってハッとして。 「……いや。何でもない。忘れてくれ」
#フロレンツィア
20:31:26
「って言われても……あたし、流石にそれをあっさり忘れられる程馬鹿でも白状でもないわよ」
20:32:09
「その“あいつ”っていうのが誰なのか、なんとなく察しはつくしね」
クリストファー
20:32:32
「……」 どうにも、気が緩んでいたのか、疲れていたせいか。口が滑ったのは。
20:32:50
「……そういえば、お前は知ってるふうだったな」
#フロレンツィア
20:34:08
「ジョシュアなら、ね」
20:34:24
「もう、5,6年は前かな。その頃、よくアクアケイドに来てたのよ」
20:36:13
「あの頃……っていっても、ついこの間までもそうだったけど、里の外のヒトって、あんまり得意じゃなくてね」
クリストファー
20:38:16
「……5,6年前……そうか」 自分とは、別れた後の話だ。
20:38:53
「まあ、そうだろうな」 フェンディルとの関係を思えば当然のことだ。
#フロレンツィア
20:38:57
「ジョシュアにも、結構つっけんどんな態度を取っちゃってたんだけど、それでもあの人はしつこいくらいに優しくしてくれて」
20:39:13
「……で、あたしの方が先に折れちゃったわけ」 苦笑しつつも、何処か嬉しそうな表情だ。
クリストファー
20:40:05
「……だろうな」 ふ、と笑い。 「あいつは、そういう奴だ」
#フロレンツィア
20:40:48
「その後もまあ、色々お世話になったんだけど……ま、今はそれはいいわね」
20:41:46
「クリストファーは、ジョシュアがそうしてたように、誰かに優しくしようと思って、《朱鷺の園》への寄付を始めた……って認識でいいのよね」
クリストファー
20:44:03
「誰かに優しく、か」 それは。 「……どうなんだろうな」
#フロレンツィア
20:44:31
「違うの?」
クリストファー
20:45:54
「……さあ、な。自分でも、よく解らない」
#フロレンツィア
20:46:45
「……そ。じゃあ、それについては置いておくとして」
20:47:20
「でも、そんなに言い淀んだりはしないでいいと思うわよ?」
クリストファー
20:48:54
「……」
#フロレンツィア
20:49:38
「誰かの真似で始めたことだったとしても、君がそれをしてるっていう事実は何も変わらないんだし」
20:50:25
「ミーシャたちだって、クリストファーに感謝してるんでしょ。……なら、それを誇りに思ってあげないと、逆に失礼になっちゃうんじゃないかしら」
クリストファー
20:51:57
「……ああ。解ってる。俺がそうすることで、あいつらは助かってる」 それは、誇っていいことのはずだと。
20:52:22
「失礼、か……そう、そうだな」
#フロレンツィア
20:55:01
「ええ。だから始めた理由はどうであれ、あの子たちを助けてあげてるってことには胸を張ってあげなさいよ」
クリストファー
20:55:07
「どうにも、自覚が足りないのかね」 はあ、とため息を吐いて。頭を掻くような仕草。
20:56:05
「ああ……あいつらに、変な心配も気兼ねもさせたくはない」
#フロレンツィア
20:56:14
「そうかもしれないわね。君は、君が思ってる以上に色んな人の力になれてると思うわよ」
クリストファー
20:56:50
「……あんまり煽てないでくれよ」 苦笑浮かべ。
#フロレンツィア
20:58:02
「素直な感想よ」
20:58:36
「さて、食べ終わったなら食器片付けるわよ。あたしも、ママンたちが戻って来たら《朱鷺の園》に向かうわね」
クリストファー
20:58:59
「ああ、ごちそうさん。……んじゃ、俺は先に行ってるよ」
20:59:16
言いつつ、席を立ち。 「……ありがとうな、フローラ」
#フロレンツィア
20:59:33
「お粗末さまでした」 食器をてきぱきとまとめて。
21:00:15
「どういたしまして、クリス」 そう微笑み返して、洗い場へと消えていった。
クリストファー
21:01:10
それ以上は何も返さず、店を出て行く。
GM
21:01:32
 
21:01:33
 
21:01:43
では、こんな所でお疲れ様やな!
クリストファー
21:01:53
おつかれさま!
GM
21:02:12
じゃあ一旦撤退やで~
クリストファー
21:02:14
お疲れさん、GM。また今度、メシ食いに行こうぜ。
マシュー
21:02:22
ご苦労さん。次は出来れば美女を伴って来てくれよなー、クリストファー
発言統計
その他(NPC)42回45.7%1644文字51.8%
クリストファー39回42.4%1289文字40.6%
GM11回12.0%238文字7.5%
合計92回3171文字