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20140225_0

2014/02/25
クリストファー
22:38:01
よう、GM。メシがまだなら、これから一緒に食いに行かないか? 美味い店があるんだ。
GM
22:38:10
もう食べた。
ルーベルリア
22:39:20
来てくれたのね、キルシー。……嬉しい。
キルシー
22:39:41
だ、だまされないぞ!命を助けてもらったからって!
GM
22:39:49
せやな。
22:39:55
(騙して何の特になるんだ?)
22:40:03
じゃあ
キルシー
22:40:07
(こいつ、直接脳内に)
GM
22:40:07
どのくらいの長さになるかもわかりませんが
22:40:10
よろしくお願いします。
キルシー
22:40:11
よろしくおねがいします
GM
22:40:39
 
22:40:40
 
22:41:17
《転生の臥榻》での決戦の後、君たちは騎士団の飛空船に相乗りしてディルクールへと戻った。
22:41:49
その日は各自家や宿に戻ると倒れるように眠り込み、気づけば夕方から翌朝まで寝ていた程だ。
22:42:49
翌日、目覚めた君はまず〈明けの明星亭〉へと足を運んだ。ディルクールの被害状況や、何処でどのような人手が必要とされているか、それを確認するのに〈明けの明星亭〉以上に適した場所はないと判断したからだ。
22:43:21
訪れた明星亭では、意外にもいつもとそう変わらない風景が繰り広げられていた。
22:44:22
比較的人のまばらな店内を満たす空腹感を煽る匂い。ブランシェとファルシオーネが朝食の準備を終えた所らしい。
22:45:13
カウンター席には、ジークやクリスの姿は見当たらないが、代わりに元気に食事を頬張るイクスラーゼの姿があった。
#ファルシオーネ
22:45:28
「いやー、うまいね! これはうまいよ!」
22:45:31
違うよ。
#イクスラーゼ
22:45:37
色が似てるから間違えた。
22:45:51
「いやー、うまいね! これはうまいよ!」
22:46:33
「こりゃ美食家のなんたらかんたらザンも唸る一品だね、間違いない」
#ファルシオーネ
22:47:44
「ふむ、イクスラーゼさんは辛党なのですね。正直、私では直視したくないくらいに色々と香辛料を入れてみたのですが」
キルシー
22:48:10
「……お前はいつからこの店の常連になったんだ」 カラン、とベルの鳴る扉を閉め
#イクスラーゼ
22:48:14
「あたしは基本何でもいけるからなあ」
#ファルシオーネ
22:48:23
「おや、いらっしゃいませ」
#ブランシェ
22:48:54
「ふふ、その子ったら最近かなり入り浸っててね」 カウンター奥から姿を現した。
#イクスラーゼ
22:49:05
「あ、やっほーキルシー! 元気ぃー?」
キルシー
22:49:42
「……そう見えるのなら、元気なんじゃないのか」 ママンとファルには軽く会釈して
#イクスラーゼ
22:50:09
「キルシーはいつもローテンションだからなあ」
キルシー
22:50:20
「余計な世話だ……」
#ブランシェ
22:50:22
「アナタが元気過ぎるのもあると思うけどね」
#イクスラーゼ
22:50:33
「そりゃあたしは元気がもっとーですから!」
キルシー
22:50:53
「ふん……店に迷惑は掛かっていないのか」 とママンに訊きながらカウンター席へ
GM
22:51:08
そんな(一部)賑々しい店内に、もう1人の来客。
#ブランシェ
22:51:22
「迷惑なんて掛かってないわよ。たくさん食べてくれるからこっちとしても嬉しいしね」
#フロレンツィア
22:51:46
「ふー、ただいまー。って、キルシーにイクスラーゼじゃない。おはよ」
キルシー
22:51:58
「……まぁ、それは解らなくもないが、な」 と言いつつ
22:52:26
「フローラか」 来ていたのか、という表情で
#フロレンツィア
22:52:46
「来てたのか、みたいな顔しないでよ。あたし、明星亭で今は暮らしてるんだし」
#ファルシオーネ
22:53:27
「お帰りなさいませ。お水でよろしいですか?」
キルシー
22:53:44
「……そうだったな」 馴染みすぎてて忘れてた
#フロレンツィア
22:53:48
「あ、うん、ありがと」 ファルシオーネに答えつつ、カウンター席に腰掛けた。
#イクスラーゼ
22:54:17
「毎朝早くから運動しにいってるんでしょ? 青春だね、いい汗流しなよ!」
キルシー
22:54:34
「運動……?」
#フロレンツィア
22:54:40
「そりゃ汗は流してるけど」
22:55:09
「ああうん、ディルクールって結構景色もいいし、空気も綺麗だから、朝一番に軽くランニングとかしてるのよ」
22:55:19
「今日は今日で、街の状況とかも確認しておきたかったしね」
キルシー
22:55:42
「……そうか」 如何にもアクアケイドの娘と言う感じだな
#ブランシェ
22:55:56
「フフ、いいことね。早起きは三文の得とも言うわ」
#イクスラーゼ
22:56:14
「まったくだね。何処かのオルハも見習うべきだとあたしは思います」
#フロレンツィア
22:56:37
「そういえば、オルハは? 結局昨日も姿見てないけど」
キルシー
22:56:38
「ああ……」 状況、で思い出し 「そういえば、街の状況について何か仕事は回ってきているのか」
#フロレンツィア
22:57:02
「昨日メールは返って来たのに……何してるのかしら」
#ブランシェ
22:57:25
「ン。まぁ、色々あるけど……目下アナタたちの力がどうしても必要だっていうことはないかしら」
キルシー
22:57:55
「……そう、か」 ママンに頷いて 「オルハの姿……か。此処数日見ていないが」
22:58:17
「襲撃時は街で戦っていたのだろう?」
#ファルシオーネ
22:58:32
「ええ、随分と頑張っていらっしゃったようです」
#ブランシェ
22:59:00
「昨日、アナタたちが帰ってくる2,3時間くらい前に帰ってきたわよ?」
22:59:12
「で、すぐに部屋に上がっていって……」
キルシー
22:59:15
「……その後は?」
#イクスラーゼ
22:59:39
「正直エロい」 その後は、に対する回答らしい。
#フロレンツィア
22:59:47
「いや、意味分かんないんだけど……」
キルシー
22:59:57
「…………」 顔を顰める
#イクスラーゼ
23:00:08
「いやいや、見れば分かるって」
#フロレンツィア
23:00:44
「見ればって、結局何処にいるのよ」
#イクスラーゼ
23:00:55
「え? 自分の部屋」
キルシー
23:00:59
「……部屋で寝っぱなしなのか」
#フロレンツィア
23:01:16
「……いやいや、だってあたしたちが帰ってくる2時間くらい前ってことは」
キルシー
23:01:36
「一日以上…………になるな」
#フロレンツィア
23:01:40
「……昨日のお昼くらいにあたしたちが帰ってきたから」
23:01:45
「……うん、そのくらいね」
キルシー
23:02:02
「……」 死んでるんじゃないのか、とは口が裂けても言えない
#フロレンツィア
23:02:07
「一応、夜にメールの返信はあったんだけど」
キルシー
23:02:16
「言葉になっていたのか」
#フロレンツィア
23:02:20
「そういえば、あのメールもメールでちょっとおかしかったわね……」
23:02:25
「かろうじて……?」
#ブランシェ
23:02:41
「ウフフ、あの子、ほぼ寝ずに頑張っていたみたいだしね」
#ファルシオーネ
23:02:55
「そのくらいの休息もやむなし、なのかもしれません」
キルシー
23:03:13
「……とは言え、流石に一度起こしておくべきじゃないのか」 
#イクスラーゼ
23:03:25
「じゃ、起こしに行ったら?」
キルシー
23:03:53
「……何故俺に押し付ける」
#フロレンツィア
23:04:01
「……そうね。一応、言葉はアレだったけど約束したわけだし……」
#イクスラーゼ
23:04:17
「キルシーとフローラに押し付けるのが一番面白そうかなあって」
キルシー
23:05:20
「…………」 この女の意図が読めない 「……面白いかはともかく」 言いつつファルシオーネを見て
23:05:40
「珈琲を勝手に入れさせてもらっても構わないか」
#ファルシオーネ
23:06:11
「ええ、構いませんよ」
#イクスラーゼ
23:07:01
「まあほら、ホントはキルシー1人が一番面白そうなんだけど」
23:07:07
「流石に……ねえ?」
キルシー
23:07:30
「……俺を何だと思っている」
#イクスラーゼ
23:07:40
「むっつりすけべ」
キルシー
23:10:17
「――……」 イクスに嘗て無い鋭い視線が送られ 「……何か菓子でも買って差し入れてやることがあっても、お前には絶対やらん」 少し足音を大きくしながら厨房に入っていく
#フロレンツィア
23:10:18
「っていうかそれならあたしが1人で起こしにいけばいいんじゃ……」
#イクスラーゼ
23:10:45
「えっ、ちょっ、それは酷いよ! ひどすぎるよ! ゴーモンだよ!」
23:10:54
「それは面白くないから駄目」 >フローラ
キルシー
23:11:29
「ちっ……」 調子が狂うな、と内心思いつつ
#フロレンツィア
23:11:37
「ただ起こすだけで面白いも何もあったものじゃないと思うけど」
#イクスラーゼ
23:11:48
「いーのいーの。ほら、コーヒー入れにいったみたいだし」
#ブランシェ
23:12:06
「さて、じゃあアタシたちもオルハの分のご飯を用意しておいてあげないとね」
キルシー
23:12:28
(さて、湯を沸かして、珈琲豆とフィルタは……――) と、勝手に厨房を漁る
#ファルシオーネ
23:12:28
「はい、そうしましょう。流石にイクスラーゼさんのような激辛スペシャルは控えておくとしましょう……」
GM
23:13:43
そういってブランシェとファルシオーネも厨房に入っていく。
キルシー
23:14:05
(目覚めをよくさせるなら、90℃弱だな。さっぱりした苦味を……) とか何とか、てきぱきと珈琲を入れました
23:16:29
「……」 ドリップした珈琲を一口味見し 「――よし。部屋に上がるぞ」 カップをカチャリとソーサーに乗せ、それをまたトレンチに置き、片手でそれを持って運び出した
#フロレンツィア
23:17:03
「あ、うん」 先を立ってキルシーについていった。
#イクスラーゼ
23:17:11
「いってらっしゃーい」
GM
23:17:14
 
23:17:44
階段を上がり、2階の突き当たりまでやってくる。
23:18:09
オルハの部屋は、〈明けの明星亭〉の一番奥まった所にある。
#フロレンツィア
23:18:38
「オルハー? 起きてるー?」 こんこん、と部屋の扉をノックするも、返事はない。
23:19:31
「……うーん、寝てるっぽいわね」
キルシー
23:20:51
「コーヒーが冷める。入るぞ」 トレンチを片手に乗せたまま、もう一方の手を扉に掛ける
GM
23:21:18
鍵は掛けられていない。
キルシー
23:21:43
ならばそのまま部屋へ入ろう
GM
23:22:01
きぃ……と軽く軋む音を立てて扉が開かれる。
23:23:03
扉を開けた瞬間から、部屋の中からうっすらとラベンダー系の香りが漂って来る。
23:23:24
カーテンは閉められたままで、薄日が差す部屋の中は、非常によく整理整頓されていた。
23:23:29
ごく一部を除いて。
キルシー
23:24:03
「……」 すん、と鼻を啜る。いい匂いだな
GM
23:24:26
調度品は必要最低限で、生活に必要なものを除けばあまり物も無い。衣服などが散らばっている事もなく、彼女の為人をよく表しているといえる。
23:24:30
ごく一部を除いて。
23:24:57
部屋を軽く見回すと、君たちの視線は自然とベッドの付近に行く。
キルシー
23:25:14
(無駄がない、片付いた部屋……だ……――?)
GM
23:25:25
そこには、乱雑に脱ぎ捨てられた衣服と、下着姿でベッドの上に横になっているオルハの姿があった。
#フロレンツィア
23:25:33
「え、ちょ……」
23:26:06
「ストップ! キルシーは見たら駄目よ!」 それを見るやいなや、背後から両手でキルシーの目を覆う。
キルシー
23:26:10
「……ぅ……」 予想しない展開に変な声が出る
23:26:30
「ま、まて!零れる!」 コーヒーが!
#フロレンツィア
23:27:14
「ああっ、ごめん! いやでも……と、とりあえず後ろ向いてて!」
キルシー
23:28:02
「…………あ、ああ」 いや俺だって妹のを……いやそうじゃない、俺。言われた通りに後ろを向け俺
23:28:41
とりあえず言われたとおりに後ろを向く
#フロレンツィア
23:28:45
「と、とりあえずこれを……」 ベッドに近寄って、タオルケットをオルハに掛けた。
23:28:58
「ふう……と、とりあえず、今はこれでなんとか」
キルシー
23:29:30
「……」 極めて無表情のまま待機
#フロレンツィア
23:29:40
「もういいわよ。多分」
キルシー
23:30:54
「……後で何を言われるか解らん。もう任せていいか」 とりあえずは再びベッドに向き合うも
#フロレンツィア
23:31:23
「い、いや、ちょっとまってよ……。なんかあたし1人になったらそれはそれで気まずいわよ……」
#オルハ
23:31:55
「………………」 一方、そんな騒ぎは気にもせず、軽く身動ぎ。
キルシー
23:32:17
「そもそもどうやって起こせばいいのだ……」 トレンチを持つ手は微かに震えている
#フロレンツィア
23:32:45
「と、とりあえずそれは置いておきなさいよ」
キルシー
23:33:14
「あ、ああ……そうだな」 テーブルの上に置き
GM
23:33:45
ベッドサイドテーブルの上にカップを置けば……
#オルハ
23:34:16
「…………」 タオルケットの中から、オルハの手がキルシーへと伸びて、その腕を掴んだ。
キルシー
23:34:27
「――――」 びくっ
23:34:56
「……な、なん……ッ」
#オルハ
23:35:29
『…………』 ぼそりと、小さく寝言を言ったが、何と言っているのか解読出来なかった。
キルシー
23:36:13
「……ね、寝ている……のか」 恐らく、今まで誰も見たことないだろう。彼がこれほど動揺している表情は
#フロレンツィア
23:36:28
「え、ええと……起こす?」
キルシー
23:37:09
「オル、ハ……?」 何か呟いたようだが、上手く聴き取れず
23:37:52
「…………」 フローラに頷いて、とりあえずもう一度 「……オルハ」 名前を呼んでみる
#オルハ
23:38:29
「ん……」 名前を呼ばれれば、ゆっくりと目を開いた。 「……ラーゼ、ご飯……」
23:38:33
「ごは……」
キルシー
23:39:00
「ぁ……」 起きた……?
#オルハ
23:39:08
「……!?」 目を開けて、目の前のキルシーの姿を見て、ベッドの上で思い切り後退った。
#フロレンツィア
23:39:20
(あ、この反応は確かにちょっとおもしろい)
キルシー
23:39:46
「ッ!?」 こっちもその拍子で咄嗟に後ろに一歩退く
#オルハ
23:40:03
「な、な、何をしているの……?」
キルシー
23:40:30
「……い、いや……その」 起こしに来た。それだけの言葉が動揺で出てこない
#フロレンツィア
23:41:07
「オルハが全然起きて来ないから起こしに来たのよ。昨日メールだってしたのに」
#オルハ
23:41:38
「メール……? あー……ああ……」 あったような、なかったような。
キルシー
23:42:30
「……」 とりあえずはフローラとのやりとりを見ている。何を勝手に驚いてるんだ俺は……
#フロレンツィア
23:42:35
「今日、冒険者の店が合同でやる炊き出しとかの買い出しに一緒にいこうっていメールよ。他にも色々買いたい道具とかもあるし」
#オルハ
23:43:01
「……私、何て返した?」
#フロレンツィア
23:43:33
「『分かりました。いいですよ』って」
キルシー
23:44:10
「……いいですよ」 オルハのメールはそんなのだったか?
#オルハ
23:44:14
「……全然覚えがないわ」
#フロレンツィア
23:44:39
「いきなり丁寧語で来たからあたしも訳わかんなかったけど、とりあえず了承っぽかったし」
#オルハ
23:45:21
「まぁ、今日は特に予定もないしいいけれど……」 タオルケットで身を隠したまま。 「……で、キルシー君はいつまで見ているの?」
キルシー
23:47:30
「あ、い、いや……」 ハッとして
23:47:56
「……すまん、出て行くべきだな」 さっと180度ターンする
#オルハ
23:48:32
「……とりあえず、着替える間だけは後ろを向くか外に出るかしていて」
キルシー
23:49:45
「……この状況で部屋に居れるわけが無いだろう」 そそくさと
#フロレンツィア
23:50:10
「じゃ、あたしも出とくわね。終わったら呼んで」
GM
23:50:55
二人が部屋を出て、扉を閉める。
23:51:11
耳を澄ましてしまえば、中からはしばらく衣擦れの音が聞こえて来て……
23:51:29
妙に長く感じる数分が経つと、部屋の中から声が掛かる。
#オルハ
23:51:34
「もういいわよ」
キルシー
23:51:43
「…………」 落ち着け。無になれ俺。どうってことない。いつものオルハだ
23:52:59
「……ああ」 扉に再び手をかけ、入る
GM
23:53:36
中に入ると、普段着に着替えたオルハがベッドに腰掛け、コーヒーを啜っていた。
23:53:47
いつの間にやら脱ぎ捨てられていた衣服も何処かにしまったようだ。
キルシー
23:54:00
「……」 そういえばコーヒー持って行ったんだった
#フロレンツィア
23:54:03
「あはは、流石に目が覚めた感じね」
#オルハ
23:54:09
「……おかげ様でね」
キルシー
23:54:26
「……悪かった」 俺のせいですね
#オルハ
23:55:17
「……いえ、気にしないでいいわ」
キルシー
23:56:10
「……」 いつも以上に気の利いた会話が出てこない 「……それは冷めてなかったか」 コーヒーを指し
#オルハ
23:56:37
「ええ、まだ暖かいわよ」
#フロレンツィア
23:56:47
(何かしらこのぎこちない会話)
キルシー
23:57:05
「……そうか」 なら良かった
#オルハ
23:57:38
「そうそう。一応だけど、貴方たちの活躍は聞いているわ」
23:57:43
「お疲れ様だったわね」
#フロレンツィア
23:58:35
「ホント……オルハがいなかったから結構大変だったわよ」
キルシー
23:58:53
「とは言え、色々と助勢もあったがな」
#オルハ
23:59:16
「ええ、それも聞いている」
キルシー
23:59:26
「それらが無ければ、事態は此処まで収まっていなかった」
#フロレンツィア
23:59:47
「飛空船で運んでくれたのもあの人だったしね」
2014/02/26
キルシー
00:01:19
「……助けられたものだな、今回は」
#オルハ
00:01:49
「それでも、貴方たち自身が頑張ったのも確かでしょう」
00:01:59
「この短期間でそこまで成長出来たことは、誇っていいわ」
キルシー
00:03:13
「……俺には必要なことでもあったので、な」
#フロレンツィア
00:03:25
「ふふ、そう言われると悪い気はしないわね」
00:03:30
「それにしても……」
00:03:38
「オルハ、ちょっと寝過ぎじゃないかしら……」
キルシー
00:04:20
「全く寝ていなかった、と聞いたが」
#オルハ
00:04:24
「まぁ、その程度で満足してもらってはこちらとしても困るけどね」 >キルシー
キルシー
00:04:43
「……言われなくても分かっている」
#オルハ
00:04:47
「ちょっと、ね。張り切って色々していたら、眠る暇が殆どなくなってしまって」
00:05:00
「此処2,3日、まともに眠れていなかったから」
キルシー
00:06:02
「……よくもそれで戦えたものだな」
#フロレンツィア
00:06:48
「……まったくよ。ちょっとは追いついたかと思ったけど、まだまだオルハには敵わなさそうね」
00:06:52
「あと不本意だけどマシューにも」
#オルハ
00:07:38
「代わりに思い切り眠りこけていたのだし、褒められるような事ではないと思うけど」
キルシー
00:08:17
「…………」 あまり思い出さないようにしよう
#フロレンツィア
00:08:30
「キルシー、顔がちょっと赤いわよ」
00:08:52
「まあ……気持ちは分かるけど。……なんかこう、負けた気分だわ」
キルシー
00:08:54
「…………るさいぞ」
#オルハ
00:09:37
「驚いたけど、貴方たちのそんな顔が見られたのなら、悪くはなかったかも知れないわね」
キルシー
00:10:30
「……」 む 「……人の腕を掴んでおいてよく言う」 負けじと
#オルハ
00:11:09
「いやだって……昨日の夜ラーゼが来てた気がするから、さっきそこにいるのもラーゼだと思って……」
#フロレンツィア
00:11:27
「『ご飯……』とか言ってたものね」
キルシー
00:12:16
「危うくコーヒーを落とすところだったぞ……」
#オルハ
00:12:36
「……悪かったわよ」
キルシー
00:13:18
「……別に構わないが」 ちょっとした対抗心だ
#フロレンツィア
00:13:47
「とりあえず、朝ご飯食べたら? その後、いいなら買い出しにいきましょ」
00:13:57
「折角だし、キルシーも一緒に行く?」
キルシー
00:14:13
「ああ、下でご所望のご飯が用意されている」
00:14:24
「……炊き出し、だったか?」
#フロレンツィア
00:15:03
「そうそう。この辺りの冒険者の店が合同で炊き出しするんだって」
キルシー
00:15:27
「…………」 あまり人の多いところは好まないんだが
#フロレンツィア
00:15:58
「そこでそんな渋面しないでよ。傷つくじゃない」
キルシー
00:16:15
「……いや」 そういうつもりじゃ
00:16:33
「……分かった。調理程度なら手伝ってやる」
#オルハ
00:16:38
「結構な荷物になるでしょうし、荷物持ちは多い方がいいわね」
#フロレンツィア
00:16:47
「そっちなの……?」
00:17:19
「そりゃまあ調理とかも手は必要でしょうけど、基本的にはママンとか冒険者の店の店主がやるって話よ?」
キルシー
00:18:00
「……ならもう好きに使え」 この十数分の間でどっと疲れ、諦めたように
#フロレンツィア
00:18:43
「じゃ、決定ね」
#オルハ
00:19:18
「それじゃ、まずは朝食からね」 髪を後ろで一つにまとめてから立ち上がった。
キルシー
00:21:37
「ああ、行くぞ」 オルハが飲み干したコーヒーカップを回収して
GM
00:21:45
そういって、3人揃って一階へと戻り
00:22:20
ニヤニヤするイクスラーゼに揃って悪態をつきながら、君たちは歓談しながらオルハの朝食が終わるのを待ち、買い出しに出るのだった。
00:22:21
 
00:22:31
ということで、一度此処まで。次はこの続きで買い出し編やで~。
キルシー
00:22:37
あいよぉ
GM
00:22:43
いったんおつ!
キルシー
00:22:50
おつ!
クリストファー
00:22:51
お疲れさん、GM。また今度、メシ食いに行こうぜ。
フロレンツィア
00:22:53
じゃあね、キルシー。今日はその……助かったわ。……ありがと。
2014/02/28
ジーク
00:15:50
よっ、GM。来たなら声かけてくれよ、つれないな。
ラフェンサ
00:19:25
キルシー、来てくれたんだ! 今日は何をして遊ぼっか?
キルシー
00:19:34
炊き出しして遊ぼう
GM
00:19:44
それは遊びじゃない(迫真)
00:20:28
買い出し編と言いつつ、思い切り買い出しが終わりそうな所から始めるつもりだったけど大丈夫?
キルシー
00:20:40
全く問題ない
GM
00:20:44
OK
00:20:47
じゃあ飲み物だけいれてくる。
キルシー
00:20:52
うい
GM
00:21:54
うむ。
00:22:14
ではよろしくお願いします
キルシー
00:22:16
よろしくおねがいします
GM
00:22:46
 
00:22:47
 
00:23:16
〈明けの明星亭〉での一幕の後、君はフロレンツィア、オルハと共に街へと繰り出した。
00:24:02
元々の買い出しの予定に加えて、ブランシェから追加の買い出しも依頼されたため、買い物はなかなか骨が折れる量になってしまった。
00:24:42
一段落つく頃には、もう陽は完全に昇って、間もなく正午になるところだった。
#フロレンツィア
00:25:15
「んー……! なんか、結構な量になっちゃったわね」 広場のベンチに座り、大きく背伸びする。
00:25:24
その傍らには2つの大きな紙袋。
キルシー
00:25:49
「……」 右手、左手、そして右肩にも袋をかけて立っている。如何にも重そうだ
#オルハ
00:26:04
「これでもまだ終わりじゃないし、後で一度荷物を置きにいかないとね」
#フロレンツィア
00:26:17
「……キルシー、とりあえず一旦置いて休んだら?」
キルシー
00:26:51
「……そうだな」 荷物置きにいくならさっさと行きたい、と言い掛けたが止めた
00:27:07
両手の袋を他の荷物と同じところにまとめ、ベンチに座る
#オルハ
00:27:25
「悪いわね。そんなに沢山持ってもらってしまって」
00:27:39
そうは言いつつも、オルハが持っている荷物の量もそれなりのものだ。
キルシー
00:27:55
「……別に構わん。必要なのだろう」
00:28:38
「他の男たちに比べれば大して力もないし、な」
#オルハ
00:28:47
「荷物持ちなら、ジーク君でも呼ぼうかとも考えたのだけど、彼は彼で別の手伝いもあるみたいだしね」
#フロレンツィア
00:29:11
「あはは……他の明星亭の男たちはバリバリの前衛だしね」
キルシー
00:29:35
「マシューを呼べば女性陣の分は全部負担したかもしれんな」
#フロレンツィア
00:29:39
「クリストファーはクリストファーで、〈朱鷺の園〉のことで大変でしょうし」
#オルハ
00:30:12
「マシュー君と買い出しに出ることと、重い荷物を持つこと、秤に掛けたらまだ自分で持つ方がマシね」
#フロレンツィア
00:30:32
「相変わらず手厳しいわねぇ……」
キルシー
00:30:39
「……そうか」 マシュー南無
00:31:30
「それで、炊き出しは後どれぐらいしたら行う予定なんだ」
#フロレンツィア
00:32:17
「ん? ああ、炊き出しを始めるのは明日からみたいよ」
00:32:45
「数日間は続けるみたいだし、そのための買い出しも今のうちに、ってことみたいね」
キルシー
00:33:01
「……ああ」 そうなのか、という顔で 「夕方から始めるのかと思っていた」
#オルハ
00:33:46
「早く始めたいのは山々なんでしょうけど、まだ色々な店も状況が落ち着いていないんでしょう」
00:33:51
「そういえば」
キルシー
00:33:58
「……そうだな」
#オルハ
00:34:23
「うちの面子で、キルシー君だけよね? ディルクールに実家があるの」
キルシー
00:35:22
「そう……かもしれんな」 ふとオルハに言われて 「ジークも実家と言うわけではないか」
#フロレンツィア
00:35:59
「ジークのは魔女の家なんでしょ?」
キルシー
00:36:04
「…………」 実家、か。帰っても別に何か待ってるというわけではないんだが
#オルハ
00:36:18
「……で、そのご実家は無事だったのかしら」
キルシー
00:36:55
「そうだったはずだ」 フローラに頷いてからオルハに視線をやり 「……そうだな、特に被害はなかった」
00:37:15
「幸い、あの辺りは戦闘被害もあまり出ていない」
#フロレンツィア
00:37:18
「あの時立ち寄ったお店よね」
キルシー
00:37:33
「…………ああ」
#オルハ
00:37:47
「お店?」
キルシー
00:38:18
「……」 疑問符を浮かべるオルハを見て
#フロレンツィア
00:38:19
「ええ、お洒落なカフェって感じだったわよ」
キルシー
00:38:47
「元々、喫茶店だった場所だ」 フローラに補足するように 「今は……もうやっていないがな」
#オルハ
00:39:52
「……そう。悪いことを聞いてしまったかしら」
キルシー
00:40:12
「……アンタが気にすることではない」
#フロレンツィア
00:41:32
「……え、えーと、此処からだと、結構近かったわよね」 なんとなく流れる微妙な空気に戸惑いつつ
キルシー
00:42:15
「……ああ。此の先の角にある花屋のところを右に曲がったところだ」
00:43:11
「…………」 少し、黙っていたが 「……休憩場所代わりに使いたいなら、好きに使っても構わん」
#フロレンツィア
00:43:26
「……でも、営業してないんでしょ?」
#オルハ
00:43:54
「……」 少々思考して。 「キルシー君がそう言うのなら、構わないのでしょう」
キルシー
00:44:26
「……偶には、いいだろう」 まるで自分に呟くかのように
#オルハ
00:44:32
「私も疲れたし、コーヒーの1杯でもご馳走してもらおうかしらね」 そう言って立ち上がり、荷物を手似とった。
#フロレンツィア
00:45:30
「う、うん……そう言ってくれるなら、あたしも行ってみたくはあるけど」
キルシー
00:45:48
「……」 オルハの荷物を見て 「貸せ。あと一つだけなら持てる」 荷物の多いオルハを見て、一つ強引に奪った
00:46:16
「……少し埃っぽいかもしれんが、文句は受け付けんぞ」
#オルハ
00:46:20
「っと……無理しなくてもいいのに」 言いつつ大人しく荷物をひとつ奪われた。
#フロレンツィア
00:46:50
「パパの部屋の散らかりっぷりに比べたら全然平気でしょうし大丈夫よ」
00:46:56
「あ、帰ったらすごいことになってそう……」
キルシー
00:47:20
「……」 少し歩き難そうにしつつ、先先と進み始める
#オルハ
00:47:48
「事件も落ち着いたのだし、一度帰って掃除してあげたら?」 そんな会話をしつつ、キルシーについていく。
#フロレンツィア
00:48:11
「うーん、そうね。若干恐いものがあるけど……」
GM
00:48:14
 
00:48:58
住宅街では、僅かに損壊した家屋などを修復する人々が散見された。
00:49:28
騎士団員なども派遣されているようで、住民たちの安否確認を行ったり、復旧活動の手助けをしているようだ。
00:49:48
そんな中を抜けると、〈紫苑亭〉の看板が目に入って来る。
キルシー
00:50:13
[]
00:50:52
「……あれだ」 重い腕を上げながら指を差す。今日も看板を拭いてから家を出たので、看板は綺麗なまま
#オルハ
00:52:48
「ん」 キルシーの視線の先を見ると、つかつかと先に扉まで歩いていって。 「開けるわよ」 扉に手を掛けてさっさと開いた。
キルシー
00:53:57
「…………普通、家主よりも先に入るか」
00:54:03
言いつつ、オルハに続く
#オルハ
00:54:14
「だって手が塞がってるじゃない」
#フロレンツィア
00:54:28
「それにしても確認くらいしなさいよ……」 苦笑しつつ、二人に続いた。
キルシー
00:54:46
「……そうか」 それはどうも
GM
00:55:11
中に広がるのは、いかにもといった風の小洒落たカフェの光景。
00:55:59
店を開いた時、父や母が唸りながら細かい所まで拘って配置したテーブルにチェア、遠方から取り寄せた美術品などもある。
#フロレンツィア
00:56:19
「中はこんな風になってたのね」
GM
00:57:03
事件の当日とは違い、壁に掛けられていた家族写真も、元通りの位置に飾られている。
キルシー
00:57:38
「あまり置物は触るな。その辺は高いと聞いている」 フローラに視線をやり
#フロレンツィア
00:58:00
「ちょ、ちょっと見てただけよ」
#オルハ
00:58:22
「此処、座るわね」 手頃なテーブルに荷物を置いて、椅子を引いた。
キルシー
00:58:27
「……荷物はここに於いておけ」 言いつつ、一つのテーブルに荷物をまとめて置く
00:58:35
置いておけ
#フロレンツィア
00:58:56
それに続いてフローラも荷物を置く。
キルシー
00:59:31
「……」 ふう、と息をついてから布巾を出し、オルハの座ったテーブル席をそれで軽く拭く
#フロレンツィア
00:59:59
「うーん……今度みんなで掃除しましょうか」
01:00:12
「折角いい場所なのに、埃被ったままじゃ勿体無いわ」
キルシー
01:00:51
「……別に頼んだ覚えはないし、頼む気もない」
01:01:00
「どうせ……使わない場所だ」
#オルハ
01:01:16
「だそうよ」
#フロレンツィア
01:01:38
「こんなにいい雰囲気の場所なのに……」
#オルハ
01:01:58
「それで、コーヒーの1杯や2杯淹れてくれないの?」
キルシー
01:02:15
「…………」 フローラの様子を見て何も言えず 「……湯を沸かすから待っていろ」
#フロレンツィア
01:02:55
「手伝――」 そこまで口にしたところでオルハに制止されて椅子に座った。
キルシー
01:03:11
「ミルクとシュガーは」 要るのか、と訊きながら厨房へ
#フロレンツィア
01:04:09
「あ、あたしは軽くでいいわよ」
#オルハ
01:04:47
「多めで」
キルシー
01:05:27
「分かった」 と厨房から声が帰ってくる
#フロレンツィア
01:06:13
「顔に似合わず甘党よね、オルハって」
#オルハ
01:06:40
「貴女の方こそ、いかにも甘いものが好きですみたいな顔しているのに」
キルシー
01:06:47
そして数分後。湯を沸かす音だけではなく、何かをボウルに入れる音、ボウルに何かをかき混ぜる音も一緒に聞こえてきた
#フロレンツィア
01:08:18
「……うーん、コーヒーだけでいいのに、気を遣わせちゃったかしら」
#オルハ
01:09:33
「ま、素直に甘えておけばいいわ」
キルシー
01:09:35
(ミルクは……もうすぐ切れるな。また今度買い足すか) そんなことを考えながら、ボウルに混ぜた生地をフライパンに乗せる
01:10:01
直にバターの芳ばしい香りが店内に漂ってくる。
#フロレンツィア
01:11:13
「いい匂い……流石カフェの息子って感じだけど……あれ?」
#オルハ
01:11:18
「どうしたの?」
#フロレンツィア
01:11:44
「いや、前に知り合いがお菓子をどうのこうのって言ってたけど、アレって……」
キルシー
01:12:12
(……よし、十分だな) フライパンで形を成したパンケーキをさっとまな板の上に置き、4等分して2枚ずつ手早く皿に分ける
#オルハ
01:12:36
「今更気付いたのね」
キルシー
01:13:15
(コーヒーも、この温度なら問題ない) 理想の温度でドリップしたコーヒーを味見し、それぞれに適量のミルクと砂糖を加える
01:14:38
「出来たぞ」 トレンチにコーヒーカップ、パンケーキの乗った皿を二つずつ乗せて厨房から出てくる 「……どうした」 何か見られている気がした
#フロレンツィア
01:14:46
「ふーん……キルシーが、ねえ……」 何だかにやけてしまう。
01:14:53
「なーんでもないわよ」
#オルハ
01:15:08
「悪いわね、コーヒーだけでも良かったのに」
キルシー
01:15:39
「……」 少し顔を顰めつつ、それぞれの前にコーヒーとパンケーキを出す 「……構わん。材料が残っていても腐るだけだ」
#フロレンツィア
01:16:27
「ありがと。ふふ、いただきます」
キルシー
01:16:31
「苦かったら勝手に足せ」 と、オルハの前に砂糖の入った入れ物を置く。パンケーキの上にはバターと、その周りにはオレンジマーマレードを添えてある
#オルハ
01:17:25
「ええ、ありがとう」 言ってコーヒーを一口啜ってから、さっと砂糖を入れ足した。
キルシー
01:17:43
「……」 結構入れたんだが、とオルハを見ながら自分も席に座る
01:18:39
「……起こす時に持って行ったコーヒーはブラックのままだった筈だがな」 飲めないことはないのか
#フロレンツィア
01:18:42
「うーん……いいわね。お洒落なカフェで休憩、都会の女って感じだわ」
#オルハ
01:18:59
「その発言が田舎者みたいよ」
01:19:14
「好き好んで飲みはしない、というだけね」
キルシー
01:19:35
「……満悦しているなら何よりだ」 テーブルで軽く頬杖をつくような姿勢でフローラを見て
#フロレンツィア
01:20:01
「水を差すようなこと言わないでよ。最近やっとディルクールでの生活にも慣れてきたんだから」
01:20:40
「ふふ、おかげ様で。……でも、ホント勿体無いわよね、営業してないなんて」
キルシー
01:21:34
「…………したところで、だ」
01:23:27
「何かが戻ってくるわけでもない……そのうち、誰かに引き渡すかもしれんな」
#フロレンツィア
01:23:54
「……その、切欠って、前に聞いた妹さんの……?」
キルシー
01:24:52
「…………ああ、そうだ」 ちら、とオルハにも視線を一瞬やってから
#オルハ
01:25:42
「……私の顔に何か?」 ようやく納得の行く甘さになったコーヒーをすすりつつ、そちらに視線を向けた。
キルシー
01:26:56
「いや……」 フローラには、他の連中に話すな、と言っていたが 「……まぁいい」
#フロレンツィア
01:27:43
「って、あ、ご、ごめん……」
#オルハ
01:28:04
「まぁ、そのくらい容易に察せられるわ」
01:29:00
「それに、どうしても知られたくないならわざわざ家を使っていいなんて言わないんじゃない?」
キルシー
01:29:20
「…………」 ふう、と息を吐いて 「……ああ、別に隠すつもりがあったわけでもない」 とフローラに答え
#フロレンツィア
01:29:58
「う、うん……」
GM
01:30:14
そんな会話をしていると、2階から物音がする。
キルシー
01:30:35
「招いたのは気分だ……――」 と言っていた処で言葉を止める
GM
01:30:46
物音ははっきりとした足音に代わり、ゆっくりと階段を降りてくる。
#オルハ
01:31:07
「あら――」 オルハとフローラの視線が階段へと向けられる。
GM
01:31:42
現れたのは、やつれた表情の中年男性。
01:32:18
無精髭も生え放題で、年齢には見合わない程皺があり、生気も薄い。
キルシー
01:32:45
「……」 意外、というよりも予想しなかった顔で 「……父さん」 どうしたんだ、とでも訴えるように
#レヴィン
01:33:22
「……ああ、キルシーとは違う声が聞こえたからね」
01:33:28
「アメルが……帰ってきたのかと思って」
#フロレンツィア
01:33:54
「……あれが、キルシーのお父さん……なのね」
キルシー
01:34:22
「――……ッ」 生気のない表情から発したその言葉に、キルシーの視線が思わず鋭くなる
#オルハ
01:35:02
「…………」
#レヴィン
01:35:20
「それで……アメルは何処だい……? 一緒に帰って来たんじゃないのかい……?」
キルシー
01:35:46
「…………父さん、何度言ったら分かるんだよ」 声が少し、震えている
#レヴィン
01:36:42
「……? 一体何の話だい、キルシー」
キルシー
01:37:37
「アメルは……アメルは、帰ってこないって……ッ」 ギリ、と拳を握り 「何度言ったら分かるんだよ……ッ!」
#フロレンツィア
01:38:04
「き、キルシー……落ち着いて……」
#レヴィン
01:38:44
「キルシー……アメルがいなくなって寂しいのは分かるが、そんなことを言ってはいけないよ」
キルシー
01:38:48
「いい加減に……――」 言葉を続けようとしたところで、フローラに諭され 「――ッ……」
#オルハ
01:39:01
「……ふう」
01:39:25
「申し訳ありませんが、私たちは彼の同僚で、アメルさんではありません」
キルシー
01:39:50
「……いつまでそんなことを」 唇を噛みながら首を横に振って
#レヴィン
01:40:37
「そうか……。キルシーが家に女の子を連れて来るなんてね。……はは、成長したものだなぁ」
キルシー
01:41:37
「…………」 茶々を入れられている気にもならない。黙って父の言葉を受け流す
#レヴィン
01:42:02
「すまないね、妹が長く家を空けていて、家族一同心配しているんだ」
01:42:44
「それに……君の首から下げているそれが、娘の身につけていたものと似ているように見えてね」 オルハの胸元に下げられた【アビス】を見て
01:42:58
無論、キルシーの目には似ても似つかないものにしか見えない。
#オルハ
01:43:24
「…………」 そんなレヴィンの言葉に僅かに表情が曇る。
キルシー
01:43:49
「何を言ってるんだ……全然違うだろ」
01:44:37
「……ご飯ならまた作って持って行く。客人に迷惑を掛けないでくれないか、父さん」
#レヴィン
01:45:48
「……やれやれ、思春期ももう過ぎただろうに、そんなことばかり言う」
01:46:15
「折角ご友人が来てくれたんだ。挨拶くらいはさせておくれ」
01:47:08
「レヴィン・ケイフォードです。息子がいつも世話になっているみたいで、苦労を掛けるね」
#フロレンツィア
01:47:22
「あ、いえ。キルシー……君にはいつも助けられてますし」
01:47:46
「あたしは、フロレンツィア・ヴァルトシュッツァーって言います」
キルシー
01:48:45
「……」 顔を俯けたまま、父の挨拶を黙って見ている。その表情は何処か沈痛
#オルハ
01:49:15
「〈明けの明星亭〉のオルハと。こちらこそ、いつも彼には世話になっています」
#レヴィン
01:50:14
「……二人共、気立てのよさそうな子じゃないか」
キルシー
01:50:38
「……ああ」 中身のない相槌
#レヴィン
01:50:43
「こんな子たちと一緒なら、心配しなくても大丈夫そうだね」
01:51:01
「……不肖の息子だが、これからもよろしく頼むよ、フロレンツィアさん、オルハさん」
キルシー
01:51:20
「……俺の心配は、しなくていい」
#フロレンツィア
01:51:31
「ええ、任せてください」
#レヴィン
01:52:17
「……一体誰に似たんだろうなぁ、そのつっけんどんな所は」
キルシー
01:53:19
「……さあ」 それも適当にぼかして返す
#レヴィン
01:54:15
「まったく……その子たちにもそんな態度を取っていたら駄目だぞ」
01:54:52
「……それじゃ、私は部屋に戻るよ。サーシャの体調もあまり良くなくてね。傍にいてやらないと……」
キルシー
01:54:56
「……俺の心配は要らないって、言ってるだろ。ちゃんとやってる」
#レヴィン
01:55:07
そう言って、またゆっくりと階段を上っていく。
01:55:12
その足取りは何処か覚束ない。
キルシー
01:55:34
「……」 上がっていく様子には目を向けず
#オルハ
01:56:04
「……成る程、ね」
キルシー
01:56:22
「……悪かったな」 静かに、二人へ
01:57:42
「……そう出てくるとはないかと思ったが」 人を連れてこないのも、これが原因だ
#フロレンツィア
01:57:45
「ううん……謝ることじゃないわよ」
キルシー
01:59:10
「もう、5年前から……ずっとだ。ああやって、現実を見ることもせず……」
#フロレンツィア
01:59:50
「キルシー……」
キルシー
02:00:12
「仕舞いには、すぐに何かの影を……妹と、アメルと重ねる」 オルハの首に掛かった【アビス】を見つめ
#オルハ
02:01:18
「……娘の喪失で崩壊した家族、か」 【アビス】を指で摘み、眼前へと持ってきて眺める。
キルシー
02:01:57
「…………」 オルハの言葉には応えない。否定もしない
#オルハ
02:03:31
「貴方が冒険者になったのも、それが原因?」
キルシー
02:03:48
「……ああ」
02:04:18
「魔動機院で銃を使うようになったのも、冒険者になったのも……全て、5年前の事件からだ」
#オルハ
02:05:51
「お父様は現実を見ることが出来ず、貴方は復讐に目を向けたのね」
キルシー
02:06:51
「――……俺の復讐すらも、崩壊と言うのか?」 復讐を悟られたことは、気に留めず
#フロレンツィア
02:07:37
「……さてね。それは、遂げてみないと分からないんじゃないかしら」
02:07:40
おっと
#オルハ
02:07:47
「……さてね。それは、遂げてみないと分からないんじゃないかしら」
キルシー
02:08:54
「……ふん」 オルハから視線を外しながら 「何とでも言うがいい……邪魔さえされなければ、何でもいい」
#オルハ
02:09:42
「邪魔をするつもりなんて毛頭ないわ。むしろ、貴方が望むのなら手助けをするつもりさえあるわ」
キルシー
02:10:37
「……さてな。利用させてもらうことはあるかもしれんが」
02:11:35
「それで……もういいだろう」 この話を避けるように 「休憩は十分済んだ筈だ」
#オルハ
02:11:44
「なら、好きなだけ利用すればいいわ。それで貴方が貴方で在れるのならね」
#フロレンツィア
02:11:52
「あ、う、うん……」
02:12:27
「えっと……キルシー。ひとつだけいい?」
キルシー
02:12:28
「…………ちっ」  オルハの言葉に小さく舌打ちして、テーブルの上の食器を片付け始める
02:12:34
「……何だ」
02:12:53
手を止め、フローラを見る
#フロレンツィア
02:13:22
「あたしも、大事な家族を失ってるから、キルシーとレヴィンさん、二人の気持ちはちょっとは分かるの」
02:13:43
「でも……あんまり1人で背負い込むのは止めてよね」
キルシー
02:14:52
「…………」 フローラの言葉を聴き終わってから改めて食器を片付け 「……余計な世話だ」 背を向けて厨房へ向かいながら
#フロレンツィア
02:15:48
「…………余計なこと言っちゃったかしら」 さみしげにその背中を目で追って
#オルハ
02:16:08
「いえ、余計でも無いでしょう」
02:17:24
「貴方の気持ち自体は、届いていると思うわ」
#フロレンツィア
02:17:59
「……だといいけど。……うん、ありがと。オルハも偶には優しいこと言うわね」
#オルハ
02:18:21
「一言余計よ」 言いつつ、立ち上がって荷物をさっきより多めに持った。
キルシー
02:19:11
「……終わった。行くぞ」 食器を洗い終わり、厨房から現れ
#フロレンツィア
02:19:31
「じゃあ、一度明星亭まで戻りましょうか」
キルシー
02:19:56
「…………」 彼女が荷物を多く持っていることには気付くが、何も言いはしない 「……ああ、それでいい」
#オルハ
02:20:03
「了解」 その頃には既に入り口の近くまで行っていた。
GM
02:22:03
 
02:22:05
 
02:22:18
ということで、お疲れ様でした。
キルシー
02:22:31
お疲れ様でした
GM
02:22:43
こっちは撤退だー><
キルシー
02:22:50
……さっさと帰って身体を休めておけ、GM
キルシー
02:22:51
おう
マシュー
02:22:53
ご苦労さん。次は出来れば美女を伴って来てくれよなー、キルシー
発言統計
その他(NPC)249回50.8%6582文字49.9%
キルシー176回35.9%4975文字37.7%
GM65回13.3%1628文字12.3%
合計490回13185文字