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20131116_0

2013/11/16
ジーク
20:56:50
よっ、GM。来たなら声かけてくれよ、つれないな。
エリック
20:57:04
君は……ジークか。悪いが、このルームは3人用なんだ。
GM
20:57:14
初めてジークの入室見たわ。
エリック
20:57:43
君は……キルシーか。悪いが、このルームは3人用なんだ。
ルーベルリア
20:57:55
来てくれたのね、クリストファー。……嬉しい。
キルシー
20:57:58
3人じゃねえか!
GM
20:59:02
GMだけハブられる。
20:59:09
じゃあGM最初はナレーションだけしたら
20:59:12
見学に徹するから
20:59:18
よろしくお願いします。
ジーク
20:59:18
ハーイ
キルシー
20:59:20
(のほほん
ジーク
20:59:23
よろしくおねがいします
キルシー
20:59:25
よろしくおねがいします
クリストファー
20:59:31
よろしくお願いします。
GM
21:00:09
 
21:00:11
 
21:01:11
《適応種》のアクアケイド襲撃から2日後、あまりゆっくりとしていられない状況であるのは確かだが、動くにも情報が足りず、すぐに動いても危険が増すばかり。
21:01:41
勝手に行動することも許されぬ状況であるため、君たちは思わぬ形で休暇を得ることとなり、各々好き好きに過ごしていた。
21:03:19
発端は誰だったか、丁度良い機会だからと君たちは「アクアケイドで3人だけが感じた違和感」について話し合う機会を設けることとする。
21:04:17
その日の午前、〈明けの明星亭〉に集まった君たちは、ブランシェの許可を得て、その空き室のひとつを借りてその件について話し合うことにしたのだった。
キルシー
21:05:09
「――それで、話があると言っていたが」 最後に部屋へ入り、パタンと扉を閉める
ジーク
21:06:04
「ああ。ま、座れよ」 テーブルの上に、3人分のコーヒーを配っておくと、自分も言葉通りに座る
クリストファー
21:06:25
「……」 気乗りしなさげな表情で椅子に座り、足を組む。
21:06:44
「……ま、大体なんの話する気なのかは、察しがつくが」
ジーク
21:06:53
「悪ィな、ちっとばかし……きちんと確認しておきたいことがあってさ」
キルシー
21:07:04
「……この三人で共通すること、といったところか」
21:07:23
同じように座ろう
ジーク
21:07:24
「そういうことだ」 こくり、と頷くと、コーヒーで唇を湿らせる
21:07:57
「あの、アクアケイドで起きた事だ。って言えば、何のことか判るだろ?」
キルシー
21:09:00
「……起きてない筈の事が起こり、起こった筈の事が無かったことになった」
21:09:23
「未だに信じれないが……な」
ジーク
21:09:28
「ああ。――浚われていたのは、ルーじゃなかった」 テーブルの上に両肘をつき、手を組む
クリストファー
21:11:37
「……コークル殿下が攫われそうになり、ジークとルーがそれを庇って、結果ルーが攫われた」
ジーク
21:12:14
「実際はな。だが違う……あの時確かに、俺はコークルを庇いきれなかったんだ」
21:13:11
「それに、コークルが攫われた後の出来事が――見えたように思う」 お前らは? と目で問いかける
クリストファー
21:14:15
「……どうだったかね。忘れたよ」
キルシー
21:14:30
「……忘れるワケがないだろう。あんな形で殺されている姿だけを焼き付けられたんだ」
ジーク
21:14:52
「……」 クリスには半眼で睨み、キルシーへ頷いた
キルシー
21:15:32
「結果とすれば、コークルは助かった」
21:16:04
「ルーベルリアが命を落としたということでもない。そう思えば悪くはなかった……結果に関しては、だが」
ジーク
21:16:18
「結果はな……」 ふぅ、とため息
21:16:27
「あん時さ、二人はどうだったかわからねえけど、俺はそれを”否定”したんだ。ンなことさせるか、ってさ」 ルーベルリアが握ってきた手を開いて、じっと見つめる。
21:17:14
「そうしたら、気がつけばルーが手ェ取って、今までの出来事が思い起こされた」
21:18:08
「思い出したんじゃないな。未来の事もなんか在った様な気がする」 ぽりぽりと、後ろ頭をかく
キルシー
21:19:01
「…………」 腕を組み 「全く同じとは言えないが」
21:19:28
「俺達は過去に一度、同じように何かが頭に流れ込むような……そんな体験をしている」
ジーク
21:19:43
「ルーを見つけたとき……だよな」
クリストファー
21:19:44
「……白昼夢でも見てたんだろ」
ジーク
21:20:32
「……クリス先輩、あんまはぐらかしてられないんだぜ、コレ」 困ったような、怒ったような。よくわからない表情でクリスを咎める
キルシー
21:20:50
「いくらジークであろうとも、あの状況で夢を見れるほど呑気じゃない」
ジーク
21:21:07
「おい、いくら俺でもってどういうこと――まあいい」 これ以上脱線させるのもよくない
キルシー
21:23:33
「それはともあれ……あの遺跡と似たような体験で、それも今度はルーベルリアによって引き起こされた可能性が高い」
ジーク
21:23:33
「……あれは、一体何だと思う?」 乗り気にならないクリスを横目に、しっかり話しに乗ってくるキルシーと向き合う
キルシー
21:24:24
「何かは分からないが……そのヒントがあの遺跡にまだ隠されているのではないか」
21:24:48
「俺はそう思っている」
クリストファー
21:24:56
「……お前らの言ったことが事実だとして――だからって、どうするつもりだ?」
ジーク
21:25:03
「あの遺跡か……そういえば、俺ら自身は一切タッチしてないな」 なるほど、と顎に手をあてて唸る
21:25:43
「クリス先輩が言ってる事も、確かにもっともではあんだよな」 どうするのか、ということについては深い考えはない
キルシー
21:26:26
「……」 目を一度伏せ
ジーク
21:26:38
「ただ、その辺りを調べないで放置しておくと後々後悔しかねない。あの銃剣使い……弓使い? のことも、芋づる式にわかるかもしれねえしよ」
クリストファー
21:26:47
「未来を見る。起こった事実を改変する。これが事実なら、とんでもない力さ」
キルシー
21:26:47
「……もし、もしもだ」
21:27:21
「今回のように死ぬ可能性のある人間を救えたり、その逆だってあるかもしれない」
ジーク
21:27:43
「……」 クリスとキルシーの言葉に、静かに頷く
クリストファー
21:27:45
「……」
キルシー
21:28:00
「それが確実に使える方法が見つかったとしたら……人間はどうする?」
クリストファー
21:28:16
「こんなことは、にわかには信じられない。誰かに話したところで、俺らのイカれた妄言ととられかねない」
ジーク
21:28:24
「……言うまでもねェこったろ」 どっか、と背もたれに身体を押し付けて
クリストファー
21:28:30
「んで、信じられたとして、ほら、みろ」
21:28:42
「キルシーの言うとおりさ」
ジーク
21:29:14
「だったら、クリス先輩はコレをどうするっつーんだ?」 否定ばっかだが、腹案があるのか
クリストファー
21:29:53
「迂闊に吹聴すりゃ利用しようって奴は出てくる。かといって俺らだけじゃ手に負える気はしない」
21:30:34
「だから、はなからそんなぶっ飛んだことは“なかった”。それでいいだろ」
ジーク
21:31:13
「先輩、そりゃなんの解決にもなんねえよ!」 ぼかしたような発言ばかりに、強い口調で否定する
キルシー
21:32:02
「……いや」 ジークに対して首を横に振り 「まず、お前は“何”を解決するつもりだ」
21:32:43
「この話にはその焦点がまだ見えていない」
ジーク
21:33:01
「”何”って……そりゃ、ルーの事だろ。記憶もねえ、力はある、ワケのわからん仮面まで出る」
21:33:23
「何もわかんねぇまま毎日過ごして、あいつを守ってるって言えんのかよ」
21:34:06
「俺は、そうするって決めたからあの遺跡から連れ出したんだ。だったら、それに責任を持つべきだろ」
キルシー
21:35:12
「……それは俺の選んだことではないがな」 守るだの何だの 「つまり、お前が今日この話を俺やクリスとすることで」
21:35:25
「お前がどうやってルーベルリアを守るか一緒に考えてくれ」
21:35:45
「そういう話でいいのか」
ジーク
21:36:28
「そういう気が無い、つったら嘘だが」 と前置きをして
21:37:07
「俺が聞きたかったのは、あそこで起きた出来事と、その体験の確認だ。あの頭痛が俺だけじゃなかったか、知りたかった」
21:37:48
「それに――あれが間違いじゃないなら、キルシーやクリス先輩だって他人事じゃねえだろ」
キルシー
21:38:36
「……正直、関わりたい類の現象ではないのだがな」
21:38:53
「残念ながら、起きてしまった以上は他人事ではあるまい」
ジーク
21:39:25
「だから声をかけた。……なんつか、キルシーに言われてみると確かにそうだよな」 どうやって守るのか、考えろ。なんて、考えてもみなかったが、やってることは事実そうだ
クリストファー
21:39:31
「他人事じゃないってんなら、尚更だ」
ジーク
21:41:03
「ま……いいさ」 ふぅ、とクールダウンして力を抜く
クリストファー
21:41:23
「迂闊に波風立てて、それで余計に事態がヤバくなったらどうする。俺らは物語の中出てくるような英雄でも勇者でもないんだぞ」
21:41:49
「でかい流れに飲み込まれたら、あっという間に一巻の終わりだ」
ジーク
21:42:34
「何もしない事が、クリス先輩にとっての正解だ……って言うのか?」 やや脱力した様子で、苦笑しながら言う
キルシー
21:42:48
「……悪いが、俺らが何もしなくても相手から来る可能性は否定できんぞ」 クリスに目を向け
21:43:02
「ルーベルリアの力について知っている相手が増えてしまったのだから、な」
ジーク
21:43:35
「つーより、俺らより深く理解がある様子だったよな」 ぎい、ぎい。椅子の前足を浮かして、ふらふらと揺れる
キルシー
21:44:01
「……そうだな」
クリストファー
21:44:26
「そんときはそんときだ。けど、来ないかもしれないんならこっちから突っ込んでいくこたないだろ?」
ジーク
21:44:27
「逆に、あの……マシュー先輩やオルハ先輩がやりあってたあいつは、ルーとは別口だな。アレはアレで考えてお金えと」
クリストファー
21:45:54
「あれこそ俺らが考えることじゃねえよ。テロリストにどう対処するかなんてお国のやることだぜ」
キルシー
21:46:16
「ああ、此方から突っ込んで行くことはない」 それには同意して 「だが、調べれる範囲にあるものは知っておいて悪いことはないだろう」
ジーク
21:46:25
「ま、そっちはな。依頼でも来なきゃ放置でいいとは思うんだが」 コークルを狙っていたのは気がかりだな
キルシー
21:46:44
「だから俺は先程言ったように、遺跡の話を挙げた」
ジーク
21:47:27
「俺は、そっちを全く考えてなかったぜ。キルシーって思った以上に良く見てんだな」 アテにはしてたが
クリストファー
21:48:02
「遺跡、な……それだって、いずれは公的機関の連中が調べると思うがな」
キルシー
21:48:38
「……今回は3人が同じ場所に居たが」 ジークの言葉に対して 「全員が離れ離れのところで同じようなことが起こっても困るだろう」
21:48:59
「その可能性も考慮して、知っておくべき部分は調べておきたいと思った……それだけだ」
ジーク
21:49:55
「……その可能性はあるが、あれって離れてる時に発生するのかね?」 3人揃って意味があるんじゃないか? とも思う
キルシー
21:50:46
「遺跡の扉が開いた切欠を忘れた訳ではないだろう。あれはおそらく、自ら出向いた方が早い」 とクリスに
21:51:17
「それすら分からないから、な」 だから調べるんだよ>ジーク
ジーク
21:51:29
「ごもっともで」 そりゃそうだ、と笑った
クリストファー
21:51:34
「……はあ」 何でキルシーまでこう乗り気なんだか。
ジーク
21:52:02
「よくわかんないんだが、クリス先輩はなんでそんな乗り気じゃねえんだ?」 やや首をかしげて
キルシー
21:52:47
「……」 クリスを見て何か言いかけるが、ジークの問いがあったので様子を眺める
クリストファー
21:54:18
「そりゃ……乗り気になる理由がないからだよ」
ジーク
21:55:26
「ヘンな話だけど……俺ら、冒険者ってやつだろ? 普通、遺跡だの謎解きだの、本業の範疇じゃねえか?」 そういうの、ワクワクするっていうのは真実の一つだと思っているのだけれど
クリストファー
21:57:56
「冒険者だから、だよ。慈善事業でやってんじゃないんだ。割に合わない仕事なんて、誰だってやりたかないだろ?」
キルシー
21:58:21
「……自分の身に、得体の知れない変化が起きている」 クリスに視線を向けて 「それでも、知らない振りを出来るアンタは度胸があると言うべきか」 ただの臆病なのか。それは口にせず
ジーク
22:00:16
「割りに合う、合わないって……」 困ったように口を止める
クリストファー
22:03:01
「俺は臆病なんだって言っただろ?」 言われなかった事を敢えて自分で口にする。 「そんで、それが普通なんだよ。誰だって怖いもんには触りたくない」
ジーク
22:03:41
「……前も似たようなことを聞いたけど、もっかい聞いていいか?」 クリスを前に、もう一度切り出す
クリストファー
22:04:36
「何だよ」
ジーク
22:05:13
「なんで冒険者を選んだんだ? それこそ、もっと安全で平和な仕事があったろ。金が欲しい……っていうほど、金に飢えてるようにも見えねェし。何でだ?」 
キルシー
22:05:54
「……」 確かに、彼の言動と冒険者のリスクは一致していない
クリストファー
22:09:46
「……成り行きって奴だよ。今更そう簡単に転職ってわけにもいかないな。それに、ちゃんと選り好みすりゃそうヤバい依頼にあたることもない……はずだったからな」
22:10:18
「ま、なんでかここ最近はどうにも厄介な依頼ばっかやる羽目になっちゃいるが……」
ジーク
22:11:20
「……そうか」 困った顔で思案して、立ち上がる
キルシー
22:11:34
「……嫌な話ではあるが、出向いた先が全て異変だらけなのは確かだ」
ジーク
22:12:57
「悪かったよ。アンタがそういう事情で冒険者やってんなら、こうも巻き込むべきじゃなかった」 本気で困らせるのも、正直乗らない。
22:14:37
「厄介な、って話は、多分俺が出てきてからなんだろうしな」 影のある表情で、小さい声で漏らす
キルシー
22:14:38
「……」 珍しい、と言うべきか。彼がそんなことを言うのは
クリストファー
22:16:08
「解ってくれて嬉しいね」 別段嬉しくもなさそうな口調で。 「話はこれで終わりでいいか。ま、続けるってんなら俺は出てくが」
ジーク
22:16:57
「ああ。時間をとらせちまったな」
22:18:15
「アンタが降りるんなら、もう止めねェよ。他の先輩にあたってみるとするさ」
クリストファー
22:18:19
「じゃあな」 立ち上がって部屋を出ようとして。 「……一応、先輩として言ってはおくけどな」
キルシー
22:18:31
「…………」 ちら、と出て行こうとしたクリスを見やり
クリストファー
22:20:21
「お前みたいに何でもかんでも首突っ込もうとしてると、そう長生きできないぞ」
22:21:03
「程々のところで手ぇ引いといた方がいい。人生、諦めが肝心ってな」
ジーク
22:21:39
「耳には入れておく」 だが、
22:23:43
「俺は長生きしたいわけじゃねえ。自分がかわいいわけでもねえ。ただ、誰かの為に戦いたいだけだ」 だから、止める気はさらさらない
クリストファー
22:25:58
「……そうか。だったら尚更、よく考えて行動するんだな」
ジーク
22:29:19
「ああ」 後悔しないようにはしとくさ
クリストファー
22:30:51
「……あの時」
22:31:36
「殿下を連れてった先で、垣間見た未来の通りに殿下が殺されたら、お前はどう責任とるつもりだったんだかね」
22:31:50
と、それだけ言えば、部屋を出て行く。
ジーク
22:32:28
「……」 苦笑を浮かべて、その背中を見送った
キルシー
22:33:27
「……」 出て行ったクリスの背を黙って眺め
ジーク
22:34:41
「次からクリス先輩の手は借りられねェかなあ」 他も考えておかないと
キルシー
22:35:02
「……さてな、どうだか」
ジーク
22:35:37
「んん? 話聞いてただろ、クリス先輩は成り行きでやってるだけだって。連れ回すのもちっと悪いだろ」
キルシー
22:36:03
「……ああ言っていたのに、本来嫌がるであろうことに付き合ってくれる面もある」
22:36:43
「だから毎回、クリスに何と言えばいいのか分からん」 困ったものだ
ジーク
22:37:06
「まあ、そこは先輩だけに」
22:37:21
「ほったらかしにするわけにもいかねえんじゃねえかなぁ」 俺もよくわからんが
キルシー
22:37:42
「……そうかもしれない、な」 ふう、と一息ついて 「さて……」
22:38:03
「ジーク、先程の続きになるが一つ問い忘れていたことがある」
ジーク
22:38:03
「まあいいや。とりあえず遺跡については今度予定を立ててみようぜ」
22:38:24
「一体何の件だ?」 他にもあんのか
キルシー
22:39:04
「ああ」 遺跡の件については首を縦に振る 「今回、当事者3人で話そうと集まったが」
22:39:37
「お前、肝心のルーベルリア本人に訊いていないんじゃないのか」
ジーク
22:40:07
「あー……」 困ったような表情を浮かべて
キルシー
22:40:23
「……その表情を見る限り、気を遣って訊いていないようだな」
ジーク
22:40:49
「……記憶も無い訳だろ?」 気を使って、まで読まれてはぐうの音もでない
キルシー
22:41:43
「恐らく、な」
22:42:07
「……まぁいい。それについてはお前に任せる」 ルーベルリアをどうするかはジークに委ねているわけだし
ジーク
22:42:36
「ああ。流石に今回の件は、ちっと聞いてみようと思うよ」
キルシー
22:43:38
「ああ」 頷いて 「……俺もクリスとは異なるが、別にルーベルリアの為に動いている訳ではない」
22:45:06
「あくまで己の身に何が起きているか。何が起こるのか。それを知るためだ」 ジークの目を見て 「話ぐらいは聞いてやるが、この先、あの女をどうするかは自分で決めろ」
ジーク
22:45:10
「判ってるって。悪かったよ、無理に押し付けようとして」 今回の召集も、そういう側面が在ったような気がして悪いと思っているんだ
キルシー
22:45:52
「ふん……別に謝れとは言っていないだろう」 席を立ち
22:47:06
「俺もそろそろ行く。遺跡の件に関しては適当に連絡を入れておけ」
ジーク
22:47:17
「判った事があったら伝えるよ。俺も俺なりに聞いて回ったりしようと思ってるし」
キルシー
22:48:13
「ああ、それがいいだろう」 頷いて 「では……な」 部屋を後にした
ジーク
22:48:34
「おう。助かるよ」 んじゃな、とキルシーを見送って
22:49:29
「さてそれじゃあ……」 どこから手をつけるかね、と冴えない頭をめぐらせて、天井を仰いだ
GM
22:50:13
 
22:50:14
 
22:52:02
では、地獄の二窓を始めようか。
22:52:04
こっちはジーク。
ジーク
22:52:06
はーい
GM
22:53:48
 
22:53:49
 
TOPIC
22:53:55
休暇2日目 午後 by GM
GM
22:59:21
キルシー、クリスと別れた後、君は次の行動について考えてみた。
22:59:44
ルーベルリアに尋ねることも大事だし、他の冒険者の先輩に意見を伺ってみるのも良いだろう。
22:59:58
どれから始めるかと街を歩いていたとき、君は1人の見知った顔と出会う。
#オルハ
23:01:13
「――あら?」 その手には小さな紙袋が抱えられている。
ジーク
23:01:58
「ン? ああ、オルハ先輩」 小さく手を上げて
23:02:24
「何やってんの?」 買い物? と歩み寄って
#オルハ
23:03:03
「買い物と言えば買い物ね。貴方は?」
ジーク
23:03:52
「俺はちっと考え事してたらここに流れ着いたっつーか。暇してた」 
#オルハ
23:04:22
「考え事? 珍しいわね」
ジーク
23:04:55
「おいおい、先輩。俺は常日頃からちゃんと考えちゃいるんだぜ?」
#オルハ
23:05:20
「知人に1人、同じことを言うけど何も考えていないのが居るわ」
ジーク
23:05:53
「そいつは頭の残念なやつだな。俺から言っといてやるよ」
#オルハ
23:06:17
「もう再三言っているわ。ついでに、今からも言いに行くけれど」
ジーク
23:06:30
「そりゃあ――っておい、俺かよ!?」
#オルハ
23:06:44
「違うわよ」
ジーク
23:06:59
「なんだ皮肉かと思ったぜ……」 顎の下の汗を拭う
23:07:29
「一体何処に行くんだ?」
#オルハ
23:09:03
「言いたい気分ではあるけどね」 肩を竦め。 「魔動機院。ミック君とアンネリースに用があって。ついでに、ラーゼにお遣いを頼まれたのよ」
23:09:29
「『今センセーの邪魔をするのに手が離せないからお菓子買ってきてー』とね」
ジーク
23:10:00
「ああ、イクスラーゼか。あいつってあんまり他人って気もしねえんだよなあ……うん?」
23:10:16
ふと思いついたように小さく唸り
#オルハ
23:11:17
「馬鹿という点は共通しているわね」 真顔で。
ジーク
23:11:56
「センセーか。そういうのもありだな」
23:12:23
「なあ、オルハ先輩。俺もついてっていいか? ちょっと用事を思いついた」
#オルハ
23:13:08
「構わないけれど、五月蝿いのが一緒についてくるかも知れないわよ」
ジーク
23:13:29
「あいつのこと、俺は別に嫌いじゃねえよ」
#オルハ
23:13:52
「そう。じゃあ、行きましょう」
ジーク
23:14:18
「おう、悪ィな」 こくん、と小さく頷くと、オルハの横に並ぼう
GM
23:14:18
 
23:14:35
その後、二人は歓談しながら魔動機院へと向かう。
23:15:43
受付に話を通せば、研究室の一室へと案内される。テムズと多少交友があるロイは、歴史的見地から魔動機術の解明に協力するという理由で、割と頻繁に魔動機院を訪れることがあるようだ。
23:16:53
研究室の扉を開くと――
#イクスラーゼ
23:17:28
「あ、もう無理! まじ無理! あたしの頭の中が大破局!」
#ロイ
23:17:48
「はあ……これだからお前に物を教えるのは嫌なんだ……」
ジーク
23:18:23
「……とんでもねえもん頭ン中に起こしてんじゃねえよ」 思わずツッコミが先に
#オルハ
23:18:40
「馬鹿がご迷惑をお掛けしているようで」
#ロイ
23:18:56
「……おや?」 椅子の背もたれに体重を掛けて、君たちを見た。
#イクスラーゼ
23:19:06
「あ、オルハにジークじゃん。やっほー」
ジーク
23:19:16
「よ。元気にしてたか?」
23:19:25
イクスラーゼに手上げてハイタッチだ
#イクスラーゼ
23:20:28
「元気元気超元気。大破局起きてたけど」 いえーいとハイタッチ。
ジーク
23:20:44
「それは元気っていわねえよ。ロイさんも、チーッス」
23:21:44
「しっかし、一体何をしたら大破局が起きたんだ?」 
#ロイ
23:21:45
「俺の邪魔をしてくるくらいには元気だけどな……」
#オルハ
23:22:18
「まぁ、ラーゼを研究室に入れるという時点で間違っているわね」
#ロイ
23:22:38
「ちょっとした魔動機の解析をね」
ジーク
23:22:41
「ま、コイツの場合退屈してたらドアの鍵ぶっ壊してでも入ってくるだろ」
#ロイ
23:23:06
「魔動機文明時代前期のもののようで、前期ってどんなのだったのとコイツが聞いて来るから、それに答えていたんだ」
#イクスラーゼ
23:23:16
「失礼な。流石にドアの鍵は壊さないよ」
#オルハ
23:23:25
「ドアごと壊すものね」
ジーク
23:23:29
「あー、成る程な……」 俺も聞き流しそうだ
23:24:25
「ハハ……」 オルハとイクスラーゼのやり取りに少し笑って
23:24:48
「なあ、ロイさん。アンタちっと暇作れっか?」 聞きたいことがあるんだ、と続ける
#イクスラーゼ
23:25:03
「大体センセーの話がつまんないのが悪い」
#ロイ
23:25:10
「聞いたのはお前だろ……」
23:25:21
「俺かい? 構わないが、一体どんな話だ?」
ジーク
23:25:52
「んー、アンタの興味が向く話かわかんねえんだけど、歴史とかに関わる話さ」
#ロイ
23:27:08
「はは、大体どんな話でも俺の興味は惹かれるけどね」
ジーク
23:27:34
「だったらいいかな? イクス、お前も聞くか?」
#イクスラーゼ
23:28:23
「面白い話なら歓迎」
#オルハ
23:28:34
「十中八九、邪魔になると思うけどね」
ジーク
23:29:01
「いいってことよ。邪魔つっても、それはそれでいい発想の転機になるかもしんねーし」
#オルハ
23:29:42
「そう。じゃあ、このまま此処に置いていくわ」
ジーク
23:29:48
「世の中、無駄だと思ってる事も改めて見りゃ必要だった事ばかりかもしんねーしさ」 適当に椅子とか探して腰を下ろそうかな
#オルハ
23:30:03
「ラーゼ、くれぐれも迷惑だけは掛けないように」 紙袋をイクスラーゼに押し付けた。
ジーク
23:30:05
「あ、悪いなオルハ先輩。連れてきてくれてあんがとよ」
#イクスラーゼ
23:30:18
「ばっちりょーかーい。あたしに任せといて。あとお菓子ありがと」
#ロイ
23:30:31
「はは、君も彼女に振り回されて大変だな……」
#オルハ
23:30:47
「いいえ、私も魔動機院に用があったのだしね」 >ジーク
ジーク
23:30:59
「用事って?」
23:31:27
オルハ先輩は、あんまここには縁がないと思っていたけれど
#オルハ
23:32:11
「言ったじゃない。ミック君とアンネリースに用がある、と」
ジーク
23:32:52
「ああ、そういやそうだったな。ってこた、新しい――って、先輩武器必要なのか?」 なんかこないだ、武器使わずにすげえことしてたような
#オルハ
23:33:23
「武器は必要でしょう。無くても戦えはするというだけで」
#イクスラーゼ
23:33:37
「あれ、今までの刀は?」
ジーク
23:34:07
「この間の戦いでへし折れちまったんだよ」 >イクス
#オルハ
23:34:10
「つい一昨日に折れたのよ。結構気に入っていたのだけれどね」
#イクスラーゼ
23:34:19
「その話今度詳しく!」
ジーク
23:34:42
「何でお前そんな興味津々なんだ?」 折れた話って面白いか?
#ロイ
23:34:42
「何なら今からオルハさんと二人でそれについて話して来てくれてもいいんだけどなあ……」
ジーク
23:35:48
「ハハハ、だってよ。どうする?」 イクスラーゼへ問いかけ
#イクスラーゼ
23:36:25
「ううん、今度でいいよー。オルハ、今あたしの相手するの面倒臭そうな顔してる」
#オルハ
23:36:37
「察してくれてありがとう」
ジーク
23:36:43
「そうじゃない顔ってしたことあんのか……?」 真顔で
#イクスラーゼ
23:37:29
「あ、あるよ」 震え声。
ジーク
23:37:40
「お、おう……そりゃよかったな」
#オルハ
23:37:40
「あったかしら……」 真剣に悩んだ。
#ロイ
23:37:58
「無さそうだなあ……」 割とマジで。
#イクスラーゼ
23:38:28
「ふーんだ。もういいですよーだ。あたしは今からジークとセンセーと話して知的女子になってオルハを見返すから!」
#オルハ
23:38:36
「そう。頑張って。それじゃあ」
ジーク
23:38:48
「……ま、こいつの面倒はこっちで見るから。先輩は武器見に行ってきなよ。あ、俺が新しい獲物を相談したいって言ってたって、伝えておいてくれ」
#オルハ
23:38:53
棒読みでそう返すと、既に扉に手を掛けていた。
23:39:14
「了解。伝えておくわ」
ジーク
23:39:17
「先輩も知っての通り、さ」 コツン、と自分の脚を叩いて見せて
23:39:46
「よろしく頼むわ」
#ロイ
23:40:03
「それじゃあ、また」 オルハを見送って。
23:40:30
「さて……」 椅子の向きを変えて、ジークに向き直ろう。 「それで、話というのは?」
ジーク
23:40:46
「ああ。っと、その前置きなんだが」
23:41:37
「あんまり他言はしないで欲しいのと……頭のおかしくなったような話をするけど、正気を疑わないで欲しいってことを言っとく」 無茶苦茶いってんのは、自覚がある。
#ロイ
23:42:26
「大丈夫だ、慣れてる」
#イクスラーゼ
23:42:33
「え、それって」
ジーク
23:42:37
「マジかよ」 慣れるのか
#ロイ
23:42:47
「さあ、続けてくれ」 イクスラーゼはスルーした。
ジーク
23:43:02
「……」 やや可愛そうな目でイクスラーゼを見た後、
23:43:28
「回りくどい話は苦手だから、ざっくり話すぜ」
#ロイ
23:43:51
「ああ、そうしてくれ」
ジーク
23:45:37
「俺の経験した話なんだが……一度、歴史を改竄した。……かもしれない」 自信がなさそうなのは、不確かな話だからだろう
#ロイ
23:45:57
「……歴史を、改竄?」
#イクスラーゼ
23:46:04
「なにそれすごい」
ジーク
23:46:17
「過ぎた出来事を巻き戻して、違う結果にすげ変える。っていう、ありえねぇ現象に遭遇した。遭遇つか、意図的に起こしたのかもしれない」
23:46:42
「でも、俺……ああ、俺以外はみんな認識できてないみたいなんだ。その、変わったって現象に」
23:47:08
俺たち、と言い掛けて、先程巻き込まないと言ったばかりだったことを思い出して言い直す
#ロイ
23:47:38
「意図的に起こしたという割には、随分曖昧な物言いだが……」
ジーク
23:49:12
「どう説明したもんかな」 がりがりと頭をかいて
#イクスラーゼ
23:49:36
「あたしにも分かるよーに分かりやすくよろしく」
ジーク
23:49:49
「起こしたい、とは思ったよ。でもさ、それってできない事だろ?」 普通はさ
23:50:59
「でも、やれたんだ。多分、そこにゃルーの力添えがあったからなんだろうけど」
23:51:30
「だから、俺ひとりの力じゃないし、どうやったか再現もできそうにない。……だからちょっと、曖昧な感じでさ」
#ロイ
23:52:03
「……話を聞く限りじゃ、ルーベルリアさんに秘められた力の発現のようだが」
23:52:22
「起こしたいと思ったのは君……か。妙なこともあるものだな」
ジーク
23:52:34
「どうだろうな。アイツ一人じゃ出来ないような気もするんだ」
23:53:35
「自惚れかもしれねえが、俺自身何かあるような……そう思っててさ」 自分の手のひらを見つめて
#ロイ
23:54:46
「ああ、そういえば君の身体検査は、結局まだ出来ていなかったか」
ジーク
23:55:10
「そっちも早いトコ頼むわ。気になってしょうがなくなってきた」
#イクスラーゼ
23:55:13
「うーん、確かにジークはこう、匂うけどね」
#ロイ
23:55:27
「そうだな。副院長にも伝えておくよ」
ジーク
23:55:41
「前も言ってたな、それ。なあロイさん。イクスってなんかそういう能力とかもってんの?」 イクスラーゼのことをロイに聞く
#ロイ
23:55:58
「……」 首を横に振った。
#イクスラーゼ
23:56:16
「いやいや超あるし。超能力みたいなのが超あるし」 野生の勘だけど。
ジーク
23:56:27
「んじゃあ、カンみたいなもんか。俺も危険な場所とかは”匂う”ように感じることがあるし」 
#イクスラーゼ
23:57:07
「そうそう、それと似たようなものかな。不思議な力を感じるというか、そんな感じ?」
ジーク
23:57:15
「でもそれって、どういう”におい”なんだ? 危険とか、なんていうか雰囲気があるだろ」 そういうのって
#イクスラーゼ
23:58:04
「……うーんとねー」
23:58:13
「……つよわい、みたいな?」
#ロイ
23:58:20
「まったく意味が分からないぞ」
ジーク
23:58:22
「おい」 わかんねーよ
23:58:38
「強い、ような気配がするんだけど、実際弱くてよくわかんねーってことか?」
#イクスラーゼ
23:59:03
「そんな感じかも」
ジーク
23:59:45
「オルハ先輩やらマシュー先輩の本気の一部を見た後でなら、自分がまだ弱いってのも納得が行く話だが」
2013/11/17
00:00:04
「強い……か」 何が強いのやら。
#イクスラーゼ
00:00:11
「へー、見たんだ」
ジーク
00:00:25
「そっちは後でな。折れたときの話と一緒にしてやるよ」
#ロイ
00:00:42
「うーむ……俺にはその感覚が分からないからなあ。もう少し理論的な話にならないと何ともいえないな」 匂いについては。
#イクスラーゼ
00:00:48
「きゃっほう」
ジーク
00:01:26
「で、ロイさん。必要な話だからそういう不思議体験を話したけど、そのものを聞きたいわけじゃないんだ」
00:01:54
「俺が聞いてみたいのは、過去の歴史で”明らかにこんな風にはならなかった”ように思う出来事って、前にあったかどうかを利きたいんだ」
#ロイ
00:02:41
「ほう……?」
00:02:54
「……成る程、歴史の“歪み”か」
ジーク
00:03:04
「アンタは歴史に詳しい。だったら、そういうことも鼻が利くかと思ってさ」
#ロイ
00:03:31
「君の話を聞いた時に、真っ先に思い出した話がひとつある」
ジーク
00:03:35
「それに、他の学者からはぐれてんなら、変に凝り固まった概念から遠いと思ってさ」
00:03:59
「思い出した話っつーと?」
#ロイ
00:05:44
「フレイオン・フェンディルという名前は知っているかな」
ジーク
00:06:21
「……いや? 悪いが、基本的に俺はなんも知らないと思ってくれていい」 それこそイクスを相手にするみたいにしてくれ
00:07:08
「しかし、フェンディル……?」
#イクスラーゼ
00:07:13
「あ、ジーク。今どうせお前も知らないだろって顔したね?」
00:07:16
「したよね?」
ジーク
00:07:27
「ほう、じゃあ説明してもらおうか」
#イクスラーゼ
00:08:11
「説明しよう!」 立ち上がり、ジークに指をつきつけた。
00:08:17
「フレイオン・フェンディルとは!」
00:08:36
「《大破局》の時、フェンディル国王であった人物のことなのだ!」
00:08:44
座り直した。
#ロイ
00:08:55
「え、それだけなのか?」
ジーク
00:08:57
「お前の頭の中で起きてたな」
#イクスラーゼ
00:09:01
「それだけだよ?」
00:09:19
「あたしの頭の中にフレイオン王が……!?」 がーん。
ジーク
00:09:41
「……で、その当時フェンディル国王だったフレイオンってやつが、一体どうしたんだ?」
00:09:47
ロイに向き直って
#ロイ
00:09:48
「ああ」
00:10:15
「《大破局》では、人族世界がほぼすべて危機に陥ったんだが、それはこのフェンディル王国の周辺も例外ではなかったんだ」
00:11:04
「隣国であるアウリカーナ共和国は崩壊し、ダーレスブルグも劣勢、彼らに助力を求めることも出来ず、フェンディル王国も陥落は間近だと思われていた」
ジーク
00:11:47
「そんなにもヤバかったんだな、大破局って」 単語と、なんか凄い出来事だったということしか知らないのでコメントも頭が悪い
#ロイ
00:12:40
「アウリカーナ共和国の一都市であったルキスラは、なんとか蛮族たちに劣らず戦線を保っていたが、そちらへ増援を要請することも難しい状況だったそうでな」
#イクスラーゼ
00:12:49
「ちょーヤバいらしいよ」
ジーク
00:13:33
「へぇ……でもこの国はきちっと残ってる」 鋭い視線をロイへ向ける
#ロイ
00:14:01
「四面楚歌、救援を求めることも出来ないフェンディル王国が、どうやって細い糸を手繰り寄せ、生き延びることが出来たのか」
00:14:25
「大破局の後、フレイオン王はこう語っているんだ」
00:15:08
「『あやつと共にあれば、まるで未来が手に取るように分かるのだ』とね」
ジーク
00:15:19
「……ッ」
00:15:38
「その……あやつってのは」
#ロイ
00:16:19
「当時、彼の信頼を一身に受けていた大臣のことだと言われている」
#イクスラーゼ
00:16:39
「……あ、その話前に先生から聞いたことある気がしてきた」
ジーク
00:17:05
「大臣っていうと、なんか腹の膨らんだオッサンを想像すっけど、どういうやつだったんだ?」
#イクスラーゼ
00:17:35
「それがね、分からないんだって」
ジーク
00:17:50
「判らない? そんな有名なやつだったのにか」
#イクスラーゼ
00:17:56
「ブンケンが殆ど残っておらず、そういう人物が存在していた、ということしか分かってないの」
#ロイ
00:18:08
「そうなんだ。奇妙なことにね」
ジーク
00:18:29
「じゃ、種族もわからなきゃ性別もわかんねえの?」
#ロイ
00:18:53
「ああ。だが、どうやら人に姿を見られるのは好まなかったらしくてね」
00:19:18
「常にローブを身に纏い、フードを目深に被った細身の人物だったそうだ」
ジーク
00:19:33
「ふぅん……」 腕を組んで
00:19:53
「……そのフレイオンってやつが言ってたコトは、もし”同じ”なら納得いくよ」
00:20:30
「俺も、確かに近い未来を垣間見た」 ほんとかどうかはさておいてな
#ロイ
00:21:10
「そして、それを変えたいと願ったら、その未来を回避する術を得た……か」
#イクスラーゼ
00:21:36
「うーん、確かにそっくりな話だね」
ジーク
00:22:07
「……フレイオンは未来を見ては改竄して、細い綱渡りを続けていたのか……?」
00:22:55
「もし事実だとすると、ルーはその大臣ってやつと同じ力を持ってることになる」
00:23:50
「まあ、あいつがその大臣っつーのは……ないか」 雰囲気がぜんぜん違う
#ロイ
00:24:32
「その可能性はない、とは言えないな」 >未来改竄
00:24:56
「……というよりも、そうでもしなければ大破局の劣勢をひっくり返すことなど出来ないはずだ」
ジーク
00:25:27
「そう……だな」
#イクスラーゼ
00:25:40
「まあルーたんは大臣ってガラじゃないよねえ」
00:25:54
「あ、でもあと数年もすれば知的寡黙レディーになったり……?」
ジーク
00:25:57
「俺も国王ってガラじゃねえけどな」
#イクスラーゼ
00:26:05
「絶対ないね!」
ジーク
00:26:16
「ねえよ。あんなふわっとした雰囲気の女がそうコロっと変わるかってんだ」
#イクスラーゼ
00:26:38
「いやいやジーク……女ってのはね、変わるものなんだよ」
ジーク
00:27:03
「……お前も?」 訝しげな目で
#イクスラーゼ
00:27:19
「あたしは変わってないけど、変わった例は身近にいるし」
#ロイ
00:27:34
「…………」 ロイは真剣な表情で考えこんでいる。
ジーク
00:28:01
「そんなもんか。……ま、自然と変わるならそれはそれでいいさ」
#イクスラーゼ
00:28:36
「うわあジークが真面目モードだ……」
ジーク
00:28:52
「おい、俺がいつ不真面目だった」
#イクスラーゼ
00:29:16
「いつも」
ジーク
00:29:41
「……俺は日々マジに過ごしてるつもりなんだけどな。手ェ抜いた日なんてねえよ」
#イクスラーゼ
00:30:12
「そっかそっか。それはごめんごめん」
ジーク
00:30:32
「ま、いいさ。お前が見て不真面目に見えるってコトは、俺もまだまだやり方がヌルいってことだろ」
#ロイ
00:30:58
「大臣とルーベルリアさんに共通点がない場合は、共通する点はこのフェンディルという地だが……」 ぶつぶつ。
ジーク
00:31:06
「実際実力不足はヒシヒシ感じてるんだ。戦うしか脳がねえ男が力で負けてちゃどうしようもねえ」
#イクスラーゼ
00:31:13
「あたしの言葉なんて真に受けちゃ駄目だってばー」
ジーク
00:31:22
「……って、ロイさん? マジで思考モードはいってんな」
#ロイ
00:31:54
「……ん、ああ、すまない。まさかこんな所で、そういう話を聞けるとは思っていなくてね」
00:32:05
「もし解明することが出来れば、歴史的大発見どころの騒ぎじゃない」
ジーク
00:32:15
「俺の話がアンタの興味と合致してくれて助かったよ」
#ロイ
00:32:30
「はは、言ったろう。大体どんな話でも興味を持つってさ」
#イクスラーゼ
00:32:40
「でもあたしの話には興味持ってくれないよね」
#ロイ
00:32:45
「ははは」
ジーク
00:33:13
「そうみたいだ。でも、論文にまとめる時には俺に断ってくれよ。ルーも俺も、他人事じゃねえんだからさ」
#イクスラーゼ
00:33:13
「うーん……」 ジークをまじまじと見て。
#ロイ
00:33:28
「その時は是非頼りにさせてもらおう」
ジーク
00:33:38
「どうした、イクス? 何だまじまじと……俺に稽古でもつけてくれんのか」
#イクスラーゼ
00:34:01
「あたしが人にものを教えられると思う?」
ジーク
00:34:12
「俺をボッコボコにしてくれるだけでもいい経験だぜ」
#イクスラーゼ
00:34:16
「やるとしても、スパルタ実戦やりまくり教室くらいだよ」
00:34:26
「していいの?」
ジーク
00:35:05
「ちょっと、実力を挙げるためなら貪欲になんでもやりたい気分なんだ」 一歩間違えたらコークルとルーを失っていたと思えば、その程度じゃ足りない
00:36:04
「でも、なんかそれとも違う事を言おうとしてたんだろ? 一体なんだ」
#イクスラーゼ
00:36:05
「ふーん。じゃあセンセーとオルハが許可くれたら、やろっか。あたしも最近決まった相手としかやってなくてさー、超バトルしたい気分だったんだよね」
ジーク
00:36:20
「お、いいぜ。いくらでも乗ってやるよ」
#イクスラーゼ
00:36:51
「ううん、大体こんなような話だよ。実力不足って言ってたけど、オルハは教えてあげてないのかなーと思って」
#ロイ
00:37:02
「そこで俺に許可を求めるのか……」
#イクスラーゼ
00:37:10
「だってほら、ねえ?」
#ロイ
00:37:32
「まあ、構わないだろう。こちらに支障がない程度にしてくれれば、な」
ジーク
00:37:37
「オルハ先輩にも稽古はつけてもらってるよ。蹴り技もなんだかんだでオルハ先輩譲りだしな」
00:38:09
「ま、あっちもあっちで教えるっていうより斬って殴って覚えろって感じではあった」 つまり大差ないってことだ
00:38:15
「んで、それがどうかしたのか?」
#イクスラーゼ
00:38:37
「そっかそっか。ううん、それだけ。何でもないよー」
ジーク
00:39:04
「……ひっかかる言い方だな。らしくもない」
00:39:30
「じゃ、ロイさん。折角だし連絡先交換しておかねえか?」
#イクスラーゼ
00:39:45
「うーん、そう言われると」 そうなんですが。
#ロイ
00:40:08
「ああ、構わない。これが俺の連絡先だ」 ぱっと通信機の番号をメモして渡した。
ジーク
00:40:33
「サンキュ」 ビスビス、と高速で打ち込んで、連絡を一発送っとこう。わんぎり
#ロイ
00:40:47
「手馴れてるなあ……」
ジーク
00:41:05
「最近、女の子とよくやるようになってさ」 誰かなんていわない。
#イクスラーゼ
00:41:51
「浮いた話ですか」
ジーク
00:42:04
「残念だけど、妹みたいなもんだ。ルーと一緒だな」
#イクスラーゼ
00:42:31
「と供述しており、詳しい動機は不明です」
#ロイ
00:42:43
「変な言葉を付け加えるんじゃない」
ジーク
00:42:50
「言ってろ」 苦笑して
#イクスラーゼ
00:43:01
「まあ、なんだね」
ジーク
00:43:04
「じゃ、イクスと手合わせしたいときも含めてアンタに連絡するよ」 と、ロイへ
#イクスラーゼ
00:43:22
「いやそれはあたしに直接連絡すればいいじゃん……」
ジーク
00:43:29
「えっ」
#イクスラーゼ
00:43:39
「え?」
ジーク
00:43:58
「……通信機もってんの?」 何か持たされてない子供かと
#ロイ
00:44:00
「いくら俺が雇い主だからといって、保護者な訳じゃあないんだけどな」 苦笑した。
#イクスラーゼ
00:44:18
「持ってるよ。毎日のようにメールしてるよ」
ジーク
00:44:26
「どうも俺、アンタがイクスの兄みたいに見えててさあ」
#ロイ
00:44:45
「そんなつもりはないんだけどなあ……」
ジーク
00:44:51
「いいだろう。俺が相手になってやる」 イクスとも連絡先を交換しとこう
#イクスラーゼ
00:45:26
「最近オルハにメールしても『うん』『面倒』『おやすみ』しか返ってこなくて寂しかったんだよね」
ジーク
00:45:57
「ッハハ……」 俺はちゃんと返してあげよう
#イクスラーゼ
00:46:25
「あ、また話が逸れたけど、うーん、なんていうかな、さっきの話はさ」
ジーク
00:46:46
「んん?」 イクスに連絡先を交換した後、ちらと視線を向け
#イクスラーゼ
00:46:53
「一回オルハを完膚なきまでにぼっこぼこにして、本気出せよおらーって言えばいいと思うよ」
ジーク
00:47:33
「お前な。一度勝ちはしたけど、普通にやっても勝てるかどうかわかんねーぞ?」
#イクスラーゼ
00:47:56
「がんばれ」
ジーク
00:48:04
「だが乗った」 不敵に笑って親指を立てる
#イクスラーゼ
00:48:21
「その意気やよし。あたしも協力しよう」
#ロイ
00:48:36
「彼女も不憫だなあ……」 しみじみ。
ジーク
00:48:53
「良し良し。んじゃ、またな」
#ロイ
00:49:02
「ああ、またな」
#イクスラーゼ
00:49:07
「まったねー」
ジーク
00:49:27
ぴっと手を振って、その部屋を後にする
GM
00:49:36
 
00:50:09
その後、君はミックとアンネリースの研究室へと足を伸ばす。
00:50:44
丁度オルハと二人の話合いも終わる所だったようで、君からも直接新しい武器についての話を軽く交わした後、オルハと共に魔動機院を後にした。
00:51:49
〈明けの明星亭〉に顔を見せるだけ見せてから、君はその日は郊外の屋敷へと帰るのだった。
00:51:50
 
00:51:52
 
00:51:54
お疲れ様でした。
ジーク
00:52:02
俺たちの戦いは
GM
00:52:16
これからだ!!
ジーク
00:52:25
お疲れ様でした。さて次は
GM
00:52:59
掃除するね。
ジーク
00:53:03
判った。
発言統計
ジーク195回41.1%6471文字46.3%
その他(NPC)153回32.2%3721文字26.6%
キルシー59回12.4%1879文字13.4%
クリストファー35回7.4%1177文字8.4%
GM33回6.9%742文字5.3%
合計475回13990文字