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20131020_0

2013/10/20
ブランシェ
22:24:01
あらキルシー、今日もいいシゴト、揃えてるわよ。
マシュー
22:24:39
おっ、これは美女――じゃなくてクリストファーか。ま、ちょっと付き合っていけよ。
#
22:33:41
# 
22:33:56
 
22:34:25
 
22:34:43
***王都ディルクール 魔動機院***
22:34:54
 
22:34:56
 
22:36:44
空が蒼から朱のグラデーションに染まる頃合い。
22:44:16
昼間は魔動機の試運転などが行われている庭は、撤収作業が行われていたり、あるいは中断の為に布がかけられてそのまま置かれている魔動機などがあったりする。
22:45:21
勿論、魔動機の灯りを点けてそのまま作業を続行している魔動機師達もいるが――
22:48:03
そういった様子を横目に、クリストファーは門をくぐり、庭を横断して魔動機院の玄関へと向かう。
22:49:44
魔動機師ではない彼がわざわざこんなところへやって来たのは、賦術に使うマテリアルカードを購入する為だ。
クリストファー
22:51:41
「……さて、ちょっと遅くなっちまったな。まだ営業やってりゃいいが」 ひとりごちつつ、ホールへ踏み込んでカードの販売コーナーへと向かう。
# 
22:53:19
院内の看板を頼りに販売コーナーへ足を運んだクリストファーはそこのカウンター前で見覚えのある男を見かける。
キルシー
22:54:08
「……これでいい」 チャリ、とカードの代金を店員に渡しているところだった
クリストファー
22:55:02
「――ン」 あれは。
22:55:45
「よう、キルシー」 奇遇だな、と続きそうな調子の挨拶。
キルシー
22:56:08
「……む」 そちらに気付く
22:56:41
「……難儀なものだな。解散と言って分かれた筈が、数時間後に再び出会うとは」
クリストファー
22:58:30
「別に困ることじゃないだろ」 苦笑浮かべつつ。 「出発は明日なんだし、それまでの間に準備済ませようと思えば、そりゃ行く先も被るさ」
22:59:03
キルシーにそう言うと、店員に購入したいカードを告げ、代金を渡し。
キルシー
22:59:52
「……それはそうだがな」 難儀というのは、なんとも微妙な表現ではあったのに間違いはない
23:00:35
「……」 カードを購入しているところを見て 「それにしても……賦術を使うようになっていたとは、な」
23:01:36
(発言消し消し
23:03:23
「……」 カードを購入しているところを見て 「案外、渋々と仕事を請けた割には小まめなのだな」
23:03:25
こっちです
クリストファー
23:05:14
「そりゃ、受けた以上はな。準備怠って困るのは、周りだけじゃなくて自分自身もだぞ?」
キルシー
23:06:05
「……そういうところはしっかりしているのだな」
クリストファー
23:06:16
「特に今回のは、何が出てくるか知れたもんじゃないしな」
23:06:55
「石橋でも叩いて渡りたいだけさ」 何処か自嘲気味に。
キルシー
23:07:16
「……《適応種》の可能性、か」 あまり良い思い出はない
23:08:02
「……」 何故この男は此処まで自分自身を低く見ているのか
クリストファー
23:09:00
「ああそうだ、お前、晩飯はどうする」 玄関口へ向かって歩き出しつつ。
キルシー
23:09:52
「……ン」 思ってもいないようなことを訊かれたので一瞬考え 「家で作って済ませるつもりでいたが……」
23:09:58
クリスに並んで歩き
クリストファー
23:11:56
「行きつけの飯屋があるんだが、一緒にどうかと思ってな」
キルシー
23:13:05
「……一緒に、か」 院生時代にもそんなことは全くなかった故に、慣れない誘いへの躊躇いを感じたが
クリストファー
23:13:32
「まあ、気が進まないってんなら別に無理にとは言わないさ」
キルシー
23:13:39
「……いや、構わん。後は家で銃の調整を行うぐらいだったのでな」
クリストファー
23:14:07
「ン。よし、んじゃ決まりだな」
キルシー
23:14:43
「ああ」
# 
23:14:49
 
23:14:50
 
23:14:56
 
23:16:30
――程なくしてクリストファーの行きつけだという店に到着する。
23:16:59
特に目立った特徴もないありきたりな飲食店だが、雰囲気はそう悪くはない。
23:19:35
クリストファーはメニューを把握しているのか、メニュー表も見ずにさっと注文を済ませてお冷を口にしている。
キルシー
23:20:33
「……オムライスセットを一つ」 メニューをぱらぱらとめくり、店員に注文する
クリストファー
23:22:09
「……」 おむらいす……。 「お前こう、意外と……でもないか、がっつりステーキ定食とか頼むタイプでもないしな」
キルシー
23:23:02
「……食が細くもなければ大食いでもない。これぐらいが適度でいいだろう」
23:23:41
「ステーキ定食ならジークがお似合いだ」
クリストファー
23:25:37
「だな」 くく、と笑い。 「ま、あいつこそ意外と、朝とか昼から重いモンは勘弁、とか言ってた気がするが」
キルシー
23:26:27
「……昼は別に構わないと思うが。相変わらず良く分からん男だ」
クリストファー
23:28:04
「あいつは……俺もよく解かんないとこはあるが、まあ、それは置いといてだ」
キルシー
23:28:39
「……」 一瞬眉を潜め 「……俺に何か話でもあるのか」
クリストファー
23:29:51
「ああ、まあな」 どう切り出したものかな、と思いつつ。 「お前の……例のあの武器、出来上がっただろ」
キルシー
23:30:30
「…………」 何となくそんな気はしていたが 「……ああ、あんなに早く出来るとは思っていなかった」
クリストファー
23:32:23
「まあ……お前も、自分でも解ってるだろうが……まだ、近接戦闘をやろうだなんて思うなよ」
キルシー
23:33:33
「……そんなことは言われなくても分かっている」 自覚しているだけに、更に他者から言われるといい気がしない
クリストファー
23:36:40
「一応、念を押しときたかったんだよ。武器は出来ちまったから、どうしてもこう、気持ちが逸るとこはあるかもしれないからな」
キルシー
23:37:41
「馬鹿か、わざわざ出来もしないことを敢行して醜態を晒すつもりなど毛頭ない」
23:38:23
「……そんなことでまた、同じようなことを繰り返すつもりも、な」 毛頭ない、の並列に加える
クリストファー
23:42:03
「切迫した状況になったりすりゃ、使えそうなモンは使いたくなっちまうからな……まあ、解ってるならいいんだ」
キルシー
23:42:44
「……ふん」 えらく信用されていないようだな、と思いつつ
23:43:49
「そういうアンタこそ……そうやってすぐに他者の心配をする割に、自分のことを疎かに扱う癖をどうにかしたらどうだ」
クリストファー
23:45:06
「おいおい、俺のどこが自分を疎かにしてるってんだよ」
23:46:27
「だいたい、今の話だって俺の為だぞ。まだ教えてる途中の技術で失敗して、俺の所為にされちまったら堪らないからな」 はは、と笑う。
キルシー
23:47:24
「……」 顔を顰め 「……違うな」
クリストファー
23:48:47
「何も違わないって。嘘偽りない本心だぞ」
キルシー
23:51:53
「……アンタの言葉には“逃げ道”を感じる。すぐに自分の身を言い訳にして、何かを避けようとしている」
クリストファー
23:54:00
「……」 返答に窮したのか。少し押し黙る。
キルシー
23:54:32
「…………」 その様子を見て 「……いや」 首を横に振り
23:55:22
「俺が口を出すことではないな……忘れろ」
クリストファー
23:58:08
「……お前の見立ては間違っちゃいないよ。何事にも逃げ道作っとかなきゃ気が気じゃない。そういう弱い人間なのさ、俺は」
23:58:58
「――ま、この話はここまでだな。頼んだ飯もそろそろ来そうだ」
キルシー
23:59:09
「……」 そうやってまた、と思うが。これ以上はいいか、と
23:59:34
「……ああ。食事を不味くするつもりはない」 変な話でな
2013/10/21
00:00:34
「……ともあれ、エレディアの時のような無理をするつもりはない。それだけは信じて貰って構わん」
クリストファー
00:02:52
「ああ、解った。それなら俺も少しは安心して仕事が出来る」
キルシー
00:05:50
「……さて」 店員が自分の前にオムライスが乗ったお皿を置いていった
00:06:14
同じようにクリスの前にも料理が来たのを見て
クリストファー
00:06:51
此方にはパスタが置かれている。
00:07:41
「んじゃ、頂くとするかね」
キルシー
00:07:41
「先輩であるアンタが気に入る店の味を、確かめさせてもらうぞ」 そう言って、オムライスの端から手を付け始めた
クリストファー
00:08:32
「はは、後輩君の口に合うといいんだがな」
# 
00:09:06
 
00:09:08
 
クリストファー
00:09:13
お疲れ!
キルシー
00:09:24
おつかれ!お付き合い感謝!
00:09:31
てったいじゃー
エリック
00:09:33
ふん、キルシー、君にしては上出来だ。次もせいぜい頑張りたまえよ。
クリストファー
00:09:39
誘ったのはこっちだからこっちのセリフだよ! 感謝!
ミック
00:09:42
あ、クリストファーくん……あの、い、いや、なんでもないよ。
発言統計
キルシー39回43.3%1209文字43.9%
クリストファー31回34.4%1067文字38.7%
その他(NPC)20回22.2%478文字17.4%
合計90回2754文字