文字:

20131008_0

2013/10/08
SYSTEM
22:23:44
ジーク様が入室しました。
SYSTEM
22:23:47
GM様が入室しました。
SYSTEM
22:33:43
フロレンツィア様が入室しました。
フロレンツィア
22:33:48
よっこら。
22:36:42
 
22:36:43
 
22:37:19
中継塔の定期検査の依頼を終えて、ジークたちが帰還してから2,3日が経った頃
22:38:05
ディルクールという都会の街に慣れない様子のフロレンツィアも、どうにか若干ではあるが街の様子に慣れ、〈明けの明星亭〉周辺であれば1人で出歩く事も出来るようになった。
22:38:42
そんな折、気味は新しい仲間との交友を深めるつもりで、何気なくフロレンツィアを誘い、何処かでゆっくりと話すことにした。
22:39:58
提案した場所が郊外の屋敷――すなわちジークの家であった事にフロレンツィアは不信の目を向けてきたが、ルーベルリアも屋敷に居るということで、渋々承諾することになった。
22:40:45
現在、君の家の客間で、フロレンツィアと2人、ルーベルリアが淹れてくれた紅茶とテーブルを挟んで対面している。
22:40:56
対面する相手の顔は――険しい。
ジーク
22:42:06
「……なんでそんな顔してんの?」 若干の心当たりを感じつつも、とりあえず紅茶を一口含んで問いかける。
フロレンツィア
22:43:23
「説明しないと分からないのかしら。普通、知り合ったばっかりの異性を家に誘うとかしないと思うんだけど」
22:43:37
「ルーも紅茶を淹れてくれた後何処かに行っちゃったし」 家事にいきました。
ジーク
22:44:06
「え、そんなもんか? うーん……いまひとつわかんねぇなあ」
フロレンツィア
22:44:16
左右それぞれ肘を掴むような形で腕を組んで、不信感に満ちた目を向けている。
ジーク
22:44:20
ぽりぽりと頭をかいて苦い表情を浮かべる
フロレンツィア
22:45:02
「みんなに聞いてみなさいよ。きっとおかしいって答えるから」
ジーク
22:45:42
「俺さぁ、町の中って良くわかんなくて。大体、他人との付き合いってやり方がわかんねぇんだよな」
フロレンツィア
22:46:21
「それにしたってこれは突拍子も無さ過ぎ。まぁ……結局付いてきたあたしもあたしだけど」
ジーク
22:46:29
「買い物とかは良くいってたから、そういう場所は頭に入ってんだが……お、紅茶の淹れ方上手くなったな」 ずず、と間を持たせるように茶をすすり
22:46:51
「ははは」 >結局ついてきたけど
フロレンツィア
22:47:14
「はははじゃないわよ……もう」 言いつつ、しょうがないので紅茶を啜る。 「……美味しい」
ジーク
22:47:23
「ま、ゆっくりしてくれよ。場所自体は街から離れてて、すっげえ静かだし、気は休まるよ」
フロレンツィア
22:48:27
「確かに街の煩さはないけど……ね」
22:48:37
「で、あたしに何か話したいことがあったから呼んだんじゃないの?」
ジーク
22:48:41
「だよな。ルーは日に日に……ていうより、やり方を思い出すみたいに上手くなってる。多分、昔やってたんじゃないかな」
22:49:02
「え? ああ、折角だし色々と」 >話したいこと
フロレンツィア
22:49:18
「中継塔に向かった時も、やたら詳しかった感じよね。ぼーっとしてそうなのに、案外物知りでびっくりだわ」
ジーク
22:50:25
「あいつのことは、おいおい考えないとなあ……ま、今はいいか」
22:51:09
仕切りなおすようにして、居住まいを正す
フロレンツィア
22:52:10
「おいおいって……一緒に暮らしてるのに適当ね」
ジーク
22:52:24
「話っていうか、色々聞きたいことはあってさ。アンタの狩りの仕方とか、集落のこととか、アンタの親父の腕とかさ」 話したいことではあるけど、それはそれで、本題ではないと言う様に言う
22:53:48
「ただ、まあちょっと……アンタの意見を聞いてみたくてさ」
フロレンツィア
22:54:08
「ふむ……まぁ、そのくらいならいいけど」
22:54:13
「意見? 何についての?」
ジーク
22:55:27
「あのさあ、俺って、そんなに信用ならねえかなあ」 困った顔でボヤく。フローラに信用されてないか? というニュアンスではなく、全体として、だ
フロレンツィア
22:56:23
「いきなり異性を家に誘うという所はまったく信用出来ない要素ね」
22:56:36
「まあ、そういう感じじゃないみたいだけど」
ジーク
22:56:40
「……」 机に突っ伏しつつ
フロレンツィア
22:57:15
「別に、他の人たちも君のことを信用してないっていう印象は受けなかったけど、どうして?」
ジーク
22:57:31
「いやほら、なんつーの。あの宿の連中みんな、なんか一抱えしてそうで、どいつもこいつも一線引いてるような感じでよぉ」 どこか情けない声で言う
22:58:41
「よく、わっかんねーんだよな」 低く唸る
フロレンツィア
22:59:43
「人それぞれ、抱えてるものはそりゃああると思うけど……」
22:59:52
「それを話してくれないのが分からない、って_」
ジーク
23:01:48
「ひとづきあい、っていうと、ああいうもんなのか?」
フロレンツィア
23:02:28
「……街の人間がどうかはあたしもよくしらないけど」
23:02:56
「少なくとも、出逢って間もない人間にぺらぺら何もかも話す程単純な人は早々いないと思うわ」
ジーク
23:03:07
「別に、何でもかんでも言って欲しいわけじゃあねえよ?」
23:03:33
「話したくないこともあるだろうし、俺だって赤裸々にしたいわけじゃねえんだ」
23:04:08
「でも、何でもいいから頼ってくれたっていいじゃないか。俺たち、仲間だろ?」
23:04:56
「俺には大層な悩みとか、苦しみはないさ。いいやつに拾われたと思う。だから、その分何かを背負ってやれると思うんだ」
フロレンツィア
23:05:27
「びっくりするほど単純なのね……君……」
23:06:23
「一口に仲間って言ったって、何処で線引きするかは人それぞれだと思うし、何処まで頼るべきかっていうのだって十人十色でしょ」
ジーク
23:07:55
「そんなもんかな……」 あまり理解できていないような顔で頷く
フロレンツィア
23:08:39
「でも、それは別に君が信用されてないって訳じゃないと思う」
23:09:14
「宿の人たち……マシューはともかく、クリスにキルシーにオルハなんかは、特にそういう所気難しそうな性格してるし」
ジーク
23:09:36
「大体全員気難しいっつってんぞお前」
フロレンツィア
23:09:37
「ジークフリートだけじゃなくて、ママンとかルーにだって同じように頼りすぎはしないでしょ」
23:09:43
「だって実際そうじゃない?」
ジーク
23:10:31
「どうだろ。俺、仕事の話だったらマスターにべったり頼りそうだし、ルーにも治癒だの家事だの、最近は頼りきりになっちまってる」
23:11:02
「ああ、そういう意味ではそうか。頼るところは頼るけど、そうじゃないところは頼らない。そういうことか?」
フロレンツィア
23:11:45
「それが普通じゃないの? パパだって、家事はあたしに頼りっきりだったけど、族長としての仕事は全部1人でこなしてたし」
ジーク
23:12:20
「あれ? じゃあ俺の場合、どういうときに頼られるんだ?」
フロレンツィア
23:12:21
「長年一緒に居る家族だってそうなんだから、君たちなんてお互い何でも頼りっぱなし、なんて事にはならないでしょ」
23:12:35
「それはまぁ……戦いの時とかじゃないの?」
ジーク
23:13:19
「戦い、か。……やっぱ、腕っ節ぐらいしかないよなあ」 うんうん、と自分で頷き
23:13:47
「立派になりゃ、オルハ先輩への恩返しにもなるか」
フロレンツィア
23:14:04
「そもそもあたしはジークフリートの事をよく知らないし、それ以外答えろって言われてもぱっとは思いつかないわね」
23:14:14
「恩返し?」
ジーク
23:15:15
「俺のことか? そうだな、ルーに任せてはいるけど、家事は得意だぞ。拾ってくれた女一人を世話してたし、そこそこ自信がある」
23:15:32
「ああいや、俺を冒険者に誘ってくれたこと、かな。結構、これはこれで楽しい」
23:16:36
「後は狩りとかできる。後、怪我病気で困ったことがあって、薬師の勉強もしたからそこそこ使えると思うけど」
フロレンツィア
23:16:47
「でも家事なんて別に頼る必要もないしね……。っていうか一緒に暮らしてない限り頼る事とかありえないし」
23:17:19
「狩りと薬品学ならある程度あたしもできるし……」 頼る所がないわ。
23:17:29
「オルハに誘われたのね。何か意外だわ」
ジーク
23:17:33
「……」 フローラのコメントに突っ伏した
フロレンツィア
23:17:51
「いやまぁ……他の人からは頼りにされることもあるんじゃない?」 多分。
ジーク
23:17:58
「え、何で意外なんだ?」
23:19:48
「さっきも言ったように、この間キルシーに頼られたぐらいでほかはちっともねえよ……」 急に気分が沈んできた
フロレンツィア
23:20:04
「新人勧誘とかしそうにない感じじゃない?」
ジーク
23:20:07
「やっぱ、俺がまだまだ弱いからしかたねえんだろうけどなあ」
フロレンツィア
23:20:22
「……あの人に頼られたんなら、それで現状十分だと思うけど」
ジーク
23:20:44
「ああ、オルハ先輩が意外ってことか。どうなんだろ、確かにそんなイメージじゃねえな」
23:21:20
「誘われた理由は今でもよくわっかんねえけど。とりあえず期待されたら応えるのが筋だろう」
フロレンツィア
23:21:29
「君はまぁ、誘われて面白そうなら軽く付いていきそうだから意外でもなんでもないけど」
23:21:48
「やっぱり単純だわ……」
ジーク
23:21:51
「べ、べつになんでもついていったりしねえし」 声が震える
フロレンツィア
23:22:15
「欠片も信用できないわねその台詞……」
ジーク
23:22:37
「よくわかんねえやつにはついていかねえよ」
フロレンツィア
23:23:24
「子どもかっていうのよ……」
ジーク
23:23:33
「……」 ことばもない
23:23:57
「なんつか、まあ、そういうことが聞いてみたかったのさ」 撃沈した様子で
フロレンツィア
23:24:52
「それを面子の中でも一番出会って間もないあたしに訊く辺り、君ってホント馬鹿だわ」
ジーク
23:25:18
「え、そうか? お前は、飾らずに本音で喋ってくれるからいいかなって思ったんだけど」
23:26:14
「変に誤魔化さないし、きっちり言うこと言うだろ。それに、一番周りを見てるかなって思ってさ」
フロレンツィア
23:26:24
「何か馬鹿にされた気分だわ……。別にアタシだって、何でもかんでも開けっぴろげに言う訳じゃないわよ」
23:26:42
「周りなら、ママンとかオルハの方がよっぽど見てるんじゃないかしら」
23:27:06
「いや確かに物珍しさにディルクールできょろきょろしまくってたっていう意味では周りは見てたけど……」
ジーク
23:27:28
「そうかなあ……オルハ先輩にしろマスターにしろ、なんか視点が高いっていうか」 なんていうの。保護者みたいな?
フロレンツィア
23:28:04
「高い場所からなら、より遠くまで見通せる気がするけど」
ジーク
23:28:31
「ま、いいじゃねえか。あの二人より、俺はアンタを頼りたかったんだ」
フロレンツィア
23:29:47
「そ……。まぁ、それはいいけど」
23:30:12
「とりあえず、信用されてないとか、頼られてないとかは気にしなくていいと思うわよ」
23:30:22
「そもそもそんな段階にまで来てない、っていうのが正解だと思うから」
ジーク
23:31:05
「むー……やっぱり、俺に必要なのはさし当たって力だな。今までロクに練習とかしてなかったツケか」 
23:32:16
「クリス先輩とか、オルハ先輩とか、カッケーよな。キレイっていうか」
フロレンツィア
23:32:22
「どうかしらね……。そんな単純なもので頼って貰えるほど、単純な人たちばっかりには見えないわ」
23:32:33
「二人共確かに顔は整ってるけど」
ジーク
23:32:41
「えぇー……じゃあどうしろっていうんだ?」
フロレンツィア
23:33:06
「知らないわよ……。あたし、人に頼られることをそこまで真剣に考えたこととかないし……」
ジーク
23:33:32
「んでも、アンタは頼られてたよ。集落で、しっかりした存在感もあったし」
23:34:07
「あー、考えるの面倒臭ェー! とにかくなんもかんもうっちゃって訓練してるほうがマシだ!」 がりがりと頭をかいて
フロレンツィア
23:35:00
「君たちにとってはエレディアの案内人。アクアケイドのみんなにとっては族長の娘なんだもの。当たり前でしょ」
ジーク
23:35:17
「そんなもんかー」 はー、すげえなー
23:36:45
「やれやれ。とりあえず、色々足りないのはわかったから収穫か」
フロレンツィア
23:36:46
「ふむ……そう考えると」
23:37:08
「素直に、“冒険者”として頼られる存在になることを目指せばいいんじゃない?」
23:37:15
「今の君は、〈明けの明星亭〉の冒険者なんでしょ」
ジーク
23:37:31
「あー」 盲点だった
フロレンツィア
23:38:00
「それだけなら、仕事をきちんとこなしていけば自然とそうなっていくでしょうし」
23:38:16
「宿の人たちに仲間として頼られるにはどうしたらいいかも、その内に見えてくるかもしれないわよ」
ジーク
23:38:53
「そう、だな……。うし、そんな風にがんばるか」
23:41:27
「サンキューな、色々相手してくれてよ」
フロレンツィア
23:42:01
「ま、この紅茶のお礼ってところね。淹れてくれたのルーだけど」
ジーク
23:43:14
「アイツも大体このウチに居るから、また飲みたきゃルーに頼むといい。宿でも手伝いでやってるし」
フロレンツィア
23:43:57
「流石に紅茶を飲むためだけにここまで歩いて来ようとは思わないわ」
ジーク
23:45:05
「はははっ、違いない」 ここすげえ遠いからな、と笑って
フロレンツィア
23:46:09
「笑う所じゃないっていうのよ……」
ジーク
23:47:31
「ま、折角そんな遠いところまで来たんだ。もうちょっと色々聞かせてくれよ。なんだったら話してもいいぜ?」
フロレンツィア
23:48:29
「まぁ……ディルクールを回るのも疲れたし、今日は話に付き合ってあげてもいいけど」
ジーク
23:49:16
「オッケ。んじゃ、集落のこととかだけど――」 興味の尽きないことを、とりとめもなく聞き始める
フロレンツィア
23:49:54
 
23:49:55
 
23:50:14
その後、しばらく取り留めのない雑談が続き、気付けば日が暮れる時間となっていた。
23:50:42
ジークフリートはルーベルリアと共にフロレンツィアをディルクールまで送り届けてから、街で軽く買い物をして、帰路に付くのだった。
23:50:43
 
23:50:44
 
23:50:48
こんなところかな。
ジーク
23:50:53
はーい
23:50:56
ありがとうございました。
フロレンツィア
23:51:15
ありがとうございました。
23:51:17
おつやで~
23:51:19
てったいたい。
SYSTEM
23:51:21
フロレンツィア様が退室しました。
SYSTEM
23:51:28
ジーク様が退室しました。
発言統計
フロレンツィア80回56.3%2486文字53.0%
ジーク62回43.7%2207文字47.0%
合計142回4693文字