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20131006_0

2013/10/06
SYSTEM
21:39:14
キルシー様が入室しました。
SYSTEM
21:39:39
クリストファー様が入室しました。
キルシー
21:40:14
 
21:40:16
 
21:42:34
エレディア大三角州から帰り、彼の地で起きた事を〈明けの明星亭〉の店主であるブランシェに報告してから2日が経った。
21:44:27
事がどう運ぶかなどの動きは流石にまだ見られないが、フロレンツィアの寝床に関しては「ウチに泊めたらいいじゃない」というブランシェの一言ですぐに決まった。
21:45:16
そんなこんな、また一人の仲間が増えたばかりの〈明けの明星亭〉。
21:46:06
依頼も貼られていない夕暮れ時、珍しく店内にキルシーの姿があった。
21:46:24
特に何も言わず居座っているが、どうも誰かを探している、といった様子だ。
21:47:33
「……」 店内の端で座り、頬杖をついて本を読んでいる。
21:49:01
本の表紙は魔動機文明語で書かれており、分かる人にはそれが賦術に関する本だと分かる。
21:49:27
表紙の端にはバーコードがついており、どうやら何処かの施設の借り物の様子。
クリストファー
21:51:02
と、そこへからんころん、とドアベルが鳴り。 「たーだいま、と」 何処へ出かけていたのか、クリストファーが帰ってくる。
キルシー
21:51:05
「……」 定期的に本から目を離しては、周囲を視線で見渡している
21:51:29
「……ン」 探していた男が帰ってきた。
クリストファー
21:52:27
「よ」 と。キルシーが居たので片手上げて挨拶しつつ。そのまま上の階の自室へ向かおうと。
キルシー
21:52:41
「……待て」 本をパタン、と閉じて呼び止める
クリストファー
21:53:52
「ん?」 キルシーから呼び止められるとは思っていなかったのか、少し驚いた表情で振り返り。 「何だ、どうかしたか?」
キルシー
21:54:21
「……」 トン、と指をテーブルの上に立てるように。呼び止める、という行為は彼としては非常に珍しい。
21:54:40
「……アンタの帰りを待っていたんだ」
クリストファー
21:56:56
「……」 座れってことか? 「俺の帰りを……?」 何だろう、キルシーから自分への要件というのがいまいち想像できない。
キルシー
21:57:51
「……用事がある、と言っている。立ったままも何だ、座ってくれ」 改めて言葉で言い直す 
クリストファー
21:58:04
「sorya」 よいせと相席しつつ。
21:58:07
だあ
キルシー
21:58:19
打ち直しだ
クリストファー
21:58:25
「そりゃ解るがな。ま、何か要件あるってんなら聞くが」 よいせと相席しつつ。
キルシー
22:00:05
「…………」 周囲をちら、と気にしつつ 「一つ、頼みごとがある……アンタにとっては少し面倒な要求になるかもしれないが」
クリストファー
22:01:14
「……? まあ、前置きはいい、とりあえず言うだけ言ってみろよ」 不思議そうな顔しつつ。
キルシー
22:01:52
「……」 多少言いづらそうに、間を置いてから 「……アンタに」
22:02:24
「……――剣を教えて欲しい」 真剣な表情で
クリストファー
22:03:03
「……は?」 きょとんとした顔をした。
キルシー
22:03:28
「……」 分かっていた。そういう反応になるだろうから。だから嫌なんだ
クリストファー
22:04:53
「……いや、別に馬鹿にしてるつもりは無いぞ。ただ、お前にはコレがあるだろ?」 右手で銃の形作って、バーン、と撃つジェスチャー。 「それなのにわざわざ剣っては不思議に思うさ」
22:05:03
剣ってのは、だ
キルシー
22:05:30
「それは分かっている」 銃のことに頷いて
22:05:41
「……だから、俺を立派な剣士に仕立て上げろ、などという要求じゃない。剣を使った間合いでの戦闘に慣れさせてほしい」
22:06:04
「それに伴った体術も含めて……な」
クリストファー
22:06:58
「……」 ふーむ、と微妙に考えこむ。
キルシー
22:07:23
「……やはり気は進まないか?」 考え込んでいるクリスを見て
クリストファー
22:08:46
「……まあ、近接戦闘に慣れたい理由も解らなくはない。あと、俺が選ばれた理由もな」
キルシー
22:09:20
「……ああ」 大体は察してくれたようで、説明の手間が省けた
クリストファー
22:10:44
「とはいえ、剣術の指導をした経験は殆ど無いし、俺の剣術自体も我流の部分が大きい」
キルシー
22:10:45
「今回の件、俺らはなんとか事なきを得た……だが、同じようなことがこの先起こらないとは限らん」
22:11:18
「我流でもいい。とにかく、自分の身を護れる術が欲しい」 それでも構わない、と
クリストファー
22:14:16
「……上手く教えられる保障はないが、それで構わないってんなら、な」
キルシー
22:15:44
「……恩に着る」 切実そうに 「察してくれたようだが、流石にジークのような剣の使い方は教わる気にならなくて、な」
クリストファー
22:18:21
「あいつの戦い方は独特だしな。それを置いておいても、アイツはものを教えるのはあまり得意じゃなさそうだ」
キルシー
22:19:23
「どちらかというと、感性でものを捉えているのは違いない」 教しえるのに向いてない、というのに頷き
クリストファー
22:20:29
「どっちかっていや、お前は理屈で考える方だろうしな」 そういう意味でも実際自分が適任ではあるのだろう。
キルシー
22:21:01
「ああ。先日の戦いでも精確な動きをしていたアンタの方が、より色々学ばせてくれると思ったんだ」
クリストファー
22:23:18
「あんまり過大評価しない方がいいぜ?」 苦笑気味の表情浮かべつつ。 「まあ真面目な話、きっちり学ぶなら、俺よりはちゃんとした師を持った方がいいのは間違いないぜ」
キルシー
22:24:49
「……今更道場に通って、などというのは遠慮したい。それに」  言葉を続け
22:25:29
「あまり公に知られるようなことは避けたいので……な」 先ほども周囲を気にしていたように
22:25:50
「アンタを選んだ理由はそれもある」 余計なことはあんまり話さなさそう
クリストファー
22:28:10
「……ふぅん。まあ、俺の教えに不満や限界を感じることは大いにあるだろうし、そういうことも一応頭の隅に入れとけってことさ」
22:29:41
「さっきも言った通り、俺自身、教えるのに自信があるわけじゃないしな。ダメだと思ったら、気にせず別の奴にあたれよ」
キルシー
22:30:31
「……そうやって簡単に諦めるようなら、頼みはしない」 目を伏せ、ふう、と一息
クリストファー
22:32:48
「ダメな師に早々に見切りつけんのは、諦めるのとは違うっての……。はー、まあこれ以上はいいか」
22:33:16
「空いてる日とか時間を教えろ。お前に合わせる」
キルシー
22:34:16
「ああ、こっちの空き時間は後で通信機からリストを送るが、大体時間はこのぐらいだと思ってくれ」
22:35:01
「週に一度だけ空けれない日があるが、それ以外は特に問題もない」
クリストファー
22:35:28
「あいよ。んじゃ、明日からでいいか?」
キルシー
22:36:15
「……ああ」 頷き 「場所はあまり一目につかない所がいいが……あまりそういった場は無いか」
クリストファー
22:39:24
「あー……場所か。まあ、ないこともないけどな」
キルシー
22:40:33
「……そうか。悪いが、その辺はアンタに任せる」
クリストファー
22:41:44
「ま、いいか……。あいよ、了解」
キルシー
22:42:43
「引き止めて悪かった……少しの間、改めて宜しく頼む」
クリストファー
22:44:55
「別に、構わねえよ。んじゃ、とりあえず明日、同じ時間くらいの時間に此処で待ち合わせるってことでいいな」
キルシー
22:45:28
「それで構わない」 席を立ち
22:46:26
「礼は……そのうち何かの形で返すとしよう」 先ほどまで読んでいた本を手に持ち、踵を返す
クリストファー
22:49:04
「ま、そりゃ少なくとも俺が教えたことが身についてからの話だな」
22:49:14
此方も席を立ちつつ。
キルシー
22:50:26
「出来るだけの努力はする」 そう言って 「……また、明日に」 店の扉へ向かい、外へ出て行った
クリストファー
22:51:25
「……ああ」 と答えて見送り。
22:52:21
「……はあ、やれやれ、面倒なこと引き受けちまったなあ、おい……」 ぼやいて、自室へと向かう。
キルシー
22:53:12
 
22:53:14
 
SYSTEM
22:53:16
キルシー様が退室しました。
SYSTEM
22:53:37
クリストファー様が退室しました。
発言統計
キルシー45回60.0%1479文字56.5%
クリストファー30回40.0%1137文字43.5%
合計75回2616文字